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本当の話を見抜くのも仕事です。

人ってどうしても嘘をつくんですよね。
いや、嘘と言ってしまうとちょっと違うかもしれません。

話を大きく盛ったり、大げさに言ってみたり、ちょっと見栄を張ったり。


誰でも、どうしても出てしまうものなんです。
時には、何かを隠すために違う事を話してしまう人もいらっしゃいます。
また、間違った事を思い込んでしまう事もあるし、自分に都合よく考えてしまう事もあります。

誰でもあるんです。


で、僕らクリーニングの仕事でも、本当でない話って結構あります。

持ち込まれた品物を見て、いくつか質問をする事があるんですね。
やはり、お客様も落ちるか落ちないか?知りたいじゃないですか。
僕らもなるべくそれにこたえようとすると、品物を見たうえでいくつか質問をしないと判断できない事があります。

いつ付けましたか?
何を付けましたか?
前回洗ってからどれくらいたっていますか?

こんな感じで質問をしていきます。
質問は全部が汚れに関してのもの。
僕らもそれ以上の意味はないのですが、お客様はそうは思わないんですよね。


皆さん、たいてい本当の事は話してくれません。(笑)


一回しか着ていません。
一度も洗った事はありません。
何度もクリーニングに出しています。

僕らはその話を聞きな柄、品物の状態と照らし合わせていくんです。


一回しか着ていないのに、線が消えてるって変だな?とか。
襟の汚れ具合から見て、一回ってことはなさそうだな、とか。

一度も洗った事がないというけど、銅も洗った形跡があるよなあ、とか。
何度もクリーニングに出しているのかあ、でもあまりきれいではないかも、とか。

何度も言いますが、お客様の事をそれで判断しているのではなく、衣類の状態を確認しているんですね。

よく、時間が経っていると落ちづらくなる、というじゃないですか。
あれって間違いではないんですが、正しくもないんですね。
時間がたっても落ちるものは落ちるし、ついてすぐお持ちになられても難しいものもあります。

時間が経過していると、他にも見えない汚れが付いているんじゃないか?カビなどはないか?と他の事を推測する材料になるんです。


もし本当に一回しか着ていないのなら、ほぼ汚れていないと判断できますが、もしそれが違ったら。
目に見えない汚れを見落とすこともあり得るんですね。


なので僕らは、お客様のお話を品物の状態を見比べて、本当の情報を得るようにしているんです。

こんな風に受付をしていると、たまにお医者さんのようですね、と言われることがあります。
医者さんも似たようなことがあるらしく、患者さんは本当のことを言わない、というのがあるんだそうで。

その気持ち、よくわかるんですよ。

自分も本当のことを話さなかったり、嘘をついてしまったり、大げさに話してしまう事はあります。
自分もするからこそ、お客様のお話を聞いて、正しい情報を得るために頭をフル回転させるんです。

出来れば、本当の話をしてほしいと思いますが、それを見抜くのも僕らの仕事の一つ。
衣類は嘘をつきませんからね、衣類を見て、お話を伺っていればそう間違う事はありません。


そういえば、クイズや多湖輝さんの頭の体操シリーズもよくやってましたっけね。
そういうのが役立っているのかもしれません。(笑)

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