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ドライクリーニングの臭い

本日スーツをお持ちになったお客様の話なんですが、他店でクリーニングして返って来ると、ドライクリーニングの臭いがすると言います。

ドライクリーニングの匂いと言うと、私たちは通常、溶剤の匂いを思い出します。
石油のような匂いなんですね。
灯油に近いものなので、そっちの方は分り易いかもしれません。

しかし、この臭いがすると言うのは本当はいけないんです。
溶剤の残留と言いまして、溶剤が残っていると化学火傷を起こすなどの問題が起きます。
臭いがなくなるまで乾燥をするのが普通なんですが、色々な状況から乾燥不十分でお客様にお渡しをしている所もあるんでしょう。

もし、クリーニングから帰った品物で、このような石油や灯油のような匂いがしたら、着てはいけません。
ハンガーなどにつるし、風通しのよいところで乾かしましょう。
出来るなら人のなるべくいないところで。

溶剤臭の他にもにおいがする事があるのですが、今回の客様が果たしてどちらのことを言ったのか?判断がつきかねています。
ここで何回も書きましたが、ドライクリーニングは非常に難しいクリーニングです。

衣類には優しい、水に洗いに比べてダメージが少ないなど良い所も多いんですが、管理と言う事を考え出すと非常に難しくなります。
乾燥不十分などもその一つですね。

これでもか!というほど乾燥機にかけてしまうと風合いがおかしくなりますし、場合によっては乾燥機の使用を禁止している衣類もあります。
また、乾燥機に溜まっているホコリのせいで乾燥がきちんと行われず、溶剤の残留が起こると言う事も。

ここまで来ると、機械の管理まで入ってきます。

安くやっているチェーン店などでは、毎日扱う量が物凄く多いですから、ホコリや汚れが溜まる量も半端ではありません。
毎日よほど注意しながら、コストをきちんとかけてメンテナンスをしていれば避けられますが、時間もかかってしまう事を考えると厳しいのかもしれませんね。
チェーン店ではどうしても入荷したものを早く仕上げる事に集中してしまいがちですから。

本日いらっしゃったお客様、汗の匂いもあいまって大変だとおっしゃっていましたが、その匂いを消すためにファブリーズをかけているとか。
あまりオススメできません。
一時凌ぎで使うのは良いと思いますが、継続的に使うのなら、定期的に洗った方がいいと思います。
また、暑さが尋常ではありませんから、そのままズボンを穿いていると、直接ズボンに汗が付着して臭いの元になったり破れたりする事もあります。
ズボン下を穿く等、対策は必要になると思います。

ここ数年の暑さを考えてみると、普通に着ているとズボンは傷むだけです。
匂いを消すだけではなく、きちんと汚れを落とさないと毎年ズボンだけ買い換える事になるかもしれません。

対策、考えましょう。

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