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2006年10月

布団を家庭の洗濯機で洗う。

先日、集配クリーニングのご依頼がありました。

お伺いすると、敷布団と掛け布団があります。
しかも、濡れている・・・。

お話しを伺ってみると、ご自分で洗ってしまったようです。
全然乾かないので、困ってクリーニング屋さんを探したらしいです。

長年クリーニング屋をやっていますと、色々な話を聞くことが出来ますが、敷布団や掛け布団をご自分で洗濯をしたというのは初めてかもしれません。
小さい布団や夏掛けなどはたまに聞きますね。

シングルサイズの布団ですが、よく洗濯機に入ったなあと思いました。
おそらく入っても回らなかったんではないかと思います。
だから、脱水もあまく、濡れたままだったんでしょうね。

品質表示のところにも、どう扱うか分かりやすく書いていない商品だったので、仕方がなかったんでしょう。

とりあえずそのままお預かりし、店に帰ってから検討。
掛け布団は羽毛なんですが、敷布団は羊毛とポリエステルです。
羽毛は問題ないですが、羊毛のほうが問題ですね。

今のままでは洗う事も何も出来ないので、とりあえず乾かしました。
乾いてから次の作業に入ります。

日常生活にはさまざまなものが有りますが、衣類なら何となく洗うと言う感覚が分りますが、布団やカーテン、じゅうたんなどは、どう扱っていいか?分らないと思います。
小さい字ですが、品質表示のところをよく読んで戴いて、注意事項にも目を通して頂くと、お手入れの方法も載っています。

洗濯機に入れる前に・・・・・、ちょっとだけ品質表示を見るようにしてみてください。

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恥ずかしくないですよ。

今日いらっしゃったお客様から、突然こんな言葉が出ました。

恥ずかしくて持って来れない。

クリーニングは汚れ物を扱う商売です。
人によっては恥ずかしいと思う事もあるんだなあと思っていたんですが、ちょっと話が違うようです。

詳しく聞いてみますと、要は自分で洗うべきものをクリーニング屋さんに持っていくのが恥ずかしい、と言うことらしいのです。
しかし、どんな衣類か聞いて見ても別に恥ずかしい品物でもありません。
下着でもないし。

思い返すと、以前からたまにこういったお客様がいらっしゃいました。

たとえば、着物のクリーニングを持ちになった客様が、お友達から冷やかされたり。
着物なんてクリーニングしないわよ!とみなさんに言われ、青くなって飛んできた、と言うことがありました。

着物をクリーニングする事は恥ずかしい事でもありませんし、非常識な話でもありません。
ごく普通にある話の一つです。

恥ずかしいと言う気持ちの中には、いろいろな理由が隠れていると思います。
人と違った事をしているとか、非常識ではないかとか。

しかし、そのほとんどが思い込みで、恥ずかしいものなんて一つもないんです。

クリーニング屋さんに出すもののイメージが出来上がってしまっているんでしょうね。
高価なものしか出さないとか、大事なものしか出さないとか。
逆に、高価なものは出さない、と言う方もいらっしゃるでしょう。

他のお店は知りませんが、当店では高価だとかそういうことで判断はしていません。

ですから、こういった理由で人を非難している人は本当にナンセンスだと思っています。

当店が考えている事は、ただ一つ。

預かった衣類をどうやって綺麗にするか、着れるようにするか。

どんなに高価でもどんなにぼろぼろでも、それらに合わせてクリーニングするだけなんです。
お客様が普段着として着用されていても、そんな事は関係ないんです。
お持ちになった衣類を、なるべく変化させずに、色を綺麗なまま、汚れを落とす、ただそれだけなんですね。

ですから、何も恥ずかしがる事なんてないんです。
普通にお持ちになって戴いて構わないんです。

自分で洗うのも結構だと思います。
しかし、季節の変わり目に普段着をクリーニング屋さんに出してから仕舞うと言う方も沢山いらっしゃいます。
これもクリーニング屋さんの使い方の一つですね。

ご自宅で洗えないものだけをクリーニングするのが私たちの仕事ではありません。
ご自宅で洗えるものでも、プロが洗うからこそ出来る品質と言うものがあります。

実際、本当に色々な衣類が出てくるんです。

Gパンだったり、Tシャツなんかも普通に出てきますね。
高価なものも有りますが、Tシャツなどは5千円前後のものも出ています。
ユニクロのフリースも良く出てますよ。

長く着たい、大事に着たい。
クリーニング屋さんをご利用する理由には十分です。

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豆大福

今日は朝から気合が入っていました。
休日なのにね。(笑)

と言うのも、以前からとても気になっていた豆大福の美味しいお店に行こうと、心に誓っていたんです。

府中からちょっと遠い場所にあるのと、限定商品で午前中で売切れてしまうと言う評判を聞いていたんですね。

開店時間に合わせて行こうと考えていると、家族から話が。

子供を連れて行って欲しい。

ここ片付けができなかったようで、子供がいると更に片付けが終わらないから連れて行け!と命令です。
仕方ない、連れて行こうか、と言う話にまとまったのですが、こちらは急いでいるのに、子供たちはのんきにご飯を食べています。
予定していた時刻を過ぎ、結局開店時間過ぎにようやく出掛けることが出来ました。

当店から車で1時間弱。
日曜の朝ですし、順調に車は進んでいきます。

途中、久しぶりに通った道で、お店がなくなっているのを発見。
もう10年も通っていませんでしたからねえ。
やめる理由は色々あるんでしょう・・・。
また、テーマパークがあった所も、草ぼうぼうで管理すらされていません。
こうなると寂れちゃってかわいそうになりますね。

そんな感傷に浸りつつ、トコトコと走って行ってようやくお店につきました。
空いていた為かかなり早く到着。
物凄く混んでいるかなと思っていましたが、人も並んでいないし、普通に買えそうな雰囲気です。

早速お店に入ると、私の前にひとりおばあさんがいるだけ。
すぐさま、商品を見て、まだ在庫があることを確認し、ほっと胸をなでおろしたのでした。

すぐ私の順番が回ってきまして、楽しみにしていた豆大福と最中を注文。
包んでもらっている最中に、大きなドラ焼が目に付き、こちらも包んでもらいました。
包んでもらっている間、およそ3分くらいでしょうか。
その間に人が沢山入ってくるんです。
もうビックリ。
瞬く間に、狭い店内は人で一杯になりました。

タイミングが良かったんでしょうね。

さー、無事豆大福も買えたし、後は帰るだけです。

しかし、子供たちは不満そう・・・・。
そりゃそうですよね、豆大福買ったのは私だし、ずっと車に乗ったままだし、これで家に帰るなんて事になったら暴れかねません。

そこでちょっと寄り道、稲城市の北緑地公園によりました。
ここは無料の駐車場が完備されていまして、トイレもあります。
遊具こそターザンロープと大きな滑り台だけですが、多摩川沿いにあるだけにロケーションもよく、とても気持ちが良い場所です。

ここで30分ほど遊ばせて・・・・・、と思っていたら、遊ぶ遊ぶ。
気が付いたら1時間をゆうに越え、お昼も回っているんです。
子供はまだまだ遊ぶ気まんまんですが、ご飯抜いてまで遊ばせる気はありません。
話し合いの末、帰ることが決定。
無事、家路につきました。

昼食の後、早速豆大福を食べたんですが、これ、本当に美味しいんです。
とても柔らかく、中の豆が本当に美味しい。
甘すぎず、上品な甘さで、甘いものが苦手の人も食べれる豆大福だと思います。

続いて、最中。
このお店はあんこに力を入れているんでしょう。
最中も絶品でした。

そして、ドラ焼。
大きいので、みんなで分割。
正直言いまして、ドラ焼は期待していなかったんですね。
所が、見事に予想が外れ。
あんこが美味しいだけでなく、皮がとてつもなくうまい。
今まで食べたドラ焼の中で間違いなく、一番でしょう。

家族はお腹が満たされ、おいしいものを食べれて、ご満悦です。
家の中、片付いたのかなあ・・・。
せっかく子供を連れて出たんだから、片付いていて欲しいですね。

このお店、気になる方も沢山いらっしゃると思います。
ですが、この場で店名、場所は明かさないほうが良いと判断しました。
お店側があまりの混雑振りに困惑をしている為です。
もし、このお店を知りたい方がいらっしゃれば、メールをください。
こっそりとお教えします。

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横にシワが入ったら要注意!

クリーニングをして、仕上げをしていると、気付く事があります。

サイズが合ってない。

どこでわかるかと言いますと、横にシワが入るんですね。
特にサイズが合っていないのがズボンです。
女性物が多いでしょうか。

ウェストが横にシワが入り、折れるんです。
これは明らかにサイズがあっていません。

横にシワが入り始めたら、ワンサイズ上のズボンを買うようにしましょう。

そして、もう一つ気になるのが、足の付け根から股間の辺りにシワが入る事があります。
ここにシワが入ると言う事は、下腹の辺りに余裕がない証拠です。
ツータックのズボンにすると、楽になると思います。

タックとは、座ったりしゃがんだりした時に余裕を持たせているんですね。
タックとして余裕を持たせているので、折り目が開き、無理なテンションがかからないようにしています。

年齢と共に肉もつきやすくなります。
しかし、それに気付かず、サイズのあわない服を着ている人って本当に多いんですね。
加齢による肉付きはおなか周りが主ですから、多少サイズが会わなくても着る事が出来る為に、このような事が起こるんです。

しかし、あまり窮屈な服を着ていると、いいことが有りません。
圧迫されるので、疲れやすくなります。
生地がいつも緊張した状態になっていますから、ふとした拍子に破れてしまう事も有ります。
生地よりも、縫い糸のほうが多いかもしれませんね。
また、余裕のない服はこすれるので生地が薄くなりやすいです。

ね、体に合った服のほうがいいでしょ?
横にシワが入りだしたら、注意のサインです。
気をつけましょうね。

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混む時は一緒。

クリーニングの集配をしていて、いつも不思議に思う事があるんです。
それは、道路が混む時はどこを走っていても大概混んでいるんですよね。
そこが不思議。

たとえば、給料日なら分るんですよ。
月末とか5や10のつく日ですね。
この日は比較的混み易いので理解できます。

所が、そんなのと全く関係がないのに、ふと混んでいる日があるんですね。

お盆でもない、お彼岸でもない。

なんでだろう?っていつも思います。

クリーニングも同じように出る時は一緒です。
暖かくなってきた週末とか寒くなってきた週末などそれなりに条件は必要ですが、出始めるのはほぼ一緒。

意識的なのか、無意識なのかと考えていると、やはり人間も動物なんだなあと思ったりします。

事故が多いって言う日もありますよね。
私、半日の集配で3件も事故を見たことがあります。
さすがに3件目を見たときは、事故を起こさない様に注意しようと固く心に誓って走りました。

仕事で外に出ていると、ふと気になることってあるもんですね。

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大事な試合があると・・・。

これはクリーニング屋さんだけの出来事じゃないと思うんです。
今日は、7時半以降、お客様がひとりも着ませんでした。
雨が降っていたりとか、台風が着ていたりとか、そんなときはありますよ。
あ、でも、当店のお客様、なぜか雨の日や台風の日に来る人いますね。(笑)

そう、今日はプロ野球、日本シリーズだったのですよ。
しかも、日本ハムの優勝がかかった大事な一戦、新庄の最後かもしれない大事な一戦。

ここ数年、大事な試合がある日は大体こんな感じなんですね。
野球もそう、サッカーもそう、バレーもそう。
サッカーや野球などは海外での試合で、深夜に放送なのに夜になるとぱたりと人がいなくなります。

外歩いている人もまばらですし。

飲み屋さんも大変だったでしょう。
閑古鳥とは言いませんが、商売にはなりませんね。

自宅で観戦を楽しむ人が増えてきたんですね。
日韓ワールドカップ辺りからでしょうか。
自宅でゆったりと、くつろぎながら観戦すると言うのが一つのスタイルになりつつあります。

家庭のテレビも大きくなり、宅配ピザなども取れるし、環境が整っているんでしょうね。


かくいう私たちも、お客さんが来ないのなら見るしかありませんよね、日本シリーズ。
新庄の涙を見ながら、最後お店を閉めました。

北海道のみなさん、今ごろ大騒ぎでしょう。
おめでとうございます!

名古屋のみなさん、中日残念でした。
でも、すばらしい試合でした。
来年こそ、リベンジを果たしてください!

なんにしても、日本中が一つの事で盛り上がるってすばらしいと思います。

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どこが一番重要か?

時代が過ぎていくと、みなさんの要望も少しずつ変わっていきます。

Yシャツの立体包装を望む人が増えて来ました。
その理由をお聞きしますと、畳みじわが嫌だから、と言う声が圧倒的に多い。
次に仕舞うのに便利だから、すぐ着れるから、とありますが、こちらは少数意見。
圧倒的に畳みじわが嫌なんですよね。

しかし立体仕上げにも問題点がいくつかあります。

その中の一つに、襟が潰れてしまう、と言うのがあるんです。
これはYシャツが自分の重さに引っ張られて、襟がぺたんと潰れてしまうんですね。

これが非常にみっともない。

なんだか安っぽく見えるし、格好が悪いし。
やはり襟は立っているほうが格好が良く見えます。

そして、立体包装をしていると、空気に触れる面積が多いので、湿気を吸う機会が増えてしまい、小じわが出てきます。

これらを解消する為に、畳仕上げをしているのです。
畳み仕上げをしていると、襟は潰れませんし、空気に触れる面積も少ないので小じわが発生しにくくなります。

でも、畳んだ時のシワが出来てしまうんですよね。

昔の人は、シャツなどは襟が命でした。
襟がきちんと立っていないと怒りました。

しかし、時が過ぎ、今は襟よりも小じわよりも、畳ジワのほうが嫌なんですよね。

これには、出来上がったシャツをそのまま着ているというのもあるんでしょう。
畳みジワをアイロンで伸ばすなんていう作業はしませんから、当然と言えば当然かもしれませんね。

衣類のどこが一番重要か?
昔は襟元でした。

では、今は?

ある人は、襟。
ある人は、身頃。
ある人は、袖、
ある人は、風合い。

人によって違いはありますが、綺麗に着たいと言う事に変わりはないでしょう。

みなさんはどこがポイントだと思いますか?

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いい自転車屋さんだったでしょ?

ここで紹介した、自転車屋さんの話です。

府中本町の商店街にある、山本さん。
本来は靴屋さんなのですが、趣味が高じて自転車屋さんもやっています。
ここのご主人が本当にいい人で・・・・・、と以前ここで紹介させていただきました。

このブログを読んで戴いているお客様がご利用されたそうなのですが、感想を聞くと、やはりとってもいい人だったそうです。
ね、嘘じゃないでしょ?

とかく自転車屋さんは職人気質の人が多いせいか、気難しい人が多いんですね。
他所で買った自転車は直せない!とか、うちで買った自転車じゃないね?なんて言われたりした事もあります。

ところが、山本さんは全然そんな事も言わず、優しい笑顔で優しく言葉をかけてくれるんです。

しかも、物腰が柔らかいのでこちらが逆に恐縮してしまうくらい。

お客様も、連絡をしたら夜自転車を取りにきてくれたそうで、翌日にはきちんと直して持って着てくれたそうです。
しかも、値段も安くしてくれたらしい・・・。

うちと全く同じ扱いです。

良いお店だと思って紹介しても、長い付き合いだからでしょ?なんて言われることもありますが、山本さんに限ってはそんな事は関係ないようです。
お客様を大事にしてくれる、とても良い自転車屋さんです。

何より、持っていけなくても、取りにきてくれて直してくれる。
本当に理想ですね。

ここで一度書きましたが、もう一度いいます。
山本さんは良いお店ですよー。
自転車の修理でお困りの方、ぜひ一度お問い合わせしてみてくださいね。

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外国で洗うと。

最近、お客様が外国へ出張する方が多いんです。
グローバル化しているんでしょうね。

最近シャツが出ないな?と思っていると、久しぶりにいらっしゃったと思ったら妙に黒ずんでいたりします。
お話しを伺いますと、外国へ出張に行っていたらしい・・・。
しかも、一月ほど行っていたと言うでは有りませんか。

一週間やそこらなら、何とかなるでしょうが一月も行っていると向こうでも洗わなければいけません。

クリーニングは、各国で違いがあるんですね。

以前ここでも書きましたが、水の違いが一番でしょう。
次に環境を配慮していると言うのもあります。
後は、お国柄、でしょうか。

ヨーロッパの方の国の中では、シミをつけた人が悪い!と染み抜きをしない国もあります。
じゃあどこに力を入れているの?と言うと、プレスなんですね。
日本とは比較にならないほど、細かくプレスをするらしいですよ。

また、先進国ならまだ良いかもしれません。
発展途上国や等ではクリーニングそのものが未熟な国もあります。

中国などは、日本のクリーニング屋さんが出店していたりしますよね。
これから富裕層が増え、中国もクリーニングの需要が出てくるのでしょう。

外国から帰ってきた人の衣類は、黒ずんでいるものが多いような気がしています。
Yシャツなども真っ白ではなくなりますね。
白く上げる技術、日本はとても優れていると思います。

シャツが白くあがらないのにもいくつか理由がありまして、使っている材料にも問題がありそうです。
何だかんだ言いまして、日本で使っている材料はいいものが多いんですね。
素材の時点から白いものを使っているから白い、と言うのもあるんです。

日本にいて当たり前に思っていた事が、外国へ行く人が増えてくると、当たり前じゃないって分りますね。

日本のいいところ、外国のいいところ、いいところはお互い沢山あります。
自分たちのいいところを残しつつ、外国のいいところも学んでいきたいですね。

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よこはま動物園 ズーラシアへ。

今日は、横浜にあるよこはま動物園 ズーラシアへ行って来ました。
目当ては、ズーラシアでやるズーラシアンブラスと言う生演奏を聴くためです。

このズーラシアンブラス、どんなものかと言いますと、動物の着ぐるみを着た方たちが演奏をしてくれるんです。

ズーラシア名物のオカピだったり、スマトラトラだったりが生で演奏をしてくれます。

しかも、かなりお上手。
どこで知ったかといいますと、府中の芸術の森で無料のコンサートがあり、それを子供たちが見に行っていたんですね。
で、一回でファンになりまして、今回ズーラシアで演奏をしてくれると言うので行って来ました。

府中からズーラシアまでは車で1時間ほどです。
町田に出まして、16号を横浜方面へ、
保土ケ谷バイパスを通るとすぐ目的地に着きます。

私達がついたのも9時半過ぎごろでした。

コンサートは1時からと2時からと3時半。
まだ全然早いので園内をぐるりと回ります。
ズーラシアの特徴で、ベンチが非常に多いんですね。
ですから、ちょっと休憩するのも楽チンです。
お年よりを連れた方も沢山いらっしゃいましたが、あれだけベンチがあれば安心ですね。

お弁当を持っていったので、途中大き目のベンチでお食事。
二畳ほどの大きいベンチがあるんですよ。
これなんか、お弁当を広げて家族で食べるのにもってこいです。

1時近くになりましたので、コンサート会場まで移動。
出口付近のみんなのはらっぱに行きます。

ショーは約30分。
初回はそこそこの集まりでしょうか。

着ぐるみで演奏と言うとキワモノっぽく思う方もいらっしゃるかもしれません。
でもね、全然違うんですよ。
味のある演奏、即興でやってくれる楽しさ。
今日誕生日のお嬢ちゃんがいたんですが、そのこのために急遽ハッピーバースデーを弾いてくれたんです。

もう会場中、大喜び!

こんな粋な事ができるのも確かな技術があってのことですね。
30分のコンサートですが、早い早い。
あっという間に時間が過ぎていきます。
曲も、子供が好きな曲から、大人が好きな曲まで幅も広く、親子で見ていても楽しいですね。

結局、その後のショーも見ることになりまして、計3回のコンサートを見て来ました。

生演奏、やっぱり良いですよ。
CDなどでいつも聴いていますが、やはり生の演奏の迫力、繊細さは目を見張るものがあります。
本当にすばらしい。
なんか、コンサートに行きたくなっちゃったなあ。

お子さんをお持ちの方、カップル、みんなが楽しめる所ですね。
動物園も急な登りもないし比較的楽にまわることが出来ます。

ここにしかいない希少生物も見れますしね。
オススメです。

ズーラシアンブラスも一度聴いてみてくださいね。

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アイロンの裏は汚れます。

午前中に、お客様が血相を変えてやって来ました。

娘さんの真っ白のブラウスをアイロンがけしようとしたら、襟が青くなってしまった!と言うのです。

早速見てみると、襟が確かに青くなってしまっています。
しかし、全部と言うとそういうわけではなく、凸凹している山の所が青くなっているようです。

見て、すぐにピンっ!と着ました。

これは、アイロンの汚れですね。
アイロンの裏側ってかなり汚れています。

汚れの原因は様々です。
衣類の汚れが付いてしまったり、糊が焦げてついていると言う事もあるでしょう。
極稀にあるのが、染色の移りです。

どうも今回もそれが原因のようです。

昔、お祭りで使う法被をアイロンがけした時の事。
全部仕上げ終わり、さ〜次はYシャツだ!と気合いを入れてアイロン台でアイロンを滑らせていると、どうもすべりが悪いんですよね。
で、おかしいな?と思ったので、アイロンの裏を拭いてみると・・・・・、青くなってしまいます。

法被の裏が移ったな?と思い、このままYシャツを仕上げると大変な事になってしまうので、すぐさま、裏側を拭き、青い色が出なくなるまで拭いた事があります。

気付かない所で、お客様もやってしまったんでしょう。

他にも、アイロンは事故が多いんですね。
プリントなども熱で剥げてしまいますから、アイロンがかけられないですし、最近ではファスナーも熱で溶けるようなものがあったりと、難しくなってきています。

熱に弱い素材も多く使われています。
アイロンをかけるときは、慎重にしましょう。

シャツなどでスプレータイプの糊付けをする方は、アイロンの裏の掃除もお忘れなく。
水を吹きかけた時に移る事が多いようです。

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あなたもクリーニング屋だったのね。

いつも来る、宅配便のお兄さんがやって来ました。
今日は、宅配してもらう品物はないんだけどなあ?と思っていると、今日は違う用事で来たようです。

用事を済ませ、少し世間話をしていると、実は・・・・・、と切り出して来ました。

『自分、実家が洗濯屋なんです。』

あー、どうりで。
何となくですが、違和感がないというか、不思議な感じを感じていたんですね。
実家がクリーニング屋さんなら、納得です。
クリーニング屋さんに入ってきても、違和感がなかったんでしょう。

ご実家がクリーニング屋さんでも、後を継がない人は結構たくさんいらっしゃいます。
理由は色々あるんでしょう。
宅配便のお兄ちゃんも、理由はあるんでしょうが、今の仕事もとても楽しそうです。

うちも妹がいますが、妹はクリーニング屋さんは大変だから嫌だと言っていました。
朝から晩まで仕事をしているし、仕事があるうちは全然仕事が終わらないし。
OLなら、残業はあっても仕事は終わるし・・・・・。
妹にとって、うちの仕事は大変に移ったんでしょね。

かたや、私はというと子供の頃から良いなあと思っていました。
具体的にどこが言いかと言われるとちょっと悩んでしまいますが、何となくですがやりたいなあと思っていたんです。

アイロンをかけているのが格好良かったからかなあ?
両親が一生懸命やっているのを見ていたからかなあ。

でも、思い返すと、事あるごとにいろんな人に言われていたような気がしています。

父に、クリーニング屋さんは良いぞ!といわれ。
母に、クリーニング屋さんほどいい商売はないよ!といわれ。
お客様に、お父さんとお母さんの仕事を継げるって幸せだよ、といわれ。

何となくですが、色々な人から楽しそうという雰囲気をもらっていたのかもしれません。

で、現在、私はクリーニング屋さんをやっていますが、みなさんの言っている事に間違いはなかったと思っています。
他の職業と同様、とても大変な部分はありますが、綺麗にしたり、お客様に喜んでもらえたりと、クリーニング屋は良いなあと思っています。

多分、私も子供にクリーニング屋は良いぞ!と言うでしょう。
彼の将来を強制はしませんが、良いものは伝えてあげたいと思っています。

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府中市市役所様、いつになったらやるんでしょうか?

先日の、公園での話の続きです。

今日は仕事が早めに終わったので、子供たちが遊んでいる緑地公園へ行ってみました。
ようは、もめたと言う事があったので様子見って感じです。
行ってみると、数日前の出来事は何もなかったかのようにいつもと同じように待ったりとした空気が流れています。
おじいさんも、いつものようにしていますしね。

取り越し苦労で良かった。

で、問題は別の所にありました。
公園の壊れている遊具やベンチ、府中市市役所様は来て見ていただいているんでしょうか?
二日しか経っていませんが、壊れている遊具をそのままにしておいて良いのかなあ?
もし、見にきたのならば、直すまでの間張り紙をするなど何か対策をしていかなかったのかしら。

こちらも何事もなかったかのように、壊れたままです。
ベンチなどは板が外れ、知らないで手をつけば切ってしまう可能性もあります。

万が一を考え出したら、キリがありませんが、事故が起きてしまって一番困るのは市役所でしょう。
壊れていると言う情報をもらったのなら、すぐさま駆けつけて状態を確認するのが先決です。
その状態を確認してから、対応を決めればいいわけです。

何でそんな当たり前の事をしないんでしょうか。

とても忙しい仕事だと思います。
私たち以外のところからもお問い合わせや対応に迫られている事でしょう。

しかし、その中でも万が一を考えたら、優先されるべき事案なのではないですか?

府中市はマンションの建設ラッシュで、子供たちが増えてきています。
公園も以前にまして小さいお子さんやお母さん方が沢山見えるようになりました。
次の時代をになう大切な子供たちです。

せめて、危険が起こらないように、迅速に対応していただきたいものです。

大きい仕事ではないかもしれませんが、私たち市民はこういった些細な要望がすぐ出来るかどうか、とても重要に捉えています。

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ビクーニャ

カシミヤクリーニング.COMへのお問い合わせです。

ビクーニャ、洗えますか?
と、聞かれました。

ビクーニャ・・・・・、し、知らない。
何軒もクリーニング屋さんに問い合わせをしたそうですが、ビクーニャをみんな知らなかったようで、お客様も困っていました。
聞くと、このビクーニャで出来たマフラーが、なんと120万もしたんだそうで、大切なものなのできちんと扱ってもらえるお店を探しているんだとか。

繊維の特徴、値段を聞いていると、ふとある繊維を思い出します。
その繊維の名前は、ビキューナ。
毛の繊維の中では飛び切り高級品で、元から取れる量が少なかったのですが、乱獲により更に減少、ここ数年になって輸入が再開された素材です。
ビキューナのコートですと、300万から500万ほどします。

カシミヤより細く、柔らかい繊維です。

そこでお客様に聞いてみました。

ビキューナじゃないですか?
そこではじめて分ったのですが、ビクーニャとは、ビキューナの正しい発音なのだそうです。
Vicuna とかくのですが、向こうの発音に限なく近いのがビクーニャ、なんだそうです。

ここで謎が解けました。
どうしてクリーニング屋さんでみんな知らなかったのか?

クリーニング屋さんにも素材に関する本や資料がたくさんあります。
その中では、ビキューナと載っているんですね。
ビキューナは先ほど書きましたが、とても希少価値が高く、高級品です。
知らない業者さんはいないででしょう。
しかし、ビクーニャという正式な発音は知りません。
そこで、分らない、といったことになってしまったんでしょうね。

電話を切った後に、友達の所へ数件連絡をとってみましたが、案の定ビクーニャでは誰も分からず。
ビキューナなら知ってるよ、と言う人がいましたが、同じ繊維だとは思いません。

まだ、素材表示の方でも、表示が分かれているようで、気をつけないといけない商品ですね。
知らずに洗ったらとんでもない事になってしまいます。

このビクーニャ、クリーニング屋さんでも扱ったことがある人はそんなにいないと思います。
それだけ希少。
ある意味、芸能人の衣類を扱うより少ないかもしれません。

今回のように、発音の違いで表示が違ったり、繊維の名前ではなく商標名で載っていたりと、私たちが知らない表示って結構あります。
その都度、いろいろな手段を使って調べています。
だって、繊維を知らなければ扱えませんからね。
ビクーニャ・ビキューナもその違いを調べて、お店の中で確認。
こんな違いがあるんだと言う事をみんなに伝えました。

ここからが当店の面白い所で、まだ預かると言う事が決まったわけではないのですが、こんな希少な繊維の話がせっかく出たので、休憩中にみんなでどうやって洗って仕上げるか?シュミレーションをしていました。
繊維の特徴をお互い共有し、その中でどの様に扱えばいいか?意見を出し合って話し合います。

こんな風に普段からみんなで考える事で、いいアイデアが浮かび綺麗に洗う事が出来るんですね。
思いつきではいい仕事は出来ません。

せっかくこういうお問い合わせが着たんですから、生かさないとね。
ビクーニャ、みなさんも見てみたいですよね。

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ヒーローになるつもりが・・・。

午後に集配から帰ってきたときのこと。

突然嫁さんから電話が鳴りました。
子供の幼稚園のお迎えに行っているのですが、いつも終わった後に公園で子供たちを遊ばせて帰ってくるんです。

どうやらそこの公園で何かあったらしい・・・。

市役所の公園管理課の電話番号を教えて欲しい。

やはり何かあったようです。
聞くと、公園の遊具の事で、おじいさんともめたとか。

むむっ!
何かあっては一大事だ。
このご時世、ちょっとした事で大惨事になってしまっては手遅れになる!

と、さすがにここまでは思いませんでしたが、ちょっと公園までいってみることにしました。
公園につくと、お母さんたちが集まって話をしています。
どうしたの?と聞きますと、壊れている遊具におじいさんが竹をかけておいたらしく、それを子供たちが取ってしまったらしいんです。
で、それを見たおじいさんが激怒し、子供たちを怒鳴りつけたとか。

いつも公園にきて、落ち葉を集めて、どっかへ持っていっている不思議なおじいさんらしいのです。

おじいさんも危ないと思い気をきかして竹を置いたつもりなんでしょうが、子供たちにはその意図が全然伝わらなかったんでしょうね。
うーん、幼稚園児にそれを求めるのもちょっと酷な気がします・・・。
おじいさんも、ご機嫌が悪かったんでしょう。

それでも、私がついたときにはすでに話も付いていて、嫁さんが市役所へ壊れた遊具の報告をした後だったので、私の出番はなし。

颯爽と駆けつけて、まあまあこの場は収めましょうよ、となるかな?と思っていたのですが、単なる野次馬のようになってしまいました。

帰ろうとした矢先、子供たちが寄って来ます。
お父さんが来るなんて珍しいんでしょう。

すると、うちの子が突然何かわめいて襲い掛かって来ました。
遊びたかったんでしょうねえ。
すると、不思議な事に、そこにいた子供全員が、私を襲ってくるんですよ。

まさか、助けに着たつもりが助けを求める事になろうとは!!

幼稚園児だからといってあなどってはいけません。
集団で襲ってきたら、大人なんてひとたまりもない。
お腹は叩かれる、引っ張られる、お尻はつつかれる・・・・・、こんなに激しくやられるとは思ってもいませんでした。

お母さん方に助けを求めようと目をやると、こちらに全然気付かずにお話しをしているではありませんか。
しかも、私が助けを求めると余計面白がって襲ってくるし。

結局30分もやられてしまいました。

ヒーローになるつもりが、やられるなんて・・・・・。
ちくしょー。(T_T)

子供には勝てないです。

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セーターのハンガー掛けがない理由。

クリーニング屋さんをご利用されていて、不思議に思う事がいくつかあると思います。

どうしてこうならないの?
なぜこうなの?

たくさんあると思いますが、今日はセーターの話。

セーターを立体包装、ハンガー掛けでお返しするお店はあまりありません。
ごくまれにそのようなお店もありますが、ハンガー掛けでお返しする時は大抵このような言葉を付け加えているのではないでしょうか。

すぐ着ない場合は、畳んでお仕舞いください。

これには理由があります。
そもそも、何故ハンガーがけをしないかと言いますと、セーターやカーディガンなどのニット製品は、構造上とても伸びやすく出来ています。
そして、ハンガーにかけて時間が経ってしまうと、自分の重さで伸びてしまうのです。

全体的に、もしくはハンガーの方の所だけ。

その為、畳んでお返しするかハンガーがけでもすぐ着て下さい、と言うような事になってしまいます。

これは、ご家庭での洗濯の時も同じなんですね。
とくにご家庭でセーターなどのニット製品を水洗いすると、水の重さも加わるのでハンガーにかけて干すと大変な事になります。
ですから、家庭洗いの指南する小冊子などには、平干ししてくださいと書いてあるんですね。

また、ニット製品はその構造上、縮みやすくもあります。
縮み易い、伸び易い、一見正反対の話のように聞こえますが、ようは繊維が動きやすくて安定していないためにこのような事が起こるんです。
ですので、若干の目詰まりによる縮みなどは、簡単に修正が出来ます。

ただし、伸ばす技術と言うのは一見簡単そうですが、形を整えるということを考えると、簡単に手を出さない方がよろしいかと思います。
ぜひ、クリーニング屋さんにご相談ください。

素材だけでなく、織り方や編み方の構造でも、色々な特性があります。
衣類の難しさですね。

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すいすいっと。

今日は新宿までお買い物。
目的は服です。

午前中、ごたごたとしていまして、出るのが遅くなってしまいました。
車で行くと思うと、新宿はちょっと憂鬱になります。
と言うのも、距離はそれほどでもないのですが、渋滞が凄い。
場合によっては、目的のお店に行くまでに2時間以上かかることも。

午後丸丸潰すつもりで気合入れて出発しました。

府中を越え、調布を過ぎた辺りまですこぶる順調。
高井戸周辺辺りまで何とか時間を稼ぎたい所です。

所が、高井戸へ来てもすいーっすい。
すこぶる順調。
その先、首都高の下も全然混みません。
そして、新宿が見えてきてビックリ!
がらがらなんですよ。
こんな光景、私は初めてですね。

そして予定の半分くらいでお店についてしまいました。

買い物も思っていたより早く終わりまして、帰りもすいーっすい。
こんなに空いてていいのかしら?などと思っていたんですが、これってやっぱり違法駐車の減少が関係しているのでしょうか。

走っている車の数も少ないように思いますが、路上駐車が極端に少ないです。
車線が減ることなく走れますから流れるんでしょうね。

都内の方は劇的に改善されているんでしょう。

かたや、こちら都下の方では、いくらか走りやすくはなっていますが劇的かというとそれとはまた違うように思います。
違法駐車で渋滞している所は効果があるのでしょうが、信号での渋滞や右左折での渋滞などにはあまり効果がないようです。

次は信号などの適正化が必要なのではないでしょうか。

本当に久しぶりに都内を走りましたが、お店が変わっていてこちらもビックリです。
チェーン店のようなお店が増えているように感じたんですが、どうなんでしょうかね。
個人店も頑張って欲しい所です。

こんな感じの新宿なら、出かけてもいいかなと思います。
駐車場もかなり増えましたね。
停め易くなってこちらも安心です。

新宿では法改正は良い方向に向かったんでしょうね。

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仕上げづらいものは?

今日、仕事が終わりまして、急遽元住吉にあるオリエンタルさんへ行く事になりました。
いつもの仲間が集まっていて、お話しをしていたんですが、そこで出た話が仕上げづらい品物について。

仕上げづらい品物、色々と出て来ました。
素材が特殊なもの、縫製の悪いもの、つくりがおかしいもの。

でも、一番仕上げづらい!と言っていたのが、大きい品物でした。

理由は簡単です。
規格外なので、機械に納まらないし、仕上げ台にも乗らないため、でした。

うーん、今は、どこも機械を使っていますから、その機械から外れるような品物はあまり好まれないと言うのも分らなくはありません。
でも、アイロンがあれば仕上げられるんですからねえ。

当店では自分のシャツが一番大きいので、最初はとても苦労していたんです。
普通のシャツの様に仕上げられないし、動かせば線がずれるし。
最初の頃は、1枚20分以上かけていました。

所が、慣れって不思議なもので、段々と上手になっていくんですよね。
今では、器用に動かして綺麗にかけています。

また、小さいものもやはり難しいんですね。
こちらは、アイロンの大きなが関係してきます。
アイロンの横幅より小さいもの、細いものは仕上げるのに苦労します。
仕上げ台の端をうまく使いながら、余計な線がつかないように、ちゃんと線がつくように・・・。

やっぱり、どうしても最後の部分は人の手に頼らざろうえないんですよね。
台の形等を研究して、段々と対応するサイズも幅広くなってきていますが、人間のサイズはまだまだ先があります。

アイロンとアイロン台、やっぱり必要です。

しかし、今日は途中居心地が悪う御座いました。
だって、大きいシャツが仕上げづらいと言う話になってから、視線が痛いんですもの。
そりゃ大変だろうけどもね、プロなんだから。(笑)
笑いながら仕上げましょうよ。

これぞ身が縮む思いですね。(笑)

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大気汚染

白い服を着ていると、汚れが目立ちます。

ちょっとしたシミも色の付いている衣類に比べると格段に目立つ。
そういう意味で白は着ていて難しい衣類ですよね。

シミ以外にも白い服を着ていると、うっすらと黒ずんでくるんですが、それは大気汚染が原因です。
主に排気ガスなんですが、これがはっきりと分るくらい黒くなってきます。

特に、綿素材で白いものを着ていると、黒ずんでくるんです。
たとえば、白いトレーナーをきて、バイクなどに乗ると1時間もしないうちに、うっすらと黒くなってきます。
車の後ろについている事が多いでしょうから、直に排気ガスを受けちゃうんでしょうね。

極端な例でしたが、普通に生活をしていても排気ガスの影響は大きいと思います。
大きい幹線道路や、トラックやダンプなどが頻繁に通るような道沿いですと、洗濯物を外に干しているだけで黒くなってしまいます。

洗濯物を外に干せないなんてあんまりですよね。

マンションにお住まいのお客様から聞いた話ですと、道沿いのマンションだからといっても、上のほうにいれば大丈夫かというとそうでもないらしいですよ。
結局、巻き上げられて上の階の方も影響を受けるんだそうです。

車の発達はとても便利ですが、このような影響も出ているんですよね。

室内干しも多くなってきていますが、やはり日光に当てて乾かしたものとは違います。
出来る事なら外に干したいですね。

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強盗事件発生!

今日の12時15分頃に、突然メールが入りました。
その内容は、国立市谷保で強盗事件発生。
現在、逃走中というものです。

以前から、府中安全安心メールというものに登録していまして、何か事件があるとメールが来るようになっていたんです。

事件発生が11時13分頃。
約一時間後にこうしてメールが届くって凄い事だと思います。
また、場所が国立市ということで、比較的府中に近い所ですし、逃走ルートによっては府中方面にも来る可能性があります。

しばらくすると、空からヘリコプターの音が。
空からも探しているんでしょう。

以前是政の方で、犯人がお店に立て篭もるという事件がありました。
逃走の果ての事です。
そう有る事ではないと思いますが、追い詰められた犯人がどう行動するかわかったものではないし、犯人の特徴までメールでくるので、警戒する事も出来ます。

ちょうど幼稚園へ迎えに行くところだったので、今日はすぐ連れて帰るようにと話をしました。
幼稚園のお母さんの中でも、登録している人がいたようです。

こんな重大事件だけでなく、痴漢発生や空き巣の被害など、普段から気にとめておいたほうがいいような話もメールでやってきます。
ぜひ、みなさん登録しておきましょう。

私の携帯はメールごとに音を変えられるんですが、府中安全安心メールには、バキュン!という音を指定してあるので、鳴るといつもビックリします。
重大事件か?なんて思うんですよね。

心臓に悪いから音変えようかな・・・。

とりあえずみなさん、ご登録を。

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今年も出た!縮んだアンゴラのオーバー。

久しぶりのお客様がご来店です。

お持ちになった衣類はアンゴラのコート。
むむっ!表面がおかしくなっているな・・・、と思いお預かりしました。

全く洗っていなかったのかな?と一瞬思ったのですが、そうでもないようです。
他所で洗ったんでしょう。
しかし、問題は別の所にありました。

確か一昨年にここで書きましたが、表面が縮んでいるため、裏地が表側に出てきてしまっているんです。
こういう類の縮みを見たのは2回目ですね。
表側に出ているのがおよそ7mmくらい。
表の生地のおかしさから言って、縮まされてしまったんでしょう。

アンゴラは特に縮み易いのですが、気付かなかったんでしょうね。
取り扱い要注意の品物なのに・・・。

お客様もおそらく気付いていません。
説明をしなければ。

カシミヤに比べ、アンゴラは比較的手に入りやすい素材です。
また、軽くてあたたかいし、どこへでも着ていける上品さを兼ね備えています。
一枚は持っていたい衣類でしょう。

しかし、カシミヤに比べるととてもデリケートなんです。
弱いといった方がいいかもしれませんね。
アンゴラ100%のオーバーを着ていて、ショルダーバッグを持って通勤していたら肩に穴が空いたと言うお客様もいらっしゃいます。
擦れなどにも弱いんです。

ですから、クリーニングもかなり気を使わないといけません。
縮んじゃったら、着づらいだけでなく、見た目も貧相になりますしね。

さて、このアンゴラ、どういう風に修復をしましょうかね。
とりあえず一度洗ってみて、それから考えてみます。

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かっこよくなったなあ。

夜の集配が終わってからの事。

いつも通り、お預かりした衣類に名前をつけ、お店に下ろした後でした。
少しカウンターで母と立ち話をしていると、いつもご利用いただいているお客様が通りました。

明るく、さわやかな笑顔で、こんばんわ!と一言。
うん、とても気持ちがいいですね。

このお客様、年は20歳くらいでしょうか。
高校を卒業後、青森から東京へひとり出てきてお勤めをしているんです。
研修期間のうちから当店へきていただいていたので、いろいろとお話しをさせて頂いていたんです。

本当にまじめで、好青年で。
いまどきこんなに素直な人は少ないだろうなあという感じの彼。
うちのお客様で若い男の人は比較的こういうお客様が多いんですが、その中でも好青年なのですよ。

素直なだけに、色々と悩んでいた時期もありました。
お店が終わる頃にふらっとやってきて、色々と相談を受けた事もあります。
気が付くと日付が変わっていたこともありました。
まじめで素直、その為悩みもあるわけです。

社会人になってからの悩みって、実は明確な解決方法は少ないと思います。
地道にやっていくしかないんです。

一発逆転の方法なんてあるわけないし、毎日の積み重ね、日々の積み重ねがいずれ実を結ぶと信じられるか?そこがポイントのような気がしています。

でも、地道にやっていくって本当に辛いんですよ。
自分がまるで進歩していないような錯覚に陥るし、このまま続けていていいのだろうかと不安にもなるだろうし。

信じて、頑張るしかない。
どんな形にせよ、必ず実は結びますからね。

そんな彼の成長を見いていたので、つい先ほどの彼の挨拶を見ると、本当に嬉しく思うんです。

ぴんと背筋が伸びて、笑顔が素敵で、挨拶もしっかりとしている。
こんなすばらしい社会人は少ないですよ。
どこからどう見ても好青年なわけですよ。

このまま、頑張っていって欲しいな、と思います。
また、いつでも話によってね。

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夏物、出始めました。

今日は祝日ですが、いつも通り営業です。

配達などは祝日の日は不在の時などがあるので、休んでもいいのかもしれませんが、仕上げや洗いの方はそうはいきません。
毎日毎日、コツコツとやっていかないと、溜まってしまった日には恐ろしい事に。
今日も、先週土曜日にYシャツが集まりまして、通常の1.5倍ほど有りました。
明日に回していたら、なんにも出来なかったでしょうね。

祝日でも営業をしているのを知っているお客様から、ぽつぽつと夏物のクリーニングが出て来ました。
今日も日中は暖かく、外で動くと少し汗ばむくらいですから、まだ少し先かなと思っていたんです。

ところが、やはり人間の心理は面白いもので、この連休で入れ替えようとするらしいんですね。

本日、お店に来ていただいたお客様、お電話をいただいて明日お伺いするお客さま、たくさんいらっしゃいました。

他のクリーニング屋さんでは少し前から出始めたよ、と言う話を聞いていたのですが、当店では今日からのようです。

これからまたしばらく忙しくなりますね。

今年はだらだらと春先から常に品物が出つづけていたので、正直言いますとここ数週間も暇というわけでもなく、毎日毎日仕事がありました。
そのまま、秋の衣替えに突入といった感じです。

今年の夏物はどんな感じでしょうか。
物凄く汗かいているのかな?
しみが多いのかな?
色が落ちてたりするのかな?

いろんな状態の衣類が来るでしょうが、どんと来い!って感じですね。

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よみうりランドにて

今日は、よみうりランドで仮面ライダーカブトショーをやるというので朝からお出かけです。

午後からは別の用事があるようなので、午前中に乗り物に乗せてお昼過ぎには帰ってくる計画を立てました。

ショーは11時から。

よみうりランドについたのが、9時半頃です。
駐車場は半分も入っていないので近場に駐車。
少ないなあと思いつつ、チケットを購入しました。

事前によみうりランドのHPのクーポン画面を印刷。
子どもも上のお兄ちゃんだけチケットが必要で、下の子はなくても乗れるようです。

よみうりランドの乗り物は、3歳から乗れる物が結構あります。
保護者同伴は仕方ありませんが、中にはもっと小さい子が乗れる乗り物まであるので、午前中くらいなら簡単に時間が潰せそうです。

子供用のジェットコースターに乗せたり、観覧車に乗せたりしているうちに、ショーの時間が迫って来ました。

会場はそんなに広くはなく、一番前はシートが敷いてあってどうやら子ども専用のシートのようです。
すでにイスは親御さんたちが陣取っていますから座れるスペースなんぞありゃしません。
子どもだけでもと思い、一番前のシートに行かせようとしましたが、どうも行きたがらないんです。
後で分ったのですが、悪者にさらわれるという事が分っているらしく、なるべく遠くで、しかしよく見える位置を狙っていたようでした。

私はというと、いざという時のために、カメラ片手に仮面ライダーカブトを写真に収めようと一番後ろで陣取っています。
身長が高いのと、それほど後ろには人がいなかったのでかなり楽でした。

その私の横に、三脚がズラリ。
どうみても、親御さんという雰囲気ではありません。

そういえば、噂では仮面ライダーカブトは大人にも人気があるとか。
おっかけかもしれませんね。

ショーが始まると、一斉に歓声が飛び交います。
子どもにとっては現実と代わらないんでしょうね。

実は私もこのショーを楽しみにしていたんです。
というのは、どうやって演出するのか?見ものだったからなんですね。

今の仮面ライダーを見たことがある人なら分ると思いますが、変身してから更にパワーアップするんですよ。
それも、瞬間移動をするわけです。
で、あっという間に敵をやっつけてしまう、そういうシナリオになっています。
なにせ、拳銃で撃った弾が相手に届くまでに、何人もの敵をやっつけるんですから、相当早いというのが想像できると思います。

それをどう演出するのか?

また、一番目の変身から、次の段階えの変身があるんです。
そこをどうするのか?
もう興味津々。

もうすぐカブトが登場です。

ワクワクしていると、スピーカーから声が。

『キャストオフ!』

カブトが二段階目の変身をするときの声ですね。

聞こえたかと思うと、カブトが登場。
うーん、変身する所は見せられないよなあ。
ここはある意味仕方がないけど、子どもは納得するんだろうか?と思いつつ、写真をパシャパシャ。

運動会で活躍した望遠レンズがこのとき生きてきます。

しかし、どうも仮面ライダーカブトの様子がおかしい。
ちょっと動くだけで相当息が切れている模様。
いままでこの手のショーを何回か見てきましたが、序盤数分でここまで辛そうなのは見たことがありません。
ボウケンジャーなどはある意味、全身タイツを着ているだけですから、軽いのかな?
仮面ライダーカブトはそれ以外にごつごつと何かついているから重いのかな?などと想像を膨らませつつ、パシャパシャ。

最後に3段階目の変身を見事終え、戦闘をしているのですが、足腰にガタがきているらしく、時折腰が砕けるんです。

強いはずのカブトが・・・。

大人の事情って奴ですかね。

無事ショーが終わりまして、サイン会、握手会と子どもたちも大騒ぎです。
ここでよみうりランドより、5歳以下の子どもにプレゼントが。
来年までの無料入場証がもらえたんです。
子ども限定ですが。

ほぼ毎週、アンパンマンやらプリキュアやらショーがありますから、これさえあえばいつでも見に来れます。
粋な計らいですね。

帰り際に、エスカレーターに、泣いている男の子がいます。
話を聞いていると、ワーム(仮面ライダーに出てくる敵です)がいるから恐いんだ、と言っているみたい。
ショート現実がごっちゃになっているようです。
かわいそうに、当分恐くてひとりじゃ行動できなくなりますな。

本当によみうりランドにくるなんて何年ぶりでしょうか。
小学生の頃以来かな。
こうしてきてみると、ちょうど良い施設ですね。
値段も手ごろですし、園内も程よい広さですし。
お昼過ぎには混む出しましたけど、それでも並ばなきゃいけないって程でもない。
半日、大きくなれば一日時間を潰すにはちょうど良さそうです。
何しろ、近いですからね。

お子さんをお持ちの皆様、オススメです。

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大雨の次の日は多摩川は危ないよ。

昨日の大雨、みなさん被害はありませんでしたでしょうか?

ニュースを聞いていると、船が座礁したり大変な騒ぎになっています。
今日配達へ出かけると、あちらこちらで木の枝が落ちていました。
それもかなりでかい奴が。

風で折れちゃったんでしょうね。

多摩市へ配達の途中、関戸橋を渡ると、川の勢いが凄いんですね。
いつもの透明な水ではなく、泥の水。
上流地域でもかなり降ったんだなあと想像できます。

こんな感じで多摩川が凄いのは、昔は台風くらいのもんでした。
野球場まで水が着て、ネットが流されたりしてましたもの。

そして、台風が過ぎた後の楽しみとして、緑地や野球場におっきい水溜りが出来るんです。
そこに、なんと魚がいるんですよ。
しかも、かなり大物が。

台風の翌日は、みんな河川敷へ良く行ったものです。

しかし、危険もかなりあります。
水の量が多いし、地盤が柔らかくなっているので、あまり川に近づくと落ちる危険もあります。
また、普段は川でない所にも水が流れてきて、いろいろな生物も流されてくるんです。

・・・・・、まむし、出ますよ。

まだまだ自然が多い府中。
数年前に、うちの猫が河川敷でマムシと決闘をしていました。
毛を逆立てて飛び跳ねているのでどうしたのかな?と思っていると、なんとマムシと喧嘩。
慌てて、引き離しましたが、まだまだいるはずです。

魚など面白いものも取れますが、重々お気をつけくださいませ。

そういえば、スズメバチも出るような時期ですね。
こちらも気をつけたいところです。

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物凄い雨!

今日は朝から物凄い雨でしたね。
午前中から集配に出かける予定でしたので、品物を積み込むときからドキドキしていました。

と言うのも、今日の雨は横殴りだったんです。

後ろのハッチバックを開けると、風と共に中まで雨が入ってきてしまいます。
それにもまして、お店のドアから車までのほんの3Mをちょっと走るだけで、びしょびしょになってしまうんです。

こんな雨は久しぶりです。
まるで台風みたい。

週一の予定でお伺いするお客様もいらっしゃいますので、何とかしてお届けしたい。
色々試行錯誤しながら、何とか積み込む事が出来ました。

しかし、こんなに強い雨が降っていても、外を歩く人はたくさんいらっしゃるんですよね。
仕事だったり、用事だったりどうしても出かけなければならなかったんでしょう。

集配の度にちょっと降りるだけの私でさえ、今日はびしょぬれです。
おそらく相当濡れているんではないでしょうか。

雨に濡れたら、とりあえずそのまま乾かしてくださいね。
熱をかけず、とりあえずそのままハンガーにかけていただいて干して頂ければ結構です。
その後、必要ならクリーニングなり洗濯なりしましょう。

間違っても乾燥機で乾かそうとしてはいけません。
素材によっては縮んでしまいます。

一夜あけて明日は暑いようです。
みなさん、体調など崩さぬように気をつけてくださいね。

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家で洗うと白くならない。

先日お伺いしたお客様のところで、白いレースのブラウスの話になりまして、買った時にお店でこう言われたんだそうです。

『このブラウスは家庭で洗わないほうがいいと思います。白いし、家庭で洗うと水の影響でくすんできますから』

クリーニング屋さんがこういう話をするのは分りますが、アパレルさんでしかも販売の方がこういう話をするというのはちょっと驚きです。

よく勉強していますね。
水の問題点を鋭くついていると思います。

綿のブラウスで白、普通ならご家庭でさっと洗いたいはずです。
気持ちはよく分ります。
所が、洗うのと白いまま着続けるというのは違うんですね。
特にご家庭の場合、白いものを洗っても白くあがらない事が多いんです。

問題点は主に二つ。

洗浄の温度が低い事。
水に含まれる硬度成分がくすみの原因になること。

洗濯の方法そのものにも問題があることもありますが、主な理由は以上の二つでしょう。

洗濯をする時に温度が低いと、汚れが落ちきらない事があります。
それが溜まっていくとくすみになってしまうんです。
ところが、ご家庭で温度を上げようとしてもなかなかあげる事が出来ない。
また、仮にあげられたとしても、小じわが発生したり扱いが難しくなります。
一般の方がやるにはちょっと難しい洗濯になってしまいます。

水中の硬度成分もかなり影響をするでしょう。
俗に言う、水が硬いと、洗剤と反応してくすみの原因になってしまうんです。
これを避けるためには、お風呂の残り湯を使用する事でしょう。
これがご家庭でやるのにはいちばん簡単。
説明は・・・・・、以前ここで書いているので過去を探してみてください。(笑)

どこのクリーニング屋さんに出しても白くなるとは限りませんが、きちんとしたクリーニング屋さんならまず間違いなく白くしてくれます。
ご家庭で洗うよりもひどくされるケースもあるので、安易に出すのはやめましょうね。
きちんと選んでください。

他にも、洗剤の残留による焼けなど、白くならない間違いって結構あるんです。

白を白くあげる、簡単そうでとても難しい。
任せられる業者さんを見つけるほうが賢明だと思います。

販売員さんの説明は非常にいいとおもいます。
汚れを取るだけでなく、なるべく長持ちをして、いい状態を保つようなアドバイスをしています。
こういうアドバイスをしてくれる店員さんって、なかなかいません。

衣類を着るということ、よく考えていると思います。

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ドライクリーニングは不安ですか?

昨日の続きです。

カシミヤのコートが硬くなってしまった、と言うお客様のご相談を受けている時に、ドライクリーニングになりますか?と言うご質問も戴きました。

どうも、今回の件でドライクリーニングに不信を抱いているらしいです。

現在、クリーニング屋さんは全部といって良いくらいドライクリーニングをしています。
全国に数社、水洗いだけしかしないというお店もありますが、ないに等しい。
預かった品物をすべてドライクリーニングするわけでは有りませんが、かなりの数がドライクリーニングされます。

ドライクリーニング、一般の方には全くわらかないでしょうから、水洗いの方が優れているように思えるんでしょうか。

そもそも何故ドライクリーニングが生まれたかというと、水洗いに問題があったからなんですね。
水で洗うと、色が落ちてくるし、こしがなくなるし、ウールなどは縮んだりします。

形態変化が大きいのが、水洗いの難点なんです。

もちろん、現在の技術ではそれらの問題点をカバーする薬剤や機械もありますので、全部が問題点というわけでもない。

しかし、手間やリスクがかかってしまいますので、料金も高くなります。

そこで考え出されたのがドライクリーニング。
水で洗うと問題がおきるものでも、油で洗うと問題が起きないんです。

ドライクリーニングは有機溶剤で洗っています。
身近なもので言うと、灯油と似たようなものです。

似ているからといって、決して灯油を使って洗わないでくださいね。
とても危険です。(>_<)

油で洗うので、縮まない、色落ちがない、こしもそのまま、の状態で洗えるんです。
この技術が開発された時はまさに夢のようなクリーニングでした。

もちろん、いい事尽くめではないですよ?
管理が悪ければ縮むし色も出るし、と悪い面もあります。
しかし、水洗いに比べれば、変化は極端に少ないんです。

ドライクリーニングで洗う事が多い理由は、色合いや風合いをそのままの状態に維持し易いからなんです。

水洗いもドライクリーニングも、長所と短所はあります。
その悪い所は、技術によってカバーされています。

しかし、それでも事故は起きる。

事故自体、クリーニングの場合はとても難しいので、どれが悪いとはいえないんですね。
衣類が悪いケースもありますし、洗い方に問題があるケースもあります。
品質表示がおかしいケースもあります。

最近ですね、硬くなったとか色がはっきりとではないけど色が若干おかしくなった、と言うようなものは、洗いだけのせいではない様な気がしています。
他の工程にも問題がありますね。

昨日のケースもドライクリーニングも関係ありますが、それ以外の工程にも問題があるように思います。

水洗いもドライクリーニングも、きちんとした工程をふんできちんと作業しないと、おかしくなります。
不安を感じるのも分りますが、その不安を払拭できるような良いクリーニング屋さんを見つけてくださいね。

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カシミヤのコートが硬くなった〜。(>_<)

『お宅で洗ったら柔らかくなりますか?』

カシミヤクリーニング.COMのHPを見ていただいたお客様からお電話をいただきました。
そして、これがその時言われた言葉。

カシミヤクリーニング.COMをやっていると、まず多いのがこのような質問なんですね。

硬くならない?
艶がなくならない?

極稀に着用しすぎて、傷んでいる衣類とか厳しいものがあったりもしますが、こんな事は起こった事がありません。

電話で聞かれるたびに、いったい他所のクリーニング屋さんは何やっているんだ?と不思議でしょうがなくなる質問なんですね。

今回のご相談は、クリーニングから帰ってきたカシミヤのコートが硬くなってしまった。
柔らかくすることは出来ないか?と言うお話でした。

最初にお願いしたクリーニング屋さんにお話すると、蒸気をかければ柔らかくなるから持ってきて欲しいといわれたそうです。

お客様は、触った感じからしても、そんな事で柔らかくなるようなレベルではないと判断し、きちんとしたクリーニング屋さんを探しているうちに当店へたどり着きました。

お客様のお話しを良く聞いてみると、どうも上っ面だけの硬さではないようです。
直に商品を見てみなければ確定的なことは言えませんが、おそらくこのような状態では蒸気をかけたくらいではなんともならないでしょう。

蒸気をかければ柔らかくなる?そんな不確かな事言うな!

この言葉を聞くだけでも、衣類の目利きでまず失敗したんだなあと思います。
柔らかさが特徴の衣類、扱いがとても難しいんです。
硬くなった理由も、想像できます。

おそらく最初のお店では直せないでしょう・・・・・。

今回は、お客様のお話しを聞いて、推測される原因の説明、直る可能性、当店のクリーニングの説明、など等をご説明させていただきました。
それと同時に、まず、最初のクリーニング屋さんともう一度お話しをした方がよろしいとも伝えました。

カシミヤやアンゴラの扱いを簡単に考えるクリーニング業者さんが多すぎます。
私がカシミヤクリーニング.COMを始めた時も、同業者に言われました。

自分たちと変わらない仕事でしょ?
普通に洗ってるよ、なんにも変化ないよ。

私はそこから先はなんにも言いません。
おそらく言っても分らないと思います。

それだけ、私たちカシミヤクリーニング.COMでの仕事は繊細で注意を払いながら仕事をしているんです。

他のお店では通ってしまう事でも、当店では洗い直しの対象であったり丁寧な扱いであったりします。
カシミヤクリーニング.COMをご利用されたお客様が一番感じているはずです。

硬くなったカシミヤに、風合いを良くする加工をする業者さんがいます。
この加工をすると、表面だけとてもやわらかくカシミヤっぽくなるんです。

いいですか?表面だけ。

つまり、硬くなってしまったカシミヤにこの加工をすると、表面は柔らか、でも固くて腰がある不思議な衣類が出来上がります。

この加工自体はとても良いものですが、カシミヤの風合いを維持出来ないからといって安易に使うのはおかしいと思います。

使う前に、もとの風合いを大事にしなきゃ。

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9月30日と10月1日にお問い合わせいただいたお客様へ。

今日はご連絡があります。

9月30日にお電話でお問い合わせを戴きました、東村山のお客様。
教えて頂いた電話番号へ電話をかけているのですが、繋がりません。
どうやら番号が違うようです。
このブログを読んでくださいましたら、申し訳ございませんがご連絡を頂戴できますでしょうか。

そして、10月1日にメールでお問い合わせを戴きました、三鷹市のお客様。
教えて頂いたメールアドレスへ返信をしているのですが、あて先不明で帰ってきてしまいます。
メールアドレスが違うようです。
お手数をおかけしますが、再度メールを送ってください。

メールは毎日目を通しておりますし、すぐ返信する様に心がけております。
しかし、ウィルスバスターなどに引っかかりごみ箱へ入ってしまうメールもあるようです。
削除する前にチェックをしていますが誤って消してしまう事もありますので、3日たっても返信がないときは、お手数ですが再度御連絡くださいますよう、お願いいたします。

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川崎をぐるっと。

今日は朝から、私一人でした。
休みの定番となりつつあります・・・。

と言うのも、子どもたちが温泉大好きでして、じじばばと一緒に温泉に行ってしまうのです。
詳しくは知りませんが、温泉に入ってそば食べて、遊んでまた入って・・・・・、と言うような繰り返しのようです。
今日いたのはロテンガーデンという所らしいですよ。

さて、私以外出かけてしまったので、今日は買い物がてら川崎へ行く事にしました。
目的は靴を買う事です。

私、体が大きいのですが靴も大きいんです。
いつもは新宿で買っているのですが、たまには気分転換にと川崎へ出かけることにしました。

一日空いている訳ですから、のんびりと向かいます。
途中、おちさんのお店の前を通り、少し時間がかかりましたがお店に到着。

大きい靴の専門店だけあって、たくさん靴が置いてあります。

ご主人と話しているうちに、何となく意気投合してしまい、靴を買う事を忘れてしばしお話しをしてしまいました。
うーん、どこも苦労している事は一緒なんだなあ、と感じますね。
お互い励ましあって、買い物終了です。

と、ここで帰ってもいいのですが、せっかくここまできたので川崎駅前のヨドバシまで行く事にしました。
カメラのバッグを探していたのと、こちらにも大きな靴を置いてあるお店があるんです。

しかし、川崎駅周辺はとても混んでいますね。
車できたのは初めてなのですが、もうビックリです。
駐車場に停めるまでに30分以上かかってしまいました。

時計を見ると2時過ぎ・・・。
雨もぱらついてきたので、早く買い物を済ませないと!

まず入ったのが靴屋さん。
ここは品数も豊富で、入って5分でほしい物が見つかりました。
さ〜次はヨドバシです。

ヨドバシカメラに入って、バッグを見ていると、たくさんありすぎてどれがいいか分らない。
選べる幸せってありますけど、たくさんありすぎるとどれを選んで良いか分らなくなります。
仕方なく、店員さんを呼んで相談する事にしました。

私の持っているカメラの構成を伝えて、どのような用途で使うかを伝えると、一つのバッグを持ってきてくれました。
そして、展示品のカメラとレンズを持ってきてくれて、試しに入れてくれます。
ここまでしてくれると、安心して買う事が出来ますね。

もう、オススメで決まりです。

良い買い物が出来ました。

帰りは矢向の駅前を通りまして、ここにも友達がいるのですが、今日は休みだから勘弁してやるか〜てな感じで、そのままスルー。
実際は、御飯も食べていないし疲れていたので早く帰りたかっただけなんです。(笑)

その後順調に帰っていると、今度は宿河原の駅前の友達の店の前を通りました。

うーん、ここはスルーするわけには行かない・・・・。(泣)
しばらく話をしていなかったので、寄って話をして行きました。

なんだか今日は友達の家の周りを走っているようです。
店のシャッターや家のドアに、くどう参上!とか張り紙すれば面白かったかな?などとくだらない事を考えつつ、結局家に着いたのが6時過ぎ。

買ってきたものを片付けしているうちに子ども達が帰って来ました。

こっちは披露困憊、子どもは温泉で英気を養ってパワー全開。
当然、勝てる見込みはありません。
子ども達が寝るまでしこたまやられていました。

昔通った道など、色々と走りましたが、変わっていましたねえ。
お店がなくなったり、マンションが建ったり。
コンビニに変わったり、コンビニがなくなったり。

変わらずに営業をされている店があると、妙に嬉しくって。

10年前の思い出がよみがえって来ました。
10年って改めて長いと思います。。

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