クリーニング

どこでこのシミがついたんだろう?と考えてはいけない理由。

シミを見つけた時に、一般の人と僕らでは考え方が少し違います。


どこでこのシミをつけたんだろう?


普通の人はそう考えます。
でも、この考えはやってはいけないんです。
なぜか?

答えは簡単、どこで付けたか?考えても原因究明にならないから。

過去に戻ってシミをつけないようにすることもできないし、いつ、どこでついたか?がシミを落とすのに有効な情報でもありません。

どこで付いたんだろう?

という言葉の裏には、私、こんなの付けてない、と犯人探しになってしまうことがよくあるんです。


犯人探しをし始めると、途端に迷い始めます。
正しくものを見ることが出来なくなるんですよ。

私はこんなシミはつけてない。
では、後からシミがついた?
誰かがつけた?
と、犯人を探し始めます。

でも、もしかしたら自分が気づかない時に付けているかもしれません。
自分が全部の汚れがついた瞬間を知っている、そんな人は絶対いないと思います。

気づかないうちについてしまうこともある、だから犯人探しをするよりもそのシミがなんなのか?考えることの方が大事なんです。


シミはよく見ると色んな情報を持っています。
そこから類推していくことも十分可能。


液体が付いたようなシミではないか?
何か擦れて付いたようなシミではないか?

これだけでも色々わかってきます。

さらに、シミの色、臭い、そこからも想像することが出来ます。


それらの情報を総合的に考えて、適切な処置をすることが大事なんですね。



私、そんなシミつけてない!


その気持ちはよく分かります。
でも、ちょっとだけその気持ちは置いといて、まずはシミそのものを見るようにしてください。

汚れが取れてから、どこで付いたか?考えても間に合いますから。


まずはシミの観察が大事ですよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見えるシミ、見えないシミ。

多分、僕らクリーニング屋さんは一般の人よりもシミを見つけるのが上手いと思うんです。
毎日、どこかに汚れはないか?と見る癖がついているので、違和感があるとすぐ気付くようになってます。

毎日の仕事の賜物ですよね。
他の業種でも似たような事はあると思うんですね。

たくさん流れてくる卵を見分けたり。
ひよこのオスメスを見分けたり。
毎日やる事で見分けられるようになるんですね。


でも、そんな熟練した職人たちも、よる年波に勝てないなあと思うことがあるようです。

今まで見えてたシミが見えなくなってる。


そんな話を聞くようになりました。
今までの環境で見えてたものが見えないので、他のところへ行くと見えたりします。
シミ抜き機の前では見つからなかったものが、カウンターに持っていくと見えたり。
そこで発見して、洗い直し、シミ抜きのやり直しになる事が増えてきた、と同業の友達から聞きました。


汚れやシミってただでさえ難しいんですよ。
はっきりと見えるものなら問題ないんですが、たまに真正面からは見えないのに角度をつけると見えるシミがあります。

自分だけ気づくシミ、と言う奴です。


自分は服を着ているので、下を見てシミを発見します。
そのシミは、同じ角度から見るとはっきりと見えるのに、平らなところに置いて見ると見えなくなる。

そんなものもあるんです。


クリーニング屋さんも老化現象には勝てません。
世代交代は大事になってきます。
この仕事に就く時に、目は大事だ、とずっと言い続けてきましたが、まさにそういう話が出るようになりました。
それだけクリーニング屋さんも高齢化している、と言うことの証明でもありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリーニング学校、なくなるの?

クリーニング屋さんになるにはいくつかやり方がありまして、その中の1つにクリーニング学校に通う、と言うのがあります。

クリーニング学校に通うと、クリーニング屋さんになるのに必要な資格が全て取れる。


クリーニング師、簡易ボイラー、危険物、などなど、必要と思われるものは全て取得させてもらえます。

行かなくても取れるんですが授業で教えてもらうのと独学でやるのとでは速さも正確さも違います。
やはり、しっかりと教えてもらうほうがいいですよね。


今から23年ほど前に僕は通っていました。
嫁さんは数年前に通っていました。


そのクリーニング学校が、来年度はやらないんだそうです。


ショック…。


嫁さんが通っていた時からおかしかったんですよね。
生徒数が激減していて17人だったとか。
確実に赤字だろうな、とは思っていましたが…。

友達のお子さんもクリーニング屋さんになるために通うと話をしていたんですが…。
これからクリーニング屋さんになりたい子は独学しかないのかなあ。

愛知にもクリーニング学校があるんですが、愛知も休校らしい。


きちんと勉強できる環境がなくなるのは本当に困ります。
基礎的な話ですからね。
その後の応用はあるんですよ。
でも、基礎がなければ応用を聞いても理解できないし。
今後が不安です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

こまめに洗うことを推奨し始めましたね。

洗剤のCMの件の事でコメントを頂いたのをきっかけに、洗剤メーカーのホームページをのぞいてみました。


色々変わってきてますねえ。


以前、某ドライマークが洗えるという洗剤が、ホームクリーニングという言葉を使わなくなる、という話を聞きました。
表示に問題があるとか。

いろんな理由で変化が起きているようです。


ここは変わったなあ、と思ったのが、こまめに洗うことを推奨していること。
さらに、服が傷む理由として、洗わないで着ているから、という話も載っていたりします。


その通りなんですよ。
やっと洗剤メーカーもその話をしてくれるようになったか、と思います。


洗うと傷む、という間違った考え方が広まってしまい、なるべく洗わないようにとか、洗う時もとても丁寧に優しく洗うことを推奨する人とかもいました。


服が変化した、と感じるのは洗った後が多いので、洗うことが悪いことのように捉えられてしまったんだと思います。
実際は、洗う前からおかしくて、ただそれを見ていなかったりしているんです。
で、洗った後にまじまじと見たら変化して驚いてしまう、とか。


ここでは何度も書いていますが、汚れがついたまま着ていると服はどんどん痛みます。

汚れがつくと生地が硬くなり、擦れた時に傷む。

硬くなると衝撃を吸収できなくなるからですね。
だから、洗ったほうがいい、という結論になります。


ただ、こまめに洗いましょう、と言っても、物によって頻度は違います。
経験上ですが、汚れも薄くついている時とある程度汚れている時とでは落ち方に差があります。

ある程度汚れているほうが落ちがいいんですよね。
不思議な話ですが、汚れがあるほうが他の汚れも一緒に落としているんだと思います。

しかし、あまり汚れていないと、繊維へのダメージの方が勝ってしまう。
なので、適度に着た方がいい、という事に。


簡単な分け方として、肌に直接接触するものはほぼ毎回洗った方がいいんです。
汗、皮脂、圧倒的につきやすくなります。
また、肌に直接触れるものは、植物系の繊維が多い。
植物系の繊維は、汚れを吸収してしまうので、そのままにしておくと落ちづらくなります。

下着やワイシャツなどは綿で出来ているものが多いので、着たら洗う方がいい。


逆に、動物性の繊維、ウールなどですね、これらは実は疎水性の繊維と言われてまして、水を弾く性質があります。
ビッショリになるほど汗をかいてるなら別ですが、普通に着用している時は、毎回洗う必要はありません。
また、週に一度洗う、というのも少し多いかな、と思います。

もちろん、持っている服の数にも左右されます。
当然、着数が多ければ洗う頻度は減りますね。
逆に、着数が少ないと、細かく洗わないといけなくなります。


服の数はある程度持っておかないと、洗うことも難しくなりますし、傷みやすくなる。

これは覚えておいてください。


洗剤メーカーが洗わないと傷む、洗うようにしましょう、とアナウンスをするのはとてもいいことだと思います。
後は、どのくらいの頻度で洗うのか?という問題。
自分の持っている服の数、汚れ具合と相談しながら、上手に洗ってもらえるといいなと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

そこに意志があるかないか?

仕事をする時に、その仕事を理解しているか?はとても重要です。
闇雲にやっていても結果はついて来ません。
また、最悪、結果が出ていなかったとしても、何をどんな理由でしていたか?はとても大事で、他の人に相談する時など、何をしたか?はとても重要な情報になります。


例えば、一般の方から洗濯の話を聞いた時。
僕らプロとは明らかに考え方が違うな、と感じます。

仕事には全て意味があります。
漬け込むのにも理由があり、効果的なやり方があり、そこから外れると意味がなかったり。

一般の方が、こうやったら落ちた、綺麗になった、と言うお話を伺うと、なんでそのやり方?そこに意味はないかな、と言うことが多々あるんですね。
たいてい、理屈が伴っていなくて、ただ時間をかけたり、同じような洗剤を複数使ったり、と言ったことが多いみたいです。


しかし、プロでも似たようなことがあります。


例えばシミ抜き。


これ落ちないんだけど、と言った話を聞いた時、どんな作業をした?と僕らは質問をするんです。
すると、どんな作業をしたか?その手順を説明してくれます。


先ほども書きましたが、仕事には意味があります。
と言うことは、手順を聞けば何をしたかったのか?が分かると言うもの。

しかし、当てずっぽうの人もたまにいるんですね。
多分、混乱したんだろうなあ、と思います。


薬品には万能のものはありません。
薬品ごとに何のために使うか?理由があります。
シミを落とす時、何のシミか?仮にわからなくてもどの系統のシミか?おおよそ見極めてから薬品を選ぶんです。
シミの系統を決めるとその後の薬品の順番、手順もおおよそ決まって来ます。

もし、その手順から外れると、理解してないでやっているか、混乱しているかのどちらかだな、と分かるわけです。


今まで、いろんな人と話をして来ましたが、きちんと理解してすごい技術を持っている、という人に共通しているのは、作業には全部意味がある、と言うことです。
そして、理解しているから、クリーニング以外の事で共通する知識に置き換えるのがうまい。

化学的な現象は同じでも、職業によって使い方が違ったりします。
しかし、きちんと理解している人ほど、他の人の仕事を見て自分たちの知識との共通部分を感じ取るのがすごい上手なんですよは。


話を聞いてるとよくわかります。
たとえ話が上手ですから。


これは、クリーニング以外でも同じ。
僕がお世話になってる湯江接骨院の院長も上手にわかりやすく例えてくれます。

例えるって実は難しいんです。
相手の分かる話に置き換えて、なおかつ説明したいことと共通点を探して。
これを瞬時にするんですから、きちんと理解してないとできません。


いいクリーニング屋さんを探したい時、たとえ話がわかりやすい人、と言うのもアリだと思います。
難しい話は誰でも出来るので。
わかりやすい話ができる人を探してみましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

洗うってどういう事か?

先日の、仕分けの話にコメントをいただきました。

メーカーのサイトを見てくださって、メーカーが言いたかったことも書いてくださり、勉強熱心だな、と感じます。


メーカーの言いたいことはこんな感じらしいです。


汚れ落ちがいいので、数日まとめて洗っても平気。

という事のようです。
僕も調べてみたら、僕が見たものとは違ったみたいですが、それでもほぼ似たような感じのことをメーカーは言いたかったようです。
僕が見た方は、蛍光増白剤が入ってないから、まとめ洗いも大丈夫、と書いてありましたか。


汚れ落ちがいいからまとめて洗っても大丈夫、蛍光増白剤が入ってないからまとめて洗っても大丈夫、本当にそうでしょうか?

洗うってどういう事?

汚れを落とすのが洗うって事?


これ、クリーニング屋さんの間でも議論になったりします。
実際、汚れを落とすことがクリーニングの仕事なので、クリーニング屋さんも汚れを落とすことに一生懸命になります。
でも、それでは洗ってるだけなんです。

汚れが落ちてればいいの?


例えばですよ、汚れが落ちてたら縮んでても構わない?
汚れが落ちてたら生地の表面がパサついていても構わない?
汚れが落ちてたら、色がくすんでいても構わない?


いやいやいや、嫌でしょ、そんなのは。
汚れは落ちて欲しい、そして、服も元の状態に近いレベルで維持して欲しい。

これが基本なんですね。


汚れを落とすだけではダメなんです。
服がなるべく元の状態のままでなくちゃ、着たいと思えないんですよ。


例えば、洗うだけ、汚れを落とすだけなら、なんでも混ぜて洗えます。
蛍光増白剤が入ってても、別に構いません。

ちなみに、蛍光増白剤を入れるのと入れないのとの差は、わかりますか?
なんで色物に入っていてはいけないか?

それは、色合いが変わって見えてしまうからです。
別に生地に悪さをするわけではなく、色が元の色と違って見えてしまうので色物には使わないようにしまさょう、と言われています。

でも、その色の変化に気づかなければ、全体的に色が少し変化しても構わなければ、蛍光増白剤入りの洗剤で洗っても構わないんです。

仕分けの時に書きましたが、硬い生地、柔らかい生地、一緒に洗ってもいいです。
しかし、柔らかい生地は硬い生地に負けるので毛羽立ちます。
毛羽立つと、色がくすむんです。

これらは、みなさんが洗ったのに傷んだね、とか、ヨレヨレになったね、と言われてしまう現象。

次また着たいと思えなくなってしまうんですね。

だから、洗う前に仕分けが必要、ということになります。


一般の方は洗剤の性能ばかり気にします。
しかし、本当に大事なことは、一緒に洗えるもの同士で仕分けをすること。
いくら性能のいい洗剤を使っても、避けられない事なんですね。
洗剤でカバーできないことを仕分けでカバーする。

こう考えていただくといいかな、と。


逆汚染も、きちんと洗剤が入っていれば問題ありません。
汚れ物と一緒に洗うのは、汚れがうつりそうでいやだな…、これ、僕らそんな風には考えません。
洗剤がきちんと働いていれば多少の汚れは問題ありません。
真っ黒な泥汚れが付いてるなら、単品で洗う方が綺麗になると思って仕分けますけど、その程度の話です。


ただ、色はダメ。
生地から色が出ると他の服に移ります。
これは、生地を染色する時に洗剤を使うことからもわかりますが、洗剤は色をうつらないようにする能力はないんです。
だから、色物は仕分けなければいけない、という事。

数日分まとめて洗うのは問題ないんですよ。
洗えますから。
これも、シミはついてから時間が経つと落ちにくくなる、という話から、皆さん慌てるようになったのかなあ、と推測しています。

一週間やそこらの話をしているわけではないんです。
一月、3ヶ月、半年、1年と放置してしまうと問題ですよ、というレベルの話。


言葉って難しいですね。

足りないから変な憶測を生んでしまう。
でも、細かく説明すると難しくて読みたくなくなる。(笑)


だから、コミュニケーションが大事なんですね。
なんでも聞いてください。
何回も聞いてください。

何度でもお答えしますから。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリーニング屋さんの悲鳴が聞こえてきます。

今、クリーニング屋さんの悲鳴が聞こえてきます。
だんだんと秋めいてきて、クリーニング品が集まってきて忙しくなっているようです。


忙しいなら嬉しいことでしょ?
悲鳴ってわがままなんじゃない?


そう思っていました。
しかし、問題は品物がたくさん集まっていることではなかったようです。

本来なら、今集まる衣類は夏物。
今まで着てきた夏物をクリーニングしてしまう、そのために皆さんクリーニング屋さんへ持ち込んでいる、時期なんですね。

一夏を超えた服は汗をたっぷり吸っているので、洗うのにも気を使います。
見た目でわかるような汗なら問題ありませんが、見ただけではわからないものもあったり。
それらが残ると来年着ようとした時に浮き出てしまうこともあるので、いろんなことを想定しながら夏物を洗っています。


夏物はお時間をいただけるので大変でもなんとかなるんですね。


問題は、夏物ではなく、秋物、冬物が今の時期に集まっているんです。


しかも、洗わないで仕舞っておいたので、汚れが変色していたりします。
さらに、今着るもの、これから着るものなので、とにかく急ぎが多いらしい。
同業者の友達は家に数日帰れない、睡眠時間が3時間ほど、と言った話をしている人もいました。


汚れも時間の経過とともに難易度が上がります。


去年の秋物、冬物ですよ。
約1年経った汚れ、物によっては大変だと思います。
1つとシミ抜きに1時間かけるなんてざらにあるでしょうし、ともすれば数日かけなければいけないものもあると思います。
でも、急ぎで、と言われるとやるしかない。
毎日やる仕事を終わらせてから、深夜から朝方にかけてシミ抜きをしているクリーニングやさんもいるんですね。


しまう前に洗ってくれていれば。


クリーニング屋さんなら誰もが一度は思ったことがあります。
ここまで手間をかけなくても済んだだろうし、シミ抜き代もほとんどかからなかっただろうに、と。


つい忘れてしまった、のなら仕方ないと思います。
完璧な人はいませんから。
でも、もし、衣替えを勘違いしてて、着る直前に洗うものだと思っているのなら。

それは間違いなので、次回から正しいやり方に変えて欲しい、と思うんですね。


着る直前に洗う、のではなく、着たら洗う。


順番を入れ替えるだけで、きれいも維持できるし服も傷みにくくなります。
なにより、長持ちするし、いい状態で着ることができる。


ぜひ、検討してみてください。


今年は特に今忙しいらしいです。
クリーニング屋さん、倒れないかちょっと心配…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わかりやすくするために???

僕が融通がきかないんですかねえ。
それおかしいだろ?と1人で突っ込んでいる事があります。

先日も、とある番組を見てて1人で突っ込んでいました。


クリーニング屋さんの店長間の自宅で、洗濯の豆知識を披露するというもの。
友達に教えてもらって一応録画しといたんです。
で、見てたんですよ。


プロならではの知識を披露し、ビフォーアフターを見せる映像になった時に、違和感が。
脱水をしたものとしないものと、シワの違いを見せる、というものでした。


映像では、脱水をしないほうがシワが少なく、脱水をしたほうがシワが多い。
これだけ違いがあれば視聴者も納得でしょう。


本当なら、ね。


僕ら、毎日アイロンかけているからわかるんですよ。
脱水した、という服、普通のシワじゃないんです。
明らかにアイロンでつけたようなシワ。
洗った時にあんなシワはつかないんですよね。

リアルがわかりやすくないことはよくあります。
テレビや雑誌などでは、よりわかりやすくするために、演出、という作業が行われます。

今回のことも、もしかしたら、演出の範囲だったのかもしれません。

でもね、もし演出をしなければ分かりにくいようなものなら、それは脱水をしていようがしていなかろうが、あまり差がない、ということなんじゃないですかね?


脱水をしないで干すと水が滴り落ちてきます。
水を吸った服は重いので、自分の重みで生地のシワが伸びるんです。
でも、綺麗に伸びるわけではありません。
形態安定のシャツはきれいに伸びるんですが、そうでないシャツでは返って縦にシワが入ったりしてしまいます。

洗いざらしのシワと、縦に入るシワとの区別は普通の人はつかないでしょう。

しかも、細かいシワは伸びない。


映像をよく見ると細かい小じわがたくさん入ってて、伸びてないのがよくわかります。


もちろん、クリーニング屋さんのような仕上げを求めていないのはわかるんですが…。
でも、こんな程度でいいんだよ、これで十分だよ、というのもなんか嫌なんですよね。


伸びてないものは伸びてない、とどうしても突っ込みたくなります。


融通が本当にきかないですよねえ。
もう少し大人にならないと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

仕分けはしなきゃダメでしょ。

技術の発達によって、今までめんどくさいな、と思っていたことが解消されることはよくあります。

不便をなくす。


技術者はみんなこれを目指して、日夜頑張っているわけです。
しかし、それ、本当?という話があるのも事実で…。
それ、宣伝だから大げさに言ってるよね?という事があるので困ってしまいます。


先日、テレビを見てたら洗剤のCMが。

こんなこと言ってるんですよね。



まだ、服を分けて洗ってるの?


どうやらその洗剤を使うと服を仕分けて洗わなくていいらしい。
全部まとめて洗えるので、家事の負担がへる、ということかもしれませんね。


僕はハッキリと言います。



分けなきゃダメ。



どうして分けて洗う必要があるのか?
そこを考えると分けて洗う理由が見えてきます。


服は各々素材が違います。
また、色も違います。
みんな同じ色で、同じ素材なら、それは一緒に洗って大丈夫。
汚れが付いているものと付いていないものも、洗剤が汚れを抱え込むので、適正量を使っていれば服に汚れは付かないから大丈夫。

しかし、色違いのものを一緒に洗ってしまうと、問題が起きる事があるんですね。


例えば、赤い色の服から色が出てしまう。
これ、よくあるんです。
そこに白いシャツを一緒に洗っていたら…、ピンクになりますよ、シャツ。
綺麗なピンクならまだ着れるかな?と希望が持てるかもしれませんが、まあ、赤に汚染されたピンクですから、綺麗なわけない。
当然切る事ができなくなります。


こんな感じで、色違いのものを入れると、もし服から色が出てしまった時に他に汚染をするので分けなければいけないんです。

色が出る服なんて少ないでしょ?


いやいや、かなり有りますから。
これ、クリーニング屋さんが頭を悩ます問題の1つです。
ちゃんと作ってよ、メーカー!とつい言いたくなる時があるくらいなんですよ。


次に素材が違うケース。
素材が違うということは、硬さが違います。
また、素材ごとに電気の性質が違い、一緒にしていると静電気が起きてしまうものがあります。
これらを一緒に洗うと、弱い生地は負け、けばだったりするんですよ。

だから、弱い生地は弱い同士で、硬い生地は硬い生地同士で、洗うのが基本。

これらを無視すると、洗ったら服が傷む、と皆さんが思うような結果になってしまうわけです。


では、これを回避するような洗剤なり何かないのか?というと、一応あります。
生地がこすれないような薬品、色が写らないような薬品、存在するんですね。
でも、それらは万能ではありません。

全部まとめて洗う時に使えるほど高性能ではないし、それを使うことで汚れ落ちが悪くなる事もあります。

つまり、面倒臭いけど、仕分けて洗うのが一番安全で綺麗になる、という事。


洗剤メーカーも毎年新しい商品を開発しなければいけないのは分かります。
確かにいい商品も増えている。
でも、行き過ぎは良くないですね。
僕らのように、クリーニングのプロなら内容が分かりますが、そうでない一般の人にあまりキャッチーな宣伝をすると、誤解を与えてしまうことになりかねません。

特に、洗濯は間違うと服をダメにしてしまいますからね。


服は仕分けましょう。
これ、基本です。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

名古屋の空気を感じてきました。

先週金土と、名古屋へ出張に行ってきました。
今回は、シミ抜きの神様と呼ばれている、横倉さんの同行です。


朝、迎えに来てもらいまして…、先生に迎えに来てもらうなんて偉そうですよね。(´・∀・`)
一路名古屋に向かったんです。


高速は割と順調で、途中、いろんなサービスエリアに寄りました。


新東名を使ったんですが、面白いですよね。
ぼくが新東名を使うときは、早朝から深夜ばかりなので、日の明るいうちのサービスエアは初体験。
今までシャッターが閉まっていたお店がたくさん開いています。

まあとにかくおしゃれなのが多い。


バイク関連のお店はジャケットから、Tシャツ、他のグッズなどいいものがたくさんある。
ついつい、買ってしまおうか?と思うほど。
でも、今日はそんなことのために来てない、と我慢してました。(笑)


ガンダムのお店もあったり。

ここは我慢できませんでしたねえ。
それでもなんとか手ぬぐい一枚でやり過ごせたのは奇跡。
湯飲みも欲しかったなあ。


名古屋に近づいてくると、あんこの比率が高くなります。(笑)
岡崎では、大あんまきというどら焼きを平べったく巻いたようなやつが。
あんこたっぷり、半分こでいただきました。


名古屋市内に入ると景色が変わりますね。
一番違うな、と感じたのは車の量。
さすがトヨタのお膝元です。
まだまだ車文化は残っているなあ、と感じます。

少し早く宿について、昨日書いたキンブルへ。

その後、名古屋の友達数人と食事会を開き、一旦お開きしました。

先生をホテルに返さなければいけませんからね。


横倉さんをホテルに返して、僕はそのまま名古屋の友達たちに拉致されます。
お前はまだ寝かさねえぞ、と。

寝かさないで何されるの?と不安でいると、連れていかれたのは味仙というお店。
店内はすごい人で、いい香りが漂ってきます。


名古屋めしを食えっ!


という事らしい。(笑)
味仙、名物らしいんですよ。
ラーメン、ちまき、青菜炒め、これを食べなきゃダメだ、と。

注文したら、水をください、と友達が。
で、店員さんが持ってきたのが青いボトルに入った水。
友達がニヤニヤしながら言うんです。

この水の今がわかるから。


なんだこの意味深な発言は、と思いつつ待っていたらラーメンが出て来ました。


ラーメン、赤い。(´・∀・`)
見ただけで辛いとわかるんですよ。
で、一口食べてみると、火を噴くほど辛い。
水、ないと食べれません。

しかも熱々で出てくるから余計口の中がヒリヒリするわけです。

でも、美味しかったあ。
ラーメンも、ちまきも、青菜炒めも。
他の席の人も食べていたので、名古屋の人のソウルフードの1つなんでしょう。

1時間ほどでぼくも解放されまして、その日はホテルで就寝。

翌朝。

名古屋と言ったらモーニングでしょ!
と思っていたんですが、セミナーの準備が朝早くからあったので残念ながら今回は行けず。
ホテルの朝食となりました。


セミナー会場に着き、準備をしていると何やらいい香りが漂ってきます。

横を見ると、コーヒーを淹れている。
普通、こう言うセミナーってインスタントだと思うんですよね。
さすが名古屋、コーヒー、本格的に淹れてるんですよ。
だからこんなにいい香りがしたんだな、と驚いたので、聞いてみたんです。

これ、会の持ち物ですか?と。

すると、違う、と言います。
コーヒー当番がいて、順番に回ってくる。
自分の番が来たら自分のコーヒーセットを持ってきてみんなに淹れる、らしい。

すかさず、みんなコーヒーのセットなんて持ってるの?
と聞いたら、大抵の人は持ってるよって。

やはり名古屋はコーヒーの聖地ですね。


セミナーが始まるとみんな真剣に話を聞いてます。
午前中座学、午後は実践と充実した内容。

お昼ご飯になりましてね、お弁当が出たんですが、なんて言うか豪華なんですよね。
名古屋、本当に凄かった。
各地のセミナーに行ったりしますけど、やはり地域性みたいなのはありますね。
お昼は各自で、というところもあるし、お弁当が出るところ、仕出しやコンビニ、いろんなやり方があります。
その中でも、名古屋のおもてなしはちょっと違うかなあ。


無事、セミナーも終わり、懇親会へ。


中華だったんですよね。
ここも、辛かった。(笑)
でも、すごく美味しかったですよ。


8時になったので、横倉さんと僕は帰ることになります。
やはり疲れているので、お風呂に入って汗を流してから、と刈谷パーキングエリアにある温泉に寄ることに。

最近の高速はお風呂があるので助かりますね。
ほんの30分くらいですが、お風呂に入るだけで体が楽になります。


ここで愛知の人たちと本当にお別れ。
また会いましょう、と約束して、一路東京へ向かいました。


帰りは驚くほど車がいなくて、あっという間にぼくのうちへ。
深夜一時半くらいに着きました。
ぼくは朝ついても良かったのになあ。(笑)

横倉さんにお礼を言いまして、横倉さんは颯爽と茨城へ帰っていかれました。
うちから120キロとか行ってたかな。
まだまだ走ったんだと思います。


まるまる2日、愛知を満喫し、道中、横倉さんともたっぷりと話をしてきました。
仕事の話もたくさん、ヒントもたくさん頂いたので、またこれからも頑張れそうです。

いい出張でしたねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧