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アイロンを細かく動かす理由。

ずっと思っていた事があります。



なんで、一般の人は、アイロンの細かく動かすんだろう?と。


明らかに僕らの掛け方と違うんですよね。

設備の違いもあります。

クリーニング屋さんの設備は、アイロンを掛けやすいように出来ているので、あの早い仕上げが可能なわけです。

でも、その分を差し引いたとしても、一般の方のアイロン掛けを見てて、なんでそんな動かし方をするんだろう?とずっと思ってたんですよ。



自分なりにその理由を考えていました。


細かく動かす理由は、そうしないと伸びないと思っているから。

基本的に生地は伸びないので、ゴシゴシこするようにしないと伸びない、と思っている。


最初、そう考えていました。


ところが。


先日、あるお客様がご来店して、お話をしていた時にアイロンのかけ方の話になりまして。

こうなると良いんですよ、と説明をしたら、こんな風に言われたんです。



アイロンをそんななゆっくり掛けて良いんですね?

僕はてっきり焦げちゃうと思ってたので、細かく早く動かしてました。




そうなんだ!

だから、早く動かしていたんだな、と。

アイロンをかけると生地が傷む、焦げちゃうと思っていたから、なるべくアイロンを当てている時間を短くしようとしていたんだと教えてもらったんです。



実際は、生地によりますが、生地の耐熱温度は高いのでアイロンを掛けてても平気。

化学繊維などで弱いものもありますけど、綿は高温でも平気な生地になります。



このお客様にはアイロンの当て方を教えました。

家で実践したら、驚くくらい綺麗に伸びると思いますよ。



昔、アニメとかでアイロンをワイシャツに当てて、真っ黒に焦げてしまうシーンがありました。

あれね、リアルにやろうとするとどれだけ大変か?みなさん知らないと思うんです。



綿のシャツが一瞬で焦げるくらいの、アイロンの温度は300度を超えます。

そんな高温のアイロン、まず持てませんよ?

取っ手をつかもうとするだけで、火傷しそうなくらい熱くなります。

その時点で、これはやばいな、と感じますから。


普通のアイロンは、温度設定で一定の温度になるのでまず大丈夫。

もし、温度設定が壊れても、持てないくらい熱くなるのでそこで気付きます。



アイロンは怖くありませんよ。

安心してかけてくださいね。

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