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人材育成の悩み?

毎週水曜の夜に、クリーニング屋さん何名かと会議と称した話し合いをしています。
便利なもので、自宅にいながらネットを使い話が出来る。
場所を選ばないので、遠方の方とも話ができるし、どんな格好でもいいので、気軽に参加できます。


先日出た話で、みんな結構深刻なんだな、と思った事がありました。


それは、人材育成に関する事。


自分がお店にいればいいのですが、自分がいない時にお客様への説明をどうするか?で悩んでるんですね。
皆さん、個人事業主なので、家族で経営。
大抵は奥さんが受付に立っていたりします。

クリーニングのお預かりの時に、説明の必要なものがあるんです。

購入からの時間経過によって劣化をしてしまうもの。
シミの具合から説明が必要なもの。
お客様からのご相談。

いろんな話をする必要があります。
ここには専門的な知識が必要なんですが、自分がいないとせつめいができない事がある、どうするか?みたいな話になったんです。


毎年、クリーニングに出るものには傾向があります。
これだけはお客様に伝えて欲しい、と伝えておくなどいろんな話が出ていました。


実はうちは、こういうのではあまり悩まないんです。
というのも、うちは、働いてる家族全員がクリーニング師の国家資格を持っています。
誰が受付に立っても、誰が電話に出ても、同じ説明が出来るように普段からしているんです。


もし、これは難しい案件だな、と思った時には、家族内で情報を共有します。
品物があれば実物を見てみんなで検討し、お客様に話す必要のある事は何か?と話し合いをするんです。

なのでうちでは誰が出ても大丈夫。


と、書くと、簡単に聞こえますが、ここに来るまではとても大変なんですよ。
優し言葉だけで教えられるものではないんですね。


知識は優しい言葉で教える事ができます。
しかし、ものによっては、ものすごく大事な、決して外しちゃいけないようなこともあります。

一番難しいのは、緊急性、危険性をどう感じさせるか?なんですよ。
知識だけではどうしても危機感を感じにくいんです。
それをどう理解して行くか?常に試行錯誤して来ました。


同業者からも、それはあまりにも厳しすぎないか?と言われた事があります。
お客様からも言われた事があります。


でも、ここでしっかりと覚え込まないと、一番困るのはお客様なんです。
嫌じゃないですか、中途半端な知識しかなくて、危機感なく扱われたら。

目の前の品物が大事なもの、という認識をどう持つか?これを体に染み込ませるのに、苦労しないでやるのは無理です。


ある意味、うちで働いてる家族はものすごく鍛えられています。
アパレルと電話してても、普通に会話できますし、時にはこちらからアドバイスできるほどに。


人を育てるって大変です。
優しいだけでは乗り越えられないものもありますからね。


世の中に出回っているたくさんの服を見極めるんですもん、こちらもプロフェッショナルでいないと。
勉強はずっと続くのでこれからもうちでは情報の共有が行われていくでしょう。
これをしている間は、うちは大丈夫かな。

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