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職業柄が出てしまったようで。

職業柄が出てしまうことってありますね。

なんでそんな事をしたの?と質問をすると、あー、なるほどと納得する理由があったりします。



先日もこんな事があったんです。



保育園の先生がポロシャツを一枚お持ちになったんですね。

見ると襟の濃い色が白い生地に滲み出ている。

色泣きという現象です。


自分で洗ったんですか?と聞くと、少し違うような話をされました。


内容はこんな感じ。



子どもが嘔吐してそれが自分のポロシャツについてしまった。

それを保険の先生が、消毒をする、と言って熱湯をかけたらこうなった。



と言うんですよ。

話を聞くと、あー、それはやりがちだな、とすぐさま思いました。


僕らクリーニング屋さんは、汚れたら洗おうと思うんです。

でも、医療関係者は、なぜか消毒をしたがる。


熱湯をかけたり、アルコールをかけたり、漂白剤をかけたり。

彼らの中では、汚れは細菌やばい菌なのかも知れませんね。

で、それを綺麗にするのは、消毒、と言う事なのかも知れません。



確かにね、菌をなくす、と言うのも洗う目的の1つではあるんだけど、いきなり熱湯消毒はないですね。

転んで膝小僧を擦りむいても、まずやることは傷口の洗浄でしょ?

洗って目に見える汚れを落としてから消毒。


嘔吐された服にいきなり熱湯で消毒はおかしいですよね、まずは普通に洗って目に見える汚れを落としてからじゃないと。



嘔吐と言うと、ノロウィルスを疑う人もいます。

その時は、塩素系の漂白剤を使って消毒するんです。


こちらは漂白剤ですから色が落ちてしまうんですよ。

だから、ノロの人が嘔吐した服は基本的に元に戻せないのでそのまま捨ててください、と話しています。



もし、これが怪我とかの時にクリーニング屋の僕らがその場にいたら、洗え、になってたのかな?とちょっと考えてみたり。

素直に消毒、と言うふうに考えたのかな?

殺菌、でアルコール、になるかも知れない。



いろんな職業の人とも使ってる薬品や知識は被っているはずなのに、解釈や使い方が微妙に違うのって不思議だなあと感じます。

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