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浴衣はパリパリにはならないですね。

つい先ほどまで仕事をしていました。
お店のほうも11時近くまで開けていましたね。

段々と忙しくなってきて、営業時間中に仕事が終わらない日があります。
今日は白衣やシーツのプレスで遅くなりました。

午前中に配達に出かけたおたくに、浴衣をお届けにあがりました。

当店では、浴衣はアイロンでかけているのですが、他のお店ではもろもろの事情からプレス機などでばったんばったんと押しているようです。
その為でしょう、他店で仕上げた浴衣はどうもパリパリらしいのです。

まるで裃見たい・・・・・、分りますかね?
まるで紙かなんかで出来た服のように、バリバリになっているようなんですね。

今日お届けにあがったおたくでも、同じ事を言われまして、『こんなに柔らかく仕上がるのならいいわね。』と言われました。
今まで出していた所はパリパリだったようで、浴衣のクリーニングはそういうものだと思っていたようです。

最近は聞かれなくなりましたが、昔はクリーニングの良し悪しを判断する言葉の中に、『風合い』と言う言葉がありました。
私たちプロの業者の中でも風合いを良くとか、そういう言葉が昔は飛び交っていましたね。

しかし、ここ数年、風合いと言う言葉がなくなっています。
それは、主観的な意味合いが強く、人によってまちまちである事から、判りづらいので使われなくなってしまいました。

しかし、お客様から色々とお話しを聞いていると、クリーニングで嫌な思いをしているほとんどが風合いに関係しているんですね。

硬くなってしまったとか、肌触りが悪くなったとか、艶がなくなったとか。

もちろん、この他にもありますが、お客様が大事にしている事が私たちクリーニング業者からなくなっていっているのではないかと思います。

服を着るために汚れを落とすのですが、ただ落とすだけでなく、服そのものの風合いも非常に大事な時代になってきていると思います。

風合いを語るクリーニング屋さんは今どれだけいるんでしょうか。

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