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2018年10月

クリーニングとAIの課題。その1

昨今、AIの話が色んなところで聞かれます。
クリーニングの展示会ではまだ見ませんが、他業種の展示会に行くと、すでにAIが導入されていたりして、驚くことがよくあります。



クリーニングにAIが入ってくるか?



たまに仲間内でそんな話をします。
ある人は、クリーニングは複雑なので、いくらAIでも無理だろう、というし、ある人は技術の進化でいつかクリームもAIに仕事を奪われるだろう、と言います。


AIがクリーニングに入ってくるとしたら。


いくつか課題があると思うんですね。
仕事の内容から考えると、AIが有利に働きそうですが、導入となるといささか厳しそう。
その理由なんですが、1つはこんなのがあると思います。


コストをかけられない。



クリーニング屋さんって、とにかくお金がないんですよ。
ものすごく売れるものでもないので、大手といわれるところでさえ年商数億。
そんな業者さんは数えるほどしかいませんから、AIを導入して、覚えこませるまで、果たしてコストをかけられるのかどうか。


これが製造業だと、年鑑数億稼いでいても、小さいとかいわれるんです。
いかにクリーニング屋さんって扱うお金が少ないか、分かると思います。


元々が個人商店に毛の生えたような感じの商売なんでしょうね。



コストに絡めたもう1つ問題なのは、AIを学習させるほどのサンプルが手に入るか?という問題。
お金が少ないということは、扱うものも少ないんです。

例えば、大手のクリーニング屋さんでやったとしましょう。
年間何万点も扱うので、それを全部読み込ませれば、と考えますが、半分はワイシャツです。
AIが出るまでもない服。
もっと複雑な服を覚えこませようとすると、おそらくこれでも数が少ないかと。
また、素材も変わってくるし、服のデザインも年々変化します。
やっと覚えたのに、次のものへ、となると覚える暇がないのではないか、と思うんですよね。

効果的な学習をさせられるのか?という問題があるわけです。


実はこれ以外にももう1つ、大事な問題があります。
続きは明日。


最近、続きは明日、にはまってますねえ。(笑)

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アイロンの動画を見て その2

昨日の続きです。


アイロンを検索かけて、ふと見つけたのがアイロンがけの動画。
もう一本の方は、アパレル関係の方の動画でした。


まあ、ね、不愉快ですよ。
何でアパレル関係の方は、あれだけ嫌なものの言い方が上手なんでしょう?
自分がオシャレに気を使っている、と言うのはわかるんですが、必ずといっていいほど、何かしら文句を言う。
ワイシャツのアイロンがけで、クリーニングに出すとこうなる、これが嫌だ、と散々言うわけです。


僕はキレイに着たいから、と言うのはわかります。
何で僕が不愉快に感じるか、というと、クリーニングの技術の上で成り立っていたアイロンがけだったからなんですよね。


自分で洗った服をアイロンかけているのではなく、一度クリーニング屋さんでアイロンをかけてあるものを再度かけるわけです。


クリーニング屋さんできちんとのりをつけているので、伸び方が違うんですよ。
アイロンを当てるだけできちんと伸びるのはノリのおかげ。
これ、自分で洗ってたら同じようには仕上がりませんから。


さらに、たたみジワが嫌だから、クリーニング屋さんに出すとたたみジワが付いてくるから、と散々いうんですよね。


何で畳んでるか?お前知ってるのか?と。


じゃ、そんなに自信があるなら、自分で洗って、アイロンをかけてみろよ、と。


どうなるか?僕らはわかるんですよ。
畳まないで、ハンガーに吊るしておくと、30分もしないうちに小じわが戻るんです。
かけた直後に着るのならわかりません。
でも、ハンガーにかけた状態で置いておくと、生地が空気中の水分を吸って、シワが出始めます。


クリーニング屋さんは、仕上げてからお届けまで時間がかかるので、畳んでなるべく空気中の湿気に触れないようにしているんです。

吊るしで仕上げて、と言われて仕上げたことなんてなんどもあります。
その度に、取りに来る時間を計算して、ギリギリの時間で仕上げるようにしたり、ノリでなるべく固めたり、苦労しています。


着るときにシワが気になるから、とアイロンかけるような奴にはこんなことわからんだろ、と一人カッカしてしまいました…。


とまあ、いつまでも怒っているわけにもいかず。
冷静に考えてみたんですね。


たしかに、たたみジワは嫌だ、という人もいると思います。
先ほども書きましたが、僕らの方ではいつ着るか?わからない状態で吊るしで仕上げても、たたみジワはないかもしれないけど小じわがたくさん出る。
それはいい状態ではないと思うんですよね。

なら、畳んで納品して、着るときにアイロンでたたみジワを取ってもらうのがいいんじゃないか、と。

そのために、正しいアイロンの使い方を教えてあげるのがいいんじゃないか、と思ったんですよ。


アイロンの使い方が悪いので、きちんと伸びない、でも、それを知らないから家庭では無理なんだ、と諦めてる人もたくさんいらっしゃいます。


かけ方は、手順ではありません。
本当に、アイロンの使い方。
基本的な使い方です。

いざん、友達が街ゼミでアイロン掛けを教えているのを見学に行ったときに、手順を教えても、伸びてないシャツを見てがっくりしている方がいました。


ちょっとしたコツを教えると、クリーニング屋さんと同じようなキレイな仕上がりになります。
その時の笑顔、忘れません。

アイロンに希望を持った瞬間だったと思うんですよね。

自宅の洗濯では難しくても、クリーニングから返ってきたシャツのアイロンがけは掛けやすくなっている。
それを知ってもらうのはいいことなんじゃないかな、と思い始めました。


クリーニング屋さんも実はあんまり気づいていません。


素人のアイロン影の本当の問題に気付いてる人は見た事ない。
テレビで雑誌で、アイロンがけのやり方を教えている人はいますが、本当の問題がわかってないので、手順を教えたがります。


そこではないんだよなあ、と最近周りのクリーニング屋さんに話し始めました。

いつか、消費者の皆さんに届くといいなあと思います。
うちもアイロンかけの講座、やろうかなあ。

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アイロンの動画を見て その1

スマホのおかげで、思いついたらすぐ調べることができるようになって助かってます。


こんなことをしたらどうだろう?
そのためにはまずこれを調べなきゃいけないな、と思うと検索。

これってどうなってるんだろう?
と思うと検索。
悩みがあるとすると、最近、検索の神様が舞い降りてこなくなったので、驚くような検索結果に出会わなくなったことでしょうか。


先日も、急に思い立って、アイロンを検索しました。


すると、グーグル先生が、動画を僕に勧めてきます。
気になったので、見てみたんですよね。



二本見ました。


一本は、某メーカーさんのアイロンを勧めるための動画。
とある方がアイロンをかけています。
クリーニング屋さんではありません。


かけ慣れているのか、どんどんアイロンをかけていくんですよね。



でもねえ、伸びてない。
僕らクリーニング屋さんが言うところの、撫でてる、と言う状態。
きちんと生地を伸ばし、固定はしていないんですよ。


よく動画を見ると、伸びてないのがわかるんですが、おそらく普通の人は気づかないレベルかと思います。
ありがちなアイロンのかけ方なんですが、消費者の方がアイロンをかけると大抵伸びないので何度も往復させますよね。

あんなことする必要はないのですが、やり方を知らないから往復させてしまう。


その時に仕上げに似ています。


毎日アイロンをかけて、熟練したといっても、結局アイロンの操作が上手くなってるだけで、きちんと伸ばす技術はないんだなあ、と感じます。


これねえ、道具の問題ではないんですよね。
やり方の問題。
つまり、きちんとしたやり方なら誰でもできる。


この差がクリーニング屋さんと消費者の差、と言うのか、わかりません。
消費者の方にきちんと伝えていない、の原因だしたら、それを教えるのはクリーニング屋さんの役目かもしれません。

すると、僕らの仕事は、本当の家事代行業になるのかなあ、なんて思ったり。


伸びてないのに、こんなに綺麗になりました、と言うコメントがさむい。


そして2本目の動画を見始めたんです。

続きは明日。

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スケジュールをきちんと把握しないとダメですね。

あ、今日だったか!

そんな風に思ったことはありますよね?
僕だけではない、と思いたいです。


仕事の予定はスマホのカレンダーに全て登録し、アラームで教えてもらうように設定をしてしまうので問題はないんですが、これ見たいな、とか、あれ見に行かなきゃ、とか思っているもの程、気が付いた時には過ぎていたり、当日でどうしようもなかったりします。


今、イベント多いでしょ?
数ヶ月前から告知とかあるので、まだ早いかな、近くになったらまた見るだろ、とか思っていると、他のことで頭がいっぱいで、ふとfacebookを見たらイベントやってた!なんてことがしょっちゅうあります。


やはり、facebookの影響でしょうね。
事前にイベントがある事を知る回数も増えました。
その代わり、イベントが終わった事を知る回数もむちゃくちゃ増えました。(笑)


楽しかったです!

という言葉とともに写真が上がってて、それ見て、あーことしもやっちまった、また来年まで我慢だな、と何度思った事か。


今日もそんな風に思っていました。


何年か前に、配達中に街路樹にくくりつけられていた立て看板に、バラフェスタの文字を。
神代植物公園でバラフェスタをやっている、と見て来年は絶対行くぞ、と心に誓ったんです。

で、毎年、今年も忘れてた、来年こそは!と思っていました。



ふと、ネットを見ていたら、青い薔薇の文字が。
青い薔薇、今は作ることができるんですね。
昔は、青い薔薇を作れたらノーベル賞ものだ、とよく聞いていたので、青い薔薇と聞くと心が踊ります。(笑)


何と、それが神代植物公園にあると言うんですよ。
早速調べたんですよねえ。


イベント情報のところで、シーズンがちょうど終わった事を知りました…。


薔薇って案外短いんですね…。


春と秋、薔薇は観れるらしい。
来年だと5月あたり。
僕らの仕事が忙しくなる頃で、暑くなってきて、服装などの対策に頭を悩ませている時期です。


カレンダーに登録をします。


忘れるな!絶対忘れるな!と戒めを込めて。


来年こそは、青い薔薇を見るんだ。
綺麗だって噂なんですよね。
来年を楽しみにしましょう。

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それは乾燥機のせいではありません。

物事には必ず原因があります。
でも、その原因をきちんと理解できる人はそんなに多くありません。

専門家なら分かることでも、普通の人ではなにが起こっているのか?なにが原因なのか?はほとんど分からず、見当違いの解釈をすることが多々あります。


先日、とあるツイートが広まっていました。


とあるユーチューバーが、自分のロングカーディガンを洗って乾燥機にかけたら、子供サイズになってしまった、と画像付きでツイート。
そこにはさらにこんな文言が付いていたんですね。


乾燥機、こわい。


乾燥機で乾かしたから子供サイズになった、と言うことでしょうか。
熱が加わったので、肉が縮むように、カーディガンも縮んでしまったということでしょうか。



クリーニング屋さんなら分かりますよね。


そんなこたぁない。(´・∀・`)(タモリ風に)


乾燥機でこうなったわけではなく、原因は別のところにあるわけです。
でも、原理や理屈を知らない人は、乾燥機にかけて出てきたらこうなった、だから乾燥機が悪い、と思ってしまうんでしょうね。


乾燥機にかけたらみんなこうなるのなら、乾燥機が原因と考えてもいいかもしれません。
でも、乾燥機にかけてもなるものとならないものがある。
それは偶然ではなくて、きちんとした理由があるわけです。


乾燥機を悪者にしてはいけませんよ。



画像を見ると、ものすごい縮みかたをしています。
このような縮みかたをするのは、決まってるんです。


ウールの縮み。
フェルト収縮と言います。


ウールには表面に鱗のようなものがあります。
よく、髪の毛のCMなどで、髪の毛の表面に鱗のような模様があると思います。
あれが、うーるにもあるんです。
で、これが髪の毛と違うのは、ウールの場合、水に濡れるとその鱗が逆立つんです。

で、逆立った鱗はとても引っかかりやすくなっています。
この状態の時に、揉むと毛が絡まり、大人服が子供服になるくらい、強烈に縮んでしまうわけです。


これがウールのフェルト化。


熱を加えるとさらに縮みやすくなります。
今回のケースは、水で洗ったウールのカーディガンを、乾燥機にかけたことで、逆立った鱗が絡まり、縮んでしまったのが原因。


どうやったら防げたか?と言うと、フェルト化の条件を減らしてあげるといいんですね。


水に濡れて、熱を掛けて、揉むと、縮む。

このどれか1つをなくしてやると縮まなくなります。


水で洗わなかったり、熱を掛けなかったり、揉まなければ、縮みません。
実際には、クリーニング屋さんに出してドライクリーニングしてもらうとか、平干しにして乾かすとか。
そうすることで、縮むことは防げたんですね。

下手すると、洗っている段階で縮んでいた可能性すらあります。
洗う時に、お湯で揉む、これよくやりますよね?
これはフェルト化の条件を満たしてしまうので。


これに気づける人は、きちんとした知識を持ってる人しかわからないと思います。
で、こう言う理屈を知ってもらおうと、いろんなクリーニング屋さんが情報を発信しているのですが、なかなか伝わらないのがもどかしいところ。

もっと頑張らなきゃ、ですね。



さて、このツイートはその後、いろんな人に拡散されて、元に戻すやり方、と言うものも出てきます。


はじめにはっきりと言っておきます。


フェルト化したものは元に戻りません。


絶対戻りません。


なぜか?
複雑に絡んだ状態のものを戻すことは不可能です。
毛糸が絡んだ、レベルのものではないですからね。


ただ、サイズなら元の大きさくらいまでなら戻せます。
ニット製品は、編んであるので伸び縮みしやすいんですね。
直しかたを説明している人のほとんどが、リンスなどを使って滑りやすくしてサイズを元に戻すやり方を指南していました。


でも、これでも元には戻りません。


なんども言います。
元には戻りません。
戻るのはサイズのみ。


元の服のような、風合いは無くなります。
生地は固いまま、表面は詰まったような感じ、これは元には戻りません。


だから、縮ませてはいけないんです…。


本当のフェルト化はこわいんですよ。



縮んでしまうのにも原因や理屈があるように、直しかたにも理屈が存在します。
運不運で直るわけでもなく、理屈があるからきちんと直る。
リンスを使うのもその理屈に沿っているわけですね。


ネットのおかげで、そう言う理屈なしで情報が手に入り、結果だけを手に入れることができるようになってきました。
早いし便利な反面、物によっては逆に危険なこともあります。


なぜ、専門家がいるのか?


大事なものは任せた方が間違いないですよ。
特に服は同じものを二度と入手出来ないことの方が多いです。
後で後悔しないためにも、知らないことに手を出すのはやめましょう。

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クリーニング屋さんは使いやすいのか?

昨日の話の続きです。


洗濯王子の中村くんに相談をしていました。
制服が臭いんだけどどうすればいいか?


消臭剤、抗菌剤、他にもいろいろあります。
クリーニングに出す時間がない、お金もかかる。
クリーニングまでの繋ぎとしての消臭を模索している消費者の方は多いと思います。


衣類への対策ばかり話が出ていましたが、ここで王子がこんなことを言いました。



そもそも、クリーニング屋さんが使いづらいのもあるんじゃないですかね?


例えば、多くのクリーニング屋さんは夜七時に閉店をしてしまいます。
これでは、仕事帰りのサラリーマン、部活帰りの学生は利用できません。


もし、夜七時から3時間くらいでクリーニングしてもらえるサービスがあったら、こまめにクリーニングすること出来るんじゃないか?と。

そもそも、クリーニング屋さんが使いづらいんじゃないか、と言うんですね。


たしかに、ここの機会損失はあると思うんです。
昔と違い、今はスーツの着数も少ない。
帰りも遅い。
クリーニングをすると、戻ってくるまで時間もかかる。
出しに行こうとしてもお店が開いてない。

これでは利用できません。


でも、僕らクリーニング屋さんにも言い分はあります。

急ぎたくても急がない品物もある。
繊維が細くなってきて乾燥機の使用ができない服も出てきている。
すると、三時間で返して、と言う要望に応えられないものも出てくる。

ただ洗えばいいのではなくて、色や風合いを維持しようとすると、早く仕上げるのがいいことではない。


こんな理由もあるわけです。


急いでほしい服と、丁寧にやってほしい服と。

こまめにクリーニングをしてくれれば、汚れもひどくないからこんな心配もいらないかもしれません。
ここはやってみないとわからない部分ですかね。


王子、相変わらず鋭い。


当店は、夜10時まで営業をしています。
これはクリーニング屋さんの中ではかなり異質。
珍しい店舗だと思います。

理由はとても簡単で、今から40年ほど前、関戸橋のたもとにスーパーがあって、その当時から深夜10時まで営業をされていたんです。
今ではコンビニでお酒も売っていて、深夜でも当たり前に買えますが、そのスーパーではお酒も販売をしていて画期的な事をいくつもしていました。

そこにまけてられねえ、とうちも深夜営業を始めたのが始まりです。


いまも深夜営業をしています。


遅くてもご相談に乗れるので、遠慮なくご来店ください。
身近なはずのクリーニングが使いづらいのはちょっと、ねえ。
ここも変わっていくのかもしれませんね。

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僕らは経験したことないんだよなあ。

先日、集配中にお客様から宿題を出されました。


クリーニングに関することなら大抵答えられます。
ほぼその場で答えるだけの知識もあるので普通は困らないのですが、今回ばかりはどうしよう?と悩んでしまいました。


それは、クリーニングに出すまでのお手入れの問題。


具体的にはこんな話。


子供の学生服がとにかく臭う、と。
クリーニングに出したくても学校から帰ってくるのが遅いし、ほぼ毎日着ていくのでクリーニングに出すこともできない。
また、そんなに頻繁に出すこともできない。
匂い対策はどうしたらいいか?


今時ですと、消臭剤を掛ければ?という人が多いかと思います。
ファブリーズ、リセッシュ、いわゆる消臭抗菌剤を吹き掛けて、匂いを消せばいい、実際これをやっている人は多いのではないでしょうか?


しかし、これらはあまり服に良くない。
吹き掛けていると、だんだん生地が固くなってしまいます。
服は固くなると
傷み出すんです。
汚れも同じですが、要は服に異物が付くと固くなる、固くなるとそこが擦れやすくなって生地が破れたりする。


洗ったら落ちるんじゃないの?と思うかもしれませんが、残念ながらドライクリーニングでは落ちません。
では、水洗いをすれば?と思いますが、消臭剤の成分は落ちますが、同時に生地の腰が抜けてしまう。
制服なんてまるで作業着のようになってしまいますよ。

では、他にどのようなやり方があるのか?というご質問をされて、ふと悩んでしまったんですね。


匂いが出る原因は、汗や皮脂などの汚れがあるから。
これを洗い流すのが一番です。
ところが、洗うことがそもそもできない、というんだから他の方法を考えないといけない。

抗菌剤や消臭剤で、市販でいいものがない。
せめて、ドライクリーニングをしたら落ちてくれるのならば繋ぎで使うことができますが、市販品で聞いたことがない。

僕らが使っているものはかなり高価なのでそれを一般の人におろすのは現実的ではない。

蒸気を通して脱臭など考えてみましたがイマイチ。

困ったなあ、という事で、洗濯王子に連絡をしてみたんです。


facebookのメッセンジャーで、王子!と。(笑)

いきなり呼び捨てで声掛けるのはいけませんね。(笑)
いつものことなんですが。(笑)

彼も忙しいので、1時間後くらいに、はい!と返事。
彼もはいとしか答えてきません。(笑)

これだけでどのような関係か、わかるというもの。(笑)


電話していい?と聞いてから電話して事情を説明し、何かいいやり方はないか?聞いてみたんです。


すると、王子も悩んでる。
王子も僕も、洗うのが一番、というのは変わりがないのでその代わりの方法というものにピンとこないんですよ。

さらに話をしていると、王子がこんな話をします。


僕ら、学生の時にそんな経験ないでしょ?と。


そう、ないんです、制服が臭いとか。
これ、クリーニング屋さんならではの特権だと思うんですが、僕らどんなに遅く帰ってきても、制服が汚れていたらその場で洗って、翌朝には綺麗に仕上がっているんです。

だから、いつもワイシャツはビシッとしていたし、制服も汚れてはいなかった。
今でこそその状況はありがたいことだと思いますが、当時は当たり前のことだったので、意識したことすらありません。


制服が臭う、という経験がそもそもないので、臭い消しの対策を、という概念が僕らにはない、という事に王子との会話で気付いたのでした。


王子曰く、工藤さんが聞いたってことは、この悩みを持っている方がそうとう持っているということですよ、と。


多分、悩んでいる方は多いでしょうね。


王子にもこの宿題を預けまして、とにかく何か思いついたら連絡をしよう、という事で
話がつきました。
いい方法が見つかったらご紹介したいと思います。


どんな職業でもその職業ならではの特権みたいなものはあると思うんですが、クリーニングは生活に密着しているだけに、一般の方とのギャップはすごいのかな、と思います。
僕らの感覚で話しててはいけない、と思うのはここのところ。
宿題として話してくれたのはとても大きなことだと思います。
答えが見つかるといいなあ。

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アパレルメーカーへの問い合わせ その2

さて、昨日の続きです。


一度水で洗っているけど、洗ってはいけない。


この理由に納得がいかない僕らは悩んだんですね。
なんでだろう?
どうしてだろう?

その時にあることに気づきました。
洗濯表示、貼り付けてあるんですよね。
元々の表示の上に、接着剤でもう一枚貼り付けてある。
どうやらここにヒントが隠れているようです。


そこで、貼り付けてある表示を剥がしてみたんです。
すると、下から出てきたのは、洗濯表示。(笑)
しかも、下の洗濯表示には、水洗いが出来る、と書いてあります。


おかしいぞ?と思い、再度アパレルメーカーへ電話。
なんで上から洗濯表示を貼り付けたのか?誰がやったのか?質問したんですね。


すると、電話口の人が、それをやったのは僕です、と。


やった人が電話に出てくれてるのなら話は早い。
なんでこんなことをしたのか?聞いてみました。
すると、こんな話が返ってきたんです。


当初、水洗いが出来る表示で販売をしていた。
すると、お客様からクーレムの電話が。

表示通りに洗うと白っぽく変わってしまう、と。


そこで担当の方が、これはあらってはいけないんだ、と慌てて表示の上から別の表示をつけた、と言うことらしいです。


さて、この対応、実は問題があります。


1つは、きちんと試験をして表示をつけていないのが問題。
そもそもがテストをしていなくてつけていて、クレームが来て、またテストもしないで表示をつけている。
明らかに違反なんですよ。


もう1つ、クレームが来たのは確かなんですが、それが果たして製品に問題があるのか?をきちんと検証していない。

服に変化が起きたからと言って、服が全て悪いわけではありません。
洗い方でそのような問題が起きることもあります。
お客様からどんな状況で洗ったのか?確認をしてみないと、真実が見えてこないのが、服のトラブルなんです。


担当の方と話をしていて、消費者センターに話をしていいか?と聞くとらそれはやめてください、と。
この件がまずいことはよくご存知のようです。


洗濯表示が変わって、きちんと台頭しているアパレルメーカーはどのくらいいるんでしょう?
商品テストをしているクリーニング屋さんを何件か知っていますが、発売されている衣類の数とあいません。

結局、僕らの方も表示を鵜呑みに出来ず、経験から予測して洗わないといけない日々が続いていきます。


メーカーの責任、消費者保護、いろんな言い方はあると思いますが、もっとシンプルに、服の基本を外れてはいけないと思うんですよ。


服は、着て、汚れたら、洗って、また着る。

このサイクルで回らないと服としての機能を果たしていません。
服は、着て、洗って、また着る、これが出来て初めて服なんだ、と言う基本をしっかりと守って作って欲しいなと思います。


アパレルメーカーへ問い合わせをすると、こんな感じの対応をされることもあれば、きちんとした検査結果を出してくれるところもあります。

クリーニングとアパレルメーカーは共存共栄の関係ですからね。
お互い協力できるようにしていきたいですねえ。

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アパレルメーカーへ問い合わせ。その1

僕ら、たまにアパレルメーカーに問い合わせをします。


素材を見て、なんで洗えない表示になっているのか?
どうしても理由がわからない時に問い合わせをするんです。


なんで洗えないの?


洗濯表示は試験をしてつける決まりになっています。
なので、問い合わせをすると、どうして洗えないのか?理由を教えてくれる…はずなんです。


洗えない物には理由があります。


色が落ちるとか、縮むとか。
何が起こるのか?わかれば対処のしようもあるし、お客様に代わりに説明をするのことも出来ます。


きちんとした理由があれば、です。


つい先日、一軒の問い合わせをしました。
お客様からお預かりした服に白いシミがぽつぽつ、と。
これは水で洗ったほうがいい、そう判断して洗濯表示をみると、商業クリーニングの水洗いが禁止になっています。

素材を見ても洗えない理由がわかりません。

何か変化するのか?わからなので問い合わせをしました。


すると、返ってきた答えが、洗えません、との事。
でも、はっきりとした理由は答えません。

電話を切り、これは諦めるしかないかなあ、と考えた翌日、やっぱり納得できない、と、再度電話をしました。


そこで発覚したのは、商品が出荷される前に水洗いをしている、との事。

なんだ、洗えるじゃない?と言うと、出荷前には洗ってるけど、水洗いはしてはいけない、と言うのです。


うーん、おかしいですよねえ。


その理由が後日わかります。
続きは明日。(笑)


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クリーニングって不思議な商売ですね?

たまに言われることがあるんですが。


クリーニングって、不思議な商売ですよね?



何が不思議か?聞いてみるとこう言うことのようです。
アパレルが製造して販売したんだから、本来メンテナンスやクリーニングはアパレルの仕事なのに、アパレルはやらないでクリーニング屋さんがやっている。


確かに、電化製品が壊れたらメーカーが修理します。
車も壊れたらディーラーが修理します。
またの修理工場もありますけど。

でも、これらは壊れたら修理、であって、汚れは壊れているわけではないんですよね。
車も汚れたらガソリンスタンドで洗車したり、自分で洗車したりします。

服も同じだと思うんですが、アパレルがやるべき仕事だ、と思う人もいるんです。


実際、買ったお店に汚れた服を持ち込む人もいます。
売ったところ、作ったところがやるのが一番いい、と思うんでしょうね。
中身をよく知っているだろうし。


いやいや、作るのとメンテナンスは別物ですから。
作ったからと言って正しいメンテナンスができるかは別の話。


みなさん、アパレルが洗っていると思いますか?

そんな設備を持ってるわけないじゃないですか。

だったら、アパレルに持ち込んだ服のメンテナンスはどこに行くのか?


クリーニング屋さんですよ。


服の汚れを落とすのはクリーニング屋さんなんですね。


汚れは傷などのように壊れた状態ではないですからね。
洗う専門家のクリーニング屋さんがその役目を担ってきています。


買ったお店に持ち込むのなら、自分のお抱えのクリーニング屋さんを見つけておく方がいいですよ。
他の服も任せることができますから。


服のメンテナンスはクリーニング屋さんへ。

ここ、大事です。

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どこまで治ったか?試してみたくなる。

手首の腱鞘炎にかかってから2ヶ月ほどたちます。
このまま一生、動かないんじゃないか?という不安の中、時間の経過とともに段々と動くようになってきました。


半月ほど前までホチキスも止めることができなかったのに、今はちゃんとホチキスを使うことが出来るようになっています。
着実に治ってきてますね。


痛み止めをやめても、生活に支障が出るほどの痛みがなくなってきてるし、包帯を巻きながらでも手を動かせるようになってきてるし、ズボンやシャツなどを持つこともできるようになってきました。

ただ、動けば反動もあって、無茶は出来ませんけど。
ここで悪くさせるわけにはいかないので、用心しながら動かしています。


どこまで出来るようになったのか?


つい、検証してみたくなります。(笑)
半日包帯を外してみたらどうなるだろう?とやってみたり。
仕上げが少ないから包帯外して仕上げしてみたらどうなるだろう?とやってみたり。

2リットルのペットボトルを左手で持てるかな?と試してみたり。
これはすごく怖かったなあ。(笑)


ちょいちょいですが、自分の体を試しています。
ああ、これはまだ無理なんだな、と感じたものも、数日後に、あれ、出来るようになってる、となってたり。

動かしてないから筋力も落ちてるので、筋肉がついてくると出来ることも増えるんでしょうね。


この一月の配達も、品物が多い時は子供達を動員して配達に回っていました。
おかけてすごく助かりましたねえ。

その分、お駄賃が掛かりましたけど。(´・∀・`)


友達とも話してたけど、サポーターを考えないとだめかなあ。
手が大きいので、探さないといけません。
こんな時は普通の大きさでないことを恨みますね。(笑)
アメリカにならあるのかなあ?
探してみましょう。

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悩みはいつの時代も同じです。

クリーニング屋さんって、地域に根ざしている仕事で、さらにリピートをするものなので、必然的にお客様との距離が近くなっていきます。


いろんなことを聞かれます。
お医者さんは無い?とか、出前取れるところ無い?とか。
また、個人的な相談を受けることもあります。


うちは深夜10時まで営業をしています。
すると、9時過ぎあたりからはお客様があまりいらっしゃらないので、その時間に来るお客様と深い話になったりするんですね。


みなさん、いろんな悩みがあります。
仕事の悩み、家族の悩み、病気の悩み。
さらに、就職の悩みもあります。
恋愛の悩みもあるな。


これらのご相談は、今も昔もあまり変わりません。
悩んだ先に何が待っているか?大抵は明るい未来なんですが、悩んでる最中はそんな風には想像できません。

僕らも話を聞いて、気の利いたアドバイスは出来ません。
でも、背中を押してあげることは出来ます。

これも長い間、営業してきたから言えるのかも知れません。


昔、就職に悩んで相談に来てた人がいました。
その人がそろそろ定年を迎えます。
その人も、当時はすごい悩んで、ある時は怒ってたり、ある時は泣いたり、いろんな感情を感じながら答えを出していました。
そして無事に就職してそのお勤めも終わりを迎えます。

あの時、こんな未来は想像できなかったと思いますが、振り返ってみると、悩んだだけ明るい未来が待っている、というのは間違いないように思います。


1人の人生を見届けるってある意味すごいことですよね。
それだけ長く商売をしています。


前途ある若者の背中は押してあげたいですね。
30年後、もしまだうちが商売をしていたら、その結果をまた聞けるかも知れません。


みんなそう変わりないから。
大丈夫、きっと乗り切れます。


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衣替えをしたほうがいい理由。

気温の乱高下をあるものの、だんだん秋めいて来ました。
気がつけば、朝は肌寒いくらいに。
今日はダウンを着ている人も見かけましたし。

いや、ダウンはおかしいでしょ…。
いくら寒いといっても、前日との気温差の問題で、気温だけ見れば春なら半袖に変わろうか、と言うくらいの気温。
体感って本当に不思議です。


衣替えは皆さんしましたか?


今時、衣替えなんてしないよ、と言う方もいらっしゃるかもしれません。
冬に夏物のスーツを着ている人も珍しくなくなってますので、何が上に羽織ればいい、くらいの人もいるかもしれませんね。



衣替えというと、結構な人が冬物の衣類を出す、と思っているようです。
しかし、本当は、冬物を出し、今まで着ていた服を洗ってしまうのが衣替え。
服を出すだけだと衣替えになりません。


衣替え、本当にしなくちゃだめ?めんどくさいんだけど。


と思う人もいらっしゃると思います。
衣替えをしたほうがいい理由、というのがありまして。



それは、一度着てそのまましまった服に気付ける、というのがあるんです。


一回着ただけだから、としまっておいて、次の機会があったら着よう、もしくはシーズン終わりに洗おう、と思っている人、いらっしゃると思います。
でも、クローゼットにしまっていると、つい忘れてしまってそのまんま、ということもよくある話です。


で、必要になって着ようとしたら、虫に食われていたり。
黄色く変色していたり。
カビが生えていたり。

それで慌てて新しい服を買いに走った経験のある人もいるはず。


余計な出費をしてしまう瞬間です。


服を大事に保管するには、洗ってしまうのが基本。
一回着ただけだから、が後々後悔にならないように、シーズン終わりには必ず洗う必要があります。


衣替えをするとですね、クローゼットの中を見るので、洗い忘れが格段に減るんですよ。
冬物と入れ替える時に、これ、洗ってない、洗わなくちゃ、と気付ける。


例えば、礼服なんかがいい例です。


一度着用して、次に着る機会があるかも、と取っておいて、シーズン終わりに洗おうと思ってたら忘れちゃって。
そして、急に必要になった時にはカビている。

礼服をクリーニングに持ち込まれる理由の中で一番多いケースだと思います。


今、その礼服のクリーニングが多いんですよね。
何か不幸があったのかな?と思っていると、それだけではなく、衣替えをした時に洗ってないことに気づいて、クリーニングに出した、というお客様が多くなっています。


衣替えはした方がいいですよ。
人の記憶は曖昧で、つい忘れてしまうことはよくありますから。
衣替えを習慣づけることで、洗い忘れも無くなりますしね。
また、もういらないと思っている服も整理できます。


面倒臭いのは確かですけどね。

でも、ぜひ、やってみてください。
秋、冬物の服を買った時などに、思い切って入れ替えしちゃいましょう。

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高級なものほど洗えなくなる。

みなさん、服を買うときに洗濯表示を確認される人もいると思います。


自分で洗えるのか?
クリーニング屋さんに出すのか?
どんなメンテナンスをすればいいのか?


事前に知っておくといいですもんね。
時には扱い方が購入の決め手になるときもあると思います。


洗濯表示は仕事柄、穴が空くほどみています。(笑)
これが基本となるので必ずチェック。
すると、首をかしげる表示のものが結構あることに気付くんですよ。


なんでこの素材で洗えない表示が付いているんだろう?


なんどもこの場面に出くわしています。
どうみても洗えるはずなのに、洗えない、と表示されている。


僕らは事故なく洗わなきゃいけないので不可解な表示の時にはメーカーに問い合わせをしています。


なんで洗えないんですか?



先日もお客様が汚してしまった服が、水洗いができないという表示で、でも、汚れは水洗いでないと落ちなくて。
素材や作りを見ると洗えると思うんだけどな?とメーカーに問い合わせをしました。


すると、不思議な答えが。


商品として出荷する前に水洗いをしています、とのこと。
と言うことは、洗うことは可能と言うことですよね。
では、なんで表示は洗ってはいけないになっているのか、です。


これは今までたくさんのメーカーさんと話してきてわかった傾向ですが、高級な商品ほど洗えない表示がつく傾向にあります。

同じメーカーのもので比較的リーズナブルなもので素材も同じものは洗える。

この違いは何か?


それは、洗いあがった後のシルエット、形を維持できるか?にあるようです。
高級な服は、素材はもちろん、シルエット、形も意図をもって作り込まれています。
洗うことはできてもらその形を維持できないのなら、それは洗うことができないと言うこと、と言う解釈になるようです。


この際の維持できない、は型崩れをすると言うことではなくら腰が抜ける、と言うこと。
張りがなくなるので出来るとは言えない、と言うことのようです。


リーズナブルに商品の場合は、そこまで厳密に考えていないので、素材的に洗えれば洗えると表記される、なんだかモヤモヤしたものが残ります。


服のシルエッは、何も洗うときに壊れるってわけではないんですよね。
そもそも、着用した時点で、形が崩れるんです。


服の形にジャストフィットしている人なんてほぼいませんから、着ればどこかしらに負荷がかかって生地が伸びるんですよ。

肘や膝、袖とか腰回りとか。
そうして着ているうちに自分の体に合うようになっていくのが普通です。

洗う、と言う行為は汚れを落として、元の形に戻す、と言うこと。
先日も書きましたが、洗うことで着用中の歪みが元に戻る効果もあります。


洗うって何か。


ブランドって何か。



改めてここに行き着いてしまいますね。
同じ服だけど、ブランド品は服としての機能ではなく、工芸品や芸術品として求められている、と言ってもいいのかもしれませんね。


すふと、その扱いはどうするのか?も考えなくてはいけない。


でも、ユーザーはおそらくそんなことは考えていないと思います。
ブランド品は、作りがしっかりしていて、高いけどその分長持ちするからお得だ、と。


多分、僕らクリーニング屋さんだけでなくブランドメーカーも悩んでいるんだろうなあ。
そんな気がします。


せめて、その表示をどうしてつけているか?その目的は?くらいはお客様に伝えて欲しいと思います。
それだけで、いざという時に驚くことが減ると思いますから。

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車を見てもらってます。

現代のクリーニング屋さんには欠かせないのが車だと思うんです。
特にうちは遠方のお客様やたくさんお出しになるお客様がいらっしゃるので、車がないと困ってしまいます。


さて、その車。
昨晩、子供達を習い事の柔道教室に迎えに行き、そのまま若葉台のスーパーヘより、子供たちとお出掛け〜っと一人ご機嫌で帰ってきたときのこと。


車を降りて鍵を閉め、うちに帰ろうとしたら、なんか焦げ臭いんですよ。
一瞬、どこかで火でも?と辺りを見渡してみても、その気配はありません。

周辺を歩いてみても焦げ臭い匂いはしない。


でも、うちの車の近くに来ると焦げ臭い匂いがする。

そのうち子供が、前輪の辺りで熱を感じる、と言い出しまして、手をやると確かに熱を持ってる。

しばらく様子を見て、火が出るわけではなさそうだと確認してから帰ってきまして、ディーラーさんへ連絡を取ると、ブレーキ系統に何らかの不具合があるかもしれないので、豊田のお店で見てもらってください、との事。


ようやく仕事を終わらせまして、一番近い聖蹟桜ヶ丘にあるトヨタ西東京カローラにやって来ました。


今、見てもらっています。


ここ、西東京カローラの本社なんですよ。
近くにあってよかったです。


カフェオレをいただきながら、ドキドキしています。
簡単な修理で済むのか、しばらく入院になるのか。
配達に行けなくなるのは困るし…。

なんともない事を祈ってます。

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一緒に行こう?

クリーニングのをご利用のお客様は、お店周辺のお客様が多くなります。
当店は少し変わってて、かなり遠方のお客様もいらっしゃるんですけどね。


今日、配達から帰ってきて駐車場に車を止めたんですよ。
朝から配達に出て、府中市内から小金井へ。
そこから三鷹市に入り、また府中に戻ってきて、最後は日野市の高幡不動まで。
この辺に住んでいる方が聞くと、えらい広い範囲だなあと思うと思います。
かなり走りますよ。(笑)


駐車場から出てきたら、お客様のうちのお子さんが歩いていました。


◯◯ちゃん!


と声をかけると、ニコッと笑ってくれて手を上げてくれます。
ところが、そのままスタスタと歩いて行ってしまうではないですか。


あまりにも寂しいのでもう一度声をかけました。


◯◯ちゃん、一緒に行こうよ。


そうしたら、ニコッとまた笑ってくれて、わざわざ僕の方に戻ってきてくれたんですね。
で、一緒に歩いてくれました。
これからお稽古に行く、と話してて、駅の方へ行くといっていたので、ほんの30メートルくらいの距離、一緒に歩くことに。
短い距離でしたが、ちょこちょこと話をしてたらすぐ分岐点についてしまいました。


駅に行くんでしょ?
そうしたらここでお別れだね。


と僕が言うと、どっちいっても大丈夫だよ、と僕と一緒にうちの店の前まで来てくれまして。
優しい子だなあ、と思いましたね。


分岐点からさらに150メートルくらい。
一緒に歩いて、話をして、そしてお店の前で本当にお別れ。


またね、と言うと、ニコッと笑ってくれて、バイバイ、と。


かわいいなあ。
大手とは違う、個人店ならではのお付き合いを感じました。
お客様のお子さんとこうして歩くなんてね。
嬉しかったなあ。

赤ちゃんの頃から知っているので、成長が嬉しいですね。

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服の劣化を考える。

服も劣化します。
物ですから、いつまでも新品のままではいないし、落下していくのは普通の話です。


では、劣化とは何か?と改めて考えてみると、よくわからない人が多いんじゃないでしょうか。
例えば、今CMで流れている、洗うと服が傷む、みたいな話。
あの映像を見ていると、別に傷んでないけどな、と思うんですよ。
洗えばあのようになるのは当たり前、問題なのはそのままにしているからなんですね。

アイロンをかければ元に戻るんだもの、傷んでいるか、と言われるとそうは言えません。


生地って弾性があるんですよね。
伸び縮みをする。

クリーニングをすると、生地は元の形に戻ろうとします。


これは着用中に服に負担がかかり、本来の形ではなく、身体の形に服が伸びてしまってるんですね。
その伸びている服を洗うと、服は勝手に元に戻ろうとします。

汗や汚れがつくことで、生地が固くなり、伸びた生地が形作られてしまうわけです。
洗うと汚れが落ちることで、生地本来の柔らかさ、弾性力が回復し、元の形に戻る、という訳。

僕らクリーニング屋さんの常識でいうと、洗うと元に戻る、なんですよね。


ところが、生地が劣化してくると、その伸び縮みする力が弱くなります。
すると、伸びたら伸びたまま、になってしまう。
この辺りから服が落下をし始めていくと思うんですね。

端の方が破れてきたり、縫い糸がほつれてきたり。
弾性力がなくなってくるので、ダメージをそのまま受けてしまうんだと思います。


弾性力の弱くなった服も、アイロンを当てることできちんとした形に戻ります。
すると、また着ることができるようになる。
見た目も全然違いますからね。

傷む、劣化、など衝撃的なキーワードです。
CMのイメージ操作もあります。
騙されないで、とは言いませんが、あくまでもイメージで少し大げさなので、冷静に判断できるようにしましょう。

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天地の恵み 弥平四郎

お引越しのお手伝いをちょこっとしまして、二男とそのまま所用で出かけてきました。
若葉台から稲城の方へ。


用事を済ませ、もう一軒寄ってから帰ろうとしてると、不意に木になるお店を発見。

で、入ってみたんですね。






天地の恵み 弥平四郎



なんと、おにぎり屋さん。
米にこだわってるみたいで、気になったので寄ってみました。
中に入ると、綺麗なおねえさんたちが居りまして、メニューもたくさんあります。
迷いますよねえ、おにぎりの具って。
どれもこれも美味しそうなので、悩んでいたら、一番人気はコレですよ、と教えてくれたのが、卵の黄身の醤油漬け。
それと紅しゃけのおにぎりを注文。

なんと、このお店、ご飯を選べるんですよ。


せっかくなので、1つは魚沼産コシヒカリを。
もう1つは…、すいません、忘れました。(笑)


少しお話をしてるうちにおにぎり登場。
お代を払って車に戻り、次の場所へ食べながら移動したんですね。


したら、隣に座っていた次男が紅しゃけのおにぎりを食べ始めまして。
あ、あら?君、そんなにお腹空いてた?と言うくらい、一気におにぎりを食べている。

その食べっぷりがあまりにも美味そうだったので、一口もらったらすごい美味しい。
塩気もちょうどよく、そりゃこのおにぎりなら一気に食べるよな、と。


で、僕の分のおにぎりももらったんですね。
こちらは魚沼産のコシヒカリ。
黄身の醤油漬けです。


こちらも黄身がネトっとして美味しく、ご飯がこれまたうまい。
半分食べたら次男にとられましたけど、また食べたい、と言っていました。


中河原から車で15分くらいで着きます。
昔は若葉台周辺は道路が狭く、混んじゃってどうしようもなかったんですが、今は車の数も減り、道路も太くなり、ストレスなく走ることができます。


若葉台からちょっと先ですが、ちょうどいい距離ですよ。
また行きましょう。

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連休問題。

毎日いろんなニュースがありますが、ちょっと気になるニュースがありました。


来年のゴールデンウイークは、10連休になる、と。


おやすみが長いのは良いことで、皆さんお出掛けしやすくなると思います。
日帰りや近場で過ごしていた連休も、遠いところへも行きやすくなりますし。


しかし、これだけ長いと僕らのような自営業者にとっては悩みどころで。
休んだほうがいいのか、営業したほうがいいのか、悩んでしまいます。


クリーニングにおいては、衣替えの時期にあたります。
お出掛けする人もいれば、連休の間に冬物を整理してクリーニングに持ち込みたい、そんな人もいらっしゃるわけですね。

また、おやすみであっても当然働いている人もいます。
全てが休みではないでしょうから、働いている人の中ではワイシャツを着ている人もいることでしょう。


すると、当然休みの最中もクリーニングが必要になってきます。


今までのお盆休みやゴールデンウイークなどは、事前の告知とギリギリまで仕上げをする事、お客様に枚数を増やしていただく事でなんとか乗り切れていました。
うちの休みが長い時で一週間、その位なら乗り切れたんです。


しかし、今度は10連休。流石に無理がありますよね。


当店も連休はします。
でも、開けている日もあるでしょう。
問題はそのバランス。
結局はお客様にリサーチして、おやすみの状況、仕事の状況を聞きながら休みの調整をする事になりそうです。

先の話だと思っていると、あっという間に年末が来て、あっという間に春が来てしまいます。
考えておかなきゃダメですね。

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昔の仕上げ方で。

子供達が中学生になっていくことで、ワイシャツを着るようになりました。
毎日洗うので、枚数こそ少ないですが、毎日子供のワイシャツを仕上げています。


ワイシャツの仕上げもいろいろです。

機械仕上げもよくなっていて、手仕上げと同じような仕上げ方を採用している機械もあります。
また、ハンドアイロンと機械を併用して仕上げをすると、また一味違う仕上がりになるんですね。


昨日は次男のワイシャツを仕上げてました。
ここ連休が続いてワイシャツの枚数が少なかったので、次男のワイシャツを使って違う仕上げ方にしてみたんですね。


昔ながらの仕上げ方で、一から仕上げてみる。


これね、時間がかかるんですよ。
クリーニング師の国家試験でワイシャツの仕上げがあるんですが、大体1枚6分くらい掛かります。
今の僕ならどのくらいかな?と、完全て仕上げをしてみることに。


子供の制服なので、大人のと違い作りはシンプル。
参考程度にしかなりませんが、それでも4分ほどでした。



さあ、着心地はどうかな?(笑)


あとで感想を聞いてみましょう。

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化粧をする服。

僕らクリーニング屋さんには共通した認識があります。

それは、服を元のまま洗って返す、という事。



これは、クリーニング業法という法律にも書かれていまして、分解などせずに原型のまま洗う、という事がクリーニング屋さんの条件なんです。
たまに、外して洗いました、と書いているクリーニング屋さんがいますがらそれをやっちゃうと厳密に言えば、クリーニング屋さんの仕事ではなくなります。

でも、必要に応じて外して洗わないといけないものもあるので、法律をなんとかするか、作る方がしっかりしてもらうかしないといけないんですけど。


何をもって元のまま、というか、この議論は昔から今でもずっと続いています。


簡単に言うと、すっぴんがいいのか、化粧したのがいいのか、というような話。
服も化粧をしているんですよ、実は。


例えば、柔らかいものはより柔らかくしていたり。
肌触りを滑らかにしていたり。
よりいい色を見せるために余計に色を乗せたり。


しかし、これらはいわゆる化粧なので剥がれてしまいます。
すると、生地本来の顔が出てくるわけですね。


仮に、元があまり良くなくて、化粧をするのならわかるんですよ。
でも、今は、元に別に問題もないのにさらに化粧をしているケースがあります。


過剰な柔らかさ、過剰な肌触り、過剰な色。


本来ありえないようなものを演出して、高級感を演出するわけです。
で、着ているうちや洗った時に、それらが剥がれて元の顔が出てくる。


買った時と違う、そんな事が起こったりするわけですね。


で、ここで僕らは悩むんですよ。


どれが元の形なのか?で。



化粧をしたのが元の形なら、僕らも化粧をして服を返してあげなければいけません。

化粧の剥がれたものが元々の形ならそれを維持してあげるのがいいのかもしれない。


ナチュラルがいいのか、加工したものがいいのか。


でね、なぜ悩むのか、もう1つ理由があるんです。


それは、今から20年ほど前は化粧をした服は欠陥品扱いだったからなんですね。


着ていて取れるような加工、洗って取れるような加工は、服の機能を維持できていないので欠陥品なんです。
その当時は、アパレルメーカーにクレームが入ってますし、事故品を集めた本の中にもしっかりと説明がされています。


しかし、何年たってもアパレルは改善はしませんでした。
数年経つと、また同じ加工を繰り返して同じ事後が多発する。
その繰り返しだったんですね。


今はそのことを突っ込む人は少なくなりました。
代わりに、化粧をしたものが普通と思う人が増えて市民権を得たわけです。



柔らかくする加工剤や肌触りをよくする加工剤は僕らも持ってます。
でも、やはりそれらは生地本来のものと全然違うんですよ。

それでいいのか?と僕らはいつも思います。


どれが正解、というのがないだけに、この問題の解決はないのかもしれません。

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ガチャガチャ洗ってくれて構わないのにって…。

クリーニング屋さんが言われて困る言葉、というのが有ります。


適当に洗ってくれて構わないから。

ガチャガチャ洗ってくれて構わないから。


これらの言葉を言われると、その言葉の裏にある真意は何か?と考えてしまうんですね。


どんな風になっても構わないので、さっぱりと綺麗に洗ってください、なのか、手間を掛けてクリーニング代がかさむのは嫌なので、適当に洗って安くしてください、なのか。

話し方でなんとなく感じることは出来るんですけどね。


前の方の意味なら思い切って洗うこともできるので助かる場面もあります。
しかし、後ろの方の意味だと、頭を抱えてしまうんですよね。


じゃ、なんのためにうちにクリーニングに出してるの?


そう思うんですよ、素直に。
うちは、品物に合わせて洗うように心がけているお店です。
その意味は、汚れも落とすけど生地本来の色合いや風合いを維持したいから。
そのために服の状態を見ながら適切なクリーニングをしています。


そんに気を使わないでいいから適当でお願いね、と言われてしまうと、うちで洗う意味ってないと思うんですよ。
値段重視で、リーズナブルな価格で、それなりの品質でやってくれるクリーニング屋さんもありますから。

うちの分だけそうして、と言われても、そのお客さんの分だけで洗えば当然コストもかかるので、適当に洗っても値段はかかります。

つまり、うちではそんな仕事はできないわけです。
そのお客様の要望を叶えるために、他のお客様の品物も一緒に扱うわけにもいきませんしね。


例えば、クリーニング屋を利用するということには今があると思うんですよ。


家で洗えないものを洗う。
風合いよく着たいから任せる。
アイロンをかけてもらいたいから任せる。

他にも理由はあると思いますが、どれを取っても適当でいい仕事を望んでいるとは思えません。


もし、言われたから、と適当にやったとしたら。


はたして、これでいいよ、と言ってくれるお客様ってどのくらいいるんだろう?と思うんですよね。

きっと、適当でいい、とおっしゃっていたお客様でも、こんな風では困る、とクレームになると思うんです。
だって、服を見てればか分かりますもん、どういう風に着たいんだろうなっていうのが。

すると、適当に洗ったら望むような仕上がりにはならないよな、という事もわかるんです。



皆さん、コーディネートやブランド物への知識、皆さん詳しくなっていると思うんです。
リーズナブルな品物を上手に合わせて、オシャレに見せる技術も高くなっていると思うんですよね。


しかしその反面、服のメンテナンスや素材の知識がほとんどないのも事実。
形で判断したり見た目で判断したりしていますね。

その素材を洗ったらどうなるのか?


これを知らないんですよね。
だから、無闇に怖がって過剰な扱いをしたり、ぞんざいな扱いをしたりする。


本当にもったいないですよ。


今、見た目では本当にわからないです。
綿のようでポリエルテルが入っていたり。
シルクみたいだったり。
僕らプロでも、念のため、素材表示を確認しますから。


適当に洗えるもの、丁寧な扱うもの、これらの区別がつくと、着ている時のタブーなどもわかるようになるんですよね。


洗い方やシミの抜き方ばかり目に付きますが、その素材を洗うとどうなるか?を知ることはとても大事です。
ぜひ、知ってもらいたいなあと思います。

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事故の多い日。

今日はとても事故の多い日でした。


年に一度くらい、こんな日があります。
配達に出掛けて、1日回っている間に何軒もの交通事故を見かけるんです。
普通は事故にあうことはありません。
たまに1日一件あることがあるくらい。

それが今日に限っては5件も。


混みだしたな?と思うと、先に行ったら交通事故。
また混みだしたな、と思うと事故。
今日は本当に多かった。


最後にまた事故は、なんでそうなったの?というような事故で。
反対車線の電柱に激突して前の方が大きく凹んだ事故でした。

中央分離帯で分けられている道路なので、どこから侵入してきたのかも不明。
一体何があったのやら。


ここ最近、隊長のすぐれない人も多いみたいですしね。
事故も、こうして妙に多い日があったりすると、何か共通したことが起きてて、それが事故につながりやすくなっているんじゃないか?とさえ思ってしまいます。

流石に三件目を見たときは、今日は気をつけよう、と本気で思いましたしね。


事故は起こすだけじゃなくて、もらうこともあるので、こういう日は周り含めて気を付けないと。



皆さんもくれぐれもお気を付けください。

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続 引っ越しのお手伝い 〜DIY編

おはようございます。
今日は祝日ですが、いつも通り営業中。

そんな中、午前中にお客さんの引っ越しの手伝いに来ています。
今日はDIY編。


色々試行錯誤した結果、棚をDIYするのが一番だ、と言うことになり、朝からコーナンで材料を仕入れに来ています。


有料で木材をカットしてくれます。
コーナンのアプリを入れておくとカットも無料になります。





そして、板に穴をあける必要があるので工作室で工具をお借りしてきました。

電動ドリルは貸してくれますが、ドリルピットは買わなければいけません。

さあ、穴をあけましょう。



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水汲みを交代。

我が家では飲料水を富士山まで毎月汲みに行っています。
うちの両親がやっていて、病気を機に僕らがその仕事を引き継いだ、と言う形。
店の前の水道工事の時に、錆びた水が出てきたのを見て、これはいけない、と思い、水を汲みに行き始めた、と聞いています。


その水汲みのせいで、僕は左手首をケガしています。
8月の初めに、左肩を亜脱臼しているのに気付かず、水汲みに行って手首が腱鞘炎になってしまったんですね。
なかなか治らず、未だに包帯で補強をしています。


あれから2ヶ月。


水を汲みに行ってないわけで、当然、我が家に飲料水がなくなっているんです。
お茶を買ってきたりして誤魔化していましたが、流石にそうもいかず。
子供を連れて行ってこようと考えました。

また左手は使えませんが、運転はできるし右手は普通に使える。
なんとかなるかなあ、と。


すると、どこかから声が聞こえてきたんですね。


私たちが代わりに行くよ。


ええ、両親です。
初代、水汲み職人ですよ。(笑)


朝早く家を出て、富士山まで出かけて行きました。
両親が通っていた時と今は違う場所に変わっているので、戸惑ったみたいですが、無事に汲むことが出来たようです。


当時、よっていたお店に顔を出してきて、いい気分転換になったようで。


でも、もう行きたくないだろうな。
重いですもん、水は。


次行く頃にはら治ってるといいなあ。
やっと先週あたりからホチキスを使うことができるようになってきました。
しかし、まだ重いものは無理です。
せめてね、スーツを5着くらい持てるようになればなんとかなるんだけど。
安静しか道はないのでひたすら大人しくしてるしかありません。

こんな話をしているうちに、子どもが行くようになるのかなぁ。
水汲みの世代交代も案外早いかもしれません。(笑)

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正解のない世界。

クリーニングに正解はないんです。


結果的に、汚れが落ちてて、色合いも良くて、着ることができる状態になればOK。
その状態にするために、アプローチの仕方は沢山あります。


やってはいけないこと、それはあります。
これをしてしまうと事故になってしまう。
これはすでに化学的にも証明されていて、やってはいけないことがいくつかあるんです。

で、それをしなければ普通の服なら何も起こりません。

ただ、服も色々で。


色々というと、皆さん汚れも千差万別ですよね、と思うんでしょうけど、確かに汚れも千差万別、ですが、服自体も千差万別なんですね。


水に濡れるだけで生地の色が抜け出てしまう服、結構あるんですよ。
汗汚れがひどくて、水洗いをしたい、でも水に濡れると生地の色が抜け出てしまう。


洗えないじゃないですか。


これ、商品が欠陥品なんですよね。
でも、普通に流通していて、ふつうにクリーニング屋さんに出てくる。


すると、セオリーでは対処できないので、なんとかして洗うようになります。


ここまで複雑でなくても、汚れの落とし方は色々あるので、どの方法をするか?はクリーニング屋さん次第。
最善の結果のために、頭を働かせながら色々と作業するんですね。


昔、うちに来た職人さんが、ハンカチの仕上げ方の話をしてくれて。
当時、クリーニング学校に通っていた僕には衝撃でした。


学校では、こうやって仕上げなさい、と言われていたのに、その職人さんはさらっと4種類くらい仕上げ方があるかな、と言うんです。
で、さらっとやって見せるんですよ。


あー、確かにこれでも仕上げられる、こんなやり方もある、目から鱗でした。


やり方が大事なわけではないので、どれが正解か?は結果が出るまでは考えないようにしています。


全てはいい結果を出すため。
そのために、柔軟な発想で取り組んでいくようにしてます。

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材料が変わる。

僕らクリーニング屋さんが使っている資材には色々なものがあります。


洗剤、溶剤、染み抜き剤、糊、助剤、中和剤、ソフター。
これらは洗うときにか必要なもの。

他にも、包装用のビニール、ハンガー、ワイシャツの襟に使う紙、ニット類をたたむ時に使う紙。
他にも色々と使っています。


どこの業界でもそうだと思うのですが、御多分に洩れずクリーニング業界も売上減少を続けています。
また、クリーニングを利用する世代にも変化が起きてまじて、若い人よりも高齢の人の方が利用されている実態がある。
また、クリーニング屋さん自体も高齢化、後継者難、機械が壊れるなどなどいろんな理由からやめて減っていっています。


一言で言うと、クリーニングに関するものがどんどん減っていっているわけです。


するとですね、いろんなものに影響が出始めます。


例えば、洗剤がなくなったり。


これはうちで実際にあった話ですが、今まで使っていた洗剤がなくなってしまったんですね。
製造中止だそうです。

今までは、製造中止になるのには理由がありました。
洗剤の中の成分の1つが使えなくなったので、製造ができないとか。
あるんです、そういう事が。
急に禁止薬品に指定されて使えなくなる事があります。
一応、メーカーさんも代替品を探して作ろうとするんですが、同じようなものが作れずに結局、製造中止に。


ところが今は少し違います。


うちが使っていた洗剤は、小さなメーカーさんが作っていました。
そこの洗剤を使うクリーニング屋さんが減ったので作る事ができない、と。
少量では作れないので、ある程度販売先がないといけません。
クリーニング屋さんが辞めているので、販売先が減り、製造そのものが出来なくなってしまったようです。


似たような話は他でもあります。


僕らが使っているドライクリーニングの溶剤も、年々上がっています。
その理由は、毎年溶剤の売れる量が減っているから。
原油価格の高騰なども影響していますが、それだけではなく、単純に販売量が少ないから値段も下がらない、こんな理由もあるんですね。


今年は、今まで使っていた資材の中で、販売中止になったものがいくつかあります。
もしかすると、今後も似たような事が起きるかもしれません。
クリーニングの品質に関わる部分なので、僕らも正直な話、かなり気になっています。


安定し仕事をするためには、安定した資材の仕入れは欠かせませんからね。


減る、という事はこういう影響もでる、という事。
まだまだこれからいろんな事が起きそうな気がしてます。
情報収集を常にしておかないといけませんかね。
気が抜けないな。

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こんな所にも海外のお客さんが。

今年は出鼻をくじかれまして、なかなかぶどう屋さんはいけませんでした。
facebookやブログには、ぶどう買いました!と買いてあるのにいけない悲しさ。

仕方ないですが、ぶどうは逃げませんからじっと我慢してたんです。

で、やっとぶどう屋さんに行けました。


今年はそろそろ終わりそうだそうで。


葡萄畑を見渡すと、もうほとんどぶどうは残っていません。
一昨年は週末に雨が多かったのもあって、11月まで買うことができたんですが、去年今年と、たくさんなっていたぶどうがほぼ完売。
ひと月ほどで終了となりそうな感じでした。


こんなな近くにあったのね!と言いながらぶどうを買いに来る人もいるとか。
また、高速の渋滞で嫌になって途中で降りたらぶどう狩りができたと喜んでもらったとか。


最近中央道の渋滞がひどいですからね。
帰りもひどいので、山梨方面に行くのをためらってしまいます。


ぶどう屋さんに話を聞くと、なんと今年は海外のお客さんもいらしたとか。


つい最近ね、ベトナムの観光客が団体で来てたくさん買って帰ったのよね。


べ、ベトナム?
中国じゃなくて?
ベトナム、景気いいのかなあ?

聞くと、びっくりするような量を買っていったと言います。


そうか、僕のぶどうをベトナム人が買っていっちゃったんだな、と笑いながら話していましたが、ぶどうのぶら下がっていない葡萄畑を見ると、あながち間違いでもないのかな、と。


知っている人は知っている、秘密の場所だったんですけどねえ。
年を追うごとに、人気が出てきているようです。


来年は少し早めに来なきゃダメかな。
スマホのカレンダーに予定を入れておきましょう。(笑)

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洗ったら傷む、と書いてるのは全部ウソですよね。

最近、とある事に気付きました。


洗ったら傷みます。


と書いてあったら。
その情報はほぼウソです。


洗い方の指南のブログが季節柄数多く出てきますが、そのほとんどがどこかからのサイトの引用、もしくは適当に書いた記事。
なんでそう思うか?というと、話がアバウトだからなんですね。


消費者の皆さんは洗うのがこわいと思うんです。
だって、洗うものがどんなものか?よくわかってないし、洗ったらどうなるのか?もわかってない。
何もわからないままで、今まで洗ってうまくいったり、失敗したり。
理由がはっきりとしないので、洗濯やクリーニングはまるで運のような扱いをする人もいます。


その人たちに共感を得る記事を書こうとすると、この表現がぴったりなんですね。


洗うと傷みます、って。


間違った洗い方をすると傷みます、間違った洗剤を使うと傷みます。

じゃあ、どう傷むのか?教えてよ?
傷むって一言で済ましているけど、素材と洗剤、扱い方の組み合わせで変化の仕方も違う。
十把一絡げで傷む、と簡単にいってくれるけど、僕らプロはそんな安易な表現は使いません。


何か変化が起きるなら、そうなる原因と結果が必ずあるから。



洗うと痛みます、と書く人は、どう変化するか?わかってないんですよね。
だから、とにかく、間違ったら傷む、と書く。
それを書く事で、免罪符のように、読んだ人が失敗しても責任を問われないように書くわけです。


今朝も、アウトドアでよく使われる、ゴアテックスの話が出ていました。


ゴアテックスの撥水性が低下するのは、汚れてるからだ、だから洗濯しなきゃダメ、と。


これは正しいんです。
ゴアテックスとは、少し特殊な生地で、繊維の隙間が水の分子は通さないけど空気は通せる、というもの。
だから水は弾くけど湿気は通してくれます。

しかし、汚れてくると、生地の表面が濡れます。
撥水性が落ちてくるんですね。
だから、洗うことは大事なわけですよ。


問題はここから。


洗い方を、専用の洗剤を紹介しながらせうめいをしているんですが、とにかく適当。
間違った洗剤を使うと生地が傷むから、のオンパレードです。


ふふふ、ゴアテックスが傷むような洗剤、家庭で使うわきゃないでしょ。
傷むって、どう傷むんだろう?
生地に穴が空く?
ヨレヨレになる?
一体、どう傷むのか?そこは説明されません。


僕らプロからすると、ゴアテックスを洗うときに気を使うのは傷むことではないんです。
だって丈夫だもん、洗っても平気ですよ。
問題はそこではなくて、そもそも水を弾くので洗いづらいんです。
沈まないですから常に浮いたまんま。
汚れ落ちが難しいんですね。

また、もう1つ問題があって、それは洗剤の残留。
これが厄介なんですよ。


洗剤が生地の表面に残ると、撥水性が損なわれます。
これは洗剤の性質によるもので、洗剤ってものを濡れさせる役目があるわけです。
だから、ゴアテックスの場合、洗った後に洗剤が表面に残らないように洗わなければいけない。


専用の洗剤はその辺をうまくしているんだと思います。


このように、必ず理由や原因があって、その結果がある。
傷むという一言で片付ける人たちは、何にも知らない人か誤魔化している人なんですよね。



だから、冒頭にも書きましたが、洗ったら傷みます、という情報はウソが多いんです。


洗濯やクリーニングに関して、本当に情報が行き渡ってないなあと感じます。
悪貨は良貨を駆逐する、と言いますが、まさにその状態か、と。

丁寧に伝えていく必要があるんだろあなあ。

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ドライクリーニングへの絶大なる信頼。

たぶん、一番消費者のみなさんとかけ離れているだろうな、と思うんです。

僕らクリーニング屋さんは、ドライクリーニングに絶大なる信頼を持っています。

ドライクリーニングは服をおかしくない。


これ、クリーニング屋さんの中では圧倒的な常識なんです。
ただし、きちんと管理をされていれば、の話。

管理がおかしいと、不具合が出ることがあります。


基本的に、ドライクリーニングをしても、衣類に変化は起きません。


これはアパレルさんもよくご存知で、だから服についてる洗濯表示にドライ指定が多かったんですね。
洗っても変化が起きないのでドライクリーニングで洗ってください、となんでもつけちゃう。

水で洗えるものにまで付けてしまうので、表示そのものの信頼も失われてしまいましたけど。


風合いを維持したい時、服を傷めたくない時、なるべく色を維持したい時、服がよれよれにならないようにする時。

つまり、服を長持ちさせたい時は、ドライクリーニングが一番なんですね。


消費者の方は、ドライクリーニングそのものを知りません。
なので、どうしても悪いイメージを持ってしまいます。


ドライクリーニングしたからおかしくなったんじゃないの?

薬品が悪いんじゃないの?

家庭では使えないものなので、直に触ったり、使うことがないから仕方ないんですが…。


ドライクリーニングが使えなくなったら。


僕ら本当に困ります。
水で洗うと腰も抜けるし、色もあせるし、長持ちしなくなる。


ぼくがここで、クリーニングしても衣類は傷みません、とハッキリと言えるのもドライクリーニングがあるから。
なくなってしまったら、クリーニング自体をやめようかな、と考えるレベルですからね。


今は、ドライクリーニングへの信頼は僕らクリーニング屋さんしかないかもしれません。
すっごいいいものなのに…。

ドライクリーニングの良いところがもっと広まって欲しい、というのも、ぼくがブログを書き始めた理由の1つ。
是非、広めたいですね。

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台風の被害。

おはようございます。

昨晩の台風、皆様のところは被害は出ていませんでしょうか?
東京は風の影響がかなり出たようで、日付が変わる頃、聞いたことないような風の音にビビり、その度に家が揺れるのにビビり、何かが飛んだ音にビビりながら夜を過ごしました。


朝起きると、嘘のような静かな朝。
そして、つい数週間前のなつかしい暑さ。
今日は1日暑いんでしょう。


さて、台風の被害は出ているようです。


府中市内のいたるところで通行止めが。
倒木ですね。
木が倒れてしまってるみたいです。
うちの裏の公園の木も倒れていると、子どもから報告がありました。


電車も、所々運転が出来ないところがあるらしく、駅やバス停に人だかりが出来ているようです。


台風ほどではないですが、今日も風は強い。
枝が落ちてくるかもしれません。
なるべく近寄らないようにしましょう。

もう一個、台風が近づいてきてるようです。
来ないように念力を送る!とうちの子供が。(笑)
1人より2人の方が効果ありそうなので、ぼくも一緒にやってみます。(笑)

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