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みなさんに育てられて。

イルミネーション情報です。

昨日の南町の有名なお宅では、明日か明後日あたりに準備が整いそうですよ。
去年は準備に三日かかったとか。
今年は四日ほどかかるそうです。

去年とまたちょっと変えたので、楽しんでもらいたいとおっしゃっていました。

いつもの様にブログに戻りましょう。

月末になると銀行さんがやってきます。
主に集金にきていただいているのですが、今日はこんな質問を頂きました。

『何故、一伸さんはいつも忙しそうなんですか?』

何故って言われてもねえ。(笑)
他は忙しくないの?なんてこっちが逆に聞いてみたりして。

要約するとこういうことらしいんです。
営業を回っていると色々なお店に行きます。
クリーニング屋さんも数多く回っているんだけど、他はあまり忙しく無さそうだし、品物もこんなに置いていない。
一伸さんだけなんであるのかなあと不思議に思った、と言うことらしいんですね。

よそが暇なのか忙しいのかは分りませんが、当店は確かに忙しく見えるかもしれません。
流して仕事をしていないので、いつも仕事をしているような状態なんですね。
ですから、品物も常においてある。

流して仕事をするというのは、シミや汚れが残っていてもそのまま仕上げてしまい、お客様にお返しする事を指します。
薄利多売でやっている所は、数をこなさなければいけませんし、品物の数も多いので早く仕上げてお客様に渡してしまわないと置く所がなくなってしまうと言う問題も抱えているんですね。
ですから、ある品物はとにかく早く上げてしまう、と言うシステムになっているんです。

本当にうちとは対照的な仕事です。

銀行員さんに、違いを説明しますと、次の質問がやってきます。

『大きくしないんですか?』

うーん、これもまた難しい質問で、大きくしたいとかそういう欲はないんですね。
お客様に納得してもらえる、喜んでもらえる仕事が出来るなら、大きくしてもいいかなと思いますが、現実はなかなかそうもいきません。
体が大きくなれば、維持する為に何かしら犠牲になります。

大きくする事はもちろん良い事だと思いますが、日本に一軒くらい、うちのようなお店がってもいいんじゃないかなあと思っています。

実は、この言葉、お客様に言われた言葉なんです。

今から二十年程前の話でしょうか。
当時、クリーニング屋さんは取次店ブームで、猫も杓子も取次店を出店し大きくしていく事が正しいとされていました。

当時、うちの社長は大きくしようとは思っていなかったのですが、お付き合いのあったメーカーさんからの強い要望で、取次店の出店をしないか?と打診されていたんです。

物凄く悩みました。
今の仕事が維持出来ないかも知れない。
今ご利用されているお客様は納得して頂けるだろうか?

そこで、お客様にこういう話が来ているんだけど、と相談したんだそうです。

その時に言われたのが、先ほどの言葉。

『日本に一軒くらい、一伸さんのようなクリーニング屋さんがあっても良いよね。僕たちが食べていけるようにするから、このままでいてね。』

僕たちが食べていけるようにするから、と言う意味は、お客様としてずっと利用してくださる、と言う意味です。
だから、変わらないでねと。

こういう言葉を当時のお客様にたくさん頂いたそうで、それが現在の当店の基本になっています。

転勤などで引っ越されたりして、ご来店されなくなったお客様もいらっしゃいますが、お近くに着ていただいた時は、挨拶に寄っていってくれます。
それもまた嬉しい瞬間です。

当店の歴史はお客様に助けられて来ました。
献血の話なんかも、今度書きたいですね。

人の温かさに育てられています。

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