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クリーニング屋になってみた感想は?

クリーニング屋さんのほとんどが2代目か3代目。

つまり、ほぼ家族経営で親から子へ事業が継承されています。

御多分にもれず、うちもそうで。

父の世代は、事業を立ち上げた人が多いですが、今はその息子さん、娘さんたちがうけ継ぎ営業をしているのがほとんどなんですよね。


子どもの頃からクリーニング屋さんなので、クリーニングが生活の一部になっています。

小さい頃から手伝ってもいましたしね。

僕は、包装や配達をよく手伝っていましたが、友達の中には、学生の頃からワイシャツを仕上げてた、なんて言う人もいました。


生まれてずっとクリーニング屋さんなので、ある意味世間とはズレていると自覚をしています。


で、ちょっと気になったんですよね。

僕の友達の中には、クリーニング屋さんでない人がクリーニング屋さんになった人たちがいます。

結婚して奥さんの実家のクリーニング屋さんを継いだとか。

そう言う人たちは、クリーニング屋さんになる前となった後ではどんな風に変わったんだんだろう?って。



で、電話して聞いてみたんですよ。

一番仲のいい友達に。


彼の前の職業は、車屋さん。

ディーラーというやつです。

結婚をして、奥さんの実家のクリーニング屋さんに入り、今は社長をしています。


クリーニング屋さんに入ってどんなふうに感じた?



こんな質問をしました。

すると彼はこう答えたんですよね。



クリーニング屋さんって、お客さんの側からはなかなか見えないけど、職人の仕事なんだよなあって。

車屋さんも技術職のように見えるけど、今は、修理というよりもパーツやユニットをまるごと交換してしまうので修理というとちょっと違う。

クリーニング屋さんは、地味に、服の端でテストしたり細かくシミを抜いたり、まさに職人の仕事だなあと思う。



なるほど、たしかに機械関係は修理というよりも交換になってきてます。

クリーニングの機械も壊れると、修理ではなく交換がほとんど。

そのため、一回壊れると修理代がものすごく高くなりました。



続けて彼はこうも言いました。


自分がサラリーマンの時には、クリーニングなんて全くわからないし考えたこともなかったし。

中で何やってるか?なんて想像したこともない、と。

だから、クリーニング屋さんも選ばなかったし、その辺のクリーニング屋さんに出していたって。


クリーニング屋さんになった今は、お店によって本当に違うから選ばなきゃダメですよね。



と話をしていました。



面白いですよねえ。

クリーニングを職人の仕事と捉えているところとか。

クリーニング屋さんは自分たちの仕事しか知らないけど、他の仕事から入ってきた人たちほど、クリーニングの仕事をやってみるとその仕事内容に驚きます。


長くやってると自分で自分の仕事が大したものに見えなくなっちゃうのかもしれませんね。

ふと気になって電話をして聞いたんですが、いい話を聞くことができました。

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