洗濯の目的は?

金曜日に新宿で洗濯講座をしました。

僕は講師ではなくお手伝いという感じ。

講座が終わりましてね、友達も来てくれて終わったらすぐ帰って行ったので会場の外で見送ったんですよ。


会場の中では相談会が行われていて、だんだんと人が出て来ます。


最後に2人、女性の方が出て来ました。

そこで色々と話をしまして。

講座の内容のフォローという感じではないですが、質問に答えたり、考え方を伝えたり。

洗濯の中にはこういう風にやるといいですよ、これはダメですよ、といった事がいくつかあります。

それにはきちんとした理由があって、一定の法則があるわけです。


で、別にそれに従わなくてもいいんですが、きれいにしたければこれを基準で考えないとダメですよね、っていうのがあって、それを自分の生活に落とし込んでやりやすい様に崩していって、許容範囲のきれいさと洗濯の労働とのバランスを取るといいんですね。


でも、みなさんわがままなんですよ。

主婦は忙しいんだ、手間かけてられないんだ、でも綺麗にはしたいんだ。



綺麗にしたいなら分けなくちゃいけない、まとめて洗わなくちゃいけない、濯ぎも増やさなければいけない。

最低限綺麗にするための行動は取らないとダメです。

でも、忙しいからそんなことは出来ない、他のやり方はないのか?と言われたら、それは無理です、としか言いようがないんですよね。


本当に皆さんが求めていることは、やはり綺麗さなんですよ。

汚くてもいいならそもそも洗濯の講座なんて聞きに来る必要もないですからね。


で、少しでも参考になれば、と色々と細かい説明をしていたんです。


するとこんな言葉が返って来ました。



洗濯って奥が深いんですね。

なんか洗うのが怖くなって来ました。


その感覚、僕らがクリーニング屋になった頃に味わった感覚です。

そう、洗うのって怖いんですよ。

なぜなら、服が変化するから。

服を変化させない様に洗う時の変化を考えて、洗剤を選んだり洗い方を選んだりしていくんです。

この汚れはどうやって落とすの?と言われても服が何かによってやり方は変わって来ます。

服がおかしくなっていいならゴシゴシと洗えばいいわけで。


みなさん、まさか洗っておかしくなる可能性がある、ということはないと思っているから、そこを意識させると途端に怖くなってしまうんですよね。



怖くない様に洗うためには。



という話を洗濯講座ではしています。

でも、話をしてもほとんどの人は分かりません。

本当に理解するのは先になるからです。

そんな事が、まさか、考えすぎじゃない?と思っていても、話を聞いたら洗った後の服のことを考え始めます。

そこからがスタートで、今までの洗濯考え方の基本になっている意識が変化し始めるんです。



基本が入れ替わらないと洗濯のやり方の話をいくら聞いてもうまくは行きません。

逆に入れ替わってしまうと、世の中の洗濯の話を聞いても瞬時に理解できてしまいます。


洗濯の目的は?


ここを考える様になるといいんですよね。

あまりにも当たり前すぎてみんな考えなくなってしまってるんです。

無意識では求めているんだけど、それは意識しないと手に入らない。


なんか禅問答みたいだけど、そんな感じなんですよね。

これは講座の中で話をしてます。

気になる方はぜひ講座へ。

うちのお店に来て聞いてくれたら答えますので、お好きな方を。(笑)










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