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2019年4月

ぼくを作ってくれた人たち。

平成最後の日に何を書こうかな?とずっと考えていました。

 

クリーニングの話を書きたいな、あの話を書きたいな、服の話を書きたいな。

平成最後だから、と気負っていたんですけどね。

とある呟きを見て、平成最後の話をこれに決めました。

 

 

ぼく、見た目若いんですよね。

いや、今は白髪も混じって立派なおじさんなんですけど、それでも年相応に見られないのがほとんどなんです。

 

例えば、初めてあった人と話をしていて、結婚しているというと驚かれますし、子どもがいると言っても驚かれます。

さらに4人いるというと腰を抜かされるほどです。(笑)

 

まあ、若く見られるならいいんですが、時と場合によっては、舐められることがあるんですね。

バカにされたり、軽く見られて話を信用してもらえなかったり。

 

この事で随分と悩んできました。

普段は別に構わないのですが、仕事の時に、説明をしても話を聞いてもらえなかったり、信用されなかったりするのは本当に困ります。

大事な説明なのに、お客さまの服の話なのに、その話をしても信用されないって、何がわるいのか?ずっと悩んでいた時期があったんですね。

 

 

なん年前ですかねえ、10年以上前に、当時クリーニング屋さんの先輩にこんなことを言われたんです。

 

去年まで銀行さんと話をする時はこちらが頭を下げていたんだけど、今年は向こうが頭を下げて先に挨拶をするようになってきた。

向こうから見て、自分が年をとって目上に見えたんだろうなあ、と。

自然とそうなるもんなんだよな、と教えてもらったんです。

 

そのお話を聞いた時に、僕はびっくりしましたね。

だってその人、凄い人なんですよ。

知識も豊富だし、話し方も理路整然としているし、何よりも経験豊富。

その人でも、舐められたりするのか、と驚いたんです。

で、何も変わってないのに、ある時を境に待遇が変わる、という話を聞いても驚いたんですよね。

 

 

で、最近のぼくなんですが。

お店に来るお客様が、ぼくの話を聞いてくれるようになってきたんですね。

話をしていると、聞いているか聞いていないか、わかるんですよ。

特にうちは、仕上げをしているとぼくと、受付をしている母と2人でいることがあるので、どちらの話を聞いているか?は目の合い方でわかります。

 

母も年をとり、ぼくも年をとり、ぼくもだんだんとこなれてきたというのもあるのかも知れません。

 

でね、最近たまに感じるんです。

僕の中に、色んな人がいるなあって。

多重人格ではありませんよ。(笑)

今までお世話になってきた人たち、その人たちが居るんですよ。

 

それは色んなところで垣間見れるんです。

 

 

話し方だったり、考え方だったり、立ち振る舞いだったり。

色んな人に影響を受けて今の僕がいます。

 

ものすごいいい人たちなんです。

最初、その人たちを見て、こんな人たちみたいにはなれないな、と思いました。

やさぐれていた時期もありましたしね、人のせいにしていた時期もあります。

 

そんな風には考えられない、僕にはできない、なんて思ったりしたこともあります。

段々と、お付き合いをさせてもらっているうちに、僕も年をとったらこんな風になれるんだろうか?なんて考えまして。

で、その年になった時に、あの人みたいにはまだなれてないな、と自己嫌悪に陥ったり。

そんなことの繰り返しだったんですよ。

 

それが、最近になって、気付いたらその人たちが自分の中にいる。

本当に不思議でしたねえ。

 

横浜のクリーニング屋さんの先輩には、色々と教えてもらいました。

考え方や立ち振る舞い方、人との付き合い方など、たくさん教えてもらいました。

 

広島の先輩には楽しむ気持ちを教えてもらいました。

すっごい苦労人なんです。

それを微塵も見せずに明るく振る舞い、常に人を気遣っている。

優しさに満ち溢れた人です。

 

お世話になっている接骨院の先生にも人への優しさや仕事の考え方を。

何が本当に人のためなのか?って難しいんですよ。

優しくするのが本当に優しいわけじゃなく、本当に人のためにって時に厳しく、そして寄り添っていたりします。

 

まだまだたくさんの人にお世話になって、色んなことを教わって、今の自分が出来ているんだ、と改めて気付くようになりました。

 

 

人ってこうして成長をするんだなあと、平成を振り返るとそう思います。

人は人、自分は人にはなれない、のではなくて。

色んな人に関わることで、自分が色んなことを吸収していって、自分らしい自分ができる。

今、自分より優れた人がいたとしても、その人に勝つとか負けるではなく、その人から何を学び、何を吸収するか、が大事なんですね。

 

そして、それがいつか花開く。

 

まあ、いつかはわからないんだけど、自分の中で確実にその人たちが生きているんです。

 

 

渦中にいる時は、なかなか未来を信じて頑張るのは難しいんですが

その気持ちはよくわかる。

自分もそれで悩みましたしね。

 

でも、色んな人たちが経験しているんだから、まず間違いなく、今が糧となって未来は作られていきます。

だから、今答えを出さなくていいので、未来を信じて頑張ろうね、と、とある友達にエールを送ります。

 

今日の話は、とある友達に向けて書いたものでした。

その友達ね、ものすごいいい奴なんですよ。

彼とも不思議な縁で繋がりましてね。

元々がクリーニング屋さんでないのに、結婚して奥さんの実家の仕事のクリーニング屋さんの跡を継いだんです。

クリーニング屋さんでない人が、クリーニング屋さんをやるのって大変なんですよ。

さらに、自分の育った街を離れて頑張っている。

 

ぼく、たまたま縁があって、彼の成長を見てきました。

最初はぎこちなかった関係も、何度も会ううちに打ち解けていき、心が通うようになり、お互いのことをよく知る関係になっています。

彼の苦労はぼくでは想像も出来ないと思うし、そんな彼を尊敬もしています。

その彼の悩んでいる姿を見ると、何か出来ないかな?と思うんですよね。

かといってぼくのできることなんて、大してないんですが

せめて出来ることといえば、彼の悩んでいることのほんの少しでも、手助けになるような話をするくらいかな、と。

今日書いた話がなんの役に立つか、今すぐ役に立つか?と言われると、それはないと思うんです。

でも、いつかこの話が生きてくる時がある、と思っています。

 

それはぼくが色んな人に教えてもらってきたように。

 

心に色んな人のタネを植えておくと、いつか花開く時がきます。

 

 

だから、それを信じて、お互い頑張ろうぜ。

 

 

振り返った時に、平成を笑って語れるように。

令和がいい時代になりますように。

 

 

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久しぶりに、車屋さんへ。

今年のゴールデンウィークの最中に、友達が襲撃しにくる、と予告されていたんですよ。

それも、なんとなく、それっぽいようなつぶやきで。(笑)

で、こちらはいつ来てもいいように警戒をしていたんですね。

 

 

昨日もそんな呟きを見て、八王子ジャンクションの辺りがものすごい混んでいると。

で、電話をして、回避方法を伝えると、今日は仕事をしている、と言うんです。

そうか、前半仕事かな?来るのは後半かな?なんて思っていました。

 

 

したら、今日の午前中、ご来店。

見事に裏を書かれた格好です。(笑)

 

 

奥様を八王子の友達のところで降ろして、奥様の用事が終わるまでと、うちに寄ってくれたんですね。

 

じゃあ、どこへ行きますか?と考えたんですが、案内する所がない。

ゴールデンウィークだし、店も閉まっている可能性もあるし、ベタなところで三億円事件の現場とか?いやいや、府中はその話しかしないとテレビでやっていたから、それだけは避けたい、なんて考えていると、行く所がないわけですよ。

 

奥様との合流を考えて、コストコへ行く事に決めました。

 

 

どこへ行っていいか?わからない時はコストコ。(笑)

国内に店舗数は増えましたけど、まだまだ行った事ない人がいるので、こういう時にまだ使えます。(笑)

 

 

でも、ふっと、コストコへ行くなら奥さんも同伴の方がいいな、と。

なら、奥さんの用事が済むまで、ご飯でも食べようかな、と久し振りに八王子の車屋さんへ。

お蕎麦屋さんです。

 

 

車屋さん、ものすごく混むので、大丈夫かなあ?と思っていたら運良く二台分の駐車スペースが。

2人でしたから、スムーズにに案内もされ、無事にお昼ご飯を食べることが出来ました。

 

やはり、車屋さんの蕎麦は美味しい。

ぼくも何年ぶりだろう?

子どもが小さい時に食べにきとことがありますけど、育って食欲旺盛な子どもを車屋さんへ連れていく度胸はありません。(´・∀・`)

 

帰ってから家族に、いいなあ!と言われましたが、友達が来たからね、と言い訳を。(笑)

美味しゅうございました。

 

友達を送り、店へ帰ると品物がたくさん。

今年の連休はとにかく品物が集まります。

お休みに入る前に洗って、休んでいる間に自然乾燥だな、こりゃ。

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西東京 旭製菓のかりん糖

ゴールデンウィークが始まりましたね。

10連休という前代未聞の大型連休となった今年のゴールデンウィーク。

どんな感じになるのか?かなり不安でした。

 

道は混むのか?

人は居るのか?

 

土曜日はさほど混まず、いつもの土曜より少ないくらいで、拍子抜け。

夕方から混みだしたのでやはりいつもと少し違うのかな?と感じていたんですね。

 

で、今日はどんな感じかな?と、様子を見たいので三男を強制連行しまして気になっていたお店に行ってきてみたんですよ。(笑)

 

 

そのお店は、旭製菓のかりん糖。

西東京市では有名なお店のようです。

そのお店、多磨霊園の駅前にも出来たんですよね。

で、評判が良いので一度行ってみたいな、と思っていました。

 

 

ここで普通なら多磨霊園のお店に行けばいいんですよ。

でも、多磨霊園のお店なら、配達の途中に寄れる。(笑)

どうせ行くなら工場直売店だな、と西東京市まで行ってきました。(笑)

 

 

道中、どのくらい混むかな?と思ってたら割と空いてて。

サンデードライバーがいるので、ところどころ渋滞みたいになりますが、車の量自体はそんなに多くなく。

すいすーいと順調に走りまして、旭製菓かりん糖工場直売店に着きました。

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お店の中には、沢山のかりんとうが。

しかも、いろんな味のかりんとうが売っています。

もちろん、試食付きで。

甘いのから辛いの、チョコをコーティングしたものから変わり種まで、沢山のかりんとう。

三男に味見をしてもらいながら、お試しでいくつか購入。

 

これ、お土産に良さそうですね。

何かの機会にお土産に持っていきましょう。

 

いつもの連休と違い、みんなそわそわしてるのを感じます。

でも、慌ててないというか、なんというか。

これだけ大型の連休になると、出かけるのも慌てなくていいのかもしれませんね。

土曜はかなり品物が集まりました。

さてさて、明日からどうなるやら。

仕事をされている方々が困らないようにワイシャツの対応をしていかないと。

どのくらいの人が仕事をしているのか?そこが気になりますねえ。

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現場は臨機応変に!

何にでもあると思うんですが、王道ってありますよね。

 

 

これはこの手順でやるものだ、みたいな感じのもの。

セオリーといってみたり、ある時は常識と言われることがあります。

 

 

もちろん、クリーニングにもセオリーはあります。

基本的な話で言えば、シミ抜きをする時は、油の処理をして、水溶性の処理をして、それで落ちなかったら漂白をする、というような一応の流れというものはあります。

 

油汚れを落とすならドライクリーニング、汗のひどい汚れを落とすなら水洗い、これもある意味基本的な話です。

 

しかし、基本はあくまでも基本。

時と場合によっては基本通りではない事も現場ではよく起きます。

 

 

先ほど、油汚れならドライクリーニングと書きました。

が、場合によっては、油汚れを水洗いで落とす事もあります。

 

また、汗の汚れをドライクリーニングで落とす事もあります。

 

油汚れも、汗の汚れも、ものすごく汚れたものは難しいですが、普通に汚れているくらいなら、ドライクリーニング、水洗い、どちらで洗っても汚れを落とすことは出来るんです。

 

なので、どちらで洗うか?はクリーニング屋さんごとに違います。

 

考え方や最終的な仕上がりのイメージなどで、お店ごとに方法を選んでいます。

 

 

たまにクリーニングトラブルのご相談を受ける事があります。

 

クリーニング屋さんでこんな風になってしまったんだけど、問い合わせたらこんな作業をしたと言われた、これって正しいやり方なのか?

 

そんな質問をされる事があります。

 

 

お客様も感情的になられているので、なんとかしてクリーニング屋さんに非がないか?探しているんです。

 

この時の僕はというと、かなり中立的な立場でお話を聞いています。

 

まず、おかしくなったというのがどのレベルのものなのか?

本当におかしくなっているのか、誇張されているのか、勘違いされているのか。

実際、お問い合わせを頂いたうち、何件かは誤解や勘違いがあります。

おかしくなってはいないのに、おかしくなってしまってる、と思い込んでしまう方もいらっしゃるんです。

 

なので、冷静にお話を聞いて、判断するようにしています。

 

そして、クリーニングの作業に問題があったか?というご質問にもなるべく冷静に応えようとします。

 

 

先ほども書きましたが、特別酷くなければ、どの洗い方を選択しても間違いではありません。

そこのお店で、この汚れにはこの洗い方がいい、と判断した、という事実でしかないので、それの良し悪しはあまり重要ではないんです。

 

洗い方よりも、問題なのは、作業内容。

ドライクリーニングでも、水洗いでも、正しく行われなかったら事故が起きます。

これはどちらの洗いが正しかったか?ではなくて、やり方が正しかったか?という事なんですね。

 

 

よく、水洗いをすると縮む、と言いますが、あれは半分正しくて半分間違い。

水洗いをしたから必ず縮むというわけではないんです。

作業に問題があって縮むことの方が多いんです。

 

このように、ドライクリーニングが悪い、

水洗いが悪い、みたいな答えにはならないんです。

お客様は、ドライクリーニングか悪い、水洗いが悪い、と思いたがるんですが、残念ながらそういうものではないんですよね

 

クリーニング屋さんの友達からトラブルになってるお話を聞いたりして、ものすごい剣幕で罵られるケースがあるようでちょっと驚いています。

 

お前の知識がないからだ!

技術がないからだ!

そんな風に罵られる事もあるとか。

 

国家資格のクリーニング師を持っていますから、知識がないわけでもないんですけどね

少なくとも、なんとなくで洗っているわけではないし、目的を持って洗ってます、プロですから。

 

 

前にも書いた事がありますが、クリーニングのトラブルは一概には言えない事がたくさんあります。

 

 

クリーニング屋さんに問題がある事もあるし、服に問題のある事もある。

お客様に問題のある事もある。

何が原因か?冷静に考えないと答えは出てきません。

 

 

もし、トラブルにあってしまった時は、冷静にクリーニング屋さんに相談してみてください。

ご利用のクリーニング屋さんでいいと思いますし、他のクリーニング屋さんの意見も聞きたければ、ぜひ問い合わせてみてください。

相談に乗ってくれると思いますよ。

 

もちろん、僕も相談に乗りますので、遠慮なくお問い合わせください。

うちは全員クリーニング師なので、だれか電話に出ても、受付に出ても大丈夫です。

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ボンディング加工のリスクとは。

今、クリーニング業界ではちょっとした悩み事があるんですよ。

それが、昨今、多くなってきたボンディングという技術の使われた服が増えている事。

 

 

ボンディング、つまり、接着剤で貼り付けて作られた服のことなんです。

 

 

いろんなところで使われています。

例えば、コートの裏側に風除けで貼り付けられていたり。

ダウンの縫い目をなくすために接着剤で貼り付けていたり。

中には、服を作るのに全部接着剤で貼り付けて作られているものまであります。

 

 

この、接着剤で貼り付けられて作られた服の何か問題か?というと、主に2つ問題があるわけです。

 

 

1つは、ドライクリーニングの耐久性が低い、という事。

 

 

ドライクリーニングは樹脂を溶かしやすい性質があります。

使われている接着剤の質や状況などによってドライクリーニングをすると剥がれてしまう可能性がある。

もちろん剥がれない可能性もあるんですが、悪い方にならないようにするため、ドライクリーニングを避けるようになります。

 

水で洗えばいいじゃない、ですね。

 

でも、ドライクリーニングをしたいこともあるわけですよ。

型崩れさせたくないとか、油の汚れを落としたいとか。

そんな時に、ドライクリーニングをためらうような商品だと、綺麗に出来ないケースが出て来てしまうんです。

 

 

もう1つ、重大な問題があります。

それは、ボンディングの劣化。

これ、洗おうか洗うまいが、関係なく時間の経過で劣化していくんです。

つまり、作られてから一定の期間が立つと、剥がれてきてしまいます。

ボロボロになるものもあるんですよ。

 

つまり、寿命のあまり長くない服がボンディングには多いんです。

 

 

縫い目のない服とか、風を通さない機能性とか、メリットもあります。

しかし、何年も持たない服はそれに匹敵するくらいの重大な問題です。

 

 

消費者の皆さんが、この事を十分に理解して購入しているのなら別に構わないんです。

 

 

何年かしてまた買い換えればいい、そういう消費行動もあります。

洗ってまた着るよりも、捨てて新しい服を買う方がいい、使い捨ての文化と言うのもありますから。

 

 

製造メーカー、消費者、両者が納得の上で販売、購入されているのならなんの問題もないわけです。

 

しかし、現状はというと、ほとんどの人がリスクを知らない。

ともすれは、高額な衣類にも使われているので、長く持たないと知った時に驚くお客様もいらっしゃいます。

 

僕らクリーニング屋さんの側でなんとか出来ればいいんですけど、劣化したものを元に戻すのは流石に厳しい

 

 

ボンディング、接着剤で貼り付けられた服がある、という事をぜひ覚えておいてください。

これから冬物を洗濯したりクリーニングしたりする事があると思います。

その時に、思わぬトラブルが起きることもあるかもしれません。

その中に、ボンディングの事故もあると思いますから。

 

 

メンテナンスをしている立場からいうと、ボンディングはやめてほしいよなあ、というのが本音です。

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クリーニング屋さんはなくなるんです。

変な話をしますが、クリーニング屋さんって、いずれなくなるんですよ。

 

 

家庭洗濯が良くなった必要なくなるとか。

衣類が安くなって洗わないで買い換えるようになるとか。

服が進化して汚れないようになるとか。

 

 

そんな話かではなくて。

クリーニング屋さんがなくなるのは法律のせいなんです。

 

 

今、クリーニング屋さんって新規で開業するのがとても難しいんですね。

受け渡しだけの取次店は出来ます。

問題は、洗ったり仕上げたり、シミ抜きをする、工場が建てられないんです。

 

今、工場を併設してやっているクリーニング屋さんは、何十年も前からやってきたクリーニング屋さんばかり。

代替わりをして、お子さん達に継承したクリーニング屋さんは現在も営業をしています。

 

しかし、新しくクリーニング屋さんでない方が、クリーニング屋さんをやろうとすると、許可が下りないんですね。

 

やろうと思えば出来るんですよ。

工場なので、準工業地域と言うところで工場を建てれば。

でも、これ、ほぼ無理なんですよね。

 

 

準工業地域って、どの業種ものどから手が欲しい土地なんです。

法律的には、パン屋さんも住宅地や商業地にお店は出せません。

使っている機械が法に触れるからです。

 

法律を遵守すると、いろんな業種が現在の場所では営業出来なくなる。

法律が施行される前からやっているので今は問題はないけど、いずれ場所を変えないといけない、と思っている人たちがたくさんいます。

その人達が狙っているのが、準工業地域と言うわけです。

 

 

すでに埋まっている地域でもあるのでなかなか空きも出ず、出たと思ったら大きすぎたり高すぎたりで、クリーニング屋さんの工場レベルでは持て余してしまいます。

 

 

大手のクリーニング屋さんになろうとするなら出来るかもしれませんが、街の中にあるような個人のクリーニング屋さんにはとてもではありませんが出来る状況ではないんですね。

 

 

で、年々クリーニング屋さんが減っていってるでしょ?

お子さん達が後を継がなくて、体や機械が壊れて辞めていくクリーニング屋さんがたくさんいます。

 

辞めていくクリーニング屋さんはたくさんあるけど、新規で始めるクリーニング屋さんは、入ってこない。

 

 

だから、クリーニング屋さんはいずれなくなるんです。

 

 

クリーニング屋さんがなくなったら、また新しい技術で汚れない服ができたり、自分で洗えるような服が出来るよ、そな話をされたことがあります。

 

 

でも、おそらくそんな未来は来ないでしょうね。

あるとするなら、シワがあっても気にならない、汚れてても気にならない、消費者の方々がわからないようになるだけ。

 

今もそんな感じになりつつありますけど。

 

 

クリーニングの技術って実はすごいものがたくさんあります。

綺麗にシワは伸びるし、汚れも落ちるし。

でも、クリーニング屋さんがなくなれば、汚れは落ちないものだと思うし、シワは伸びないものだと思う、そんな世の中になってしまうんですよ。

 

 

みんながそれに納得できればいいんですけど、必ずきちんとしたい人っていますからね。

現状の法律が変わらない限り、クリーニング屋さんがなくなる未来は避けられそうにありません。

 

大体が、新規参入が出来ない時点でおかしいんですけどね。

こんなおかしな事態、変えていかないとね。

 

クリーニング屋さんになりてえ!

そんな人が入ってきやすい世界に変えなきゃ。

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全自動折りたたみ機 ランドロイドが…。

2年ほど前ですかねえ、洗濯王子こと中村くんとシーテックという展示会に行って来ました。

僕らの目的は、全自動洗濯折りたたみ機、ランドロイド。

 

AIを搭載して、洗濯したしわくちゃの服を入れると自動で識別し、折りたたんでくれる、というもの。

さらに、色別や登録している人別に畳んだものを仕分けてくれたり、まさに主婦にとって夢のような機会です。

 

その発表があったので2人で見に行って来たんですよね。

王子、あの時はありがとう。(笑)

 

 

まだ開発段階で、値段も100万以上していましたっけ。

で、今後、

コストダウンを図りたたむ速度も上げていく、と言っていました。

あの当時はたたむのに8時間くらいかかってしまい、値段と時間が現実的に折り合わない印象だったんですね。

 

 

その後、話を聞かなくなりましたが、販売されるのを心待ちにしていました。

なぜなら、もの後の発展次第では、僕らクリーニング屋さんにも入ってくるかもしれないな、と思ったからです。

残念ながらクリーニング業界はあまり裕福な業界ではないので、すでに自分たちの手で開発をするのも難しくなって来ています。

外部頼みですが、新しい技術の開発は僕らも大歓迎なんですよ。

 

そのランドロイドに進展がありました。

 

 

昨日、発表されたようで、ランドライドを作っている会社が破産をしたらしい。

資金繰りがうまく行かなかったのが、原因との事。

 

うわー、かなり残念です。

開発にはお金かかるのはわかるけど、思っていたよりもかかったのかもしれませんね。

景気も影響したのかも。

 

服を識別して畳む、一見なんて事なさそうですが、相当難しいと思うんですよね。

だって、服ってみんな同じじゃないし。

色からも違うし、デザインも違う。

サイズも違えば、細かく言ったら襟の形、大きさも違う。

それらをどう判断して、畳むか?だと思うんですよ。

僕は当たり前に判断してやっていますが、機械は僕らみたいにはいきません。

 

AIで学習させていけば、早く処理できるようになる、という淡い期待もしていましたが、現実は難しかったのかなあ。

 

 

個人的には、全自動にする必要はないと思っていましてね。

半自動でいいと思うんですよ。

服の判断は人間がやる。

で、取っ掛かりだけ与えてあげれば自動で畳む。

 

これならコストやすく作れるんじゃないかなあ、と思うんです。

完全なる全自動に行くまでの、前のステップとして。

 

ランドロイドができたら、アイリスオーヤマあたりが半自動の商品を出さないかな?なんて思っていましたから。

 

 

まだまだ、洗濯が楽になる世界は遠い未来なのかもしれません。

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クリーニングはトラブルが多いのか?

以前、クリーニングはトラブルがとても多い業種だと言われていました。

消費生活センターの相談の件数も何年も一位だったり。

今から10年ほど前は、クリーニング屋さんの中でさえ、クリーニングはクレーム産業だ、なんていう話をする人がいたくらいです。

 

今は通信関係、架空請求などが一番らしいですね。

 

 

でも、一旦トラブルが多いと思い込まれてしまうと、人はそのイメージからなかなか抜け出すことが出来ません。

 

クリーニングはトラブルが多い、という思い込みから、クリーニングを疑う人もいらっしゃいます。

 

本当にトラブルを起こしたのなら、クリーニング屋さんは真摯に対応しなければいけません。

しかし、トラブルではなく、不安からお客様がクリーニングを信用できないケースがとても多いのも事実なんですね。

 

 

うちは個人事業者です。

必然的にクリーニング屋さんの友達も個人事業主が多くなるんですね。

で、あって話をするときに、トラブルを起こした、というような話をあまり聞かないんです。

 

お客様からお問い合わせをもらっててね、というお話や相談はたまに受けます。

でも、それらのほとんどはなんの問題もないものが多いんですよ。

 

で、クリーニング屋さんのトラブルというのも偏りがあるよなあと感じています。

 

 

個人事業者のクリーニング屋さんでは、トラブルはほぼないんです。

たまに聞くときに、5年ぶりにトラブルになってしまった、とか長い人だと10年前にあったかな?というレベルでトラブルが起きてない。

 

これって、他の業種で考えても圧倒的に少ないと思うんですよね。

個人のクリーニング屋さんって本当にトラブルが少ない。

 

じゃあ、クリーニングはトラブルが多い、という原因はどこか?という話になるわけで。

 

思いたることはあります。

今から10年ほど前の話ですが、某大手安売りで有名なチェーン店のオーナーさんと同行していたときのこと。

 

移動していると頻繁に電話がかかって来ていました。

そのほとんどがトラブルに関してのもの。

同じお客さんからの電話かと思ったら、別々のお客様からのお問い合わせなんですね。

 

いろんな対応のお話をされていたんで、あまりにもびっくりしていたんですよ。

 

なにしろ、個人のクリーニング屋さんではそんな日常ありえませんから。

 

で、トラブル多いんですか?と聞くと、年間ものすごい金額の保障をしている、と。

その時は、預かる品物の量もうちらの数百倍ですから、仕方ないのかな?と思いましたが、真実はわかりません。

 

 

クリーニングと一括りにされてしまいがちですが、その中身は全然違います。

トラブルひとつ取っても、毎日起こるクリーニング屋さんもあれば、何年もトラブルを起こさないクリーニング屋さんもいる。

 

それをならしてクリーニング屋さんは、と言ってしまえば、クリーニングはトラブルだらけってイメージになってしまうのかな、と思いますね。

 

20年以上、クリーニング屋をやって来て、いろんなクリーニング屋さんを見て来た今だから、感じる事かもしれません。

クリーニング屋さんを語るのに、一括りで言えない難しさだと思います。

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誰の車?

配達で車を使うので、駐車場を借りています。

駐車場を家の横に取るスペースもないので、あるいで数分のところに借りているんです。

 

去年の春頃に、うちの隣の駐車スペースがあいていたんですが、そこに車が止まり始めました。

うちと同じミニバンの車。

車の中には、クマのぷーさんのぬいぐるみ、チャイルドシートなど置いてあるので、ああ、新しいご家族が引っ越されてきたのかな?と思ったんですね。

よく僕とすれ違うご家族で、多分買い物のタイミングや幼稚園や保育園へ送っていくタイミングが僕の配達とあっていたのかもしれません。

話こそしませんでしたが、小さなお子さんがいる、という事だけでこちらもほっこりとして、クマのぷーさんのぬいぐるみを見かけるたびにほほえましく思ったものです。

 

車を止めるのにちょっと癖のあるご家族でして。

なぜか駐車スペースから10センチほど前にはみ出して留めるんですね。

なんで前に出るんだろう?と不思議に思っていました。

もしかして後ろの車止めがずれてる?いやいや、車止めは正常な位置にあります。

でも、車自体、その車止めから10センチほど前に出ている。

おかしいなあ、と思っていたら、原因が分かったんですね。

 

ある時、配達から返ってきて、車の中で伝票の整理をしていました。

すると、お隣さんがどこかから帰ってきたみたい。

バックで車を止めています。

一番後ろの車止めにこつん!と当って、一度車が止まったんですね。

そうしたら、なんと、車が10センチほど前にずれる。(笑)

 

えっ?なんで???

見ていてわかりました。

車止めにぶつかった後に、ブレーキから足を一度放すんですね。

すると、車が前に出る。(笑)

そこでサイドブレーキを引く。(笑)

だから車が前に出てしまうんです。

 

こういう事か、と納得、

でも、お母さんも忙しいし、そんな事にかまっていられないよなあ、とこちらが出る時に少し気を使えばいいや、位に思っていました。

 

 

つい先々週の事です。

配達から帰ってきたら、隣の車の前に、赤いコーンが立っています。

車でもぶつけられたのかな?とみていると、何やら張り紙をしてある。

 

ここは契約駐車場です。

契約されていない車の駐車はご遠慮ください。

ナンバーを控えてあります

 

との事。

あらー、いない間に車を止められて、自分の車が止められなかったのかね?なんて思いながらお店に帰ったんですよ。

で、お店でその話をしまして。

うちも配達に出ている間に止められたらら困るよなあ、なんて話をしてたら、母が変な話をするんですね。

 

不動産屋さんがさっき来てね。車を変えましたか?と聞いてきた、と。

うちは変えていませんよ、というと、こんな色のこんな車が勝手に車を止めていたようで…、と話していた、というんですね

 

 

ん?んん???

その色と車種は・・・・・、去年からずっと止まっている車だけど?

ま、まさか、一年ずっと契約しないで停めていたってこと?

じゃあ、さっきの赤いコーンはあの車に対しての物だったってこと?

 

その日の夜。

やはり配達があって、車を取りに行ったら、隣の駐車スペースに車はいませんでした…。

 

もしかして、夜で掛ける用事があったのかもしれない。

まだ半分信じていない僕がいます。

で、翌朝。

配達に行くのに車を取りに行くと、やはり車がない。

 

それ以降、隣の駐車スペースは空いたまんまです・・・・・。

 

 

いやー、ちょっと驚きましたねえ。

顔も何度か見掛けてましたし、そんな悪い人に見えなかったんだけどなあ。

何かワイドショーでインタビューを答えている人みたいなコメントですが、素直にそんな感じなんですよね。

人はわからないものです。

 

契約しないで停める人がいるなんて想像もしないし、ましてや一日とかあるかもしれないけど一年はさすがに想像をはるかに超えていました。

かなりびっくりした体験。

 

 

 

 

 

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くじらのお弁当屋さん らじっく

まだまだ知らないお店ってたくさんありますね。

先日、Facebookでおもしろい投稿を見かけました。

 

 

クジラ肉をつかったお弁当屋さんがある。

 

 

クジラなんて今なかなか買えません。

食べたことない人の方が圧倒的に多いと思います。

お弁当屋さんなんですが、なんとあきる野市にあるというんですよ。

で、気になったので、配達の合間にちょっと足を伸ばして行ってきてみました、

 

うち、配達のエリアが広いので、あきる野市の隣くらいまで普通に配達をしているんです。(笑)

 

 

お店の名前は、らじっく。

見た目普通のお弁当屋さんです。

でも、中に入ると、クジラだらけ。

 

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中ではお弁当とクジラ肉を買うことができます。

 

 

なんでクジラを扱っているのか?

不思議に思ってお話を聞いてみると、なんとオーナーさんが調査捕鯨船に乗っていたとか。

その関係でクジラを仕入れることが出来るんだそうです。

 

新鮮なお肉で生臭いことも一切なく。

まさかあきる野市でクジラに出会うとは思ってもいませんでした。

お弁当を待っている間、たくさんのお客さんが来ていましたね。

みなさん、口を揃えて話をするのは、新鮮で美味しい、と。

 

くじら、食べてみませんか?(笑)

 

 

店内に、鯨の髭が展示されていまして。

触っていいというので、触らせてもらったんですが、これが髭?とかなりの驚き。

その感触、ぜひ触って確認してみてください。(笑)

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本当にオススメです。

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ゴールデンウィークのお休みについて。

毎度ご利用頂きましてありがとうございます。

今年のゴールデンウィークのお知らせです。

 

 

当店のお休みは、525日までお休みをいただきます。

他は通常通りの営業となります。

日曜はお休みです。

 

 

今年は10連休なので、どのようにお休みにするか?みんなさんに迷惑のかからない日にちはどこか?で色々と悩みました。

 

みなさん、どこかにお出かけするんでしょうか?

お仕事の方もいらっしゃるようですね。

いいお休みになりますように。

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クリーニングの情報のアップデートを!

デパートとのお話を書いてきました。

その間に、いろんな人に相談して意見をいただきました。

 

やはりというか、とあるお客様から、そこのデパートのワイシャツは以前から破れやすいイメージを持っていた、と聞いてみたり。

 

また、クリーニング屋さんの友達と話していた時に、仕上げに関する書物の中にノリにおける話が書かれていて、本の内容が間違っていると言うことに気付いたり。

確かにかなり古い本なんです。

クリーニング業界って、とにかくネガティブなんですよね。

 

自信がない。

 

アパレルの方が正しいと思ってたり、詳しいと思ってたり。

確かに、ファッションに関してはアパレルの方が優れています。

でも、こと服のメンテナンスに関しては、クリーニング屋さんより知っている人はいません。

もっと自信を持っていいと思うんだけど。

 

そんなネガティヴな時代に書かれた本なので、所々歪んだ表現などを見つけたり。

 

これが踏襲されてるとすると厄介だなあと感じます。

 

 

もう1つ、いろんな人と話をしていて気づいたことが。

 

 

それは、クリーニングに対するイメージが古すぎる、と言うこと。

 

 

 

一体いつの時代のクリーニングの話をしているのか?と言う話をたくさを見聞きします。

確かに昔はそう言うのもあったんです。

ノリが固すぎてまるで板のようになってるとか、光ってしまってるとか。

そう言う時代が確かにありました。

 

でも、クリーニング業界も進化しています。

使っている資材も変わり、機械も変わり、内容は全然変わっている。

なのに、デパート、アパレル、お客様、ともすればクリーニング屋さん自体が古いイメージのままでいる。

 

クリーニング屋さん同士で話をしていても、同業他社の話になるといつの時代のクリーニング屋さんの話???と思うような話をする人がまだいるんです。

しかも、若い人でも。

 

古い情報で思い込んで見ているので、ちゃんと物事を判断できていないひとも出ています。

 

これはいけません。

クリーニング屋さんの情報のアップデートをして欲しい。

そう願います。

 

 

思っているようなクリーニングではないよ、今は。

情報が古すぎてはダメです。

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デパートとの電話 その4

続きです。

 

 

 

 

そして、次に電話がかかってきた時に、男の人になっていました。

 

開口一番、こんな話をするんです。

 

 

デパート

当社のシャツに関しまして、貴重なご意見ありがとうございます。

当社としましては、ノリなし、ノリ薄めに関して変えるつもりはありません。

また、当社の製品に関する瑕疵出ない限り、クリーニング屋さんで洗ったものに関しては責任を負いません。

 

 

、こんなひどい答えありますか?

だれもそんな話をしていないし、責任を取れとも言っていない。

こちらは、おっしゃるようにやったら衣類が傷みやすくなるからそれでもいいのか?と聞いてるんです。

 

それをこの答えは、まるでうちらに責任はない、洗ったらお前らの責任な、と言っているんですよ。

銀座のデパート、こんな質が悪かったかな?と。

こんなひどい話をするデパート、いまだにあるのかな?とびっくり。

 

 

あまりにもおかしな話をするので、こう言いました。

 

 

ぼく

あの、そんな話を一切していませんが?

そのいいかた、まずいんじゃないですか?

こちらのミスで起きたものならおたくに責任を問いませんし、そんなのは当たり前です。

そんな話をしているのではなくて、おたくらの言っている通りにしたら、服が持たなくなるけど、それだと評判が悪くなるけどいいのか?と聞いているんです。

だいたい、なんでのりづけをしちゃいけないんですか?

その説明がまだされてない。

 

 

答えが違うと聞いて、まずいと思ったんでしょうね、さっきまで高圧的に答えていたのが一気にトーンが下がりました。

 

さらにデパート側はこう言います。

 

 

デパート

私共としては、お客様がどう洗うか?そこを指定するつもりは有りません。

そこはお客様の自由ですので私共は口を出しません。

 

 

 

これ、さっきの話の途中でこんな会話をしていたんですね。

 

 

クリーニング屋さんもいろいろあってデパートさんのおっしゃるようなクリーニングをされているところも確かにある、それならクリーニングを指定してもいいのではないか?と。

実際、ブランドさんによっては、クリーニング屋さんを紹介しているところもあったりします。

鎌倉シャツなどは、シャツを購入すると白洋舎のクリーニングチケットをくれたりしますしね。

そんな話をした答えがこれです。

 

聞き様によってはお客様の意思を大事にしているように聞こえますが、ぼくには無責任に聞こえました。

 

ノリをつける意味も知らない、それでノリをつけなくていいとは、全く意味がわからないので、さらに話を聞いていたら、こんな話をされたんですよ。

 

 

デパート当店のシャツはとても柔らかく、ノリをつけるよりもないほうがいい。

ノリをつけると光ったりするじゃないですか。

私どもいろんなクリーニング屋さんとお付き合いをしていますから。

 

と、ここで高級クリーニング店の名前も出してきます。

そこに相談もしている、と。

 

もし、相談していてノリなしでいいなんて言ってたら、その高級クリーニング店、相当やばいですよ。

もし言ってなかったらとばっちりです。

デパートさん、いい加減な話をしすぎです。

 

 

で、そこでふと気になったので、聞いてみたんですよ。

 

 

ぼく

あなたがノリが嫌いだというのはわかりました。

では、どんなクリーニング屋さんを利用してたんですか?

 

 

どんなクリーニング屋さんを利用していたか?それを聞けばおおよそわかります。

ノリが適切だったのか、不適切たったのか、それとも適切でも嫌いだったのか。

 

 

すると、もごもごまた口ごもるんですよね。

なんでクリーニング屋さんの名前を出さないんだろう?と不思議に思っていたら、こう言ったんですよね。

 

デパート

クリーニング屋さんには出していません、自分で手洗いしています。

 

 

この瞬間にプッツンですよ。

利用したことない人間が、ノリの好き嫌いの何がわかるんだ?と。

せめて利用して、固かったとか肌が荒れたからとか、説明しているのならわかります。

利用してなくて、ノリの文句を言うなんて、有りえない。

これが素人ならそこまで思いませんが、フロアで責任持って売っている人ですよ。

この人が、シャツのメンテナンスについ語っているかと思うと、本当にやめてほしい。

 

 

もう、話になりません。

平行線ですね、なんて言われましたが、平行線でもなんでもない。

ただ、無知な人と話をしただけ。

こちらはなんの情報も得られなかったし、手探りでノリの具合を探さなけれならなくなっただけ。

 

虚しくなったので電話を切ろうとしたんですが、最後にもう一つ、質問をしたんですよね。

 

 

 

ぼく

このシャツ、洗浄試験はしてるんですよね?

一昨年の12月に洗濯表示がISO準拠のものに変わりました。

それには、今までのように生地でのテストではなく、消費でのテストが義務付けられています。それを行なった上で、このラベルをつけているんですよね?

 

 

なぜこの質問をしたか?というと、洗浄試験が行われているということは、その服の上限が決められている、という事になります。

ここまでなら洗っても大丈夫ですよ、といういわばお墨付き。

きちんと洗浄試験をしているのなら、その範囲内で僕らも色々手を尽くすことができるのです。

 

しかし、してなかったりしたら、こちらも手探りでやらなければならない。

デパートが、高級オーダーシャツでまさか試験してないなんてないよな?と思って質問をしたんですよね。

 

 

したら、ですよ。

 

 

 

デパート

確認します。

 

 

 

おい、確認じゃねえ。

なら、今まで話していたことはなんだったんだ?

こちらは製品の問い合わせをしているのに、洗浄試験をしたか?してないか?それすら確認もしないまま答えていたのか?

なら、ノリをつけたら縮むの根拠自体、ないって事じゃねえか。

 

 

ひどすぎますよ、もう。

あまりに頭きたのでもう言ってしまったんですね。

 

ああ、確認、もういいです。

おたくがどう言ったデパートか?よくわかりました。

そんな適当なところだったなんて。

本当にがっかりです。

 

 

何度も確認します、と言ってきましたが、もういい。

こんないい加減なところの商品、たとえ洗浄試験の結果です、と言われても信用出来るはずがない。

 

 

あまりにも酷い対応で本当にびっくりしました。

 

クレームじゃないんですよ?

よりよく商品を長持ちさせるように、相談しただけなんです。

それでこの対応、このいい加減さ。

 

これで、クリーニングしたら、責任は持ちません?

いい加減にしてほしい。

それならもっときちんと勉強して商品に万全の信頼を持って販売してほしい。

こちらが質問したら答えられるくらい、勉強してほしい。

決して安い商品じゃないんです。

オーダーで数万円はする品物。

それでこの対応はお粗末すぎる。

 

 

あえて書きますが、全国のクリーニング屋さん、本当に苦しんでるんですよ。

デパートで買った品物でも、不良品は本当に多いんです。

外国製のブランド品も変なの多いんです。

 

それを次もまた着られるように、知恵を絞って、工夫をして、なんとか洗って仕上げている。

そんなクリーニング屋さん、全国にたくさんいます。

顔を合わせれば、こんな商品があってさ、と困っている話が必ず出てきます。

それでも、僕らが断ったり、出来なかったりして困るのはお客様、洗うのが、綺麗にするのが僕らの仕事だと、言い聞かせながらみんな頑張っている。

 

せめて、同じ服を扱う仕事の端くれとして、僕らに情報を提供してくれてもいいんじゃないですかね?

販売したものを洗っているのは僕らですよ。

製造販売した人たちが洗っているんじゃないんです。

他の業種なら、作った人がメンテナンスをするんですよ。

服はそうではなくて、クリーニング屋がメンテナンスをする。

メンテナンスをして、長持ちするから、商品の品質が高いと感じてもらえ、また購入してくれるんです。

 

なんで協力できないのか。

 

本当に腹立たしい。

売る時だけいい顔して

ぼくの中のデパート像が一気に崩れ落ちた日になってしまいました。

 

悲しすぎる。

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デパートとの電話 その3

続きです。

 

 

 

 

ぼくの聞きたかったことはこれなんです。

 

 

ぼく

クリーニング屋としての意見ですが、このワイシャツをノリ薄くしたり、つけなかったりしたら、確実に汚れていきます。

つけているワイシャツに比べて汚れも落ちないし、長持ちしなくなる。

切れたりしますけど、それでもいいんですか?

 

 

ここなんですよね、ぼくがききたかったのは。

ノリをつけないと、汚れていくし、生地が傷みやすくなるんです。

ノリをつけてる服が2年持ったら、ノリなしだとそんなに持たないうちにダメになる。

 

服の価値って、長く持つこともあります。

ノリなしで着ていて、他のシャツに比べて、傷みやすかったら、シャツが悪かったとなってしまいます。

それでいいんですか?と聞きたかったんですね。

 

僕らはいいんですよ、そう指定するのなら。

指定通りに洗って、長持ちしなかったとしても、それはメーカーさんが指定しているんだから、またお客様が望んだんだから。

 

でも、それって不親切でしょ?

傷みやすくなる、汚れやすくなるってわかっていて、黙って見てるってやはりおかしい。

僕らはクリーニングのプロとして、ノリをつけたほうがいいし、もしつけないなら明確に理由があるのか?聞きたかったんです。

 

 

どうします?と聞くと、もごもごして、はっきりと話しません。

要は、電話口の人では責任が持てないので答えたくないようです。

こちらは、デパートさんもいい商品を売ってますね、と言われたいだろうし、お客様も長く着用できるように聞いているのに、デパートさんはその意識がないみたい。

だんだんと腹が立ってきまして。

見せ掛けだけじゃねえか、デパートって、と腹が立ってきました。

 

もう、この辺から、自分たちに責任はないと言いたげな感じで話をごまかしてきます。

そうじゃなくて、買ったお客様が困るでしょ?そうならない方法の話をしているのに。

 

デパートを信じてお客様は買ったんですけどね。

 

 

結局、仕立て屋さんやフロア責任者などと話をして、折り返し電話をかけます、と電話を切られました。

 

 

この話を聞いた時に、デパートってこうなんだよなあと思ったんです。

クレームだと思ってる。

僕はそんなことで問い合わせをしたわけではないんです。

 

 

 

まだ続きます。

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デパートとの電話 その2

昨日の続きです。

 

 

 

 

ぼく

うち、クリーニング屋なんですが、お客様からオーダーのワイシャツをお預かりしまして。

その時に、このシャツは薄ノリを指定されているのでノリを極薄でつけて下さい、と言われたんですが、ノリを薄くつける理由はあるんですか?

 

 

と、こう聞きました。

すると、こう返ってきたんですね。

 

 

デパート

ノリをつけると縮むので、当店のワイシャツはノリなしを指定しております。

 

 

ぼく、もう一度確認したんです。

 

 

ノリをつけると縮むんですか?

本当に?

聞いたことないんだけど。

 

 

すると、電話の先が静かになります。

ここで我慢ができなくなったので、説明を。

 

 

ぼく

ノリを受けて縮むことは有りません。いや、有りえません。

ノリをつけたからと言って縮んだなんて事例は今まで一度たりとも聞いたことがない。

 

 

すると、こう返ってきました。

 

 

デパート

当店でも沢山のワイシャツをお持ちになられてまして、ノリで硬くなってるワイシャツが縮んでいるので、ノリが原因だと認識しています。

仕立て屋さんの方でもそのように申しております。

 

 

この時に、瞬間的にカッとなってしまいまして。

矢継ぎ早に口から言葉が出てしまいました。

 

 

 

ぼく

それは間違いだよ。

どうやったらそんな間違いを認識できるの?

ちゃんとクリーニングの勉強してないでしょ?

結果だけを見て、原因をきちんと考えないからそんな変な話になってるんでしょ?

ノリをつけたからと言って、縮まない。

有りえないから。

 

そもそもさ、ノリをなんでつけるか?知ってます?

 

 

デパート

知ってますよ、あれですよね、ええ、知ってます。

 

 

ぼく

なんでですか?

 

 

デパート

ねえ、ほら、あれでしょ

………

 

 

黙るんですよね。

絶対知らない。

なんで知らないのに嘘つくのかなあ?

 

 

ぼく

早く答えて下さいよ。

 

 

デパート

シャキッとしますよね、ノリつけると。

ハリも出すためですよね。

 

 

ぼく

違いますよ、そのために付けてるんではありません。

そういう効果もあるけど、本来の目的は、汚れがついても落としやすくするため、そのためにコーティングしてるんです。

 

 

なんのためにノリをつけるか?それも知らないのにノリを薄めとかわけわからない。

 

 

だんだんデパート側が話さなくなってきました。

この辺りから、クレームと勘違いし始めたんでしょうね。

ぼくが聞きたかったのはそれではないんですよ。

 

 

さらに続きます。

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デパートとの電話。 その1

今日は本当は少し変わったはなしをかこうと思っていたのですが。

別に書きたいことが出来たので、そちらを書いてみようと思います。

 

 

クリーニング屋さんはいろんな目的を持ってクリーニングをしています。

 

綺麗にすること。

シミを落とすこと。

臭いを取ること。

長持ちさせること。

 

どれも最終的な目標は、その服を長く気持ちよく着ていただくために、日夜色々と考えながら仕事をしています。

 

 

とあるお客様から、あるご要望があったんです。

 

 

某デパートで作ったワイシャツ、ノリを薄めにつけてください、とのこと。

ワイシャツを作った所がそう指定している、と言うんですね。

 

ノリを薄くしてくれ、つけないでくれ、というご要望はたまにあります。

肌が弱いから、硬いと嫌だから、いろんな理由があるんでしょう。

同じようにノリをつけていてもワイシャツごとに硬さが異なってしまうので、私たちもワイシャツの糊付けはかなり頭を悩ませながらやっています。

 

 

まだ一度も洗ったことのないワイシャツのノリを薄くしてくれ、これ、なんとも難しい話で。

例えば、一度でも洗って硬かったから、と言うのなら具合も調整が出来ますが、まだどんなふうに着くか?わからないものを薄くつけれというのは無理難題というもの。

そして、ここで一つの疑問が出てきたんです。

 

 

なんでノリを薄くしろ、とメーカーが指定してくるんだろう?と。

 

 

ノリをつけると何か影響があるのか?

生地に影響か?

他に何か?

 

一昨年の12月に洗濯表示の改正が行われているので、製品テストをして世に出しているはずなので、問い合わせればその理由がわかるな、とワイシャツに付いていた問い合わせ先に電話をしたんですね。

 

そこは、銀座の有名なデパートさんでした。

 

 

もしもし、ワイシャツのノリの件でお尋ねしたいんですが?

 

と母がまず電話をしたんですね。

すると、程なく変われ、と母が。

 

どうやらうまく話か通じないようです。

そこで僕が代わりに話をしました。

 

 

続きは明日。

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新百合ヶ丘 リリエンベルグ。

何年か前から行きたいお店がありました。

お客様からお話を伺っていたんですよね。

 

私の中で一番美味しいいケーキ屋さんがある。

 

 

そんなこと言われたら、一度行ってみたいなあと思うじゃないですか。(笑)

 

 

場所もそんなに遠くないので行こうと思えばいける。

でも、なかなかタイミングがなかったんですよね。

 

で、今日、嫁さんの誕生日だったので、子供を連れて行ってきました。

 

 

新百合ヶ丘にある、リリエンベルグさん。

初めてお伺いしましたが、ものすごい人。

駐車場には警備員さんが3人もいます。

 

中に入ると美味しそうなケーキがずらり、と。

子どもと相談しながらケーキを買い、ついでにと焼き菓子も購入。

 

日持ちするようなら、友達のお土産にもできるかな?とお試しも購入です。

 

かなりの人気店ですね。

お客様のお話にうなづいてしまいました。

町田、若葉台、新百合ヶ丘、良いお店多いなあ。

中河原からそんなに遠くないし、良い感じです。

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クリーニング代が高いという事は?

衣替えが始まるこの季節、クリーニング代が気になりますよね。

クリーニング屋さんに持って行ったら、思いのほか高かった、という経験もあるかも知れません。

 

特に、これとこれはどこが違って値段が違うの?と思う人もいると思います。

 

クリーニング屋さんにも基準があり、ちょっとだけどこで違いを見分けているか?説明してみようと思います。

 

 

まず、クリーニングの基本ですが、やはり沢山一緒に洗えれば安くなります。

逆に、一点だけでしか洗えないと高くなります。

 

沢山で洗えない、一緒に洗えないものとは?

 

 

他のものと洗うと風合いが変わってしまうものなんですね。

 

 

柔らかい生地がそれにあたります。

カシミヤ、アンゴラ、アルパカ、シルク、これらはとても細くて柔らかい繊維。

なので、これらより硬い繊維のものと一緒に洗うと、負けてしまって風合いが変わってしまうんです。

 

 

また、一緒に洗えないものの中に、逆にその服に問題があるケース、というのがあります。

例えば、水につけたり、ドライクリーニングの溶剤につけたら、色が滲み出てしまうような服。

これは、他の服に色が移ってしまうと困るので、単品での扱いになります。

 

他にも、装飾品が壊れやすかったり、その装飾品のせいで他の衣類を傷つけてしまうような場合も、単品での取り扱いになります。

 

 

他にもいくつか理由はあるのですが、実はこれって家庭で問題の起こる服ということでもあるんですね。

 

気付かずに洗ったらおかしくなってしまった、という経験、一度はしたことがあると思います。

 

僕らクリーニング屋さんは、知識もあるし経験もあるので、事前に危険性を認識し、適切な処理をするので普通に洗えている、というだけの話で。

 

つまり、クリーニング代が思いの外高かったという事は、それだけ難しい衣類だった、という事にもなります。

 

 

洗いづらい服が出来てしまうのはアパレルに問題があるんですが、それはまた別の機会に。

 

 

洗いづらい服は、なるべく早めにクリーニングに出しましょう。

汚れを溜めすぎると綺麗にするのが難しくなりますからね。

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今の僕の全てです、の言葉に感動。

今日は少し遠くまで配達に行っていました。

杉並区へ集配です。

 

その帰り道に、寄りたい所があったので寄り道。

フランスパンの名店SONKAさん。

ここのフランスパン、とても美味しいんですよ。

 

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でも、やはり府中からは遠いので中々行くことができません。

で、配達があると、帰りに少し寄り道をして買って帰るんです。

 

 

フランスパンと共に、こんなカードが貼ってありました。

 

 

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今の僕の全てです。

 

 

こんな言葉、言えるようになりたい。

素直に感動しますね。

その気持ちがフランスパンに宿っているんだと思います。

いいお店です。

 

 

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クリーニング屋さんが集まると?

いろんなクリーニング屋さんが集まると、着ている服からいろんなことが読み取れます。

 

 

綺麗にアイロンをかけているな、と感心するケース。

僕らは普段あまりワイシャツとか着ないので、出掛けた時に着て自分で確かめたりするんです。

そして、同業者の仲間の着ているワイシャツをて、また研究をする。(笑)

 

 

アイロンの具合、白さなどを見ています。

 

 

また、アウターを見たりしてもそのクリーニング屋さんがどんな仕事をしているか?見ていたりもします。

 

 

ここ、いいクリーニングをしているなあと感心する事もあれば、あれ?おかしくない?と思うクリーニング屋さんもある。

何がおかしいのか?どうしてそうなったのか?そんな風に見ながら、自分のうちのクリーニングに生かそうとしています。

 

 

もう一つ面白いエピソードがあって、クリーニング屋さんの組合員が着ている公式のジャケットがあるんですが、それは白のジャケットなんですね。

その理由は、汚れたら一発でわかるし、綺麗に洗ってないと色が悪くなってわかるから。

 

白いものを着ることができるのは技術のある証、という事のようです。

展示会などで、組合の方々が着ているのを見ると、白い方もいればくすんでいる方もいる。

本当にクリーニング屋さんの技術には違いがあるなあと思います。

 

 

そんなに大差ないだろう、と思うようなものでも、結構な違いが出るもんなんですよ。

で、それは多分、僕らよりもお客様の方がより敏感に感じていると思います。

 

だから、クリーニング屋さんを探してる。

 

 

そういう事ですね。

 

 

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18年。

お店のカウンターの所に敷いてあるマット。

これ、ダスキンさんからレンタルをしています。

 

うちのお店を立て替えた時、ダスキンさんと縁がありまして、その頃からのお付き合い。

今日もいつものように交換に来てくれました。

 

 

実は、そのダスキンさん、僕らが一番初めのお客さんだったんですよね。

フランチャイズ契約をし、研修を終えて、仕事を回り出して初めてのお客さんがうちなんです。

つまり、その人の歴史とうちの店の新しい店での歴史は一緒なんですね。

 

 

何年になります?と聞くと、18年になりました、と。

早いですよねえ、なんて話をしながら、うちのお店も建て替えてから18年の月日が流れたんだなあと改めて思いました。

本当にあっという間。

 

18年続くって、凄いことなんですよ。

ここ最近、閉店されるお話をよく聞きます。

クリーニング屋さんだけでなく、他の業種でもです。

すると、10年続けてるところって案外少ないんですね。

 

いろんな変化を乗り越えてここまで続けてきてるんでふからすごいなあと思います。

ダスキンさんの苦労はずっと聞いてましたからね。

これからも頑張って欲しいと思います。

 

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観察する力。

 

日曜日にセミナーに参加してきたのですが、そこには何名か、修復師と言う資格を持っている方たちがいます。

 

テレビで見たことがある人もいるかもしれません。

シミ抜きをしたり、色が変色したり退色したものに色を足していき、元の色に戻す技術を持っている人たちです。

 

その人たちと一緒に実演を見ていて、あることに気付いたんですね。

 

 

それは、観察眼の鋭さ。

 

 

シミを落とす時に、どの薬品を使うか?選ばなければいけません。

その時に、このシミは一体なんなのか?ある程度の方向性を見つけなければならない。

クリーニング屋さんに持ち込まれるほとんどのシミは、いつ何をつけたか?わからない状態で持ち込まれます。

闇雲にシミ抜き剤を使っても落ちるわけもなく、どれを使えば落ちるか?その見極めがとても大事になってくるんです。

 

修復師の方々は、よく観察していて、小さな変化、状態をよく見ている。

 

みんな同じものを見ているんです。

でも、そこから得る情報の量が半端ないんですね。

 

 

細かく見て、変化を読み取り、適切な処置を選んでいく。

これ、出来るようでなかなか出来ないんだなあと思います。

 

 

薬品を選ぶだけではありません。

よく観察すると言うことは、危険も察知できる、と言うこと。

より安全にシミ抜きをすることが出来る、と言うことにもつながっていくんです。

 

 

みなさん、よく勉強されているので、知識はみんな豊富。

勉強ならそれでいいんですが、僕らはクリーニング屋さん、シミを落としてまた着ることができるようにするのが仕事なので、覚えた知識を現場できちんと使えるようにならないといけません。

 

その知識を使うために、観察する力は大事だなあと思います。

 

 

よく観察する人たちは、話すときも一味違いますね。

これ、いいクリーニング屋さんを見つける一つの指標になるかもしれません。

お話を聞いていて、よく見てるよなあ、と思ったらいいクリーニング屋さんの可能性が高いですよ。

 

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綺麗にするための強い思い。

昨日はセミナーに参加してきました。

シミ抜きの講座、最終回。

5年かけてのセミナーだそうです。

 

 

午前中、座学で講義。

午後一で筆記テスト。

その後は実際のシミ抜きをします。

 

 

ぼくも参加させてもらいまして、テストも受けることに。

オブザーバーとしての参加で、無事合格点を取れました。

あぶねー。(´・∀・`)

 

その後のシミ抜きの実演は、皆さん、自分たちのお店から品物を持ち寄ります。

色々頑張ったけど落ちない、どうすればいいか?と相談も兼ねて持ち寄っているようです。

 

 

その品物を見ているとですね、みんな大変だよなあ、と思うんですよ。

 

 

一目見て、これは簡単だよね?なんて言う品物はない。

そりゃそうだ、各お店でみんな頑張ってやっています。

そこで落ちないものは、相当大変なもの。

 

 

シミが全く動かないもの、生地が弱すぎて手を出しにくいもの、理由は様々ですが、どれもこれも難しいのは間違いない。

 

講師の横倉さんが一つ一つ、丁寧に解説しながらシミ抜きを進めていきます。

 

 

綺麗になるもの、やはり難しいもの、色々ありますね。

参加してて思うのは、みんなの気持ちは熱いな、と。

技術の向上というには言葉が少し軽いような気がしますね。

 

それ以上の、綺麗にしたいという強い思いを感じました。

 

とても勉強になるいい講義でした。

 

 

この時に、ある事に気付きまして。

それを明日は書いてみようかと思います。

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ただ今 テスト中。

長野にきています。

こちらでセミナーがありまして、土曜の夜から長野に入り、午前中、セミナー、午後一、テストです。

 

この後は実技に入ります。

 

 

講師は魔法水の開発者、横倉さん。

まだまだ勉強は続きます。

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今更、ちはやふるにどハマり中。(笑)

今更、ちはやふるにハマってしまいました。

 

漫画を原作に映画化されたもので、府中市で撮影されています。

数年前に、片町文化センターに大きな垂れ幕が飾ってありました。

その当時は、ふーん、程度だったんですけどね。

 

 

2週間ほど前でしょうか、深夜3時頃にちはやふるの最初の映画がテレビで放送されていたんです。

遅いから寝なきゃ、と思っていたのに、ついみてしまって。

 

そして翌週、続編も見てしまって。

 

気がついたら、金曜ロードショーで完結編がやっていたので録画して見てしまって。(笑)

 

 

面白かったですねえ。

所々、府中の街並みも写っていました。

おお、ここは聖地だな、と勝手に思って見たりして、配達の途中に寄ろうかな?とか見事にハマっています。

 

 

府中市はたまにドラマや映画で使われることがあるんです。

昔はTBS系のドラマでよく使われていましたし、いまはフィルムコミッションで使われるみたいで。

 

自分たちの知っている風景が映るだけでも嬉しくなりますねえ。

 

 

次は原作読まなきゃな。(笑)

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知ってました?サントリーの工場で買い物ができるんですよ?

ただ今、サントリー武蔵野工場に来ています。

ユーミンの中央フリーウェイに出てくるあのビール工場ですね。

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実は週末、セミナーに参加するので、そのお土産を買いに来たんです。

 

知ってました?

サントリーのビール工場、見学だけでなく中で買い物も出来るんですよ。

 

 

ショッピングコーナーがありまして、ビールやらおつまみやらグッズやらいろんなものが販売されています。

 

 

工場入り口の受け付けで、買い物をしたいんですが、と言うと、受け付けをしてくれます。

用紙に必要な情報を書き、首から下げるカードをもらったらいざ買い物へ。(笑)

 

ここでしか買えないものもあります。

お土産にいいですよ。

 

無事、買い物も済んだので、このまま配達に行って参ります。

 

週末、泊まりでセミナーに行くと、うちのものはまだ誰も知りません。

いつ切り出そうかなあ。(´・∀・`)

 

 

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鎌倉から我が家へ。

春休み中の子どもたち。

中にはこの休みを利用してちょっとしたイベントを企画する子もいます。

 

 

我が家のやんちゃな娘、なんと鎌倉からここ中河原まで歩いて来たんですよ。

その距離、40キロオーバー。

 

 

去年でしたか、狭山湖からここまで歩いてきて。

友達と、歩けるんじゃね?と企画をし、実際に歩いてきたんですね。

で、それを良いことに次は鎌倉から歩いて帰る、と企画をし、この春休みを利用して歩いてきたんです。

 

 

朝早くうちを出まして、友達と合流。

電車に乗って一路鎌倉を目指します。

 

9時頃に鎌倉についたとメールが来まして、そこからひたすら歩いて中河原を目指したようです。

 

途中、写真が送られて来たりしてましたが、どの辺にいるか?は分からず。

最後のメッセージは、多摩にはいったからノンストップで帰る、との事。

うちに着いたのか夜7時半頃だったでしょうか。

 

どのくらい歩いた?と聞くと、なんと12時間。

どのくらい休んだ?と聞くと、合計3時間くらい、と言います。

ほぼ歩いてた感じですね。

 

友達と一緒なので心配はしませんが、40キロも歩いて帰って来た後の体が心配。

でも、本人は割とけろっとしているので、若さってすごいな、と思います。

 

 

子どもの頃、みんな何かしましたよね。

僕も多摩川をずっと下ってみる、と自転車で2時間ほど下って行ったことがあります。

見慣れない街に来て感動したり。

 

でも、40キロを歩こうとは思わないな。

娘、すげえ。(笑)

 

今のうちにいろんな経験をしてもらいましょう。

それは大きな財産になりますからね。

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制服のズボンの裾出しの線が消えない。

春休みですね。

我が家でも子どもたちが宿題のない連休を満喫しています。

 

子どもはそれでいいんですが。

親はやることがありまして、制服をクリーニングしたり、裾を直したりする必要があるわけです。

新しい学年になると言うことは、体もそれなりに成長をしているので、制服も買った時よりも丈が合わなくなってきます。

 

 

実はこの時期に多いのが、ズボンの裾を伸ばした時の線を消してくれ、と言うもの。

折られている裾を伸ばす時に、今まで折っていた所に折れ線が入ってしまってるんですね。

で、これを家庭のアイロンで直そうとしても直らないので、お願いできませんか?といらっしゃるんです。

 

太るわけでもなく、ただ身長が伸びるので、ウェストや太ももは問題ないのに、裾だけが短い制服になってしまう。

まだ着ることができるので裾を出して着させたい気持ち、よく分かります。

 

今日も1本、裾の線を消すご依頼がありまして。

先程アイロンで線を消してきました。

 

 

アイロンで消せるのは折れた線だけです。

例えば、生地が傷ついていたり、擦れて白くなっているのはアイロンでは直せません。

その時はうっすらと線が残ったように見えてしまうのですが、今回のズボンはきれいに消えました。

 

僕らはここに線があったな、と分かりますが、普通の人はわからないと思いますよ。(笑)

 

 

線を消すのにもコツがありまして、実はアイロンのかけ方に通じるものがあります。

なぜか、現代ではアイロンの正しいかけ方が伝わっていないので、家庭で消せないんだろうなあと思います。

 

 

昔なら消せたのかな?

どうなんだろう?

 

 

制服の裾の線が消えなくて困っている人がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。

アイロンで消しますよ。

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服の傷みが気になる人が知った方がいいのは。

服を洗うか?洗わないか?で迷う人がいます。

 

 

洗わなくても平気な程度の汚れなのか?

いやいや、ささいな汚れでも洗わなきゃ行けない汚れなのか?

悩む人がいらっしゃいます。

 

この心理の中に最近こんなふうな考え方も含まれているようです。

 

 

洗いすぎると服が傷むから。

 

 

だから、出来るだけ洗わないでいる方が望ましい、と考えている人がいるようです。

洗いすぎると傷む、よくネットで見かけますが、あまりにも具体性に欠けて、考えれば考えるほど怖くなってきますね。

 

 

洗いすぎるって、一体どのくらい洗ったら傷むのか?

毎日?1週間に一度、一ヶ月に一度?半年に一度?どのくらいの頻度で洗うと洗いすぎになるのか?

また、傷むって一体どんなふうになるのか?

縮む?毛羽立つ?白っぽくなる?破れる?目ではわからないレベルで傷む?

 

ね?あまりにも具体的じゃないでしょ?

 

服は必ず劣化していきます。

劣化の仕方は素材によって違いますが、買った時と同じような状態のまま行くことは決してありません。

 

僕がここで、クリーニングで服は傷みませんと書きますが、着用をしているのでその影響の劣化は起きますが、クリーニングによって過剰な劣化は起きない、と言う意味なんです。

 

クリーニングは、いかに元の状態に近づけるか?劣化を遅らせるか?が大事なんです。

 

 

服が傷むのがこわいのは、どうして服が傷むのか?わからないから。

自分で洗って失敗をしたことあるし、それも洗えるものと失敗するものとその区別がつかないし。

洗わないで着てても、黄色く変色したり汚くなるし。

 

どうやって扱えばいいか?わからないから、洗うのも怖くなるんですね。

 

 

みんな同じなんですが

消費者も、実はプロも。

 

 

みんな、やり方だけ知りたいんです。

シミの落とし方、洗い方、その手順がわかればいい。

使う洗剤、量、混ぜ方、使うタイミング、それがわかればいい。

要は、マニュアルが欲しいんですよ。

 

でも、それでは必ず服が傷む事故が起きます。

なぜなら、そのマニュアル、手順はすべての服に対応してないから。

 

みなさんが服を買うときに迷うように、服はそれだけ違いがあります。

その違いが、着用の時に、洗う時に、どう影響が出るか?それを知っていると、服のメンテナンスの失敗がなくなるだろうと思います。

 

 

先日もテレビで、自分のファッションについて語っている若者がいました。

こだわりがあるようで色々と話していましたが、その説明の中、あ、違う、と言うのがあって。

 

化学繊維でムートン調にしてある服を、ムートンのジャケット、と言うんですね。

見た目で違いがわからなくなってるんです。

 

ファストファッションしか売れないとかそう言うのの大元って、こう言うところに繋がってるのかもしれません。

 

服の文化を作ってこなかったって事ですね。

アパレルとクリーニング屋さんが協力するのはこう言うところだと思いますね。

 

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ネットの情報に踊らされるプロたち。

ネットに情報がたくさんあるので、みんな良くも悪くもそれに影響を受けてしまいます。

最近ではフェイクニュースというのが話題になりました。

 

故意にニュースをでっち上げる。

 

実に悪質です。

ネットの情報の真偽はなかなかつかないので、信じてしまう人もたくさん出ている様子。

それに伴って、関係したところにも影響が出ているというのは困りものです。

 

 

クリーニングや洗濯に関しても間違った情報がたくさん出回っています。

見ていていつも思うのですが、フェイクニュースと違い、そこに悪意はないんですよね。

 

騙してやろうとか、欺いてやろう、とかいう思いはなくて、割と純粋に人のためにと情報公開している人が結構いらっしゃいます。

中には、広告収入目的のサイトもありますが。

 

この、悪意のない情報も結構タチが悪いんですよ。

 

騙そうとしていないから、本人もその情報を信じていたりする。

信じて発信したものには、言霊が宿るので信憑性が付いてしまいます。

 

よほど知識がないと、間違った情報を鵜呑みにしてしまうんですよね。

 

実はクリーニングの現場でも間違った情報が侵食しつつあります。

僕はこの業界に20年以上います。

さらに、ネットがクリーニング業界に入ってきて、その後どうなっていったのか?も見ています。

 

するとですね、おかしくなっていくのかよく分かるんですよね。

 

最初はクリーニング屋さんのホームページでした。

 

 

そこに書いてあったものを、他のクリーニング屋さんが真似てホームページを作り、そのうちそれが色んなところにコピーされていきます。

そのうち、間違った情報が正しいかのように話されるようになります。

 

 

今では、クリーニングの組合のホームページにもおかしくない?といった情報が載っています。

 

 

嘘が真実になってしまったんですね。

 

 

もちろん、昔信じられていたものが間違いで、新しい情報に書き換えられているものもあります。

そういうのではなく、よく考えれば分かるものが、プロなのにネットの情報に踊らされてしまうんだなあと最近強く思うんです。

 

 

プロがネットの情報に惑わされていたら、一体誰がちゃんとした話ができるんでしょう?

本気で心配になってしまいます。

 

そのうち、クリーニング屋さんが、クリーニングしちゃダメだよ、なんていう時代が来たりして。

いやー、そこまでいったらおしまいだな。

 

今までなら、どんな洗い方をしてるんだよ?と鼻で笑って終わりにしてたけど、これからは何いってるの?と真面目に反論しなきゃ行けなくなるのかもしれません。

 

プロが汚染されちゃダメですよねえ。

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