なんとなくで変わる世界。

ぼく、ずっと考えていることがあります。


常識ってどうやって作られていくんだろう?って。


壮大な話に聞こえますが、そんな大きな話ではなく、もっと身近なものの当たり前が、どうやって作られていくのかな?と疑問なんです。


例えば、クリーニングで言うと、ぼくが子供の頃は衣替えの季節にはみんな一斉にクリーニングに出していました。

厚手のコートから始まり、セーター、冬物のスーツ、布団や毛布。
順番が決まっていたんです。

洗うのが当たり前、洗わないと服がおかしくなってしまう、それが常識だったんですね。


しかし今はどうか?と言うと、これと真逆の考え方をする人がいます。


洗うと傷むのでなるべく洗ってはいけない。
着る前に洗うのがいいので、シーズンに入る直前にあらう。

ね?正反対でしょ?


理屈から言ってもおかしいんですね。
洗わなければ汚れが蓄積して、変化を起こして衣類にダメージを与えていきます。
虫に食われやすくなりますし、何より洗わなければ服が傷む。
洗うと傷むなんて信じられません。


これね、いつからこんな風に変わって言ったのか?不思議でならないんですね。


こんなことを考えていたら、あるブログが目に留まりました。

それはこんな話。



昔はみんな仕事は定時に上がっていった。
それが当たり前で残業なんてほぼしなかった。
それが、いつからか残業をするようになり、残業をするのが当たり前になっていった。

なんとなくでそんな空気感で変わっていったんだ、と。


これ、すごいなあ、と思うんですね。
そう、なんとなくなんですよ、変わるのって。
明確な理由は後からは説明がつきますが、変わっているときは明確な理由はないんです。

ただ、なんとなく、周りがそうしてるから、誰かが言ってたから、そんな理由なんですね。

最初は少数派だったのが、真似する人が増えて、いつの間にか常識になる。
気がついた時には、すり替わっているんです。


仕事ですらこんな感じて替わってくるんですから、衣類の扱いなんて簡単に変わります。
これ、裏返して見ると、きちんと伝えきれてないって事なんですよね。

子供たちに、若い人たちに。


常識だと思っているから、誰も伝えず、そのうち変な話がひろまっていくを
で、自分もそうなって行く。


昔のものが全ていいわけではありません。
中には迷信じみたものもあります。
それが、現代で変化して正しくなるのなら問題はありません、むしろいいことね。
しかし、どう聞いても理屈も合わないし、おかしな解釈に変化して行くのはやはり気持ちのいいものではありません。


なんとなくでこうなってしまった、のなら、なんとなくで変わることが出来るんじゃないか?とも考えます。
時間をかけてここまで来てしまってるので、同じくらい時間は必要かもしれませんけど。


みんな、無意識なんでしょうね。

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