クリーニング

作業場に子供を連れて行っちゃダメですよ。

先日、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で革製品修復職人さんが取り上げられていました。

事前に放送されると聞いていたので録画して、後から見たんです。

お子さんが保育園に入れなくて、仕方なく職場に連れてくるところから番組は始まりました。

横に寝かせたり、時におんぶしながら子どもをあやしながら作業している姿は心打たれるものがあります、と思うかな、NHKさんは。

仕事に没頭して、突き詰めていく姿勢はすごいなあと思いました。

でも、お子さんを作業場に連れて行くのは絶対ダメ。

特に、皮の修復をしているようなところに連れて行っちゃダメなんです。


有機溶剤が気化して周り中にあって、それをあんな小さな赤ちゃんが吸ったら想像するだけで怖くなります。

大人と違ってあの小さな体には毒なんですよね。

大人の許容量に比べても圧倒的に少ないですから。


大変なのはわかるけどあそこに連れて行ってやっちゃダメ、なんでそこかわからなかったんだろう?と番組を見ていてもいまいち身に入らなくて。


いろんな技術が紹介され泣いたんですよ?

新しい発想で一つ一つの乗り換え行く様はすごいと思うんだけど、子どものことがねえ、引っかかってどうしても納得いかない。

なんか残念に思いました。

あの人たちは、クリーニング屋さんではないんですよね。

クリーニング屋さんは必要な資格を取るときに、使う薬品の危険性も学びます。


どう体に悪いのか?どうしたら危なくないのか?それは自分の体だけではなくお客様の安全も守るということ。

クリーニング屋さんなら絶対しないミスなんですよね。

早く、あの子の保育園が決まってくれて、あの職場に通わなくてもいい状況になってくれることを祈るばかりです。


行政もね、保育園に入れなくなるということが、こういう危険にさらす可能性があることを知るべきですよ。

どうしようもなければ親は連れて行くしかないんですから。

いい番組だったんだけどなあ。

なんかしっくりしなかったなあ。

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ボキッ!と。

いつもお世話になっている、掛かりつけの接骨院へ行くと、身体を隅々まで見てくれます。

痛い所はもちろん、これから悪くなりそうな所も診てくれるので、安心して全てを任せています。

先日も、治療の終わりに、手を出して、と言われまして。

手を差し出すと、手首を診て、こうおっしゃるんですよね。

これから忙しくなるでしょう?

どうしても手の使い方で、手首が外れやすくなるから予防でね、と、ポキポキッと手首をはめてくれます。

手首の骨がずれているんでしょうね、自分では気づかないし、別に痛くもない。

でも、言われると確かにズレてるのがわかります。

このズレのせいで大きな怪我になる事もあるので、先生が気にしてくれるのは本当に助かるんですね。

で、先生にこうも言われてるんですよ。

アイロンの使い方を研究しなさい、と。

というのも、手首がずれるのも、手首から腕の使い方に問題があるから。

普通しない動きをしているようなんですね。

今の使い方だと、また壊れるので壊れない使い方を見つけなさい、という事なんです。


で、基本的な正しい使い方を教えてもらいまして。

今週はアイロンを握るたびに腕の使い方を研究していました。

やっててわかったのは、ずいぶん横着していたんだなあ、という事。

先生の言うように動かそうとすると、体が余計に動くんです。

僕のやり方は、いつの間にか省エネになっていたんですな。

つまり、横着していた、と言う事。

これではいけません。

で、正しい使い方になるように動かしていると、かけるたびに、肩がボキッ!っとなるんですよ。

えっ?ええっ?

ちょっとびっくり。


で、あ、そうか、と気づいたんですね。

猫ひっかき病で半年ほど右半分が動かなかった時があって。

その時に動かしていなかったから可動範囲が狭くなっていたみたい。

気がつくと手首もあまり動いてなかったし。

うーん、猫ひっかき病、かなり自分の体を変えちゃったなあ。

まだまだ仕事をしなければいけないので、ここでもう一度体を矯正しなくては。

体が正しい動き方を覚えるまで、しばらくは集中して訓練です。

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アクセスできません!

子供たちが、踊る大捜査線にハマっています。(笑)

青島刑事の名台詞を真似てみたりして。

レインボーブリッジ、封鎖できません!

なんて。(笑)

いやいやいや、その話ではなく。

昨日の晩からココログのリニューアルでアクセスができなくなっております。

ブログの更新も出来ず。

アクセスできません!と僕も言いたい…。

とりあえず、更新は出来ないけど、こうして書いてみたりしてます。

いつ更新できるかなあ。

これが公開されているという事は、復旧したという事で。(笑)


なんか変な置き手紙みたいだ。(笑)

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コインランドリーを利用する時に気をつける事。

ここ数年、コインランドリーが沢山出来ています。

昔、先頭の横に併設されていたような味のあるコインランドリーではなく、カフェを併設したようなオシャレなコインランドリーが出来ていますね。

ちなみに、コインランドリーで洗うとクリーニングと同じように綺麗になる、と思っている方がいらっしゃいますが、それは間違いです。

確かに機械は同じものがあったりしますが、クリーニングのようには綺麗になりません。

その説明はここで何度かしたかと思うんですが、また機会があった時にでも書きましょう。

気になる方はご連絡くださいませ。


コインランドリーを使う時に、注意をしなければいけないことがあります。

これは、僕らも特に気を付けているのですが


洗う前、乾燥する前に、一度中の確認をしましょう。

とくに異物がないか?の確認は大事です。

ご家庭で洗っているときは、自分のものなのでポケットの中を確認しなくても、はいっているか?入っていないか?わかっているからそんなに気にしないで洗っていると思います。

しかし、意外とポケットの中に、何か入ったまま洗ってしまう人って多いんです。


僕らクリーニング屋さんは、必ずポケット掃除と言うものをします。

その時に出てくるものはこんな感じのもの。

ボールペン、サインペン、修正ペン、ガム、爪楊枝、ボタン、イヤリング、ピアス、カッターの刃、クギ、などなど。

簡単に書いてもこのくらいパッと出てきます。

時間かけて思い出せ、と言われたらもっと出てきますよ。

そのくらい、ポケットの中にものを入れたままの人は結構いるんですね。


で、入れたまま洗ってしまう人もいるわけで。

ドラム型の中の事を、内胴と呼ぶんですが、そこにものが引っかかっているときがあるんですよね。

これが問題になるわけです。

たとえば、ボールペン、サインペンが残ったままで、洗ったり乾燥してしまったら。

服にインクの汚れがついてしまいます。


また、ボールペンの先で服に傷がつくこともあります。

刃物関係は、もっと露骨に服が切れてしまいます。

これ、本当に洗える話なんです。

だから、クリーニング屋さんは洗う前に徹底的にポケット掃除をして、さらに、洗う前、乾燥する前に、機械の中を確認するようにしています。

ここ、大事ですよ。

とくに不特定多数が利用しているコインランドリーは何が入っているか?わかりません。

自分のミスで何かあるのなら諦めもつきますが、人の使った後で自分のせいではなく変になったら、嫌な思いしか残りませんよね。

コインランドリーを利用する時は十分注意してください。

ひどい汚れものを洗う人も多いので、注意をしていないと本当に危ないですよ。


気を付けましょう。

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水曜日のダウンタウンで。

先週でしたか、水曜日のダウンタウンで面白そうに企画をやっていました。


一番落ちない汚れをつけた人の勝ち。


そんな感じの企画だったと思います。
芸人さん3人で真っ白なつなぎを着て、各々落ちないと思う汚れをつけてきて、それをクリーニング屋さんがどこまで綺麗に出来るか?と言う企画。
一番落とせない汚れをつけた人の勝ちです。


これねえ、僕も考えていたんですよね。
クリーニング屋さんでチーム戦にして、自分の着ている服をとにかく汚す。(笑)
で、相手チームに渡して、相手チームは一生懸命汚れを落とす。
落とせなかったら負け、みたいな。(笑)

そんなことをやろうよ?YouTubeとかで流さない?と同業の友達に話していたりしました。

まさか、水曜日のダウンタウンにやられるとは。(笑)


番組内では、芸人さんたちが様々な汚れをつけていきます。
油汚れ、道路のホコリ、絵具などなど。
みんな、これは落とせないでしょう?と話しながら全身を汚していきます。


それをみている僕ら、どう思っているか?と言うと、多分みなさんと違うことを考えているんですよね。



これは落ちない、と言う汚れ、あーこれは簡単に落ちるなとわかるんですよね。
他の汚れも、落とし方がわかるので、あとは時間の勝負だな、とか。
落とせるものでも時間の必要なものもあります。
時間が足りなければ結果的に落ちないということになりますから。


見ていて思うのは、落ちるとか落ちないとか、僕らは知識や経験からわかるけど普通の人はわからないんだよなあってこと。
そして、普段自分のうちの洗濯機で洗っているだけなので、油汚れに関して落ちないと言う認識なんだな、と分かります。


見た目の真っ黒さでげんなりしてしまうのかもしれませんね…、僕らは全くそんなこと思わないんですけど。(笑)



結果は、油汚れは綺麗さっぱり落ちてました。
芸人さんたち、驚いてましたねえ。(笑)
2時間と言う制約の中で落としていたので、限界もあったようですけど、クリーニング屋さん、ものすごく綺麗にしてましたよ。


僕も知っているクリーニング屋さんだったので、久しぶりにお顔を拝見して嬉しく思いました。


消費者と僕らの間で、かなり認識が違いますね、やっぱり。


綺麗になりますよ、風合い良く仕上がりますよ。


この二つを伝えていければいいのなあ。

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君はだれ?

春が近づいてくると、きまって洗濯のやり方やメンテナンスの仕方、クリーニングについてのブログや記事が増えてきます。


毎年、変な情報が出てきてうんざりするんですが、今年はそうも言ってられないような感じで…。

あまりにも変な情報がたくさん出回ってきてる。
由々しき事態です。


例えば…。


スーツをクリーニングに出すのは間違ったメンテナンスだ、こう言ってる人がいるんですよね。
まあ、主張は個人の自由なのでとりあえず読んでみると、よくもまあそんな適当な話をまことしやかに書けるな?と言った内容で。
でも、肩書きだけは立派なんですよ、そういう人は。
その肩書き、文章と釣り合ってないでしょ?責任取れるの?と突っ込みたくなります。

クリーニングに出すと油が取られるのでパサパサになる。


パサパサになったものを持って来い。
見てあげるから。

それがドライクリーニングでパサパサになったのかそうでないのか、区別がついているんだろうな?
今、ドライクリーニングでパサパサになんてすることはできないんですよ。
そんな油脂溶解力の強い液体は使ってないもの。


また、おかしな話をする人は、クリーニングの中の仕事を全く知らないんですよね。
ドライクリーニングをするものと水洗いをするものの区別がついていない。

クリーニングからワイシャツが返ってきたら、袋から出して乾かしなさい、と書いてるんですよ。
その理由は、溶剤が残留していると変色の危険性があるから。


ワイシャツは水洗いだから、溶剤は付いてません。

この時点で、この人何も知らないで書いてるよな?いい加減だよな?と言いたくなる。


どれもこれも、自分のしっかりした知識ではないのがわかるんですよ。
みんな同じ話をしてて、間違っているから。
どこからから引っ張ってきた情報を使うからそんな事になるんです。


実は問題もありまして。

クリーニング屋さんが間違った情報を流している。


最初、また変なこと書いてるやつが出てきたなあ、と見てたんです。
だれが言ってるのよ?どこかのテーラーさん?ファッション関係の記者さん?なんて見てたら、クリーニング屋さんでした。
あまりにも驚いて、この人、ほんとうにそうおもっているの?と思ったほど。

で、その人の紹介文を読んでたら、友達が所属している勉強会の名前があったので、友達に電話をしてしまいました。


この人、どんな人?って。



ちゃんとクリーニングを知ってるの?
まともな人?とまで。


すると、こんな答えが返ってきたんです。


知識はちゃんとあると思いますけど、目的があると情報を操作するタイプかもしれませんね、と。


今現在は、クリーニング屋さんではなく、コインランドリーの業種にいるとのこと。
だから、ドライクリーニングを否定的に語り、水洗いを勧めるんだな、と納得してしまいました。


いや、納得してはいけない…。


クリーニング屋さんはそんなことしないと思ってたのに。
がっかりですね。



こんな事ばかりやってたらますます消費者は混乱してしまいます。
よくありませんよ、本当に。
目先の利益に目を奪われないで、何が大切か?よく考えましょう。


クリーニング屋さんが最後の砦なんだから。

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香害が起こると言うことは。

匂いに関する問題が噴出しているようです。


電車内が臭い、何年も前から話が出ています。
洗ってないような嫌な匂いがする、とか、きつい柔軟剤の匂いがする、とか。
その匂いのせいで頭が痛くなったり気分の悪くなる人が出てきてしまっているので、大問題になってるわけですね。


匂いに対する問題が起きるのは、クリーニングをしてない証拠なんですよね。


汗臭い匂いがするのもクリーニングをしていないから。
自分で洗っているよ?と言う人もいるでしょう。
洗っているのに匂いが出る原因は汚れが落ちきってないから、ですよ。
水洗いが最高、のような話をする人がいますけど、決してそんなことはなく。
ここでは何度も書いていますが、汚れ寄って適した洗い方があるので、水洗いで落ちる汚れもあれば水洗いでは落ちづらい汚れもあるわけです。

で、水洗いをして落ちなかったから、匂いが発生した、ということですよね。


もう1つ、柔軟剤の匂いがするというのも、これ、クリーニングをしていない証拠なんです。
クリーニング屋さんはあんなきつい匂いのついた柔軟剤は絶対使用しません。
それは、お客様は匂いの好みがあるので、こちらから匂いをつけたら嫌がる人がいる、と思うから。
どから、無臭で返すのが一番いいとクリーニング屋さんでは考えます。

当店では、ワイシャツにヒノキ由来の抗菌消臭剤を使っています。
ほのかに香りがするんですが、これを導入しようとした時に、うちの中で大揉めをしたんですね。

香りをつけて返していいのか?


これでものすごく言い争いをした記憶があります。
それほど匂いをつける、という行為はクリーニング屋さんにとっては気持ち的にハードルが高い行為なんです。


結局、クリーニングをしていないと匂いの問題を出してしまうのかな、と思うんですよね。


柔軟剤の匂いの問題も、使用量が多いのかもしれません。
適正量を守って使っている人はどのくらいいるでしょう?
どうも洗濯って、量を多くした方がいいみたいな風潮があるような気がするんですよ。


洗剤を増やせばいい、強力な洗剤を使用すればいい、長時間漬け込めばいい、なんでも過剰にやる事が、綺麗になる、いい事だ、というような考えが広まっているのかな、って。


実際は、少なくても困るけど、多くても困るっていう、適正に使用する必要があるのが、洗濯やクリーニングなんですよね。


日本の洗濯教育がうまくされてないんだなあと思います。
やり方だけでなく、その理由も伝えていかないと間違ったやり方が広まってしまうなあと心配になります。

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シミ抜き剤ってなに?

クリーニング屋さんが当たり前に使っている言葉で、お客様にはわからない言葉はたくさんあると思います。
当たり前に使っていて、よく考えたらそれ何?ということもあると思うんですよね。


漂白剤とシミ抜き剤の違いがわからない人が増えていて。
最近方々で違いの説明をしています。


簡単にいうと、漂白剤は色を壊すんです。
破壊するので落ちるという表現よりも、だんだんとうっすら色が消えていくんですね。

そんな説明をしていたら、突然こんな事を言われたんです。


シミ抜き剤ってなんですか?


僕らもお客様も普通になんの疑いもせず、シミ抜き剤と という言葉を使っています。
でも、よく考えてみるとシミ抜き剤って何?となるんでしょうね。

で、色々考えていくと、シミって何?とつながっていくと思います。
この辺、結構難しい話になってくると思うんです。


シミ抜き剤とは、そのままシミを抜くための薬剤です。
漂白剤と違うのは、シミ抜き剤はシミを溶かして落としていきます。

難しい言葉を使うと、溶媒と言われるものだったり、界面活性剤と呼ばれるもので、シミと呼ばれる汚れを溶かすんですね。


シミの種類によって、溶ける薬剤も違います。
なので、シミを落とすときに使う薬品をひっくるめて、シミ抜き剤と呼んでいます。


シミ抜き剤とは漂白剤は、作用の仕方が全く違うので、別に分けています。
シミ抜き剤は溶かす、漂白剤は色を壊す、この違いは大きくて、対象のものでないとお互い作用しません。


例えば、油汚れに漂白剤を使っても意味がありません。
また、汗の黄ばみで何度洗っても残った黄ばみにシミ抜き剤を使ってもほとんど変化はありません。

両者の違いは油は色ではないし、黄ばみは色なんです。

色は溶け出さないから漂白剤で破壊を、油は溶かすことができるので見合った薬剤を、適切に使うことで汚れが落ちていきます。


でも、漂白剤で綺麗になったよ!という方、たくさんいますね。
だから、シミ抜き剤の強い奴、と思っている方はたくさんいます。


なぜ、そういう現象が起こるのか?


市販されている漂白剤には、洗剤も含まれているから。
漂白剤の成分だけではなくて、洗剤の成分も入っているので漂白では落ちない汚れも落ちるんです。

ここが、消費者の皆様が勘違いしてしまう原因だと思います。



洗剤メーカーからすると、より使いやすいように、1つのボトルでいろんなタイプのシミを落とせるようにしたら便利だろう、と開発をしているんですが、それが結果的に正しい薬品の使い方を分かりにくくされている原因になっています。


シミ抜き剤、漂白剤は汚れを落としてくれるけど、使い方を間違えると、簡単に服をおかしくしますからね。
色が剥げたり、薄くなったり、穴が空いたり。

市販品は安全に使えるように配慮されていますが、洗濯事故が起きる時って、メーカーの想定を超えることをしてしまって起きてしまいます。


安全に使うように、メーカー指定の使い方を守りましょう。
服を洗うときは服専用の洗剤で。
けっして、住宅用とか使ってはいけませんよ。

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JAPAN SHOPに行ってきました。





おはようございます。
昨日は1日お休みをいただきまして、東京ビッグサイトへ行ってきました。
毎年恒例のJAPAN SHOP、リテールテックなどの展示会を見に行くためです。


オリンピック前年という事、最近流行りの電子決済など、今年は見るものが沢山ありましたねえ。
セキュリティの方もさらに進化してましたし、クリーニング屋さんで使えそうなものもいくつかありました。
その場で交渉してみましたけど、どうなることやら。

ドローン対策とか今ならではだな、と言うものも面白かったですね。



ここに来ると、これから盛況になる業界がよく分かります。
クリーニングのことばかり考えていると視野が狭まるので、こうした展示会はとても大事になりますね。

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クリーニング屋さんとお客様がマッチングしない理由 〜 最後に

3日に掛けて書いてきたこの話題。

クリーニング屋さんとお客様がマッチングしない理由


今日で最後になります。


お客様やクリーニング屋さん、各々理由があってうまくマッチングしていない、と書いてきました。
それ以外にも理由はあると思うんです。


例えば、服の強度に問題があるケース。


近年、服は弱くなっているんですよ。
理由は、糸が細くなってきているから。
肌触りの柔らかいものが好まれるため、糸が飛んだん細くなり、生地も隙間が開くようなものが増えてきました。
すると、元々の強度が足りないので、洗うと変化を起こしやすいものが増えてきます。

買った時の値段、ブランドイメージから、お客様はいい品物、強度のある服だと思っていたのに、いざ洗ったら変わってしまう。

これも問題なのかな、と思うんですね。

ここでは何度も書いていますが、服は洗ってまた着ることが出来なければいけません。
着てそのまま捨ててしまうわけにはいかないんです。

着たら汚れ、それを洗って綺麗にして、また着る。

これが服のサイクルです。
そのために、アパレルメーカーは服に強度を持たせ、長持ちするように作ってきました。


ところが最近は長く着ることを念頭に置いてないような服がかなり出回っていて、でも、売っているときはすごくいいもののように売るので、お客様もすっかり信じ込んでいます。

で、結果が思うようにならなかったら、それは失望しますよね。


着用中におかしくならば服を疑いますが、変化が起きるのがクリーニングした後だと、ほぼ間違いなくクリーニング屋さんを疑います。


クリーニング屋さんがおかしいこともありますが、服がおかしいこともあるんですよね。


僕は、お客様は長く使えるものがいいものだと思っていると、考えています。


肌触りやデザインなど、いろんなお話をされますが、いいものと長持ちするはイコールなんです。


ファストファッションが売れているから、と言いますが、その根底にあるのは、服が長持ちしないから、という諦めから。
もし、服が長持ちするように作られていたら、ファストファッションがこれほどもてはやされるか?わからないと思いますよ。


僕らクリーニング屋さんも原点を見つめ直す必要があると思います。
と同時に、アパレルメーカーも、服の本来の意味をもう一度考え直す必要があります。

クリーニング屋さんとお客様のミスマッチングの話ですが、その先には、アパレルを含めた日本の衣類の文化が関わってきていると思いますね。


お客様が、声を上げてくれるようになってきました。
変わるなら今だ、と思います。

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