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2019年7月

新品の服。

クリーニングで、一番の目標というのは、元の形、元の風合いなんですね。



僕らの目指しているものはそこなんです。



でも、現実には元には戻りません。

使用感は残るし、水に濡れれば元のものとは少し変わります。

そもそも、着用しているだけで、元とは随分変わってしまってますからね。


それを、洗って汚れを落とし、形を整えるわけです。

で、さらに、色もなるべく変わらず、風合いもなるべく変わらない様に。


クリーニングをすると質感が下がる、という方にたまに出会いますが、実はそれはちょっと違うんですよ。

買った状態がピークとすると、着用しているうちに質感が下がり、それをクリーニングすると質感が戻るんです。

でも、完全な元の状態までは行かず、少し下がった状態になります。

紙飛行機を飛ばした時に、落ちそうだけど、また上に上がって、また下降して、と繰り返す様な、あんな感じをイメージすると分かりやすいかもしれません。



一応、新品の状態を目指してはいるのですが、たまに思うこともあります。



はたして、新品の状態が一番いい状態なのか、と。



使う人のためにされてないよなあ、と思うことがたまにあるんですよ。

わかりやすい例でいうと、タオル。

タオルの新品って、吸水性がないでしょ?

あれじゃタオルの意味をなさないわけですね。

新しい生地についているノリのせいで吸水性がないんです。

ノリにも種類があって、水を弾くノリもあるんです。


また、僕はよくやってしまうんですが、新しいTシャツをどこかに出かける時に初めて来ていくと、必ずと言っていいほど体調を崩します。

原因はわかっていて、新しいので吸水性がなくて、汗を吸わないから、体に汗がまとわりついて体が冷えるんですよ。

ベタベタして気持ち悪いなあ、と思いつつ、またやっちまったなあ、と毎回反省しています。


一回洗ってしまえばいいんですけどねえ。


使う人の身になったら、そんなノリをつけなければいいのに、と思うんですが、作っている人たちには作っている人たちの理由があるんだと思います。

まあ、吸水性があるということは、湿気を吸うって事ですから、製造して流通に乗せている間にカビたりしたら困るのかな?とも思うんですけどね。


また、売っている状態がそもそもおかしい事もよくあります。

新品の服もアイロンがかけられているんですけどね、ちゃんとアイロンをかけられている服って案外少ないんですよ。

僕らがよくいう、平にべたっとプレスしている服をよく見かけます。

これは、着づらいだろ?と思うんですけどね?

売る方からすると、きちんとアイロンをかけるとコストが掛かるからそんなこと出来ないよ、と言うことなのかな?


クリーニング屋さんの中には、新しい服を着る前に自分でプレスしてから着る、と言う人もいます。

こんなプレスじゃきれねえ!と言ってたのが今でも印象に残ってます。(笑)


こうなってくると、僕らが目指す新品の服ははたして目指していいものなのか?迷うところでもあります。

ただね、新品の服の状態は微妙かもしれませんけど、その服に込められた意思の様なものはわかるので、こう着せたいんだな、とか、こう言う風合いにしたいんだな、と言うのを汲み取って、クリーニングをする様にしています。


服は本当に千差万別過ぎ。

値段も違えばコンセプトも違います。

これだけ幅の広いアイテムをよくクリーニングしてるよなあ、と思いますもんね。

自画自賛ですが、クリーニング屋さんってすごいと思いますよ。

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真夏の洗礼。

とうとう東京も梅雨が明けました。

梅雨が明けたと同時に恐ろしいほどの高温に。

今年は梅雨の時期が涼しかったからこの暑さはこたえますね。


梅雨が明けると、僕らは仕事の時間帯が一気に変わります。

一番暑い日中はなるべく休んで、それ以外の気温の低い時間帯を狙って仕事をするんです。


エアコンもない職場ですからせめてもの暑さへの抵抗です。(笑)



僕らはこの暑さに慣れているんですが、今年は慣れてないのが何人かいます。(笑)

少しでも仕事がしやすい様に、涼しい時間に手伝えるように段立っているんですが、暑くて大半ということを知らない子供たちは、なかなか仕事を始めません。(笑)


ああ、これは洗礼を受けるな。



そう思っていたら、1日で一番暑い時間帯に仕事をし始めました。(笑)



もうね、後の祭りです。(笑)

なんでこんなに暑いの?そんなこと言っても仕方ない、だから早く仕事やろうって言ったじゃない、と話をします。


今回手伝ってくれたのは次男なんですが、背中を見るとびっしょりと汗をかいている。(笑)



1時間ほど仕事を手伝った後に、外に行ったんですね。



あー、外涼しいっていうな。



普通の人は外が暑いんです。

でも、僕らは外の方が涼しい。(笑)

案の定、次男は外が涼しい、と。


ふふふ、次からは涼しい時間に仕事をするでしょう。(笑)


これも経験ですからね、 

いくら口で説明をしてもわからないから。

自分で体感して、どうすればいいか?考える様になります。

そして、人の忠告は大事だと気づく様になる。(笑)

いい経験ですね。

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遠心力。

夕方、友達から電話をもらいました。

この2週間ほどの近況を教えてくれたんですね。

一緒に神戸の展示会に行く予定だったんですが、うちの事情、また僕の右手の怪我のため、行けなかったので、展示会の話などを教えてくれたんです。



その話の中で、面白い話を聞きました。



洗濯王子以外で、洗剤を売り、洗濯の仕方を教えている人達がいる、と。

なにやらインスタグラムでとても人気があるんだ、と言うんですね。


誰がやっているんだろう?

率直にこう思ったんです。

と言うのも、洗濯の話をするのってほぼクリーニング屋さんじゃないとできないんですよ。

アパレルの人でも、生活関係のコンサルタントの方でも、正しい話をできる人はほぼいないのが現状です。

正しく洗濯の話をしようとすると、クリーニング師の国家資格を持っている人でないと難しいと思うんですよね。


となると、クリーニング屋さんの誰かがやっているじゃないか、そう考えるわけですよ。

で、電話を切った後に、早速検索をしてみると、すぐヒットしました。



要約するとこんな人たちのよう。



全国で洗剤を売っているらしい。

数年前にクリーニング屋さんを始めたらしい。

お父さんがクリーニング関係の仕事をしていたらしい。


このご時世に新規にクリーニング屋を開店?



それが本当ならすごい事なんですよね。

新規に開店するのが事実上困難なのが現在のクリーニング業界。

ここから考えられる事は、今はやめておきましょう。



検索していると生い立ちやらポリシーやらが見えてきます。

本当にネットの検索は便利です。



洗濯の説明はどんな風にしているんだろう?



気になったのでこちらも調べてみました。



洗濯の質問に答える形で見つけたんです。

読んでいると、あれ?と所々引っかかる。


たぶん、これはプロでしか引っかからないと思うんですよ。

普通の人はそのまま素直に読めてしまうと思うんですね。



例えば、洗剤を溶かした水を溶剤と言ってみたり。



僕らは洗剤を溶かした水の事を溶剤とは呼びません。

溶液、洗液と呼びます。

溶剤ってこれの事じゃないもん。



さらに、汚れの落ちるメカニズムの説明がおかしい。

普通にクリーニングの勉強をしているとこんな風には答えません。

百歩譲って、洗濯のわからない消費者向けに書いたものだとしても、原理が間違っているような説明は書かないんです、普通は。


なんか変だなあ、と思いつつ読み進めているとさらにこんな表現がありました。



色の濃いものを洗っていると白っぽくなるのはなぜか?


と言う質問にこう答えてるんですね。



遠心力が強いからだ、と。

だから、手洗いをすると白っぽくならないと言ってるんです。



初めて知りました、遠心力のせいで色が落ちるんたって。(笑)

遠心力で色が抜けるのが原因だ、と書いてあります。(笑)

そうすると、脱水もできねえなあ、どうしよう、そんな事あるかっ!と一人突っ込み。(笑)


あー、流石にこの辺で我慢出来ませんね。

この説明、間違ってます。



白っぽくなるのは擦れて毛羽立つからです。

手洗いすると白くならないのは擦らないから繊維が毛羽立たないから。

これ、クリーニングの世界の常識ですからね。


全自動の洗濯機や二層式の洗濯などは、縦型で衣類を擦り合わせながら洗っていきます。

なので、繊維同士が擦れて毛羽立つんですよ。


これを防ぐには、擦らないで洗うようにするか、単体で洗って他の服と一緒に洗わないか、服どうしが滑るような薬品を使うか。


これらが対策となります。



白っぽくさせないために、手洗いを推奨するのは正しいです。

しかし、その理由が遠心力で色が抜けるからなんて、そんな説明はありえない。



どんな人たちか、おおよそ分かりました。



オシャレに洗剤を見せて、綺麗な写真を撮って、なんか良さそうだったんですけどね。

色々と残念。



ただ、洗剤はちゃんとしてると思います。

詳しいことは言えませんが。

この業界が長いので、調べるといろんなことが分かるようになります。



消費者受けがいいようにアピールするのは大事ですけどね、間違った情報を流すのは良くないです。

売れれば何してもいいわけじゃないんだから。

そのツケはいつか、支払わなきゃいけないんだから。

真っ当な商売をしましょう。

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ご心配いただきましてありがとうございます、

母が脳梗塞で入院してから2週間が経ちました。


この間、ご来店くださったお客様には状況の説明をしているのですが、皆さんから温かいお言葉をいただいています。


応援してくれるお客様、身内での体験談からアドバイスをしてくれるお客様、お見舞いに行ってくださるお客様もいらっしゃいます。


毎日、誰かしらお見舞いに行ってくれてるようです。



お見舞いに行くと疲れちゃうだろうから、と帰ってくるのを待ってるね、と声をかけてくれるお客様もいらっしゃいます。


会いに行ってくれる方も待ってくれてる方も、みんな母のことを思ってくれているのがよく分かります。


当初の話ではら早くて2週間からひと月、とのお話でしたが、もう少しかかりそうな感じですね。

これからきついリハビリがあって、それを乗り越えられるか?が大事になってくるとの事。


本人は、仕事に戻りたいと話をしているので、頑張ると思います。


いろんな方からアドバイスをいただきますが、脳梗塞は本当に多いんだな、と感じますね。

早く見つかって復帰できた人、発見が遅くて復帰ができなくなった人、いろんなお話が聞けました。


やはり共通するのは、とにかく早く見つける事。

周りの人も、脳梗塞の前兆は知っておいた方がいいと思います。

こればっかりは本人が自分で判断するのは難しいと思いますからね。



いろんな方のお話が参考になって助かっています。

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クリーニングの求人。

クリーニング屋さんも人手不足なんですかね。

グーグルアラートというサービスを利用しています。

キーワードを設定しておくと、それに関するニュースをメールにして送信してくれるサービスです。

僕はクリーニングというキーワードを設定しています。



このところ、クリーニング屋さんの求人の話がたくさんやってきてまして。

ちょっとね、おかしくない?何かおかしい?と感じているところです。



どこの業界も人手不足、というのはニュースを見たり話を聞いて知っているのですが、人手が足りないというところはそれなりに忙しいところだと思うんですよね。



クリーニングも忙しいってことじゃない!と思いたいのですが、普通はあり得ない話なんですよ。


というのも、クリーニングというのは忙しい時期と暇な時期というのが明確に差がある業界なんですね。

忙しくなると、どんなに夜遅くまでやっても終わらないし、翌日またたくさん入荷してきます。

置くところもなければ、仕上げたものを吊るしておく場所もないくらい。


しかし、その忙し時期が終わりになると、今までが嘘みたいに急に暇になるんです。


その落差たるや、他の業界の人からしたら不安に感じるほどです。



一番忙しいのは春の衣替えの時期。

冬物をクリーニングする時期です。

暑くなってくると、だんだんと品物が減ってきて、暇な時期になります。



そう、実は今、暇な時期に入って来ているんです。



だから、人が必要、という時期ではないはずなのに、たくさんの求人の広告が出ているのがとても不思議で。

一体何が起きているをだろう?と見ています。



あまりにも暑くて、暇な時期なのに、それでも人手が足りないほどやめてしまっているのか。

ゆっくり仕上げと称して春先に預かったものをこの時期に仕上げるので人が必要なのか。


クリーニングの中の仕事だけでなく、配達の求人もあるからなあ。

なんか不思議な状況になっているようです。



ただねえ、これからの季節、暑すぎる仕事ですからね、慣れてない人には厳しい環境かもしれませんね。

暑いのは平気!という人、もしいたらクリーニングの仕事をお勧めします。(笑)

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きれいな仕事をするね?

夏休みに入ったので、子供達にも手伝いをさせています。


特に今年は、クリーニングの仕事の中で手伝えるものを少しやってもらっています。



クリーニングの仕事の中に、プレスという仕事があります。

大きな熱の入った鉄板で、シーツなどをアイロンをかけるように使う機械です。

テレビなどで見たことある人もいるかもしれません。


綺麗に真っ平らにおいて、ボタンを押すと熱の入った熱い鉄板が降りてきてプレスをしてくれます。



これ、誰がやっても同じように仕上がると思いますよね?

単純な機械ですし、難しいものでもありません。

そもそも機械って誰がやっても同じ品質で仕上がるためにあるものですし。



それがね、違うんですよ。

人によって単純な微妙に仕上がりが変わってしまうんです。


今回、子供たちに手伝わせていて、あることに気づきました。



この子達、仕事が丁寧だぞ?と。



今までやらせていませんでしたから、色んな不安はあります。

怪我はしないか、ちゃんと出来るか。

なので、一人でやらせることはせず、必ず隣で大人が見ながらやっているんです。


最初は多少指導が入りましたが、そのうち指導も減り、綺麗にプレスをするように。

子供だから飲み込みが早い、というのもあるのかもしれませんが、それだけではなさそうな感じです。


もしかして、これが、門前の小僧、習わぬ経を読む、ってやつですかね?


普段から服に関して厳しいことを言ったこともありません。

子供の着る服を全部アイロンかけているわけでもありません。

必要なものはかけてますけどね。


子供の性格もあるのかなあ。

クリーニング向きの性格ってありますからね。



一仕事終えた子どもたちは、背中がびっしょり、汗で濡れてました。

でも、達成感はあったみたいぇす。

暑さに対する耐性もありそうだな。(笑)

実はここが一番クリーニング屋さんで大事だったりして。(笑)


この夏休み、頑張って働いてもらいましょう。

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洗濯機とアイロンの距離。

先日、洗濯王子と話をしていて、日本の洗濯機メーカーの話や洗剤メーカーの話になりました。

彼は洗濯を専門に講師などをしているパイオニア。

日本の洗濯事情や未来を常に考えているようです。



そこで出た話は、日本のメーカーはバラバラだ、と。

洗濯機メーカーは洗濯機の事しか考えてないし、洗剤メーカーは洗剤の事しか考えていない、と言います。


綺麗に洗うために、洗剤も洗濯機も大事ですが、いくら洗剤が良くても、洗濯機が良くても、実は綺麗になりません。

それらを適切に使って適切に洗うことが大事な訳ですね。


なのに、各々のメーカーは、自分たちの製造しているものの事しか発信せず、洗濯を全体的な視点で発信することがない、と言うんですね。


だから、日本の洗濯は、洗濯風になってしまうんだ、と話しています。



そんな話の中で、あれ?と気付いたことがありました。

日本のカタログやCMなどでは、洗濯機や洗剤単体の写真が多いんですが、海外のものは、洗濯機とアイロンがセットのケースが多いな、と。


ドラム型の洗濯機なので、設置してある上にテーブルが置いてあって、そこでアイロンをかけられるようになっている。


洗いからアイロンまでの動線が出来ているわけです。


片や日本。



洗濯機から物干し場まで遠いところもあったり、洗濯だけを考えても動線が考えられているおたくは少ないと思います。


洗濯王子がその辺を考慮した、センタクアトリエを建てましたが、彼の家はまさに洗濯をするための家。

洗いからシミ抜き、物干し場から収納までが、見事に1つの動線になっています。


まあ、こんなうちは本当に稀なんですけどね。



洗濯から干し場までが離れているだけでなく、ことアイロンを考えると、押し入れにしまってあったり、使うときにわざわざ取り出さなければならなかったりして、洗濯の一部としてアイロンを認識していないのが良くわかります。


たまに、アイロンをよく掛けるお宅を見ますが、それでも、洗濯するところと離れていて、離れた部屋だったりしてますよね。



うーん、なんで洗濯とアイロンが離れちゃったんでしょう?



海外では、アイロンがけはかなり大事なんですよ。

日本に来た外国人の方は、クリーニング屋さんに来ると、洗いたいのか、アイロンをかけて欲しいのか、指示してきます。


日本人はそんなことを言う人はほとんどいません。


綺麗好きのはずの日本人の方が、なぜかアイロンから離れていってしまっている現状に少し不安を覚えますね。



アイロンはシワを取るだけでなく、高温でアイロンをかけることで衛生的だと思うんですけどね。

した方がいいのになあ。



洗濯とアイロンがセットになる未来がいつか来ることを願っています。

住宅メーカーもそう言う住宅を提案してくれるといいな。

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アイロンを細かく動かす理由。

ずっと思っていた事があります。



なんで、一般の人は、アイロンの細かく動かすんだろう?と。


明らかに僕らの掛け方と違うんですよね。

設備の違いもあります。

クリーニング屋さんの設備は、アイロンを掛けやすいように出来ているので、あの早い仕上げが可能なわけです。

でも、その分を差し引いたとしても、一般の方のアイロン掛けを見てて、なんでそんな動かし方をするんだろう?とずっと思ってたんですよ。



自分なりにその理由を考えていました。


細かく動かす理由は、そうしないと伸びないと思っているから。

基本的に生地は伸びないので、ゴシゴシこするようにしないと伸びない、と思っている。


最初、そう考えていました。


ところが。


先日、あるお客様がご来店して、お話をしていた時にアイロンのかけ方の話になりまして。

こうなると良いんですよ、と説明をしたら、こんな風に言われたんです。



アイロンをそんななゆっくり掛けて良いんですね?

僕はてっきり焦げちゃうと思ってたので、細かく早く動かしてました。




そうなんだ!

だから、早く動かしていたんだな、と。

アイロンをかけると生地が傷む、焦げちゃうと思っていたから、なるべくアイロンを当てている時間を短くしようとしていたんだと教えてもらったんです。



実際は、生地によりますが、生地の耐熱温度は高いのでアイロンを掛けてても平気。

化学繊維などで弱いものもありますけど、綿は高温でも平気な生地になります。



このお客様にはアイロンの当て方を教えました。

家で実践したら、驚くくらい綺麗に伸びると思いますよ。



昔、アニメとかでアイロンをワイシャツに当てて、真っ黒に焦げてしまうシーンがありました。

あれね、リアルにやろうとするとどれだけ大変か?みなさん知らないと思うんです。



綿のシャツが一瞬で焦げるくらいの、アイロンの温度は300度を超えます。

そんな高温のアイロン、まず持てませんよ?

取っ手をつかもうとするだけで、火傷しそうなくらい熱くなります。

その時点で、これはやばいな、と感じますから。


普通のアイロンは、温度設定で一定の温度になるのでまず大丈夫。

もし、温度設定が壊れても、持てないくらい熱くなるのでそこで気付きます。



アイロンは怖くありませんよ。

安心してかけてくださいね。

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服を傷める方法。

僕らは服のメンテナンスにとても詳しいです。

どうやったら服が傷み、どうやったら服が綺麗になるか?それを知っているのがクリーニング屋さんなんですね。



服を傷めてください。



もし、こう言われたら。

クリーニング屋の僕ならこうします。



まず、洗わない。

洗って汚れを落としてしまうと、服が傷みにくくなります。

だから、洗って汚れを落とすようなことはしません。



そして、連続で着用をする。

なるべく同じ服を着用するように心がけます。

汚れを蓄積させ、着用中の摩擦で服はどんどん傷んでいきます。


季節にもよりますが、数週間も着ていれば汗をたっぷりと吸い込み、臭いも出てくるでしょう。


そして、日に当てる。

カーテンレールなどに服をかけておいて、日光がなるべく当たるようにします。

汗の成分と反応して変色したり脱色をします。

また、生地も脆化と言って、脆くなるので破けやすくなります。


ここまでくれば、裾が切れ始めるかもしれません。

また、襟やポケット周辺、お腹周りは少し変色をし始めているてましょう。

生地によっては毛羽立っていると思います。



ここまでは洗わないで傷める方法。



では、クリーニングで、服を傷めるとしたらどうやるか?



まず、有無を言わさずに、水洗いをします。

これは汚れに関係なく、です。

その理由は、水は服に対して負荷が大きいんですね。

また、ドライクリーニングと違い、服がヨレヨレになりやすいんです。

ソフトに洗わずに、高温のお湯にして、たくさんの服と、結構な長い時間、洗いまくります。

長時間、たくさんの服と洗うと、一度落ちた汚れが服に再度戻ります。

これを逆汚染と言うのですが、その現象を起こすために長時間、洗濯機で洗います。

そして、絶対アイロンで仕上げをしない。


これでヨレヨレの服の出来上がりです。



こんなクリーニングは絶対したくない



ありえないご依頼ですよね、服を傷めてください、なんて。

実際はこんな依頼は来たことありません。

来ても断るでしょうけど、でもね、これって実は綺麗にするための大きなヒントになっているんですよ。



服を傷めないためにはどうすればいいか?



さっきまで書いていたことをやらなければいいんです。

逆の事をすると、綺麗になります。



服はクリーニングして汚れを落とす。

ドライクリーニングの方が服に負荷がかからない。

連続して着用をしない。

保管時は日に当てない。


クリーニングするときは、ドライクリーニングをする。

洗う時間は適切な時間を守り、長く洗い過ぎない。

たくさんの服と一緒に洗わない。

最後、アイロンで整形をする。



これが服を傷めないようにして着る方法。

服がヨレヨレになってしまう、と言う人は、この中のいくつかをやってしまっているんですね。

全部をやるのは難しくても、出来ることから改善をしていくと、服は傷まなくなります。


服が傷むような扱いをしているから。


1年で着れなくなるよりも、2年着れた方が嬉しいじゃないですか。

ぜひ、試してみてくださいね。


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嘘と本当の間。

嘘が話題になってますね。

嘘はいけません。


商売をしていると、たまに嘘を付かれる事があります。

ただ、それを嘘と呼んでいいのか?と言うものもあるんですよ。



騙そうとしたり、隠そうとして正しくない話をする人がいます。

これは、明らかに嘘をついた、ですよね。


でも、こんな人もいます。


嘘と思っていなくて、忘れていたり、たいした違いがあるとは思っていなかった、で、結果的に正しくない話をしてしまった。


果たしてこれを嘘と言っていいのか?


嘘をつかれた、というと騙されたと思ってしまうので相手に否定的な感情が出てきてしまいます。

悪意がある相手ならいいんですけどね、悪意もなく結果的に大事な話を僕に隠してしまうことになるお客様にまで、騙された、と思っていいんだろうか?と思うんです。



具体的に言うとですよ。



お預かりするときにシミを見つけて、何をつけたか?覚えていますか?と話を聞きます。

お客様は、多分ジュースじゃないかな、と。

そう言われれば、ジュースの染み抜きをするんですが、全く落ちなくて、これ、ジュースじゃないな、となったり。


また、ものすごく汚れている服がきて、どう言った経緯でここまで汚れたのか?質問をする事があります。


23回しか着てません、と言われるんですね、大抵。

そのくらいで汚れる量ではないので、他に何か知らない情報があるな?とさらに質問をします。

前回のクリーニングから今回までどのくらい間が空いているか?

23回着た時に、どのくらい着用の時間があったか?

汚れるような場所に行ったか?


すると、汚れた理由が明確になるんです。



このお客様も嘘はついていないんですよ。

着たのは確かに23回。

でも、それを何年もかけていたので変色をしてしまっていた、と言うお話。


僕らには時間の経過も汚れにはかなり重要なんですが、お客様の多くは時間は関係ないと思う人がいます。

だから、こちらに伝えてくれなかっただけの話で、悪意があったり、騙そうとして隠したわけではないんですね。



商売をしていると、こう言う場面によく出会います。



嘘をつかれるのは誰もが嫌です。

でも、その嘘が悪意のあるものなのか、騙そうとしたり、隠そうとしてわざと嘘をついたのか、はたまた、悪意もなく騙す気もなくて結果的に正しくない情報を伝えてしまったのか、はかなり違います。


嘘、と判断する前に、嘘と本当の間に、中間的なものもあっていいんじゃないかな、と思うんです。

で、それは、聞いているこちらがよく話を聞いて判断してあげないといけないんだろうなあ、と思います。


反射的に騙された!と思ってしまいがちですけどね。

普通に悪意のない人はたくさんいますからね。


特に僕らは商売人なので、数少ない言葉からいかに読み取るか?毎日やってます。



たまに本気で騙しに来る人もいますけどね。(笑)

それはそれで分かるものなので。


そういった、ごく少数の悪意ある人たちが、世の中を疑心暗鬼にさせていくんです。

そんなやつらに負けちゃダメですよ。

悪い人がたくさんいる、なんて思ったら負けですから。

それこそ、周りを疑いの目で見てたら自分が悪い人みたいに見られてしまいますからね。

本当に悪い奴らに負けちゃダメ。

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家業の手伝い。

僕が子どもの頃は、学校から帰ってくるとすぐさま父の車の乗せられて配達に出かけていました。

小学校四年生くらいからだったと思うんですが、週に4日ほど、配達に出ていたんです。


内容はお客様のおうちに、品物を届けることと、お預かりしてくること。


こんにちわー、クリーニング屋です、と挨拶して入って、品物を渡し、預かってくる、という内容。

預かってきてから父が帳面に記入するスタイルだったと記憶しています。


学校から帰ってくるのが3時頃で、そのまま夜の10時頃までずっと配達。


他にも手伝っていたんですよ。


ワイシャツの包装をしたり。

仕上げていくと、置くところがなくなるので、包装をして他のところへ移動させたいんですが、大人は他の仕事で手一杯なので、子どもが駆り出されるわけです。

これも週4日くらいやってましたっけ。


自営業者のうちの子どもはみんな似たような経験をしているんですね。

子どものうちから家業の手伝いを何かしている。

手伝いも生活の一部なんですよ。


そこにお小遣いとかいう概念はありません。

だって、手伝いだから。



お駄賃ちょうだい!とか、おもちゃ買って!とか、そんなのは通じませんしね。(笑)

手伝うのは当たり前だろう?の一言で終わってしまうのをわかっているから、要求もしません。


ええ、自営業者の子供たちは聞き分けがいいんですよ。(笑)



さて、先週からドタバタしているうちですが、昔のように子供達も戦力になって来ました。

まだ家事がほとんどですけど、パートさんやアルバイトがやるような事ならそのうち頼むかもしれません。


こうして仕事を覚えていっちゃうんだよなあ。

そこら辺のプロ以上に覚えていくんだろうな、と思うと羨ましいなあとちょっとだけ思います。

やっぱり、勉強して覚えるより、体を通して覚える方が楽なんですよね。

理解度が違いますから。

勉強は後々、答え合わせのようにやるようになりますしね。


うちを継ぐかどうか?はわかりませんし、まだそんなことまで考えていませんけど、どうせやるなら少し仕込もうかな、と思います。(笑)


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ネットで評判のいい洗剤で洗ってもきれいにならない理由。

僕もわからないことがあれば、先ずネットで調べる派です。



どれが一番いい商品なの?とか、一番位やり方は?とか、多分みなさんと一緒ですよね。(笑)

ブログやニュース系の記事でも、お得や知識系の話に飛びついてしまう傾向があります。


試してみた!なんてかいてあったら、喜んで見に行きますしね。(笑)



最近、その手の洗剤の話をネットで見かけました。

自分で洗って汚れが落ちないのはみなさんのお悩みなようで、いい洗剤、いい洗濯機はどれ?とみなさん耳がダンボのようになっているみたい。


この間も、洗剤に付属している棒状の固形石鹸がものすごく汚れが落ちる、と、五年ものの汚れが落ちた、と騒いでましたっけ。


そわなに効くのか!

じゃ、試しに買ってみよう!


僕もそう思います。(笑)

でも、本業なのでかいませんけど。(笑)


前評判の高い洗剤を買ってはみたけど、言うほどではなかったな、と言う人、結構いらっしゃると思うんですね。


ネットは嘘が多いから、とまた騙された、と思う人もいるかもしれません。



なぜ、評判のいい洗剤で汚れが落ちなかったのか?

みなさん、大事な所が欠けてたんですよ。


綺麗になる、汚れが落ちる、これに踊らされてしまったんですね。

確かに洗剤ごとに洗浄力は違うので、よく落ちる洗剤というものはあります。

しかし、どんなものでもよく落ちるわけでは無いんですね。


何を洗ったのか?は汚れ落ちに関してはとても大事な話です。



例えば、綿素材を洗ったのか?

ポリエステルを洗ったのか?

もうこの違いだけで汚れ落ちは格段に変わります。



五年ものの汚れが落ちたって、なんの素材を洗ったの?と、僕らプロは思うんです。

五年経っても落ちる素材もあるし、ダメな素材もあります。

そこを見抜かないと、いくら洗剤が良くても、思うように綺麗にならないんですね。



みなさん好みが違うように、服の素材もかなり違うものを着ているんですよ。

綿を好む人、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を好んで着る人、かなりバラついています。


わたしの服は綺麗になるよ!と言われても、その人がどんな服を着ているのか?わからないと何がどう綺麗になっているのか?はわからないんですよね。



ネット上のオススメの洗剤の話に、どんな素材を洗ったのか?までかいてあるのをみたことないですしね。


ぼくらからすらば、それだけで怪しい話にしか見えません。(笑)



Tシャツとか服の形で説明されているのもダメです。

Tシャツも綿のものもあればポリエステルのものもありますから。

形よりも素材が大事。

逆に言うと、悪い人ならこの辺を巧妙にごまかして宣伝をしてくると言うわけですね。


今の所、悪質と言うよりも知らない人が書いてるだけのように見えますけど。



評判のいい洗剤なのに綺麗にならない理由にはこんな理由があったと言うお話でした。

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昔のようなサービスは難しくなってきてると思います。

沖縄のラーメン屋さんの話が話題になってます。


一定の期間、日本人のお客様、お断りとか。

大胆な方針を打ち出したのでみんな驚いたんだと思います。


どうしてそんな理由になったか、毎日報道されてますね。


一言で、日本人客のマナーが悪い、と言うことのようですが、細かく聞いていると経営上の理由もあるんだなあと思います。


ひとの芝生は青く見えるといいますが、商売は今と昔では全然違ってるんですよね。

夜配達に出るのいつも思いますが、飲食店の夜の利用率の低さは、他人事ながら大丈夫なの?と心配する程です。


ラーメン屋さん、定食屋さん、夜、ほとんどお客さんが入っていません。

人気のお店もあって、そこは盛況だったりしますが、普通のお店にほとんどお客さんが入ってない。


いろんなサービスも売り上げがあって、その中からサービスをしています。

簡単に言えば、昔の盛況な時代の名残のサービスって多いんですよね。


ある程度の売り上げがあるから、これくらいはサービスで、とやることが多い。

例えば、自転車屋さんの空気入れも、昔はパンク修理もあったし、自転車も沢山売れていて、自分たちが普通に使っていたから、そのついでにサービスで無料で貸し出していました。

でも、無料で貸し出していたとしても、本来は空気入れの購入コスト、メンテナンスコスト、様々なお金がかかっているので、一回の利用にもお金はかかっています。

他のサービスを利用してもらっているから、とサービスになっているだけ。


ラーメン屋さんも昔はどのお店もそこそこのお客さんが来てくれて、売り上げが立っているから、人数分のラーメンを頼まなくてもいいかな、と思ってたんだと思います。

実際、椅子の数に限りがあって、食べない人がそこで居座ってしまうと、食べにきた人が入れないこともある。

それはお店にとっての損失になってしまうんですよね。


自転車屋さんもラーメン屋さんも、昔ならそのくらい気に留めなくてもいいくらい、売り上げがあったんだと思うんです。

でも、今は、世の中の構造が変わってしまった。


超高齢化社会になり、若者が減り、消費の構造が変わってしまいました。

昔のような経営方針、サービスではどこも無理が出始めているんだと思います。



働き方改革と政府は言いますが、それをするには短い時間の間に、今までと同じように売らなければならない。

売り上げを上げるなら薄利多売になるんでしょうが、そうなると労働時間は長くなりますよね。

また、外注に出してやってもらうとなれば、その分高くなりますよね。

もし、安くやってもらえるなら、それは外注先を流してやらせることになりますよね。


売り上げが同じで、利益を多くしようとすれば、人に任せないで自分が出来ることを全部やるようになります。

なぜなら、人に依頼すればコストが掛かるから。

日本は人件費が一番高い国ですから、そのコストを自分で賄うのが利益率を上げるコツです。

でも、自分でやると言うことは、自分は休みなくやると言うこと。

結局、ブラック化していくんですよ。


沖縄のラーメン屋さんも苦情の決断だったんだろうな、と思います。

常連のお客様まで断るってことは相当悩まないとできません。

常連のお客様には感謝しているはずですからね。


よく、商売人のこう言う発言を聞いて、自分の事ばかり、と言う人がいますが、商売人をバカにしてるよなあ、と思います。

そんな安直なことを考えているわけないだろう?と。


商売人が考えているのは、その場だけの話ではないんですよ。

他のお客様にも同じ話ができるか?できないとすれば、それはお客様を差別していることになる、だから、みんな同じように対応しなきゃいけない、と言う思いなんですよね。


その証拠に沖縄のラーメン屋さん、たくさんの番組で取材されていましたが、全然怒っていませんでしたよね?

もし自分のことだけを考えていたなら、切れても良かったはず。

丁寧に説明をしていましたよね。

あれ、自分の責任で全て受け止める、と言う覚悟なんじゃ無いのかな、と思います。


それでも、許せない、と言う方もいらっしゃると思います。

ラーメン屋さんはここだけでは無いですから、自分に合うお店に行くのがいいと思いますね。


味も接客も好みのうち、です。

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灯油よりも危険なガソリン。

今日はニュースに驚きました。



京都アニメーションで放火による火災。



時間が経つにつれ、被害の状況が伝わってきます。

ネット上には防災の話やセキュリティの話まで。



どうやらガソリンをまいたようですね。

ガソリンや灯油などは引火性液体、と呼ばれています。

俗に言う、危険物。

ある一定数を扱う時には資格を持ってないといけない薬品です。



灯油もガソリンも、液体に火がつくものではないんですよ。

気化すると火がつくんです。


この2つ、大きな違いは引火点の違い。

引火点とはなんとになると火がつくか?と言う温度のことなんですが、灯油とガソリンでは圧倒的にその温度に違いがあるんですよね。

灯油は40度近い温度が必要なんですが、ガソリンはマイナスでも火がつくほど引火点が低い。

つまり、撒いたら真冬でも火があれば引火してしまいます。


貯蔵できる量もガソリンは灯油の5分の1

それだけ危険という事なんです。



そんな危険なガソリンをまいて火をつけられた、なんて想像するだけでも恐ろしい。、今回の事件がいかに悪質か。これだけでもわかります。


一人でも多くの人が助かることを祈ってます。

夜になってまた死者の数が増えてしまいましたが

危険物取扱者の資格を持ってる身として、今回の事件は人ごとではないほど怖い話。

ガソリンの携行缶への販売も考える時期に来ているんでしょうね。

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洗濯王子とドーナツ万十

夕方、突然スマホにメッセージが来まして。



今から行っていいですか?



相手は洗濯王子こと中村くんです。

仕事でこっちに来た帰りかな、と思いつつ、いいよ、と返事をしたらやって来ました。


ドーナツと一緒に。(笑)


ちょっと前にテレビで見たんですよね。

王子のうちからちょっと?行ったところに評判のドーナツまんじゅうのお店がある、と。


で、何かの時に王子に、あのドーナツが食べたい、とわがままを言ってたんです。(笑)


どうやらこちらに仕事に来てて、そのついでにわざわざ来てくれた様でした。



ちょうど月曜日に、彼は信越長染会というシミ抜き集団の会長に就任しまして。

その報告もあったのかな?と思います。


相変わらず王子と会うと、クリーニングと洗濯と消費者の認識の話。

なにが原因で、どんな対策が取れて、何ができるのか?そんな話をたくさんします。


思ってる事はだいたい同じですね。

特に感じているのは、知らない人が増えた、という事。

それは消費者もプロも。

そんな話を今回はたくさんしました。

次はうちから王子のアトリエに襲撃かな。(笑)

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子どもの成長と僕の老いと。

子どもってきづかないうちにせいちょうします。

そして、僕らも、気づかないうちに衰えて来る。

悲しい現実です。


先週の途中に、一番下の三男と遊んだんですね。

なんのことはない、バットの両端をお互い持って、どっちが回せるか?という遊び。

当然太い方が楽に回せます。


最初、それを隠して僕が太い方、三男に細い方を持たせて圧勝してやったんですね。(笑)

ほら、お父さんは強いんだゾォって奴です。

まあでも、すぐにネタバラシをして。

実は太い方が力が入りやすい、と教えてあげます。



なぜなら、この後に、持つところを入れ替えて、圧勝する予定だったから。



お父さんが本気になったらまだまだ負けないぞ?とやろうと思ったんですよね。


しかも、向こうは両手、こちらは片手で。

ハンデ付けまくって勝ってやろうとしたんですよ。



で、いざ、勝負!



ところが、持ち手を変えるとさっきのようにうまく回せません。

予定と違う、と気付いたんですが、時すでに遅し。

なんとなく負けそうな感じになってきむした。


これはヤバイ!と本気というか、ありったけの力を入れて回したんですが、それでも互角。

最後、こちらの気合勝ちで終わりました。



ところが、話はこれで終わりません。

土曜日はなんとか過ごしていたんですが、日曜になると右手が痛くて仕方ない。

財布からお金を出せないくらいです。

なんとか日曜はやり過ごしたんですが、月曜になるとさらに手が腫れて倍くらいに。


これは何かやったな?と、やっと今日になって接骨院へ行くと、捻挫です、と。

しかも、かなりの重症と来たもんです。


時間掛かるよ。



先生の言葉に反省しか出てきません。

その遊びは怪我しかしない、と。

遊ぶなら他の遊びもあるでしょう、と。

今、怪我していいタイミングじゃないでしょう、と。


本当にその通りで何も言い返せない


なんとか早く治るようにしないとな

子どもの成長を侮っちゃダメですね。

あー、もう末っ子にも負ける年になったかあ。

早いなあ。

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聖地巡礼。

昨日は長野から友達が来たんですよ。

クリーニング屋さんの友達です。

結婚式の二次会に来るついでにうちによってくれる、との事。


サプライズで盛り上げた後にそのままの姿でやって来ました。


彼の名誉のためにこれ以上の描写はしません。(´・∀・`)



うちで着替え、少し話をして、頼んでいたものをもらい、こちらも頼まれていたものを預け、晩御飯を食べに出掛けたんですね。


分梅からのトンカツ屋さんへ行くも、ご飯が切れて閉店。

新しく出来た府中本町のとんかつ屋さんへ行こうとなりました。


彼、大泉洋のファンなんですよね。

今府中では、ノーサイドゲームのドラマの撮影が各地で行われています。

すでに1回目の放送が終わってて、場所もなんとなくわかっている。



聖地巡礼、いく?


と聞くと、行く、と。(笑)

少し遠回りになりましたが、撮影されたところを案内してきました。

夜ですからね、なんとなくでしたけど。

今後、府中の名所が増えるんだろうな、と思います。


競馬場、大国魂神社、三億円事件跡地、刑務所。

今まではこの辺が観光地でしたよね。

さらに、映画ちはやふるの撮影地も出来ました。

これからはノーサイドゲームの撮影地も観光地になると思います。


チェックしておかなきゃ。

自分の住んでる街を紹介したいですしね。

大好きな友達が来たのでとても嬉しかったです。

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ご報告と伝えたい事。

実は、先週月曜日に、母が脳梗塞で入院をしました。

ご来店下さったお客様には、経緯を説明していました。


書こうか迷ったんですが、今回の話が誰かの役にたつかもしれない、と思うので書きたいと思います。



月曜日の2時頃に、僕が仕事を一旦終えて、居間に戻りました。

トイレから出てくると、母が入れ替わりにトイレに入ろうとやってきたんです。


すれ違ったら、バタン!と倒れてしまいました。

母は、左に倒れちゃうんだよ、とポツリと言います。

その時の話し方が、入れ歯が浮いているような、普段と少し違う話し方だったので、これは脳梗塞の症状だ、とすぐさま救急車を呼んだんです。


救急車が来るまでの間、うちにある血圧計で測ろうすると、うまく測れません。


これ、機械が壊れてる、と母と嫁さんが言うんですが、僕はピンと来たんです。



血圧計で測れないほど血圧が上がっているな、と。



救急隊員がきて、血圧を測ると、案の定、180くらいあります。

そのまま緊急入院となりました。


実は、僕が、脳梗塞の症状を見るのは3度目になるんです。

お客さんでもありましたし、母もありました。

なので、症状からすぐさま脳梗塞を疑うことができました。


脳梗塞の症状として、片方に倒れる、バランスが取れないといったことがあります。

また、ろれつが回らない、話しづらくしている、と言うのがあります。

今回はその2つが重なったので判断出来ました。


今思うと、それまでにもそれとなく症状は出ていたと思います。

肩が異常にこる、頭が痛い、手が思うように動かない。

これだけで脳梗塞を疑うことはできませんが、可能性として考えられます。


もう何年も、どこかがおかしい、と年寄りが話すたびに、脳梗塞や心筋梗塞などを疑いながら様子を見ていました。



救急車を呼ぶときに、母はこう言ったんです。



腰が悪いからこけちゃうんだ、寝れば治るんだ、薬を飲めば治るんだ。



誰しもあることらしいんですが、自分が病気だと思いたくないから、他のせいにしてしまうんです。

腰が悪いから、薬飲めば、風邪だから。

本人は正常な判断が出来ないんですよ。


周りから見ておかしいなと思ったら、躊躇なく救急車を呼ばないと、悪化することがあります。

今回も、いろんな言い訳をしていましたが、片方だけにこけるなんてありえないし、話し方も説明つかないから、全部却下。

有無を言わせずに、救急車を呼んで正解だったと思ってます。



僕の言いたいことは以下の2つ。



脳梗塞や心筋梗塞などは、初期症状があるので、それについての情報を仕入れておきましょう、

と言うこと。

超高齢化社会になって、身内だけではなく、周りでも高齢者が増えています。

いつ、そう言う症状の人と出くわすか、わからない。

周りに必ず脳梗塞をしている人がいるので、お話を聞いておくだけで、慌てずに判断できるようになります。



もう1つ、急に具合が悪くなると、周りもテンパって、正常な判断が出来なくなります。

特に、本人は、自分にはそんな大変なことが起きるなんて思いたくないから、現状を認識しなくなる。

期待含めて過少に状況を判断する傾向にあるので、周りの人は冷静に見てあげる必要がある、と言うこと。


この2つを伝えたい。


いつ、どこで、誰にでも起きる可能性はありますから。

そのときに少しでも冷静に対処できるように。



うちの母の容体ですが、命に関わるものではありませんでしたが、これからリハビリが必要な状況です。

すでに、たくさんのお客様がお見舞いに来てくださったようで、本当にありがとうございます。


クリーニングはいつもどおりに普通にしているので、安心してお持ちください。

しばらくは看板娘が不在になりますが、復帰するのを待っていてもらえると幸いです。



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ドライして?

どこの会社でもあると思うんですが、その現場やプロならではの言葉って、とにかく端折ることが多いですよね。


たった一言なのに、その一言の裏にはたくさんの意味が込められている。

それを瞬時に理解するのも、プロならではだと思っています。



当然、クリーニング屋さんにもそう言うのはありまして。

一定の条件、状況下で、一言で全てを含ませた物言いをすることはよくある事。



たとえば、この時期のクリーニング。



品物を見て、洗い担当に、これドライして、と一言告げます。



ドライして、とはもちろんドライクリーニングをしてくれ、と言う意味。

しかし、この時期はさらにこの言葉の奥に他の意味合いも含まれています。


当然汗をかいていますから、汗が落ちるように前処理と言う、ドライクリーニングで洗う前に汗の汚れを落とす処理をする訳なんですが、それをやってドライクリーニングをしてね、という意味で、ドライして、と言うわけです。



たった一言なのに、かなり意味を含ませてますねえ。(笑)


でも、これって当たり前の話なんです。

今の時期、品物を見て、自ずとどう言う洗い方をするか?決まってきます。

選択肢にはドライクリーニングと水洗いがあるんですが、その中でドライクリーニングをして、と言えばそう言う意味で使っている。


忙しい現場で、いちいち細かい指示や確認はしません。

だって、お互いプロだもの。

特にうちは、全員、国家資格のクリーニング師を取得していますから、知識もある。

一々、細かい指示を出さなくてもその一言から分かるんです。



たまに、もう少し細かく指示を出す時もあります。



ドライクリーニングも出来るし、水洗いも出来る。

通常ならドライクリーニングを選ぶんだけど、今回は汗の汚れもひどいし、水洗いがいい、と思えば、水洗いで、と指定して、洗浄時間、温度なども指定したりします。

微妙な塩梅の時は、ここで相談したり。


うちの両親は50年以上のベテランなので、さらに言葉は少なくなります。(笑)

阿吽の呼吸というやつですね。



これに慣れていると、お客様への説明で、言葉が足りなくなる時があるんですよ。

ある条件下で、こう言う洗いがいい、と言っているつもりでも、お客様はそんな条件のことはわかりませんから、下手するとなんでもその洗い方でいいと思ってしまう。


最近特に多いのが、ドライクリーニングで汗は落ちない、と言うやつがまさにそれですね。

もし、そう言うクリーニング屋さんがいたら、こう言ってみてください。



それならドライクリーニングする必要はありませんね?と。



するとこう返ってくると思います。



いや、ドライクリーニングでも汗は落ちるんですが、ひどい汗汚れは水洗いの方が向いていて



そう、結局、ひどいものは、と言う条件が付いているんですよ。

それを説明しないで端折って言うから、お客様が混乱する訳ですね。



プロの見立てはプロ同士だから通じるんです。

お客様に説明をする時はきちんと最初からしなきゃダメですね。



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体に覚えこませたもの。

子どもの頃からクリーニング屋でしたので、小学生くらいから手伝いをしていました。


僕が小学生の頃のクリーニング屋さんはとても忙しくて、朝は四時から、夜は日付が変わっても終わらない、そんなのが毎日ある様な感じ。

子どもの手も借りたいくらい忙しかったんですよね。


当時、僕が手伝っていたのは、配達と包装。

配達は学校から帰ってくると、父が迎えにきてそのまま車に乗せられて配達へ。

手分けして品物を届け、預かってきます。


包装は、仕上がったワイシャツを放送していくんです。


今、その仕事は母や嫁さんがやっています。



ちょっと訳ありで、この数日僕も包装をしていまして。

包装するビニールをセットしたりするんですが、昔取った杵柄とやらで、体が覚えてるものなんですね。(笑)


自分でも驚くくらい、やる事に無駄がない。(笑)

当時、忙しくてトロトロしているとどんどん品物がたまっていくので、テキパキと包装をしなければならなかったんです。

あれから35年くらい。

今も同じ様にやるんだな、と自分でも驚いています。(笑)


体に覚えこませたものは忘れないもんですね。


しばらく包装もやります。

そのうち子どもにも覚えさせて、競争でもしましょうかね。

負ける気はこれっぽっちもありませんけどね。(笑)

ほら、年季が違うから。(笑)

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洗剤は要らない?

自分で洗う人が増えてきて、クリーニングや洗濯の知識がだんだん増えてきている様ですね。

それ自体は大変喜ばしいことなのですが、反面、ちょっとまずいなあと思うこともあります。


ここでは何度も触れていますが、間違った情報も多く出回っています。

それを信じてしまう人も少なからずいるのがとても心配。


洗濯やクリーニングは間違うと汚れが落ちないだけではなく、ひどい時には服に悪影響を及ぼすこともあります。



穴が開く、変色する、退色する、縮む、風合いが変わる。


こんなことが起きてしまうんですね。


先日、ちょっと有名なブロガーさんが洗濯について書いていました。

内容は洗剤が多すぎなんじゃないのか?と言う話。



何にでも洗剤を使っているけど必要ないんじゃない?と言う内容でした。


洗剤は汚れを落とすのに必要です。

でも、おっしゃる様に過剰な洗剤は良くありません。

汚れ落ちも悪くなるし、残留すると困るからすすぎの回数も増える。

適切な量で洗う必要があります。


そんな話なら気にならないんですが、この方はちょっと違ったんですね。


洗剤、いらないでしょ?と言うわけですよ。


汚れには油溶性と水溶性があってね、と言います。

はい、正しいです。

次にこう続くわけです。


油溶性の汚れはお湯を使えば落ちるので洗剤は必要ない、と。


ん?


さらに続きます。


水溶性の汚れは字のごとく水で落ちる汚れだから洗剤がなくても十分綺麗になる、と。



ん?


こうして洗っているけど、綺麗ですよ、と。



ん?



えーっとですね、確かに汚れには油溶性、油で落ちやすい汚れと、水溶性、水で落ちやすい汚れがあります。

でも、だからといって洗剤がいらないかと言ったらそれは無いんですよね。


落ちやすいと言うだけで、水だけで落ちるわけじゃ無い。

水溶性でも落ちづらい汚れはあります。


油溶性の汚れもそう。

油の汚れだから、ドライクリーニングで落ちる、と思ったら落ちないのもあるんですよ。

全部の油の汚れが落ちるわけでは無いんです。


なので当然、ドライクリーニングにも洗剤が入っています。

水洗いも洗剤を使いますよね。

適切な量を使うのは汚れを落とすために必要なこと、言葉に振り回されて、なんでも落ちると思うのはいただけません。


汚れを落とすってそんなに簡単な話では無いんですよ。

僕らも水溶性、油溶性、さらに不溶性と汚れを見ています。

でも、それは方向性の様なもので、絶対落ちると言うわけじゃ無い。

ドライクリーニングだって、一つじゃ無いですからね。

汚れを落とす指標の、油脂溶解力は使っているドライクリーニングの液体によってかなり差がありますから。

当然、使ってるもので、洗って落ちる汚れと洗っても落ちない汚れが出てきます。


水も同じです。


最近言葉に振り回されると人が多すぎる様な気がします。

タイトルや名前を見ても全部かわかるわけでは無いですよね。

中身をよく見ないと本当のものは見えてきません。


先ほどのブロガーの方も、洗剤を使わずに、綺麗になったと思い込んでるだけだと思いますけどね。


使いすぎは良くありませんが、適切に洗剤は使いましょう。

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日本に優秀な技術者が育たない訳。

色んなことを経験している人から、色んなことを教えてもらうことが出来ます。



日曜日の貴重な体験をした時に、実は色々なお話も聞いて来たんです。


趣味の話から始まったんですが、もちろんそれだけに止まらず。

音質の話、日本と海外の音の違い、映像の違い、違ってしまう理由などなど、マニアの方々の話は本当に多岐に渡ります。


その中でとても興味深い話をされていました。

その話とは、日本の会社は技術者が育たない、という話。


その理由は、とてもわかりやすくて思い当たることが僕にもあります。


海外では、技術者はそのまま現場にいて出世出来る、と。

ともすれば社長よりも高額な給料をもらいながら、現場で開発や技術をやる人が普通にいるんだそうです。


しかし、日本では優秀な技術者もある程度経つと、現場から離れ、管理する立場になってしまう。

そのため、現場には優秀な技術者が育つたびにいなくなってしまう、というお話でした。


その優秀な人がそのまま現場でやり続けていらば、新しい技術が出来るかもしれないのに、管理に回ってしまうデメリット。

とても勿体無い、と話していましたね。


これは、日本の会社ではありがちな話だとか。



で、この話は僕らも思い当たることがいくつかあります。

その中の最たるものが、服のトラブルなんですね。



この生地を使うとこんなトラブルがある、この服にはこんなトラブルがある、そういうのがあるんですね。

で、アパレルメーカーもわかっていて、一度は改善されるんですよ。

翌年にはその生地を使った商品がなくなるんですが、5年ほど経つと、同じ様な問題のある服が生産され始めるんです。


これね、ぼくは本当に不思議でした。

アパレルにクレームも行ってて嫌な思いをしているはずなのに、なんで同じことを繰り返すのか?

でも、日曜お話を聞いて合点が行く訳です。



そうか、優秀な技術者が管理職に回って新しい人が来るから、過去を知らなくて同じような失敗をするんだな、と。



僕らクリーニング屋さんは、経験があるので、また来たね、と話しながら対応をしていますけど、それに頼ってばかりいてはダメだと思うんですよね。


根本的に直せるなら直した方がみんないいと思いますし。


技術者がきちんと評価されるという事は、そのまま出世できるという事でもあると思います。

そんな風に変わるといいですねえ。

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貴重な体験をさせてもらいました。

実は日曜日、もう一つ貴重な体験をして来ました。



とあるお友達と、友達の趣味のものを引き取りに、とある所まで遠征して来たんです。



引き取りに行ったものは、プロジェクター。

映像を映画のように大きく見せるための機械です。


お伺いしたお宅の設備が凄かったんですよ。

ついて、居間に通されると、でっかいスピーカーが。

ひと目見ただけで、これ凄い奴だ、というのが分かります。

で、聴いてみる?というので聞かせてもらったんですけどね。



音が全然違うんですよ。

臨場感というか、なんというか。

自分が今まで聴いていた音がのっぺらぼうのように感じるくらい、全然音が違う。

しかも、音が色んなところから聞こえてくるわけですね。


いわゆるサラウンドという奴です。


それもね、僕らのスピーカーの比でないわけですよ。

ハッキリと、そこに誰かいますよね?という風に聞こえてくる。

例えば、5人並んで1人ずつ声を出していたら、順番にその五人がそこにいるかの様に聞こえてくるわけです。


あまりにもリアルに聞こえるものだから、誰もいないのに、音のする方を思わず見てしまう。

本当にすごいなあと思いました。



ぼくね、小市民ですから、思わず聴いちゃったんですね。

これ、いくらするんですか?って。


そうしたら、これね、300万くらい、だって。


上にはもっと上があるそうなんですが、コスト的にも内容的にもとてもいいものだと教えてくれました。



そうかー、今日乗って来た車よりもこのスピーカーの方が高いのかあ、なんて思いながら音楽を聴いたり、Blu-rayで映画を見たりしておりました。


いやはや、個人宅にある様な設備ではないですね。

しかも、僕らの様な一般人が聞ける様な環境でもない。

そういう意味で、とても貴重な体験をさせていただきました。



オーナーさんもとても面白い人で、びっくりする様な経歴を持っていたり、いるところにはすごい人がいるんだなあと改めて思った次第。


子どもも連れて行けばよかったなあ、とちょっと思いましたね。

こんな体験、出来ないから。


いい体験をさせていただきました。

ありがとうございます。


また、いきたいなあ。(笑)

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無事、完走。

昨日の晩に、嬉しいニュースが入ってきました。


おかげさまで自己最高記録で完走出来ました。

背中を押してくれたおかげです。

ありがとう。



先日、奥様を亡くされた友人からのメッセージでした。

ここでも書きましたが、酷なことを言ってるな、と自分でも思っていて、心が傷ついている今、それでも走りなよ、という事に自分の中でも葛藤がありました。



どうしたかな?と思っていたら、メッセージが来てホッとしたのと嬉しかったのと、よくわからない感情が込み上げてきました。


本当に良かった。


周りにたくさん友達もいるので、これからは大丈夫でしょう。

周りの友達も、いろんな経験をしてて、色々と話しているようですしね。

こういう時は、本当に友達が大事だなあと思います。


みんなで背中を支えているみたいてますから。

僕もちょっとだけですが支えていきますよ。





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高級生食パン 国立 に志かわ

7月の初めに、国立に高級生食パンのお店がオープンしました。



に志かわ




話題のお店で、連日の大行列です。

予約をしても3週間後にならないと買えないらしい。

さらに、当日販売は午前中にはなくなってしまうようです。


大人気ですね。


オープン2日目に買って来てみました。

噂通りのとても美味しい食パンでしたよ。

あまりの人気に簡単に買いに行けないのが残念ですよねえ。

しばらくは続くのかなあ。




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加工の違いは大きいです。

服の難しい所って、バリエーションが多すぎる事だと思うんですね。


ぼくらクリーニング屋さんは繊維の勉強もしてるし、その繊維に施されている加工の勉強もしています。

だから、同じ繊維でも性質の違いを見分けるし、理解もできるんですが、これを一般の方に求めるのはかなり難しいと思うんですね。


そもそも、繊維表示にはどの繊維が使われているか?しか書いていません。

綿なら綿だと普通に思うでしょうし、ポリエステルならポリエステルとしか普通は思わない。


綿だけど、どんな綿か?どんな加工がされているか?まで考える人がいたら、それはもうプロです。(笑)



加工といってもいくつか種類があります。



薬品を使って、その薬品の力で風合いを変えるケース。


薬品などを使い、繊維そのものに変化を加えるケース。


繊維の形を変えてしまうケース。



いろんな加工があるわけですね。

で、加工ごとに性質が違います。



例えば、強度に違いが出たり。

薬品によっては特定の洗い方が出来ないものもあります。



永久に続く加工、期間限定の加工、それらを見極めるには知識がないと難しい。



綿なのに、なんで?と一般の方は思うことがよくあると思います。

これがその理由なんですね。

綿だけど、純粋な綿というわけではない、という事もあるわけですね。



で、見て判断ができない消費者のために、洗濯表示がある訳です。

指示通りに洗えば、問題なく洗うことができる、という証明です。

特に、新JIS表示は、製品での洗濯テストをしているので、その服をどのように洗えば大丈夫か?ということを教えてくれています。



なんで洗えないの?

同じ素材で、こちらは洗えて、こちらは洗えない、なんで?

そんなふうに思うこともあると思いますが、そこには理由があるんですね。

その表示通りに洗えば、問題なく洗えるはずですから、信じて洗ってみてください。


もし、指示通りでおかしくなったら、表示がおかしいという事になります。その時は販売店、メーカーさんに問い合わせて詳しく聞いてみるといいですよ。

しっかりしたメーカーほどちゃんと対応をしてくれますから。

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ひどい話をしているのは重々承知していますが…。

先週からあまり良くないニュースが僕の周りで起きていまして。

僕に出来ることをしようと、色々と動いておりました。



その中の一つは、古くからの友達の奥様が亡くなられたんです。


数年前から色々とお話を伺っていまして。

友達の苦労も知っていたし、奥様のお身体の話も伺っていたので、SNSにお葬式の祭壇の写真が上がった時に、その場ですぐ何が起こったのか、わかったんです。



で、今日、電話が来たんですね。

そこで色々とお話をしました。


奥様が亡くなられた状況や、その後の話、これからの話、短い時間でしたけど話をしたんです。

やはり、奥様が亡くなられて落ち込んでいるようで。

普段、ものすごく明るい友達からは想像も出来ないくらいです。



話を聞いていると、日曜日にマラソン大会にエントリーしている、と。

ずいぶん前から楽しみにしてエントリーをしていたようです。

でも、今はとてもじゃないけど、走れる状況ではない、と言います。


周りの友達は、出ろ、と言うんだそうで。


同じように身内を亡くされた方が、生きている人間が落ち込んでいたらダメだよ、だから走ろう、と声をかけてくれたといっていました。


でも、迷っていると言います。



時折、泣いてるんじゃないか、と思うような声で話をするので、そのきもちもよくわかる。



辛いよなあ、と僕も思います。

無理かもなあ、と思います。

でも、酷だと思うけど、僕も同じ話をします。



走ろうよ。

せっかくエントリーして、これで走らなければ奥さんも悲しむと思うし。

友達もエントリーしてるんでしょ?

周りも心配してるから走ってみれば?



酷な話をしているなあと自分でもわかっています。

ぼく、ひどいやつだよなあ、と自分でも思います。


だけど、残された彼は今生きている心地がしてないと思うんですよね。

心ここに在らずというか、足が地についてないと言うか。

正気ではないと思うんですよ。

いや、正気でいられるはずがない。


亡くなられたことに後悔もしてましたし、責任も感じてましたし。

自分を責める必要はないんだけど、どうしてもそう思ってしまう。

辛いだろうなあと思います。


そんな時に、現世というか、現実に引き戻してくれるのは、人なんです。

家族、友達、お客さん。

他人と話す事で、現実に戻ってこれるんですよ。



大きなトラブルが起きた時に、よく人が集まりますけど、昔はあれに意味があるのかな?とよく思っていました。

しかし、うちで父が倒れた時に、人の集まる意味がわかったんですよね。

人が来る前は、これが現実じゃないような感じがして、ふわふわ変な感じがしてたんですけど、人が来て話をする事で日常に戻れるんです。


これ、とても大事なんですよ。


父の一件があってから、駆けつけられる時は駆けつけるようにしよう、と心に誓いました。



今回、とても駆けつけられる場所ではなく、電話でしか話しませんでしたが、マラソンにエントリーをしているのなら、と、出場を勧めてみたわけです。


出れば、日常に戻ってこれるから。


そこにはたくさんの友達もいますしね。



正直、どっちでもいいんです。

出ても出なくても。

まだそんな気持ちになれない、それでもいいんです。

でも、いずれ、日常に戻って行かなくてはいけない。

仕事もあるし、家族もいるし。



酷だとわかっていても、頑張れ、と声をかけてあげられるのは、周りの友達だけなんだよなあ、と思います。



本当にごめん、と思いつつ、出場しなよ、頑張ろうよ、と声を掛けていました。


最終的に僕らが望んでいるのは、彼が普通に生活に戻る事。

なんとか日常に戻って欲しいと願っています。



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柔らかいものは良いもの。

良いものには理由があります。

でも、その理由はプロと消費者では少し違っています。

また、同じプロでも立場によって違ったり。

どんな理由で良いものと判断しているのか?と考えてみると、とても面白いものが見えてくるんです。



例えば、今、消費者の間では柔らかいものが良いものとされています。



食べ物でも、柔らかいものが良いもの、固いものは悪いもの、そんなふうに感じ取る人が多いようです。

お肉なんてまさにそれですよね。



服もそれに似た感じがあって、柔らかい、サラッとしているものを良い服と認識する人が多いようです。

袖を通した時にツルッとしているとか、いわゆる肌触りですよね。

それが良い服の条件と思うようですね。


アパレルさんも似たような感覚を持っているんですよ。

アルマーニのスーツ、とても柔らかくて有名なんですね。

で、アパレルさんでは、なぜアルマーニのスーツが良いものか?というと、あれだけ柔らかい生地で服を仕立てる技術がすごい、そう考えるんだそうです。

多少、ニュアンスが違いますが、ここでも柔らかいことは正義なんですね。



しかし、僕らクリーニング屋さんはちょっと違うんですよ。

柔らかいのは必ず正義ではないんです。


柔らかいの服は良いものが確かに多いんだけど、それが持続するか、しないかで評価は変わります。


僕らの考える良い服というのは、変化がしにくい服。

柔らかい生地が、着用しても洗っても変化がなければよく作られた良い服なんです。

逆に、どんなに肌触りが良くて、気持ちの良い服でも、洗ってそれが失われるようなものは良い服ではないんです。



これには理由があります。



柔らかさってね、演出が出来るんですよ。

見せかける事が出来るんです。

よく言えば演出、悪く言えば偽装。


たとえば、聖像の段階で演出することも出来ます。

生地をスカスカに作ると柔らかくなります。

でも、そういう生地は、洗うと目が詰まって硬くなる。

某有名なタオルはそれですよね。


また、薬品で柔らかさを演出することも可能です。

ウールをカシミヤ風の柔らかさに見せる薬品があります。

これ使うと、生地に詳しくない人ならほぼ騙すことができますよ。

カシミヤに詳しい人だと、これは違うと、わかりますが、柔らかいものが良いものと思う人は気付かないかもしれません。

これも加工されているものなので、洗ったら落ちてしまい、元の記事の硬さに戻るわけです。


本当にいいものって、洗っても変化なく柔らかいままなんです。

耐久性がある、という事なんですが、よく観察してみると、生地だけではなくて、縫い方などにすごい工夫がされているんですね。

また、そういう服は、立体的に作られているので疲れにくい。

クリーニング屋の僕らは柔らかさだけでなく、他のことも総合していい服か?見分けています。



で、ここでお肉の話に戻しますね。(笑)

お肉もかなり偽装できるんですよ。

固いお肉をワンランク上のお肉のようにする道具、と言うものが売られています。

また、安いお肉に脂だけ高いお肉の脂を足して作ったハンバーグとかも売られています。

服よりもより高度な演出をされているのが食べ物です。


悪く言えば偽装ですが、少しでも良く見えるように、選んでもらえるような演出をしているってことなんだと思い、たいですね。


こう言う技術が上がると、それを選ぶ消費者に取ってどんどん難しい時代になってきていると思います。

賢くならないといいものを選べませんからね。

ある意味プロよりも過酷かもしれません。

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人の芝生は青く見える。

人のものってよく見えることがありますよね?



接骨院で治療をしてもらいながら音楽を聴いていました。

某国営放送のプロフェッショナルの番組で使われている曲。

せんせいと、この曲を聴いてると、ストイックな感じがするでしょ?なんで笑いながら話をしていたんですね。


で、職種は違えど僕らは自営業者なので、なんとなく話が通じます。

最近のテレビに出てくるこの手の番組について話をしていました。



視聴者が見て感動するように作られていますよね、と僕。

お客さんのため、という所にフォーカスを当てて、ものすごくストイックな職人像を作り上げているのに違和感を感じることがある、と僕。


先生もこんな話をします。



あれね、同業者が見ると、おかしく見えるんですよ。




そう、そうなの!

同じ仕事をしている僕らが見ると、それ違うよね?と思う事がしばしば出てきます。

技術的な話ではなく、解釈の話。

なんでその説明をしているのか、とか同じ仕事をしているからこそわかるものってあるんです。


ところが、番組ではそれを変に誇張して伝えていく。

見てる方は感動して楽しいだろうけど、これでた人はこのあとキツイでしょうねえ、と思うんです。



というのも、過剰に演出されて、ストイックなまでの人格を作り上げられると、リアルとの差に苦しむんじゃないのかな、って。


本当はお客様のためにやってない、と言ってるんじゃないんですよ。


だれも、みんな、お客様のためにやっている。

これは番組に出ている人だけではなく、働いている人みんな同じ何ですよね。

少しでも良くなるように、便利なように、使いやすいように、みんなやっている。

これは間違いないです。

でも、ボランティアではなく、商売なので、できることとできない事が出てくる。


自営業者はみんなこの境界線で悩んでいると思います。


絵に描いたような職人像を作られてしまうと、生活と仕事の狭間で頑張ってた人に過剰に期待が集まって大変になると思うんですよね。


いい宣伝になると思うけど、テレビに出る負の面もあるって事ですね。



先生と話してて、最後に。


でも、あれ、人の仕事だと感動するんだよね。(笑)



これも皆さんと同じ。(笑)

僕らも番組に煽られています。(笑)


本当に上手に作るよなあと思います。(笑)

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学校の割烹着。

学校の割烹着の話を見かけました。



割烹着、家で洗ってくるのではなく、学校で洗ってくれないかな?と。



やはり、大変らしいんですね。

洗うのも大変、アイロンかけるのも大変。

さらに、前のうちで使った洗剤の匂いが強烈についてたりすると、自分のうちの洗濯物にまで匂いが付いてしまう、とか。


割烹着なんて、学校がまとめてクリーニング屋さんに出せばいいんだよ、という意見も出ているようです。



家で洗ってくるのにもおそらく理由があると思うんですけどね。

でも、今はそれも負担になる程、共働きのご家族も増えているのかもしれません。



子どももね、学校から帰ってきて、割烹着をすぐ出してくれるならいいのに、日曜の夜とかにこれ明日持っていくんだ、と出された日にゃ、お母さんの頭からツノがニョキニョキと生えてきてもおかしくない。

やはり、週末の時間でやらないといけないことを考えると負担なんだろうなあ。



割烹着にアイロンはかけた方がいいですよね。

理由は消毒を兼ねるから。

アイロンの熱で消毒しているわけです。


形状安定のものも出ているからそれなら楽でしょ?という意見も見られました。

確かに楽かもしれませんけど、食べ物を扱う時に着る物ですから、洗うだけでは少し不安です。

やはり、アイロン掛けは必要だと思いますよ。



いろんな書き込みを見ていたら、すでにクリーニング屋さんに丸ごとお願いしている学校もあるようです。

もちろん、その費用は生徒側で負担をするようですが、負担できるならそれが一番確実に綺麗になるし、清潔ですよね。


金曜の夕方預かって、月曜のお昼までに納品。

時間も十分あるのでクリーニングできます。



もし、割烹着の洗濯を教育の一環として考えるなら。



子どもたちに正しいやり方を教えてあげるとさらにいいかな、と思いますね。



洗い方、洗う意味、汚れとは?アイロンの正しい掛け方、これをきちんと教えてあげるといいかな、と思います。


教えろ、と言われたらいつでも教えますよ。

だって、僕はクリーニング師ですから。(笑)

あ、その前にうちの子に教えなきゃ。

割烹着のアイロン掛け、今度やってもらいましょう。(笑)

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高齢者とクリーニング

クリーニングを利用する世代は様々です。

毎日ワイシャツを着るサラリーマン。

若い世代から高齢の方まで幅広くご利用されます。



定年するとクリーニングは必要ないでしょ?



そんな話を聞いたことがあります。

たしかに、ワイシャツは着ない、スーツも着ない、働きに出ているわけでもなければクリーニングの必要はなさそうに思えるんですが、実際は違うんです。



実は高齢の方はクリーニングをよくご利用されます。



一つは、その年齢の方々は、衣替えの意識がしっかりあること。

季節ごとにクリーニングに出す習慣があるので、よくご利用されています。

今は、特養老人ホームや介護付きマンションから集配のお問い合わせがよく来ています。



そして、もう一つの理由。

これは高齢者じゃないとわからないかもしれません。


今持っている服を大事に使いたいから。


これ、かなり大きな理由を占めているようです。

高齢者の方は服を結構たくさん持っているんです。

で、それを上手に着まわしたいと思っているようで。

自分の年齢、自分の最後を考えると新しい服を買うのに躊躇するケースもあるようです。

だから、今持っているものをクリーニングしてまた着たい、と思うんでしょう。


また、高齢者の方は特定の服をこだわって着る傾向があります。

いわゆる、お気に入りの服があるんですよ。

で、それ以外の服はあまり着たがらない。

あまりにも着用されるので、自宅で洗うのが困難なほど汚れているケースもあります。

そこで、クリーニング屋さんの出番、という訳です。



いろんな理由から高齢の方はクリーニングをご利用されます。



若い人たち、まだ働けている人たちからすると、そんなに頻繁にクリーニングに出さなくても、と思うらしいですが、それは高齢者の立場になるとその理由がわかってくるのかもしれませんよ。

少なくとも、呼ばれてお伺いしてお話を伺っていると、クリーニングを必要としているな、と感じますから。


あの汚れをきれいにできるのは僕らクリーニング屋さんだけだよなあと思います。

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