クリーニング

消費税に悩む人たち。

後もう少しで消費税が上がります。


テレビでは増税対策、軽減税率、キャッシュレスと、毎日お金の話が出ない日はありません。



当然、僕ら商売人の間でも話題に上がります。

皆さんと少し違う角度で話が上がるんですけどね。


僕らが悩むのは、8%の商品と10%の商品をどうするか。

食料品ではないので、クリーニング屋さんは軽減税率が適用されません。

しかし、難しくしているのは、クリーニングらしい難しさがあるから。



洗うだけなら特に問題はないんです。


問題なのは、後から別の作業が入ったとき。



お預かりしてからシミが見つかり別途染み抜き代が掛かってしまったり。

前払いのお店だと9月中に8%でお支払いいただいて、10月にお返しするときに染み抜き代を別途頂戴する時は、税率はどうなるのか?


似たようなケースがクリーニングは多いんです。

後から必要になる作業代はどうなるのか?みんな悩んでいます。



友達の店主さんたちも、最後は自分たちが消費税を負担するようだな、って話してました。

完全に移行するまでは仕方ない、と。



サーヒズ業は難しいんですよ。

製造業だと、こっそりとコストカット出来るんですね。

お値段据え置き、とか、価格は変えません、とか言いながら、商品の中身を調整してる。


量が少なくなったりしてますよね。


でも、サービス業はそれが出来ません。

ワイシャツのアイロンがけを右袖だけ掛けません、というわけにはいきませんし、洗剤の量を減らします、というわけにも行かない。

商品の調整しようがないんですね。


となると、結果的に、自分たちの給料が下がり、労働は増える、という事になるわけです。


自営業で家族だけでやっていればそれもやむなしと受け入れる事もできますが、パートさんなどを雇っていると、不平不満も出てくるわけで。

お客様の手前、マイナスな話はあまり良くないからと口にこそしませんが、商売人同士ではかなり厳しいと話が出ています。



辛い、厳しいと言っていても、時は待ってくれません。

何だかんだ、増税当日はみんな普通に対応していくんでしょうね。



キャッシュレス含めどうなるのかな?

何となくですが、現金払いだと割引します、というお店が出てくると思うんですよね。

落ち着くまで数年かかるのかな。

しばらく混乱するような気がしてます。

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良いクリーニング屋さんが見つからないのはなぜ?

いいクリーニング屋さんが見つかりません。

どこかありませんか?



このような質問をされることがあります。



先日も息子さんがお住いの地域でクリーニング屋さんが見つからない、と。

そのためわざわざデパードのクリーニング屋さんに持って行って大変だ、とお話をされました。


場所を聞くと、横浜だといいます。



僕の認識と消費者の方の認識は多分違うんですよね。

僕は皆さんが望むクリーニング屋さんは必ず近くにある、と思っています。

もちろん、そう思う理由もありまして、各地で勉強会をやっているんですよ、クリーニング屋さん。

僕がこの業界に入った頃は、今と違ってクリーニングの勉強などした事もなく、親から仕事を教えてもらった、という人がとても多かったんです。


ドライクリーニングの歴史って、僕らの親の世代が作り上げてきました。

親たちも、ドライクリーニングと言うものを初めて扱って頑張ってきたんです。


ところが、しっかり勉強をしたところと、そうでない所、やはり差が出てしまいます。

ドライクリーニングの知識も学んだ人と学んでない人が混在してしまったんですね。


僕はクリーニング学校を卒業しているのでしっかりと学んできました。

当時、勉強会に参加すると、年配の人の話にずいぶん驚いた記憶があります。

これ、基本だろ?という事すら知らない人がその当時はいたんですよ。



あれから25年。



今のクリーニング屋さんはとても勉強家です。

あの頃と違い、クリーニングの知識をきちんと持っている人が増えています。


なので、僕の意識の中では、いいクリーニング屋さんは必ずいる、と思っているんです。



話を戻します。



横浜にいいクリーニング屋さんがない、とおっしゃるお客様。

見つからない、というので、一つアドバイスをしました。


横浜は組合で染み抜きなどの勉強会を月一で開いてたりするので、組合のページから調べたら見つかると思いますよ、と。



すると、こんな返事が返ってきました。




ないない、いいクリーニング屋さんはない。



ちょっと待って?

調べてもいないでないってなんでわかるの?

僕が教えたやり方で以前調べてダメだったらわかるんだけど、調べてもいないでどうしていいクリーニング屋さんがないってわかるの?


そういうと黙ってしまいます。

とにかくいいクリーニング屋さんはない、の一点張り。



組合に加盟してないけどいいクリーニング屋さんもあると思いますが、横浜のクリーニング屋さんたちの活動を知っているので、組合のホームページから見つければまず間違いない。


僕も根拠なく言いませんからね。


具体的にどういったことに不満や不安があるのか?と聞くと、普通に対応できるものだったので、問い合わせてみればいいのになあ、と思いました。



いいクリーニング屋さんがない、では今どのようなクリーニング屋さんを使っているのか?

お店を聞くと、あー、と思わず声が出てしまって。


そのクリーニング屋さんで洗っているとこうなりますよ?と話すと驚いた顔をされていました。

既になっているはずなんですけどね、多分気づいてなかったんだと思います。



食べ物屋さんに味の違いがあるように、クリーニング屋さんも仕事の内容が少しずつ違います。

試して見ないと自分に合うか?わかりません。

また、使っているうちに、自分の好みを伝えて

合わせてもらうこともできます。



自分の中でいいクリーニング屋さんの基準があるなら試してみるしかないですね?


と話すと、試さないで知りたい、と言うんです。



それは流石に無理だ



いいクリーニング屋さんを見つけたい、のはわかるけど、今のままだとずっとクリーニング屋さんは見つからないんだろうなあと思います。


なぜ見つからないのか?



見つける気がないから。

自分の中で、いいクリーニング屋はない、どこにもない、と決めている以上、見つからないでしょうね。


もし、僕がこのお店どうですか?と勧めても、そのお客様が気にいるかは別だし。

気にしている問題は、個人で営業されているクリーニング屋さんでは普通にやれる事なので、見つからない訳はないんですよ。

では、それでなんで見つからないのか?というと、ないと思っているからですね。



もったいないなあ。

近くにもきっとあるはずなのに、ないと思ってるから見逃しちゃっているんでしょうね。


良いってなんだろう?


僕がクリーニングの仕事についた時にずっと悩んでいました。



人によって、良いと言われたり、悪いと言われたりします。

同じものでも、です。

また、良いと思うところも微妙に違ったりします。


人の好みの部分で評価も変わりますよね。


こんな事もあります。



以前、うちの父が倒れた時に、とあるお客様がお店に来てこう言いました。



ワイシャツの品質が落ちたぞ、親父みたいに仕上げろよ。


何も変わってないんです。

10年も前から僕がずっと仕上げてましたから。




良いものがない、と思っているのは、もしかしたら自分の心がそうしている事もあるんじゃないでしょうか?


僕もお店を探したり、商品を探すことがあります。

その時に思うのは、必ず良いものはある、です。


先ほどのお客様がいいクリーニング屋さんを見つけることが出来るといいなあと思います。

見つかった時に、クリーニングのイメージが変わるといいな。




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機械が壊れたらどうする?

1つ思い出した事がありまして。

昔、クリーニング学校に通っていた時のこと。



クリーニング学校というのがあって、夜間学校なんですが一年通ってクリーニング屋さんになるための知識や技術を学ぶ事が出来たんです。

最後はクリーニング師の資格も取れて。


そこで、仕上げの授業を受けていた時に、周りからこんな声が聞こえてきました。



現場で使える技術を教えて欲しい。



これだけ聞くと、おお、やる気あるねえ!と思うかもしれません。

彼らが言いたかったのはこういう事なんです。



今は、機械で仕上げるから機械を使った仕上げ方を教えて欲しい。



という事。

その時の仕上げの授業は、ハンドアイロンでて仕上げをする授業。

そんな事はしないから必要ない、うちは機械仕上げをしているからそれの使い方を教えてくれ、というものだったんですね。



それを聞いてなんか変な話をしているなあと思っていました。

だってね、もし機械が壊れたらどうするんだ?と。

修理を待つ間、お客様は待ってくれません。

なんとかして仕上げなければいけない状況もあります。

アイロンさえ使えれば、手仕上げの技術があれば出来るじゃないか、と思わないのかな?って。


それに機械も、手仕上げの技術を再現するように作られています。

機械の大元は手仕上げですからね。


そんなことをふと思い出してしまいました。



今使えているものが使えなくなる事がある、なんて普段は考えませんが、今回の千葉の災害を見ると、当たり前はないんだなと思ってないと


電気も使えなくなると、最後は炭かなあ?

炭で使えるアイロンなんて、骨董品過ぎて持ってない

探しておこうかなあ。


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災害への対応を考える。

先日の台風で千葉県がひどいことになってます。

広範囲で停電をしていて、さらにそれが数日経っても改善されない。

今の日本で、電気がなくなるのは、災害だと思います。



台風の風で屋根が飛んだり家屋が倒壊したり、それも大変な被害なんですが、電気が来ないと本当にどうしようも出来なくなるんですね。


明かりがつかないだけでなく、冷蔵庫から使えないから食材が保存出来ない、水道も使えない、もちろんエアコンなども使えない。

店舗も電気が来なければ営業もできない。


さらに、ネットも繋がらない、携帯電話も使えない。



この状況では、助けを呼ぼうにも呼ぶ事が出来ません。



昔は長い間停電、なんて事がよくありました。

僕が大人になる頃にはもう停電が長く続くということはあまり記憶にありません。

一瞬消えてもすぐ復活するのが当たり前でしたから。



地震などの自然災害はある意味わかりやすい

災害だと思うんです。

でも、日常生活を支えているものが使えなくなったら、それも災害と呼べると思うんですよね。


今回、対応が遅れたことに批判が出ていました。

ネットに頼りきりだった面があったんだと思います。


東北震災の時もそうでしたが、災害が起きると、電気が使えない、ということは普通にあります。

その時に、どうやって外部と連絡を取るのか?安否の確認を取るのか?

今後そこが焦点になってくると思います。


最後はアナログな、体を使って確認をするようになるのかもしれませんね。



もし、府中周辺が大規模停電になって、それも長期間使えなくなったら。


うちはどうなっているかな?


当然、洗う事は出来ません。

乾燥もできません。

仕上げも出来ません。

水は出るかな?

それに、生活が出来るかな?


ツイッターでソーラーパネルを買って便利だった、という話も上がってました。

買っておいたほうがいいかな?とか、カセットガスも揃えておいたほうがいいかな、とか。


東北震災の時は、バッテリーを揃えておけば、と思っていましたけど、今回のように長期間電気が使えない可能性があると、電気を作る設備を揃えておいたほうがいいかな、とか。


色々考えますね。


また、自分が被災をしていなくて、何か助ける事は出来ないか?


そんなことも考えます。

東北震災の時に、友達が避難場所に通って洗濯物を集めて洗ってたのを思い出します。

そんな事なら協力出来るな、も考えたり。


東電の人たちが一生懸命、復旧に頑張ってくれていると思います。

一刻も早く、電気が復旧し、なるべく早く生活が戻れるように祈ってます。

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職業柄が出てしまったようで。

職業柄が出てしまうことってありますね。

なんでそんな事をしたの?と質問をすると、あー、なるほどと納得する理由があったりします。



先日もこんな事があったんです。



保育園の先生がポロシャツを一枚お持ちになったんですね。

見ると襟の濃い色が白い生地に滲み出ている。

色泣きという現象です。


自分で洗ったんですか?と聞くと、少し違うような話をされました。


内容はこんな感じ。



子どもが嘔吐してそれが自分のポロシャツについてしまった。

それを保険の先生が、消毒をする、と言って熱湯をかけたらこうなった。



と言うんですよ。

話を聞くと、あー、それはやりがちだな、とすぐさま思いました。


僕らクリーニング屋さんは、汚れたら洗おうと思うんです。

でも、医療関係者は、なぜか消毒をしたがる。


熱湯をかけたり、アルコールをかけたり、漂白剤をかけたり。

彼らの中では、汚れは細菌やばい菌なのかも知れませんね。

で、それを綺麗にするのは、消毒、と言う事なのかも知れません。



確かにね、菌をなくす、と言うのも洗う目的の1つではあるんだけど、いきなり熱湯消毒はないですね。

転んで膝小僧を擦りむいても、まずやることは傷口の洗浄でしょ?

洗って目に見える汚れを落としてから消毒。


嘔吐された服にいきなり熱湯で消毒はおかしいですよね、まずは普通に洗って目に見える汚れを落としてからじゃないと。



嘔吐と言うと、ノロウィルスを疑う人もいます。

その時は、塩素系の漂白剤を使って消毒するんです。


こちらは漂白剤ですから色が落ちてしまうんですよ。

だから、ノロの人が嘔吐した服は基本的に元に戻せないのでそのまま捨ててください、と話しています。



もし、これが怪我とかの時にクリーニング屋の僕らがその場にいたら、洗え、になってたのかな?とちょっと考えてみたり。

素直に消毒、と言うふうに考えたのかな?

殺菌、でアルコール、になるかも知れない。



いろんな職業の人とも使ってる薬品や知識は被っているはずなのに、解釈や使い方が微妙に違うのって不思議だなあと感じます。

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ドライクリーニングのソープチャージシステム。

ドライクリーニングはまだまだ世間一般には知られていません。


ドライマークが洗える洗剤で洗えばドライクリーニングと思ってたり、ドライクリーニングでは汗が落ちないと思われていたり。

いろんな誤解や間違った情報が出回っています。


特に、僕らが気になるのは、ドライクリーニングは汗などの汚れが落ちない、と言うところ。

これ、下手するとクリーニング屋さんもそんな話をする人がいて、軽くめまいを起こしそう。

言葉が足らないだけだと思うんですが、もし本気で話してるなら、もう一度しっかりクリーニングを勉強し直してこい!と怒鳴りつけてやりたい気分。



ドライクリーニングはもう50年以上も前から汗などの汚れを落とすやり方が確立されているんですよ。



それをソープチャージシステム、と言います。



おそらく、ネット上で、お客さん向けにこの言葉が出たのは初めてではないか、と思うんですよね。

クリーニング屋さんの中では、ドライクリーニングを勉強する時には当たり前のように習うことだし、実際の現場でもこれが基本となって洗っています。



簡単に説明をすると、ソープ、洗剤ですね、それを一定の割合でドライクリーニングの溶剤の中に添加して洗うことを言うんです。

ドライクリーニングは、洗う時に使う液体を機械に貯蔵しています。

そこに、一定の割合で洗剤を添加することで、汗などの汚れ落ちを良くしたり、他にも様々な効果を出させています。


このシステムが50年も前から出来ているんです。

クリーニング学校に通って、ドライクリーニングの勉強をすると、いの一番に習う基本の話。

だから、ドライクリーニングで汗が落ちない、なんて話になるはずがないんです。



ドライクリーニングの溶剤は、石油由来の液体なので、そのままだと油の汚れを落としやすくなっています。

そこに、洗剤を一定の割合で添加することで、汗の汚れなどが落ちるようになります。



ソープ(洗剤)をチャージするから、ソープチャージシステム。

そのまんまの名前です。(笑)



洗剤を添加する理由は他にもあります。

液体は動くと静電気が発生します。

ドライクリーニングの液体も洗う時に攪拌されると、静電気が発生します。

ドライクリーニングの液体は、引火性の液体なので、そのままだと静電気により発火する可能性が出てきてしまいます。

洗剤を添加することで、静電気を適切に外に逃がして、発火の可能性を消しているんです。


僕らの安全のためにも、洗剤を添加して洗う必要があります。



ソープチャージシステムを適切にしているところは、普通にドライクリーニングで汗の汚れが落ちます。

もちろん、あまりにも汗汚れがひどい時には、一度では落ち切らないこともありますし、水洗いをする方が早く綺麗になることもあります。

これは、服の汚れの程度の問題で、ドライクリーニングでも汗などの汚れが落ちない、という事ではないんです。


クリーニング屋さんが、ドライクリーニングで汗汚れは落ちません、と話すのも、ものすごく汗で汚れているケースの話で、最近はスーツの数が少なくて、汗でひどく汚れているものが増えてきているのでそう話しているんだと思います。



お客様の中には、そう言っでドライクリーニングで汚れが落ちてなかったよ、という方もいらっしゃるかもしれません。

実は、このソープチャージシステム、してないところも昔はあったんです。


理由は色々あるんですが、洗剤を添加すると服に小じわが出来て仕上げに手間が掛かったり、汚れが落ちるのでドライクリーニングの液体が汚れてしまうので、それを嫌った人が洗剤を添加しないなどのことがあったらしいです。


クリーニングをしていて、本末転倒なんですけどね。

汚れを落とすために洗ってて、小じわは仕上げれば直るし、液体が汚れるのは汚れが落ちてるからだし、それを嫌がるなんて目的がおかしくなってるんですけどね。

ドライクリーニングの液体が汚れると、洗った時にその汚れが服に戻る現象が起こります。

そうしないために、大きなカートリッジフィルターで毎回ろ過しながら綺麗な状態を保ってるはずなんです。


ドライクリーニングってよく考えられて作られてます。

きちんとソープを添加し、カートリッジフィルターを交換して、液体の管理をすればこれ以上ないくらい、安全に綺麗に出来るものなんですよ。



今日のブログは、一般の消費者に向けて書いたものの中で、かなり業界の秘密を突っ込んで書いています。

普通はここまで説明しませんしね。

でも、あまりにもドライクリーニングのはなしがおかしくなってきているので書いてみました。


今後、どこかのブログなどで、洗剤を添加してるとかソープをチャージしてるとか、あったらネタ元は多分ここだと思います。(笑)

正しく広まるならパクられてもいいんですけどね。

せめて、質問をしてくれたりすればなんでも答えるんだけどなあ。

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台風一過で暑さが再来。

台風が過ぎて、徐々に日常が戻ってきています。

子どもたちもなんとか学校に行ってましたし。



台風一過の晴天で、気温が上がってますね。

今日明日は猛暑日になるらしい。

流石に真夏のそれとは違うと思いますが、一度でも下がった気温を経験すると、多分かなりきついんではないか、と想像します。

湿度も高いでしょうしね。



僕らは預かる服で厳しかったんだなあと感じるんです。



うちで洗ったワイシャツには抗菌消臭剤が使われています。

これはとても便利で、汗の匂いがしなくなるんです。

しかもかなり強力なもので、普通に着ている分には1日着ていても汗臭くならない。

仮になったとしても、服を少しこすると汗の匂いが消えてしまいます。


ところが、あまりに厳しく汗をかくと、抗菌消臭剤の機能では間に合わなくなるようで、汗の匂いのするワイシャツが出てきたりするんです。


そこで、先週はとても暑い環境に居たんだなあ、と思ったりするんですね。


エアコンのないところにいたとか、純粋に気温が高かったのかな、とか。



今日も辛かったですけど、明日もまだまだ厳しそうですよ。

かいた汗の分、しっかりと水分補給をしないと。


明日が終われば、一気に気温が下がりそうですしね。

そこまでの我慢、なんとか乗り越えましょう。

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洗濯絵表示の勉強。

母のリハビリの病院へちょこちょこ通います。

必要なものを届けたり、洗い物を取りに行ったりなんですけど、その時少しだけ話をしてきます。


ほとんどがたわいもない話なんです。


主婦ですから当然うちの中を心配しているので、うちの中が今どうなっているか?話したり、お客さんが心配していた、と話したり、今度誰が見舞いに来ると話してたとか伝えたり。


母の方は病院での出来事を話すわけです。


このパジャマはかぶれるとか、担当の先生は鬼軍曹(笑)だとか、大泉洋のファンらしいとか。(笑)


先生が大泉洋のファンだも聞けばこっちも黙ってはいられません。(笑)

ちょうど府中はドラマノーサイドゲームの撮影が各地で行われています。

あそこに大泉洋が撮影に来るみたいよ?なんて話をしながら笑っていました。



今、どんリハビリをやっているか?聞いてみると色んなことをやっているんですよ。


インナーマッスルを鍛えてみたり、細かく体を動かしてみたり、ボケないように頭を使う練習をしたり。

1日暇がないくらいよくやるようです。


先日、頭のリハビリで新しい洗濯表示の話が出たんだとか。

担当の先生、別に洗濯やクリーニングに詳しいわけではないらしいんですね。

患者さんの事を調べて、この人にはこれがいいな、と思うと勉強をするだそうで。

クリーニング屋だった、と言うことを聞いて、洗濯表示のことを調べて問題にしてきてくれたんだそうです。


つい2ヶ月前までプロのクリーニング師でしたから、もちろん答えられたよね?と話すと、当たり前でしょ?と。


ほほーう、それならこれは答えられるかな?と僕からも質問をします。



僕は今現在のプロですからね、先生のように甘くありません。(笑)

少し難しい問題を出してやりました。(笑)



先生、次回は生地について勉強してきて問題を作ってくると話してたそうです。

こりゃ、リハビリがうまく行って帰って来れるようになれば、クリーニング屋さんの知識もまた増えているかもしれませんね。

先生も知識が増えるだろうなあ。

クリーニングの大事さを知ってもらえると嬉しい。


どの職業も常に勉強ですね。

多分、どんな仕事をしている人も、お客さんに合わせて仕事をしていると思います。

なかなか見えて来ないだろうけど。

仕事ってそう言うもんですよね。

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常連のなり方。

今日の話は、視点が少し入り乱れます。(笑)

商売人としての視点、お客さんになっての視点、その両方からのお話です。



先日、チョウさん宅での宴会にお呼ばれした時に、その場にいた女の子たちと築地マスターの方々がお話をしていたんです。

それを横で聞いていたら、女の子たちがこんな事を話していました。



常連ってどうやってなれるんだろう?



築地マスターの方々は、いわゆる常連。

築地のお店で顔がきく、と言う話をしています。

お店の人に顔を覚えてもらったり、少しサービスしてもらえるような関係にどうやったらなれるのか?と、不思議に思ったのかもしれませんね。



どこのお店にも常連と言われる方々はいると思います。

基本的に常連と呼ばれる人は、数多く利用している人。

築地マスターの人たちも、普通の人では及びもしないくらい通っていたんだと思います。



でも、不思議なもので、長年通っているからお店の人と仲良くなるわけでもないんですね。

やはり、そう言う関係になるには何かしらの理由があると思っています。



お店側の立場からすると、ご利用してくださったお客様との関係はよくありたい。

しかし、そこは少し複雑です。


と言うのも、お客様によっては、話しかけられることすら嫌なお客様もいますし、常連のようなお付き合いはしたくない、と言うお客様もいます。

胸に、話しかけないで、と言うプレートをつけてるわけではないので、どのお客様が話しかけられたくなくて、どのお客様が話をして欲しいのか、こちらでは見当がつかないんです。


話しをしてればわかるでしょう?と思うかもしれません。

普通に会話をしているから、というのはあてにならないです。

会話は普通にするけど深い付き合いはしたくない、と言う人もいますから。


お店側は、心の中で、どこまで入っていいのか?ドキドキしているもんなんです。



で、僕も買い物に行けばお客様になるわけで。

僕はお店の人と仲良くなって色々と教えてもらいたいタイプなんです。

でも、先ほど書いたように、お店の人はどこまで僕と話していいか?迷っています。


なので、この時僕がやるのは、僕の素性をあきらかにする事、なんです。

お店側はどこまで距離を詰めていいか?迷っています。

と同時に、万が一の確率で、クレーマーのようなお客様の可能性もある、また詐欺師のような人の可能性もあると頭の片隅に入れています。

だから、その不安を取り除いてあげなきゃいけないので、僕は自分の素性を話します。


どのあたりに住んでいるか、どうしてここを知ったのか、自分の職業とか。

あまり細かく話しても疑われるので、当たり障りのない程度で向こうが知りたいであろう情報を先に出すようにしています。


全部正直に。


ここで少しでも嘘が混ざったら終わりです。

最終的にお店の人が信用するかしないかの判断する基準は、裏表がない事ですから。



相手がどんな人か?わかればお店の人も安心します。

それから何度か通い、お話をし、質問をして、を繰り返していきます。

すると、お店の人の記憶に残るようになる。



ここまで来たらあともう少し。


でも、ここから先はある意味運とも言えるかもしれません。


最後は、お店の人との相性なんです。


ここで相性が合えば、仲良くしてもらえるし、もしかしたら何か融通を利かせてもらえることもあるかもしれません。



融通を利かせてもらえる、と言うと、特別な事をしてもらえると思いますよね?

しかし、これは逆を言うと、他のお客様にはしない事をする、と言う事。

特別に扱ってもらった事を、そこら中で話されると、お店の人はどう思うでしょう?


あなたにだけやったのに、他の人からずるいと言われちゃうと困るなあ、と思いますよね。


だから、常連になればなるほど、周りには話さなくなるし、お店に対して謙虚になっていきます。



ハードルが高そうに見えますが、要は、裏表なく素直に話をしていればいい、と言う話で。

商売人はたくさんの人を見ているので、素直で心の気持ちいい人を好きになる傾向があります。


僕が、そのお店の人と仲良くなりたい、と思ったら、そのお店に対して、そういうひとであろう、としますね。



裏表がない、昔なら、気心が知れるってやつですかね。

お互いが信用しあえるようになれば、自ずと常連と呼ばれるようになって、ちょっとたけ特別な事をしてもらえる関係になれるかなあ、と思います。



最近はお店の方も、お客様を区別しない、と言う方針でみんな平等に扱うところも増えてますね。

客の立場で仲良くなりたいと思ってもダメなところもあるだろうなあ。


皆さんはどうでしょう?

お店の人と仲良くなりたいでしょうか?

それとも、皆平等に普通に接して欲しいでしょうか?

どちらですかねえ。

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クリーニング屋さんへの伝え方。

クリーニングを利用する時にどうやって頼めばいいのか?わからない人もいると思います。


普段は自分で洗濯している人。

季節の変わり目に利用する人。

礼服を使った時しか利用しない人。


クリーニングを日常に使う人もいればピンポイントでご利用される方もいらっしゃいますよね。



クリーニングに出す時、要望もあると思うんですね。



例えば、シミがついていた時。

そのまま出しても平気なのか、ここにあります、と伝えた方がいいのか、迷うかもしれません。

いちいち指摘するのも神経質に見えるかな?と気にする方もいそうです。


クリーニングに出す時、汚れがある時は伝えてもらっていいんです。

また、わかる範囲で構わないのでついた状況など教えていただけると助かります。

わからなければ、そのままでも大丈夫。


もし、シミがある事を伝え忘れた時。

基本的に洗う前、仕上げる前に品物を確認しているのでどこかでシミを見つけます。

なので、伝え忘れても大丈夫です。


仕上がりに要望がある時。


例えば、畳んで欲しい、とか、ハンガーにかけて欲しいとかあると思います。

その時も遠慮なくクリーニングに出す時に伝えてください。


その時、クリーニング屋さんからこうした方がいいと思うけど?とアドバイスをもらうことがあると思います。

畳んでしまう方がいい時、ハンガーにかけて仕上げた方がいい時ってあります。

また品物によっても使い分けています。

でも、お客様がその仕上げを望むという事は、そうしたい理由がある、という事。

その説明をしていただくと、適切に仕上げてくれます。


例えばですよ、ワイシャツをハンガーにかけた仕上げて欲しい時。

最近はそういう仕上げをするお店も増えていますが、僕はハンガーにかけて仕上げるのに少し抵抗があります。

それは、空気に触れる面積が増えてしまうので、シワが戻ってしまうから。

切る時に、細かいシワが浮き出てたら嫌だろうなあ、と思うと畳んでしまう事を推奨したいんです。


でも、それが必ずしもいいこととは限りません。

クリーニング屋さんから持ち帰ったら、すぐそれをきて行く用事があるとか。

お通夜とかですぐ使う事ってあります。

そういう時は、すぐ着てもらえるので、ハンガー仕上げでも全然構いません。

状況によるんですよ。


ノリについての要望もあります。


ノリは水洗いをする品物に付けます。

ワイシャツに主につけるんですが、ノリをつけないと汚れやすくなり、傷みやすくなる。

白く、綺麗に、長く着てもらいたいと思うとノリをつけた方がいいんです。


でも、お客様によっては硬さが気になる方もいます。

もし気になるようでしたら、ノリをつけないで、ではなく、柔らかめにしてくれますか?と聞いてください。

そうすればノリの調整をします。

もし、それでもダメな時は、その時は、ノリ抜きで仕上げさせていただきます。


ノリって実はかなり難しいんですね。

皆さん、どうやって僕らがノリをつけているか?知らない方もいるかもしれません。

ノリは、クリーニングをした時に、全部まとめて付けています。


ここが不思議なところなんですが、ノリも付きやすいものと付きにくいものがあるんです。

一緒に洗って、一緒にノリをつけているのに、片方はノリがビシッ!っと付いてて片方はうっすらとしか付かない、そんな事があります。

これは、服の素材が関係していて、ノリのつきやすい服、付きにくい服の違いで変わって来てしまいます。

また、一緒に洗っているワイシャツの、化学繊維と綿の割合でも付き方が変わって来ます。

かなり繊細なんですね。

どこのクリーニング屋さんもノリについては日々研究をしていますね。


実はノリについて1つ困っている事があります。


それは、ノリをつけない品物に、ノリをつけないでくれ、と要望をいただく事。


これはとても困ってしまうんです。

セーターやスーツにはノリは付けません。

なのに、預かる時に、これノリはつけないでください、と言われると、そもそもノリをつけないものをどうしろと?とその言葉の真意を考え出すんです。


硬かった事があるのか?

それとも、クリーニングをすると全部にノリがついて硬くなると思ってて言っているのか?

すごい悩むんですよね。


で、この商品には元々ノリは付けてません、と言っていいものか?も悩みます。

お客様によっては怒りますから。

とても難しい問題です。



クリーニングに出す時、感覚で話す方がいいかもしれませんね。

洗い方などはクリーニング屋さんに任せて。

柔らかめとか固めとか、ハンガーにかけてとか、畳んで、とか。

その方がより伝わると思います。

自分に合ったクリーニングをしてもらうには何度かやりとりが必要です。

まずは一度利用して、どんな感じか?確かめて、それから自分好みの用法をするといいと思います。


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