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2007年2月

親切なんだか何なんだか。

ブルーのジャンパーを洗う時のことです。

最近、ナイロン製の薄手のジャンパーを洗うとき、少し気を使っています。
と言うのも、家庭製品品質表示のところが少し変なのが多いからなんです。

素材から言って、ドライクリーニングしても平気に見えるのに水洗い指定だったり、ドライクリーニング出来ないでしょ!と言うものがドライクリーニングできると表示されていたり。

今日扱ったブルーのジャンパーは、某会社のものでした。
背中には会社のロゴがプリントされているので、明らかにドライクリーニング×と思われるもの。

念のため、品質表示を見て見ると、ドライくりーにんぐできると書いてあるんです。
ちょっとびっくり。
本来、プリントはドライクリーニングすると剥がれてしまいます。
バインダーと呼ばれる接着剤がドライクリーニングの溶剤に溶けてしまう為、プリントが剥がれてしまうのですが、中には少々のドライクリーニングでは剥がれないツワモノもあります。

今回の商品もツワモノの一部なのかな?と思い、念のため再度よく商品を見ていました。

素材的にはプリント以外、問題になるような所がないので、ドライクリーニングをしようとしたのですが、なぜかとても気になる。

直感です。

そこで、もう一度品質表示を確かめる事にしました。
品質表示は最初の通りドライクリーニング出来ると表示されています。
所が、さらにもう一枚注意書きが着いていまして、そちらの方に、こう書かれていたんです。

プリントのあるものはドライクリーニング禁止。

やっぱりそうか・・・。
再度確認してよかったです。

何故このような表示になったかと言いますと、この商品、本来は無地のジャンパーなんですね。
そこに、会社のロゴをプリントできるサービスをしているんです。
で、元の商品はドライクリーニングしても問題がないのですが、サービス上プリントをつける事があるので注意書きにとどまったんでしょう。

親切と取るべきか、不親切と取るべきか。

絵表示で分かるようにしてあるはずなのに最近は付帯表示の注意書きまでよく読まないと何が起こるか分かりません。
中には絵表示と全く逆の事が書かれていることもあるので、さらに悩んだりもします。

多様化している品物や技術、サービスに絵表示がついていけなくなっているんでしょね。
今回は、良い教訓となりました。

品質表示の部分、みなさん切らないでくださいね。

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汗と色落ち

洋服には色落ちと言う現象があります。
もちろん全部の衣類にあるわけではないのですが、その中の一部の商品には、俗にいう染色堅牢度の低い商品があるのは間違いありません。

色止めが不完全だったり、過剰染色と言うのもありますね。
過剰染色とは、生地によって染まる量と言うのは限界があるのですが、限界以上に色を乗せてしまい、表面に色が乗っかっているような状態になってしまうんです。
染まってないので、簡単に色が落ちてしまいます。
濃い色に多いですね。

ただ水をつけただけで落ちるものもあります。
中には擦れただけで落ちるものもありますね。
代表的なものはGパン。
インディゴ染めというもので染められているのですが、インディゴ染めは非常に色が落ちやすいんです。
子供の頃に、白いパンツが真っ青になっていた経験、みなさん一回はあるでしょう。

そして、水は色が落ち辛いものでも汗になると落ちてしまう、と言うこともあるんです。

脇の下は一番汗かきますよね。
その部分の色落ち、経験あるのではないでしょうか。

汗には色々な成分が含まれています。
その成分が悪さをするんですね。
すぐ落ちてしまうものだけでなく、汗が付着したままですと時間をかけて色落ちする事もあるんです。

ですから、汗がついた服は洗わないといけない。

衣替えの時に、洗ってから仕舞いましょう、と呼びかけるのはこの事だったんですね。

今日お預かりした服も、汗で下にきていた服の色が落ちてしまい、白いカーディガンについているものがありました。
中にきているものがとても綺麗な色なので、私たちプロが見ると色が落ちそうだなと思うのですが、一般の方はなかなかそうは思わないですよね。
白とのコントラストで、見栄えも映えるので着たい気持ちも良くわかりますし。

顔料染めと言うものもあるので一概には言えませんが、綺麗な色をだしているものや濃い色のものは一応注意しておいたほうが良さそうです。
落ちた色が他の衣類に移ると言う事もあります。

着合わせには注意しましょうね。

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変化していっている汚れ。

実は昨晩、某クリーニング組合の青年部主催の新年会に行って来ました。
怪しい事はしていないのですが、諸事情により詳しく書けないのが悔しい・・・。
クリーニング屋さんの別の顔が見れるんですけどね。

集まったのは30代から40代まで。
青年部とは言いますが、どこも後継者不足の感は否めません。
おそらくクリーニング屋さんにはもっと若い人もいると思うのですが、組合活動に出てこない人が圧倒的に多いんですね。

この辺の問題は非常に微妙な所です。

さて、その新年会でYシャツを主に扱っている業者さんとあいました。
クリーニング屋さんの中には、Yシャツ専門店と言うお店もあるんです。
クリーニング屋さんの下請けなどをしているんですけどね。

その方の話によると、ここ最近Yシャツの襟汚れが落ちないと言うんです。

詳しく聞きますと、今までなら落ちていた汚れが、全く落ちないので、更に手間をかけているというお話でした。
それでも落ち辛いらしいのです。

今までやっていた作業を参考に聞いてみても、手を抜いているわけでもなく、作業自体合理的で理に叶っている作業です。
それで落ちないとなると厄介な話になります。

そういえば、去年あたりからずいぶん同業者から相談を受けていました。
そのほとんどがシャツ洗い方。

Yシャツの値段からしてあまり手をかけるような事が出来ないから、何とかいい知恵は無いか?と言う相談が多かったですね。

手をかけるというのは、単純に汚れた箇所をささらと言う先の割れたたわしのような物で汚れをかき出す作業を指します。
ところが、この作業、物凄く手間がかかるんです。
一枚一枚手作業なので、なかなか終わらない。
Yシャツの値段がそんなに高くないのでどうしてもコスト割れを起こしてしまいます。
モノによっては破れる可能性もありますしね。

そこで、手をかけないで綺麗にする方法を探すわけです。
洗剤を変えてみたり、別の薬品を使ってみたり。
洗う時間を変えたりもしていますね。

各社色々と試行錯誤しながら対応策を探していると言った所でしょう。

襟汚れが落ち辛くなった原因も色々とありそうです。
最近風が強い日がありますので、前に比べて土や砂が舞い上がっている事もあるでしょう。
実際、白いコートなどの全体的な汚れが本当にひどいんです。
ただ着て外に出かけているだけでうっすらと汚れてきます。

汚れも日々変化していっているんですよね。
こうして集まった時に、話をしてどう対策をとるか?そういう話をしている時が実は一番楽しかったりします。
中には仕事の話を嫌がる人もいますが、悩んでいる事はみんな同じですからね。
飲んでいる中で、そんな話を少しする位いいんじゃないかなと思うんです。

今回は意見交換で終わりましたが、次回会うときは何か別の答えが出るといいなと思っています。
どこも研究している最中ですから、そろそろ面白い答えが出てきそうな予感です。

次会うのが密かな楽しみです。

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3月3日の土曜日は郷土の森へ行きましょう。

今年初めて郷土の森へ行って来ました。
梅まつりが開催されているので、混むかな?と思い、開園間もなく入場。

だって先々週は8千人も来場があったらしいんです。
今日も寒かったですが晴れていたので人がけこう出ていました。

まずは園内で子供と遊びます。
ボール蹴ったり、フライングディスク飛ばしたり。
幸い私たち以外は梅を見に行っているので、遊び放題です。

ひとしきり遊んだ後に、今度は池へ鯉の餌やりに。

池の周りで餌を投げ始めると、なぜか鳥が寄ってくるんです。
ハトやカモ。
何で集まるのかな?と思っていると、鯉の餌を横取りしています。
鯉のほうが圧倒的に数が多いのですが、いかんせん動きが鈍い。(笑)
かなりの数をカモとハトに食べられていましたね。

その後、園内をぐるりと回っているとなんと大道芸人がいるんです。

ボールを使った芸や今では珍しい南京玉簾。
会場が盛り上がる盛り上がる。

そこでなんと来週土曜日は大道芸人が10人ほど集まり、珍しい芸を披露してくれると言うではありませんか。

みなさん、お時間の取れるからはぜひ郷土の森へ行ってみてください。
上野や浅草で見るような芸が府中で見る事が出来ます。
おすすめですよ。

郷土の森の梅もほぼ見頃になって来ました。
園内では週末にあわせてイベントも数多く行われています。
駐車場も、臨時駐車場が開設されていますので安心です。
無料駐車場ですから、遠方の方も気にせず来られますね。

あ、もう一つお勧めがあります。
無料駐車場の前に焼きいも屋さんがいるのですが、ここの焼きいも、何気に絶品です。
紅東を使っているらしいのですが、中が半透明の真っ黄色!
食べるとめっちゃ甘いですよ。

郷土の森で遊んだ後は、焼き芋をホクホク食べながら帰る。
おすすめです。

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ドライクリーニング中止。

ここにきて、数人の友人のところでドライクリーニングの機械が故障。
やむなく仕事を中断すると言った事態になりました。

修理したり、買い換えたり、対応は様々ですが、ドライクリーニングの機械が壊れると、ほぼ工場の中の仕事は止まってしまいます。
代わりが効かないんですよね。

ドライクリーニングの機械のほかにも、これが壊れると代えが効かない、と言うものがいくつかあります。
逆に、壊れても何とか対応できるものも。

この時期はまだ寒いので品物の数もそれほどでもないですから、大変でしょうが何とか対応が出来ているようです。

機械の故障以外に、ドライクリーニングを中断せざろう得ない状況と言うものがあります。
それは、溶剤に色が出た場合。

ドライククリーニングしている最中に、洋服から色が出て、溶剤が染まってしまうと言う事があります。
普段は透明から日本酒の間くらいの色なのですが、それに色が付いてしまうことがあります。

こうなるともう大変。

以前も書きましたが、ドライクリーニングは洗濯液(溶剤)をろ過しながら使っています。
使い捨てしないんですね。
ですから、ろ過しきれないで汚れていたり色がついている状態で洗ってしまうと、服に汚れや色がついてしまうんです。

色が出やすい服ってあるんですよ。
また、色が出やすい溶剤と言うものもあります。
いろいろなメーカーから溶剤が出ていますから、各々の店でそれをチョイスしているわけです。

さて、溶剤に色がついてしまうと、その時点で仕事は中断です。
そのままじゃ使えない。
どうするか?

溶剤を丸ごと交換と言う手もあるのですが、他の手を使います。
設備にも寄るのですが、

一つは真新しいカートリッジフィルターで、更に強力にろ過する。
もう一つは、溶剤を蒸留する。

蒸留器を備えている所は蒸留してしまうでしょう。
これがいちばん簡単です。
出てきた時には、まっさらな溶剤が出てきます。

真新しいカートリッジフィルターを使うと、これも恐ろしいほどに汚れや色を吸い上げてくれるんです。
色は抜け、ほぼ真ッさらな状態の溶剤に近くなりますね。
ここまでくれば洗ってもOK。

ですが、カートリッジフィルターの場合、このままでは終わらないんです。
カートリッジフィルターを交換しなければいけません。
カートリッジフィルターには汚れや色を吸い取る限界があります。
溶剤が使えないほど汚れているものを綺麗にしたのですから、当然カートリッジフィルターも性能が落ちているわけで、そのまま使っていると汚れを吸着せず、溶剤がまた汚れてしまいます。

ですから、非常にもったいないですが、交換。

ほこりとかならまだ取れるんですが、思い切って交換です。

カートリッジフィルター、結構高価なものですから、懐もちょっと痛い。

色が出る服をちょっとだけ恨めしく思うときもありますね。

このように、クリーニングってコストかからないような印象が強いのですが、実は様々な所でコストがかかっていたりしています。
更に産業廃棄物ですから、処理費用がかさみますしね。

クリーニング屋さんが、きちんとした衣類を売って欲しい、と言う願いにはこうした苦労が裏に隠されています。

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風邪の時は無理しないでください。

今日、集配にお伺いする予定だったお客様からメールが。
前日より体調が優れないのでお休みをしているようなのです。

天気があまり良くなかったので来週へ変更させてもらおうと思っていたのですが、そんな事よりも体調の方が気になります。

どうやら風邪のようなのですが、一人暮らしなんですよね。
そこが一番心配。

私も一人暮らしは長かったので、どんな時大変か分かっているつもりです。
なんでもないときは気楽でいいんです。
でも、一度病気になると、これほど大変なものはありません。

食料や飲み物のストックがあれば何とかしのげますが、万が一切らしていたりするともう大変。
買出しにいけないほどひどいと、悪化させてしまいますしね。

また、一人暮らしの方はとかく我慢しがちなんです。
もう少し寝ていれば明日には治るだろうとか、このくらい大丈夫とか。
そんな事をやっているうちに、肺炎になってしまう人がいます。

だから、一人暮らしの方は我慢してはダメ。

危なくなる前に手を打つか、危ないと思ったら遠慮しないで人を使わないとダメです。

今回も、心配だったのでいつでも買出しや病院へ連れて行くことは可能だとお伝えし、遠慮なく使って欲しいと伝えました。

近くにご家族の方がいらっしゃれば良いんですが、そうでない方のほうが圧倒的に多いですからね。
こういう時は、近くのお店に迷わず走りこみましょう。
どんな事を言えばいいか分らないときは、病院が近くにないかとか、救急病院はどこかきいてみるといいかもしれません。

人が困っている所を黙って見過ごす商売人はいません。
何かしらアドバイスしてくれるし助けてくれると思います。

当店でも、昔肺炎にかかったお客様が来た事がありました。
3日間高熱でうなされて、もうダメだと思い、当店へ着てくれました。
知り合いも無く、家族も近くにいないので、どうしようかと迷っていたのですが、一度当店をご利用くださってわらにもすがる思いだったそうです。

連休中だったので、すぐさま救急病院の場所を調べ、連絡、
行くと、肺炎だと分かりもう少し遅れると本当にやばかったらしいです。

ほんと、我慢は禁物ですよ。

この方、医療関係の学校に通っているのですが、自分の事になるとやはり我慢してしまうようです。

若い方も、お年よりの方も、病気の時は遠慮しないで来てくださいね。
困っているときはお互い様です。

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新品のシャツを

ユニクロのシャツを買ったお客様がいらっしゃいました。

ユニクロのシャツって、結構いい出来なんです。
縫製が割りとしっかりしているので、結構丈夫です。

そのお客様、新品のシャツを着て、すぐに当店へクリーニングに出されました。
その後、早速返って来たシャツを着た時にこう言ったそうです。

新品の状態は着辛い。
やっぱりちゃんとアイロンがかかってないと。

このお客様、毎日着ているシャツをきちんとクリーニングしてあるものを着ていらっしゃるので、新品のシャツが着辛く感じたんでしょう。

新品のシャツはきちんとアイロンはかかっていません。
着辛いのはある意味当たり前なのです。

やはり、糊がきちんとついてきちんとアイロンがかかっていると、シャツが体にまとわりつかず着やすい。
しかも、クリーニング屋さんで仕上げているシャツは、人型の機械に着せて仕上げているので立体的に仕上がっているんです。
だから余計着やすい筈なんですね。

これはユニクロだから、と言うわけではありません。
ごく普通の出来事です。

アイロンがかかった方が着やすいのは分かっていても、ご家庭で洗っている場合、毎日アイロンをかけるというのはとても大変です。
アイロン台が違いますし、かけ方も違います。

一般の人がよくやるのが、擦る様にアイロンをかけてしまうこと。
そんなにすばやく動かしてもしわは伸びません。
どちらかと言うと、ゆっくりの方が伸びやすくなります。
また、どうしてもかけやすい、面積の広いところからかけてしまう傾向がありますが、これもNG。
アイロンがけにはある種の法則のようなものがあるんです。

その法則とは、しわになっても問題ないところからかけていく、と言うこと。
逆にいうと、一番シワがあっちゃ困る所を最後にかける様にすると見栄えが良くなります。

よく言われているのが、襟と胸のあたり。
この辺を最後に回すとかけ終わった時に割りと上手に見えるはず。

分かり辛い時は、クリーニング屋さんの仕事を良く見てみましょう。
決まったパターンで動いているのが分かるはずです。

暖かくなる前のこの時期は比較的クリーニング屋さんは時間が余っています。
こういう時期を狙って、話し掛けてみてくださいね。

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お客様とのコミュニケーション。

夜、広島の友達から電話をもらいました。
最近、のどが調子悪く、ちょっとダミ声なので心配かけちゃったようです。

体はすこぶる元気ですので、ご心配なく。m(__)m

その時の話で、お客様とのコミュニケーションを大事にされているクリーニング屋さんのお話を伺う事が出来ました。

そのクリーニング屋さん、なんとご主人が毎月1回新聞を出しているそうで、いまやつきに800枚配っているそうなんです。
もう30何号とか。

内容は、クリーニングの事だけでなく、日常起こった何気ない話、新聞の記事など、多種多様にわたるようです。

そこのクリーニング屋さんは、お客様とのコミュニケーションをとても大事にしているんですが、ご主人が配達に出かけてしまうと、お客様と直にお話が出来ないと思い、 新聞の発行を思いついたそうです。

新聞を発行する事自体、凄い話なのですが、クリーニング屋さんの立場からするともっと驚くのが衣替えの繁忙期もそれをこなしていると言う事。
衣替えの時期は、ただでさえ忙しくなります。
毎日品物であふれかえりますし、朝から夜まで仕事をやっても終わらない日が何日も続くんです。
体も疲れる、心も疲れる、そんな時まで発行しつづけるなんて、もう凄いとしか言い様が無いんですね。

クリーニング屋さんは、お客様とお話をするのを避けて来ました。
経営コンサルタントさんはみな、何秒でお客様を返すか?その事について一生懸命説明していました。

ところが、そんな中で少しずつですがお客様とお話をする業者さんが出てきたんですね。

30何号と言う事は、3年近くやっておられると言う事でしょう。
続ける事の難しさ、私も多少なりと分かります。
3年の月日は、長いなあ。
ここのブログも今年中に1000投稿を迎えます。

負けないように、うちも頑張らないとね。
少しずつですが、何気ないクリーニングの話を伝えていきたいと思います。

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今年は意外と汚れているかも。

今年は暖冬のせいか、2月に入ったあたりから、オーバーなどの獣毛衣類が出始めています。
なにせ、本当に暖かいですからね。
こんな陽気で、いつまでもオーバーなど着ていられない、と言った所なんでしょう。
実際、寒い日は限られていますし、今日も寒かったですが、また明日から暖かくなる。
今年は着る機会が少なかったのではないでしょうか。

ところが、すでに出始めている獣毛衣類を見ていると、例年より汚れているかな?と感じたりもしているんです。

今日もカシミヤのオーバーを預かってまいりました。
最初、気付かないうちに汚れが付いてしまった、とおっしゃるので、汚れを確認していると、全体がうっすらと汚れている事に気付きます。

お客様も一緒に確認されていたので、二人で、全体的に汚れていますね、と確認。

思わず、今年はあまり着ていないのにどうしてこんなに汚れてしまったのか?2人で話し合ってしまいました。

色々原因はあると思いますが、今年は雨が少なかった。
ほこりが舞いやすく、風がかなり強い日もあった事などを考慮すると、空気が汚れていたのかなあ、と推測します。

黒っぽい服などは、あまり気付かないのですが、白い服はかなりの確立で全体的に汚れています。

あまりおすすめしませんが、街中で白いオーバーやコートを羽織っている人の服を見てみましょう。
袖の裏やポケットの回りが汚れているのはもちろんですが、それ以外にも全体的に黒っぽく汚れているのが分かります。
若干、茶色が混ざっているような感じなので、砂や土などではないかと分かるでしょう。

あまり着ていないから、とクリーニングに躊躇する方もいらっしゃるかと思います。
でも、今年は結構衣類にとってハードな年だったかもしれません。
迷ったら、じっくりと衣類を見てください。
すると、気付かなかった汚れが見えてくるかも。

汚れていたら、着用日数が少なくても、クリーニングですね。

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派手じゃないですからね。

最近、テレビや雑誌などでクリーニング関係のお店が取り上げられてますよね。
皮の専門店だったり、しみ抜きの専門店だったり。

今まで取り上げてもらえなかったので、この様にメディアに出ると私も非常に嬉しい。

ちゃんとした業者さんもいると言う事が伝わるのが嬉しいし、同業が頑張っている所を見ると私も頑張ろうと思いますよね。

当店にも、雑誌社からの問い合わせって結構あるんです。
取材とまでは行きませんが、それまでの下調べと言った感じでしょうか。

しかし、質問を聞いているうちに、クリーニングってどんなことしているか分からないんだろうなあ、と言うのが見えてくるんですよね。

まずよく言われるのが、薬品を調合してクリーニングしているのですか?と言う話。
ドライクリーニングの溶剤を、独自に調合してやられているか?と言う質問のようです。
まずクリーニング屋さんで溶剤を調合するなんて話は聞いたことがありません。

染み抜き剤の調合や洗剤の調合はありますよ。
でも、溶剤の調合は無いですよね。

次に言われるのが、何か特別な物を使っているのか?と言う話。
環境にいい洗剤を使っているのかとか、体にいい洗剤を使っているのかとか。

どうも、特殊な事をやっているとか環境に取り組んでいると言った話がどうしても欲しいようなんです。

そんな時、当店では包み隠さず、どういった仕事をし、どのようなものを使い、他店とどうして違うのか?説明させて頂きます。

でも、派手じゃないですし、センセーショナルでもないので、その先は無いんですよね。(笑)

言葉の使い方で、派手にする事は可能です。
実際、現在マスコミに取り上げられているクリーニング屋さんで、どこでもやっているような話を、さも特別な技術だと言わんばかりに話している業者さんもいます。
それもまた、営業のテクニックなのかもしれません。

でも、うちはそういう事は言いたくないんですよ。

私の知っている物凄い技術を持っている人も、やっている事は結構地道な作業ばかり。
その作業の積み重ねがいい仕事であって、特別な事をやっているわけじゃないんです。

仕事って、結構そんなもんだと思います。

それと、染み抜きやさん達の様に見た目でパッとわかりやすくないと言う事もあります。
カシミヤクリーニング.COMでは、ふわっと仕上がりますし、艶も維持出来ます。
表面の汚れも落ちて、綺麗になるんですが、それを写真にとっても、うまく伝わらないんです。
写真で柔らかさなんて分からないですしね。

でも、ご利用されたお客様からは、喜んで頂いております。

それが一番嬉しいんですけどね。
コツコツと、地道に繰り返していく、そんな仕事もいいもんです。

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熱い話

今日は、名古屋より友達が上京していまして、夕方から元住吉の居酒屋さんで飲んでおりました。
その友達のために、クリーニング屋さん数人が集まって頂きまして、楽しいひと時を過ごしていたんです。

そこでの話。

名古屋の友達が帰り、そこで事件が起こりました。

ここでもよく出てくる、おちさんと言い争い。(笑)

話の元は、年末におちさんにクリーニングの機械屋さんを紹介して頂いたので、その後の話をした時の事でした。

実は、作業がまだ途中でして、年明けに来ると言ったきりまだ来ていない。
私は、その機械屋さんの対応を情報として伝えたつもりだったんです。
次におちさんが誰かに紹介する時に、より詳しい情報があったほうがいいかなと思ったんですね。

しかし、おちさんからすると、そんな情報は要らず、来ないなら即座に電話すればいいじゃないか、と言う事になりまして、言い争いに。

お酒を飲んでいる席ですし、二人とも論点がずれているので元から話し合いにはならないんですけどね。

しかしこの話、意外な方向へ話が転がっていきます。

クリーニングの機械屋さんを信じているか信じていないか?と言う所に行ったんですね。
私は、仕事としてやっているし、当店へ来てお互い長い付き合いをするためにきちんと仕事をする!と明言されていった方ですから、ちゃんとするだろう、と思っていたわけです。

しかし、彼曰く、そんなの信用するから後手に回ると。
早いうちに対応取れば自分も嫌な気にならないで済むというわけです。

その話も何となく納得。

でもですね、ここにクリーニング業界の問題点があるような気がするわけです。
クリーニング屋さんの関連業者さん、実はちょっと問題があるケースが多いんですよ。
修理を頼んでもちゃんと直せない。
毎日の仕事なのに、急な対応が取れない。
メーカーも責任を持たない。

そんな事が多いんですね。

ようは社会的に見ても、きちんとした対応が取ってもらえない事が数多くあります。
クリーニング業自体、全体の売上がそんなに高くないので、きめ細やかな対応が取れないのかもしれませんが、だからと言ってなあなあで仕事をしていい訳ではありません。

きちんとやってもらえないから、自分たちでやる。

確かに一理ありますが、本当にいいのかな?って思うんですよ。
表面上は何も無かったかのように付き合っていても、内心信用していないって事でしょう?
そんな付き合いの中で、いいものが生まれるとは思えないし、そこがクリーニング屋さんの問題点でもあります。

こんな程度で良いんだよ、と扱われている業者さんは、自分たちが仕事をしている時にお客様にきちんとした仕事が出来るのかなあ?
だって、立場が変わっただけで、今のクリーニング事情と似ていると思いませんか?

お客様は、クリーニングに出しても変わらないから、自分で洗っているわけです。

ふと、おちさんとの話の中で、これはお客様とクリーニング業界の関係に近いかなと思いました。

世代が変わり、一つ一つ修正が始まっていますが、まだまだ問題は山積です。

かなり激しい話し合いになりましたが、お互い知った中ですので、最後はお互いのずれを確認し無事話は終了。
次へつながったかな?

そうそう、クリーニング業界のもう一つの問題は、この情報の不足なんです。
情報が回っているつもりでも、実はそうでもない。
情報なんて小さい話から大きい話まで色々あります。
誰が必要とするかなんて分からないし、重要な話が必要であるかと言うとそうでもありません。

案外、ちょっとした話が必要だったりする事もあるんです。

しかし、どうしてかそのような話が回らないんですね。
みんな自営業ですから、もう少しその辺の意識を変えていかないといつまでたっても同じ事の繰り返しかなあと思います。

情報の共有は、悪徳な業者の排除にもなるし、必要だ思うんですけどね。

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あんなものが倒れるんですね。

今朝、気合いを入れ、いざ配達へ!と意気込んで車を取りに行きました。

駐車場から車を取ってくると、なにやらお店の前がざわついています。
何かあったのかな?と思っていると、後ろの方から救急車が。
しかも、その後に消防車もやってきます。

何かがあったな?と思い、みんなの視線の先に目を移すと、なんとショベルカーが倒れてる。

ちょうど当店の向かい、トリミングルーム JUMBOさんの前でガスの工事をやっていたんですよね。
そこのショベルカーがどうも倒れたらしいんです。

もう、周りは騒然としています。

一人、救急車へ運ばれていました。
すぐ乗せられたので、下敷きになったというわけでは無さそうです。

あまり大きくないショベルカーですし、今日は風も無かったので何で倒れたのか、ちょっと不思議でした。

その後、ショベルカーははじっこに追いやられ、いつの間にやらもっていかれてしまいました。
運ばれた人、大丈夫だったかしら?

まさか、朝一であんなものを見るなんて思わなかったので、ちょっとびっくりです。
なんか、今週は普段と違うもんをたくさん見てきたような気がします。

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クリーニングに必要な研究。

私たちクリーニング屋さんにはやっておかねばならない研究があります。
それは、事故品の研究。

よくお客様に、いろいろな素材があって大変ねと言われます。
新しい素材が出てきた大変ねと言われます。

まさにその通りで、毎年毎年、新しい製品が出てきて、その都度今までの常識が覆るような事故が起こったりしているんですね。

表示通り洗ったのに色が出た!とか。
ポリエステルだから大丈夫だと思ったのに・・・・、とか。

しかも、新製品が出ると、それから数年は続くんです。
さらに、その商品が売れているものだと、模倣された商品も出てきますから、知らないと大変な事になります。

この研究、自社でやる人もいますし、勉強会に参加して知識を得たりしています。

先日も、地方の友達から資料を送って頂きました。
内容は、水洗いについての研究や、事故品についての話がかかれていました。

私たちはもう慣れっこですが、この資料、一般の方が見たらおそらくびっくりするでしょね。
みなさんがその品質の高さを信じて疑わないブランド物が、結構大変な事になっていたりします。
いい商品で、長く使えると思って購入したのに、一回も洗う事すら出来ないなんて、なんていう商品もありましたね。

有名なブランド名がずらりと並んでいました。
しかも写真つき。

事故には色々な原因があります。
作りの問題であったり、染色の問題であったり。
異素材の組み合わせもありますね。

品質表示には載っていない、糸や芯地、裏に張ってあるフィルムなど、表からは確認取れないものが事故を引き起こしていたりします。
洗濯表示がきちんとテストされて付けられていたなら、ある程度想像もつくでしょうが、その表示すら怪しかったりすると、推測すら出来ません。

メーカー名指定で、このメーカーのこの品物は危ない、といった情報も回って来る事があります。

私たちの仕事は、万が一事故を起こしてしまった時に、頂く料金の何倍も弁償しなければならないリスクを背負っています。
お客様の気持ちまで悲しくさせてしまうんですよね。

ですから、なるべく事故を起こさぬように、日々色々な情報を仕入れ、クリーニングをしています。

クリーニングの仕事の奥が深い理由の一つですね。

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町田へ。

今日は午後から所用で町田市へ。

町田市周辺は、父が配達へ出ているので、あまり行きません。
年に1回、神奈川で行われる展示会に行く時に通るくらいでしょうか。

鎌倉街道をひたすら走り、町田駅周辺をうろついておりました。

久しぶりに通った鎌倉街道は本当に綺麗になりましたね。
道路の幅は広いし、とても走りやすい。
コンビにも新しく出来ていたり、他にもちらほらと見かけないお店が多数ありました。

町田の面白い所は、お店がかなり多くある所でしょうか。
東急ハンズなどのマニアックなお店から、昔ながらのお店も見かけますし、派手に着飾ったお店も見つけることが出来ます。

今までは府中から行くのに、途中迂回する所があったのですが、道路が新しくなりそのまま通行する事が出来るようになって、時間も短縮。
かなり近くなった感じです。

ただ、多摩市から町田市へ抜ける道路は道路の幅も広くまっすぐな為ちょっと恐いんです。
どこかでネズミ捕りやってないかなって。
スピード出さなければいい事なんですが、周りに合わせていると気付いたら・・・・、何てこともありそうでちょっと恐いんですよね。

なるべくこの道路は、メーター見ながら安全運転でいくようにしています。

用事も済み、今度はぐるっと回って川崎方面へ。
夕方の道はやっぱりちょっと込みますね。

年度末のせいか工事がやたら多くて、走り辛いですけど、それと同時に工事現場が多いのにも気付きました。
新しいマンションや、建て替えが目立ちますね。

と同時に、クリーニング屋さんも。
この時期ですからさすがにどこのお店も、仕事はしていないようでしたが、場所によって集中してクリーニング屋さんがあったりすると、需要の高さが分かったりしてとても面白いです。

いつも集配で出かけていますが、やはり違った道を走るといろいろと発見があります。
不思議な事に、こうして走った周辺から、集配のご依頼が着たりするんですよね。
お電話をいただいても、どの辺か、すぐ想像できます。

別に霊感とか強いわけでもないんですけどね。
ちょっと不思議です。

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光の加減

シミや汚れって、結構光の加減で見えたり見えなかったりします。
ある場所では目立ってしまうのですが、家にいたりすると全然目立たないなんて事も。

Yシャツのてかりについてご相談を受けました。
ある有名クリーニング屋さんで洗うと、カフスのボタンのあたりが光るらしいのです。

お店にお持ちいただいて、見てみると、てかりと言うよりは強くプレスしているといった感じで、そんなに気になる程強くは見えないんだけど・・・・、と言う印象でした。

そして、今度はお宅にお伺いして、件のシャツを拝見すると、確かに光っているんです。
これにはびっくり。
お宅で拝見するとそのてかりが非常に気になり、これでは着たくなくなるという気持ちも良くわかります。

そのシャツもちょっと変わっていまして、襟とカフスが真っ白で、身頃は黒なんです。
こういうシャツはかなり難しくなります。

というのも、色の違いでクリーニングの方法が全く違うからなんですね。
白を白くあげようとすると、黒い色がくすんできてしまいますし、黒にあわせたクリーニングをすると白が綺麗にならないんです。

触った感じ、襟や袖口の汚れ具合などを見て判断すると、どうやらここのクリーニング屋さんは黒の色に合わせてクリーニングをしたようです。
すると、カフスのてかりも何となく原因がつかめてきます。

このようなシャツのクリーニングが難しいと言う理由やクリーニング方法を説明し、一旦お預かりする事にしました。

ところが、お店に戻ってきてみんなに見せた時にまたもやびっくり。
お店で見ると、てかりが全く見えないんですね。
普通のシャツに見えてしまうんです。

これはおそらく今までのクリーニング屋さんも判らなかったんではないかと思われます。
おそらく、アイロンでのてかりと判断して、仕上げていたんではないかなあと思うんですね。

で、このてかりの原因は、おそらく糊だと思います。
身頃を触った感じが糊の感触が全く無かったので、襟とカフスにだけスプレーなどで糊をつけ、プレスをしたんでしょう。
まれに、このような仕上げをすると、糊がてかったりするんです。

今回の場合、そのてかりが見つけ辛かったんでしょう。

一旦普通にクリーニングをし、仕上げの段階で少し手をくわえる事で行く事にしました。
通常の仕上げでは、てかりがどうしても出るような気がするので、別仕上げになります。

どこまで元に戻るか?
頑張りどころです。

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美味しいもの探し

中河原に引越しをされてきて、ある程度時間が経つと、みなさん同じような事を質問されます。

美味しいお店ないですか?

中河原って、NECあるし、東京エレクトロンあるし、関連企業あるしで、割りと人が多い地域だと思うのですが、食べる所が割りと少ないような気がします。
だから、みなさんある程度経つと、大体行き尽くして他にお店が無いか?と聞いてくるようです。

新しく引っ越されてきた方もいらっしゃるでしょう。
思いつくままに美味しいと言われているお店をいくつかピックアップしてみたいと思います。(笑)

中河原近辺ではラーメン屋さんが結構多いのですが、わりとどこも評判がよろしいようです。
えぞ千さんもとても評判がいいですね。
本宿トンネルの農協横にある、ラーメンショップさんも評判がいいようです。

お寿司屋さんを探している人もいらっしゃいました。
お寿司屋さんは、えぞ千さん向かいの京らくさん。
ここは持ち帰りが出来るのですが、とても美味しいですね。
おすすめです。
他に、府中ではないですが、聖蹟桜ヶ丘にしのぶ鮨さんがあります。
ここも非常に美味しいです。
ちょっと多摩川を散歩して、帰りに寄っていくなんてのもありですね。

中河原にはイタリアンでとても有名なお店があります。
フローラさんです。
当店並び、40Mほど駅よりの所ですね。
ここは雑誌に掲載されたりしてますので、ちょくちょく遠方からお客さんが着ているようです。
通り過ぎて、当店で場所を聞かれる事が何回もあります。

お蕎麦屋さんは私の大好きなよし木さんがありますね。
本宿トンネル手前の道路を右折、そのまましばらく走るとお店があります。
ここの天ぷら蕎麦が大好きです。

大人数でわい合い食べたいときは、北京家庭菜さんへ。
ここはとてもボリュームがありますから、絶対少人数で行ってはいけません。
5人から6人くらいがベストですね。

思い出し始めると止まりませんね。
自転車や車があれば、ちょっと出かけるだけで美味しいお店はたくさんありますしね。
今日はこの辺で。
たまにこの企画やりましょう。(笑)

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お嬢様?

日曜日に、家に帰ってくると妹が来ていました。
なにやら母と話をしていた模様・・・。

その内容が今日明らかに。

内容と言いましても、深い話でもなく単に昔話だったようですが、その中で妹曰く、周りからお嬢様か?と言われた事があるようなんです。

そんないい服着せているわけでもないし上品でもない。(笑)
お嬢様とはどこで判断されるんだろうか?と思っていると、こう話したそうです。

毎日、アイロンかかっている服やクリーニングされた服を着ていくので、周りの人はお嬢様と思ったらしい、と。

しかも、子供の頃だけでなく仕事に行きだしてもしばらくそう思われていたようなんですね。
そのうち、実家の職業がばれて、みなさん納得、普通の人だと思ってもらえるらしいんです。

そんな話を聞きながら、そういえば自分も似たような経験があるのを思い出しました。

それは中学生の頃の話。

野球部に所属していた友達と廊下で話をしていた所、じーっと私の胸のあたりを見ていたことがあったんです。
男に胸見られてもあんまり嬉しくありません。(笑)
何で見てるんだろう?と思っていると、ふとそいつがこういうんです。

工藤はいいな、毎日アイロンかかっているシャツを着れて。

実は私こういわれるまで全然気付かなかったんですよね。
毎日アイロンのかかったシャツを着ていっていたものですから、それは当たり前で、最初はどうしてそれがいいのか?分かりませんでした。

でも、言われてみると周りでアイロンのかかったシャツを着ている人はあんまりいません。
今では分かるんですけどね。

アイロン一つかかっているだけで、やっぱり違うもんなんですよね。
着心地の他にも、周りに与える印象が格段に違います。
洗いざらしの格好よさもありますが、アイロンのかかったシャツの綺麗さも捨てがたいです。

そもそもうちの妹がお嬢様に見えるくらいですから、アイロンかけてある服を着るだけで第一印象30%アップです。

出かけるとき、大切な人と会うとき、ぜひアイロンかけていきましょうね。
その一手間が好印象につながります。

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ダイヤモンドシティに行って来ました。

今日は、かねてより行ってみたかった、武蔵村山の日産跡地に出来た、ダイヤモンドシティに行って来ました。

お客様からお話を伺っていたので、一度は顔を出さねば!と思っていたんです。

子供連れて早速ゴー。(笑)

ついたのが11じごろだったのですが、すでに何となく周辺が混雑しています。
3連休だし、仕方が無いですね。
駐車場はかなり広く、地上と屋上に分かれています。
ここの構造のせいか、少し分かり辛いようです。

と言うのも、両端にジャスコと三越がありまして、それを繋ぐようにダイヤモンドシティがあるわけです。

中に入ると、物凄い人。

みんな集まっているんですね。
中に入っている店舗もおしゃれなお店が多く、人が集まるのも納得です。

その後、子供を少し遊ばせた後に、ワークショップなるものを見つけました。
ここは、子供たちに工作をさせる所で、1時間630円で中の材料を好きに使い工作をする事が出来るんです。
ちなみにジュースつき。
保護者は無料です。

自由に工作が出来るといっても、ちゃんと見本もありまして、NHKの『つくってあそぼ』と言う番組に出てくるようなものがあります。
わくわくさんも来るようですよ。

子供が工作好きなので是非やらしてあげようと思って行ってみたら、すでに満席。
入る事が出来ません。

今回は諦めるしかないですね。

他にも似たような施設で、クッキーを作ることが出来る施設もあります。
こちらは人気ゲームの、オシャレ魔女、ラブ and ベリーのキャラクターが出ています。
女の子たちが楽しそうにやっていました。

ちょうどお昼になったのですが、あまりの混雑振りにここでの食事を断念。
ジャスコにてお弁当を買いまして、一路、昭和記念公園へ。
ダイヤモンドシティはまた今度ゆっくり見に着ましょう。

ダイヤモンドシティから昭和記念公園まで車で15分くらいです。
あっという間に到着。
外でお弁当を食べようとしたのですが、急に風が強くなってきたので、車の中で仲良く食事。
いつもと変わった環境が子供にとっては嬉しいようです。

その後少ない時間の中、公園をひたすら歩き、遊具で遊び倒し、閉園時間に追われながら大急ぎで出て来ました。

昭和記念公園の中も微妙に変わってきてますね。
こんな所に遊具があったっけ?なんて場所にありまして、奥まで行かずに助かりました。
今はあまり歩きたくありません・・・。

しかし、風が強くて物凄く寒かったあ。
午前中はぽかぽか陽気だったんですけどね。
やっぱりまだ冬なんでしょう。
まさか、府中と立川の差なんてことは無いですよね?

昭和記念公園に、蝋梅や福寿草が咲いていました。
とても綺麗でお勧めです。
機会があったらぜひ見に行ってみてくださいね。

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線を入れないでもらえますか?

最近、新しいお客様がいらっしゃると、プレスについてのご要望が多いのに気付きます。

主に女性。

パンツの線を入れるか入れないかが一番多いです。
私たちクリーニング屋さんは、センターラインを取るかどうかは、以前にセンターラインが入っていたかどうかで判断しています。

クリーニングしてもほとんどの衣類はラインが残りますので、合ったかないかはすぐに分かる。
それにあわせてラインを取るのが普通なんです。

所が、どうもそうじゃないらしいんですね。

元来センターラインがあるのにつけてもらえなかったり、無いものにつけてしまったり。

確かに難しい品物があるのも事実です。

洗った時に、センターラインが消えてしまうもの。
普通のスーツのズボンのように見えて、センターラインが無いもの。
本当はラインが無いものなのに、以前のクリーニングでつけられたもの。
たたみ方でラインがついたように見えるもの。

こんな感じで、私たちのことを惑わします。
その都度、デザインを見て、いろいろな角度から見て、ラインがついていたかどうか、判断するんです。

所が、明らかについていなかったものにも、つけている業者がいます。
これでお客様が混乱するんですね。

クリーニング屋さんに出すと、ラインがついてきてしまうものだと。

そこで、当店にいらした時に、線を入れないでプレスしてもらえますか?となるんでしょう。

元来クリーニングは、その作業がほとんど人の手を介しますので、かなり融通が利くものなんです。
畳みや立体、プレスの有無、これらは対応する事が出来ます。
ただし、品物によっては、そうしない方がいいというものもございます。
そういう場合は、お客様にデメリットを提示し、お客様のご要望をお聞きし、最善の策をとる事になります。

一見、あまり良くないかも?と言う事でも、お客様の使い方や都合にあわせてみるとそちらの方が良いと言うことも多くあるんですね。

クリーニング屋さんはこういう仕事だ、と言うのもありますが、その前に一度ご要望を伝えてみてください。
ほとんどのクリーニング屋さんは対応してくれるはずです。

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血液の染み抜きは恐いです。

先日、いつもお世話になっている老人ホームからお電話をいただきました。

『皮のベストに大量に血がついてしまった。何とか出来ないか?』
と言うお問い合わせ。

血の染み抜きは何とかありますが、問題はそこではありません。

『C型肝炎にかかっている人のものです。』

ここが非常に問題なのです。

C型肝炎、ご存知ない方もいらっしゃると思います。
C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスに感染することで発症するウイルス性肝炎の一種です。
主に、血液から感染します。

染み抜きをする場合、どうしても衣類に触りますし、血のしみに直接触ります。
感染しないと言う保証がありません。

とりあえず、お客様の所へお伺いしてみる事にしました。
場所やつき具合などで、出来るならお受けし、厳しいようならお断りしようと思っていました。

いざ行ってみると、お客様がすでに洗うのを止めようと決めていたようで、伺って一分ほどで帰ることに。
とりあえず一件落着です。

その後、いつも集配でお伺いしている病院の看護婦さんに、それとなく聞いてみたのですが、やはり血をそのまま触るのは危ないらしいです。

通常の手なら感染はしないそうですが、傷口があるとそこから感染するそうで、ささくれも危ないとか。
出来る事なら、手袋をはめてやったほうがいいとアドバイスを頂きました。

食べ物系の染み抜きはここまで注意する事はあまり無いですね。
他に注意が必要なのが、嘔吐物。
去年騒ぎまくったノロウィルスがついている可能性があるので、こちらも扱いには慎重になります。
もちろん、洗うのもまったく別になります。

これはどこのクリーニング屋さんでもおそらく注意していると思われます。
もし、このような品物をクリーニングにご依頼されるときは、どのようなシミがついているか事前に伝えてくださると、非常に助かります。

クリーニングを出す時に、一言お伝えください。

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情けない・・・。

情けない・・・。
昨日、夕方こけまして。

事件は突然起こりました。
仕事が割と早く終わり、パソコンにむかってブログをかいていると、突然呼び出されたんです。

何かな?と思っていると、お隣のマッサージ屋さん。
パソコンがおかしくなったので見に着て欲しいとの事でした。

きちんとしてね、でかければよかったんです。
ええ、自分が悪かったんです。
靴をね、ちゃんと履かないで引っ掛けるような感じで履いて行ったんです。

裏口から入ろうとすると、お隣さんは物凄い段差があるんですが、そこに躓きまして、もんどりうって転んでしまったんです。

恥ずかしいやら、情けないやら。

大丈夫ですか?とお隣さんに聞かれるも、大丈夫です、と声だけ元気な振りして、パソコンをとりあえず直し、そそくさと帰って来ました。

大丈夫な分けないですよね、この体でもんどりうって転んだんですから。(笑)
現在、左ひざの周辺が痛くて、曲げられない状態になっています。

ここで、ついてないなあと思うのでしょうが、なぜだかそうは全く思わないのです。
今回は不思議に、クリーニング屋でよかったなあと心底思っていました。
膝が痛くて曲げられなくても、立つ事が出来ます。
アイロンがけは問題なく出来る。
明日午前中から配達があるのですが、オートマなので、運転も出来る。

ついてる、ついてる。(笑)

こんな風に感じています。

本当に気持ち次第なんだなあと思いました。
湿布ぺたぺた張って、とりあえず安静にしています。

周りでも、自転車同士でぶつかって通院しているとか、そんな小さい事故が多発しているようです。
みなさんも、くれぐれもお気をつけくださいますように・・・。

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縮みを直してます。

ここの所、縮んだセーターを直している。
お客様が洗って縮んでしまったものだ。

縮んでいるのは主にセーター。
素材はウールです。

どうして縮んでしまったかと言いますと、手洗い表示があったので、洗濯機の手洗いコースで洗ったらこうなった、とおっしゃいます。

ウールの縮みは他の素材の縮みとはちょっと違うんですね。
と言うのも、ウールの縮みは基本的に完全に元に戻らないのです。

説明してみましょう。

ウールには、表面にキューティクルのようなうろこがあります。
これが、水分を含み熱がかかると、かさが開くように広がるのですが、この開いたうろこが揉まれることにより、絡まり、縮んでしまうのです。
絡まっていますので、元に戻す事はほぼ不可能・・・。

ただ縮むだけでなく、フェルト化といいまして、ギューっと縮んでしまっています。

先ほど完全に直すのはほぼ不可能、と書きましたが、サイズを戻す事は可能です。
表面の状態まで直すと言うのは不可能ですが、縮んだセーターを着る事が出来るくらいのサイズまで伸ばす事は十分可能。

大人のセーターが子供のセーターにまでちぢんでしまったものが数点持ち込まれていました。
お客様のサイズを聞き、ざっと見て縦10センチほど伸ばすようです。

セーターはニット製品なので、ちょっと縮んだくらいなら蒸気をかけて引っ張ってあげると容易に伸びます。
洗って目が詰まったくらいならこれで十分です。
ちょっと太ったなと思ったときも、着る前にアイロンで蒸気をかけ、引っ張ってあげるとかなり伸びます。

しかし、フェルト化したセーターは蒸気を当てただけでは伸びません。
他に伸ばす為の薬剤が必要です。

これは、一般の方には手に入りませんし、何よりその作業も他のリスクが伴いますので、一般の方にはおすすめしません。
いろいろ知っているプロがやるから安全なんですね。

特殊な薬品をつけ、丁寧に伸ばします。
すると、あれだけ縮んでいたセーターが見事大人が着るサイズに戻りました。
表面はフェルト化した状態ですので、新品と言うわけには行きませんが、十分ご家庭で着るなら大丈夫。

表立って宣伝していませんし、メニューにもしていませんが、このようなことをしてくれるクリーニング屋さんも結構あると思います。
ネット上でも縮みの達人っていますしね。

一番は、縮ませない事です。
ウールは水をつけて揉むと縮みますから、ご家庭で洗うときは慎重にお願いしますね。

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33度

えー、今冬ですよね?
なんて言葉が思わず出てしまいそうになるくらい、今日は本当に暖かかった。
と言うより、若干暑かった。

本当にどうしちゃったんでしょうか?
来るものが来ないと不安になりますよね。
冬の寒さも夏の暑さもやっぱり嫌だけど来ないととても不安になります。

夕方になり、今日はYシャツが多かったので急いで仕上げ始めました。

するとですね、暑いんですよ。
この暑さは、短パンにTシャツで仕上げてもいいくらいだなあと思って、ふとカウンターの下にある温度計を見てみました。

33度。

お店の中、夏になってます。

そりゃ、長袖なんか着たくなくなりますね。
クリーニング屋さんは暑いんですが、この時期ここまで暑くなる事なんてありません。
長袖を脱ぐなんて事もありません。
暑いと言うよりも暖かくなるんですよ。

所が、今年は暑い。
外気温が上がっているからなんでしょうね。

でも、一日中暑いと言うわけでもないんです。
特定の機械を動かすと部屋中暖かくなります。

ですからお店にいらっしゃっても、そんなに暖かく感じないなあ、と言う人もいらっしゃるでしょう。

今日のこの暑さでですね、体がだるいんです。
このだるさは、季節の移り変わりの時によくあるだるさです。
暖かくなってくると感じるこのだるさ。

今日は辛かった。(笑)

当分冬らしくいてください。m(__)m

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クリーニング業界には勉強会が多くあります。

今日の話は、クリーニング業界の話。

クリーニング業界には、勉強会がたくさんあります。
大きいものから小さいものまで、
組合の支部単位でもやっていますし、組合以外の人たちで結成しているケースもあります。

経営の話をする勉強会だったり、営業の話をする勉強会だったり、技術の話をする勉強会もありますね。
特に技術系は、更に裾野が広がります。
染み抜きや色掛け、修正など、幅広くあるんですね。

こんなにもクリーニングの勉強会があるのに、何できちんとした仕事が出来るクリーニング屋さんが少ないか?そう思う人もいると思います。

理由は色々とあるでしょう。
勉強会に参加しているのは社長か専務で、仕事をしている社員やパートさんに伝わっていないとか。
そもそも参加すらしていないクリーニング屋さんもかなり多かったりしますしね。

クリーニングの勉強をしっかりとしていない人が多いのも事実。
へたすると洗剤の違いすら知らない人もいたりします。
ここがクリーニング業の問題ですね。

業界内で知識や情報の格差がかなりあること。
職人主導の仕事からパートさんアルバイトさんのにシフトしていっている事なども関係しているでしょう。

優秀な会社では、勉強会にパートさんを参加させている所も出て来ました。
こういうところでは、大きいチェーン店なのに良い仕事をしている所もあります。
また、勉強会で得てきた事を、会社内で更に勉強会を開き、全員に伝えると言うすばらしい企業もあります。

クリーニング屋さんは勉強会好きなんで、やる気になれば勉強はすぐ始められるんですよね。

やっぱり元が職人系の仕事だからでしょう、本当に勉強好きが多い。
飲み屋へ行っても、食事に行っても、遊びに行っても、クリーニング屋さんが集まるとそのうち仕事の話が始まります。

こんなにも勉強しているんだから、お客様に伝えないとね。
勉強したものは、仕事で伝えないといけません。
特に、衣類は旬な事故事例などありますので、その都度伝えていく必要があります。

お客様に、情報を伝えているか?そこもいいクリーニング屋さんの見分け方の一つかもしれません。

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城南島海浜公園

昨日今日と科学技術館と東京流通センターで、クリーニングの展示会が行われていました。
私は土曜日外せない集配があるので、日曜日に行く事に。

土曜日に行った人たちの話を聞いていると、今年はちょっと厳しいような印象です。

ここ数年、展示会自体に疑問がありました。
メーカー側からすると、コストがかかりすぎてしまい、赤字になってしまいます。
私たちクリーニング業者側からすると、あまり変わり映えのしない展示会が多いので、行く人が減っているんです。

案の定、行ってみると、去年出ていた資材メーカーが撤退。
その分、ちょっと寂しい会場になってしまったようです。

だからと言って、全く収穫がないというわけではありません。
行けば新しい機械が展示されていますし、さらに仕上がりががよくなっているものもあります。
また、環境に配慮した機械も出てきていますし、明るい材料が無いわけでもありません。

クリーニング屋さんも、こまめに顔出すようにしないといけませんね。

どちらの展示会も、セミナーを開いているので、セミナーには人がたくさんやってきています。

展示会のハシゴをしましたが、あまり大きい会場ではないので両方回っても1時半頃には全て見終わってしまいました。
必要な情報は仕入れてきましたし、何より同業の友達は土曜日にほとんど着てしまっているので、今日はいくら待っていても会うことはない。

どうしようかな?と思っていると、一緒に回っていたおちさんが公園へ行く?と誘ってくれました。

東京流通センターから車で5分くらいにある、城南島海浜公園です。

ここは、BBQ施設があって、近くに市場もありまして、非常に気になっている所でした。
ついて、車を降りると、とても整備されている公園だと分かります。
ごみは落ちていないし、何より広い。
BBQ施設も、きちんと整備掃除されていますから、それも景色に良く映えるんですよね。

すると、突然、ごぉぉぉぉぉーっと轟音が鳴り響きます。
なんだなんだ?と上を向くと、飛行機が物凄い近さで飛んでいるんです。
びっくりしましたね。

ちょうど、離陸後に通るコースのようで、羽田で見るよりも大きく、近く、豪快に見る事が出来ます。

うーん、子供連れてくればよかったかな?

公園の中は、混んでいる訳ではないので、快適です。
人工の砂浜がありまして、泳いだり魚釣りなどは出来ませんが、結構砂浜が楽しめるんです。

良い所連れて来て貰いました。

その後、おちさんと別れ、せっかくこちらまで来たんだからと例の和菓子屋さんへ。
さすがに午後も3時近くになってしまったので、豆大福は売っていません。

残念。

しかも、ドラ焼きまで売り切れ。
今日はダメかなあと思っていると、季節限定品のわらび餅を発見。
柔らかくて美味しそうです。

きんつばと共に購入して家に帰りました。

で、わらび餅の画像はこちら。

warabimoti.jpg


中がこしあんになっていまして、これが非常に滑らかなこしあんなんですね。
とても上品な甘さと、周りのわらび餅がまた柔らかく、絶品でございました。
中のあんこは、丹波の小豆を使用しているようです。
丹波の豆、恐るべしですね。

中を割った写真もとろうかと思ったんですが、あまりの柔らかさに断念。
ほんとに、美味しかったですよ。

展示会での収穫と公園での発見、美味しいわらび餅をいただいて、今日は大満足でした。

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表示から意図を読み取る。

先日、府中の方からダウンが持ち込まれました。
大事に着ているものなので、ちゃんとした所に出したいと、インターネットで調べてご来店されたようです。

集配にお伺いもしてますよ、と言うと、一度お店を見たかったとおっしゃいます。
もっともですよね。
当店のHPにも、写真を載せようと考えていた時期もあったのですが、忙しさにかまけて忘れていました。
今度写真を載せましょう。

お持ちになられたダウン、結構汚れていました。
袖口などはもちろんの事、一番気になったのがどうもGパンから移ったであろう青い色がついているんです。
ちょうどウェストの内側に青い色がずーっとついています。

デザインもちょっと変わっていまして、洗う前に洗濯表示のチェックをしようとすると、ちょっと表示が変なんですよね。

水洗いは出来るんですが、ドライクリーニングは出来ないとかいてあります。
しかし、もともとファーがついていたらしく、皮は専門の業者に出してくださいと書いてあるんです。

使われている表地や裏地を見ても、ドライクリーニング出来ないようには見えません。
最近多いのが、表生地の裏に風除けに接着剤でシートを張ってあるケースがあるんですが、こういう生地の場合はドライクリーニングをすると接着剤が剥がれてしまうのでドライクリーニングにはむいていないんです。

でも、今回の商品はなにか張ってあるような感触もない・・・。

悩みます。

ドライクリーニングが出来ないという事は、出来ない理由如何ではドライクリーニングの溶剤を使ったシミ抜きなども難しいということになります。
この商品、どこが問題で、ドライクリーニングが×なんでしょうか?

しばらく考えて、みんなで色々と意見を出していたのですが、思い当たる節が無いので、メーカーに問い合わせをしました。
調べてくれて折り返し電話をいただくと、このような解答。

ドライクリーニングが出来ないという事ではなく、ドライクリーニングをして乾燥不十分だと科学火傷を起こしてしまうので、ドライクリーニングを×にした、と言うんです。

これにはちょっと納得がいきません。
というのは、確かにダウンの乾燥はとても難しいものが利ます。
乾燥によほど気を使っていないと、溶剤の残留を起こし、果ては科学火傷を起こしてしまう事が確かにあるんです。

しかし、それを見越してドライクリーニング×と言うのはいかがなもんでしょうか?
洗濯表示は、推奨する洗濯方法を明示しているわけではなく、その衣類を洗濯しても問題ない場合に表示がされるわけです。

つまり、今回の場合、ダウンをクリーニングしても縮みや形態変化などが起こらなければ、基本的に表示は丸になるはず。
私たちクリーニング屋の眼から見て、×の表示があれば、何らかの不具合が起こるという風に解釈します。

実は、このような表示って物凄く多いので、解釈に非常に戸惑うんですね。

水洗いできる商品に対して、ドライクリーニングしておけば問題ないんだろうということで、水洗い×ドライクリーニング○、なんていう表示をつける事がよくあるんです。
逆に、水洗いは○でドライクリーニング×と言う表示も多くなって来ました。

乾燥不十分の恐れなどの場合、注意表示にするほうがよほど親切だと思うのです。
消費者や私たちにその衣類の性能を知らせるための表示で、正確にできる事を伝えてくれないのか?
本当に不思議でなりません。

アパレル業界も大変と言う事情もあると思います。
売れるものを作る為には、流行を敏感に察知し、流行っているうちに商品を出していかないといけません。
すると、商品テストをする時間が取れないのも事実。
過去に取った生地のデータから、洗濯表示をつけている例も多いんです。

でもね、生地と服は違うんですよ。

服は裏地がついたり、芯地がついたり、縫い糸がついたりします。
するとこれだけでもう別の変化が起こったりするんですね。

ですから、本当は商品にしてからテストをしないと十分な結果が得られないはずなんです。

売れなければ困るし、ちゃんとした商品を出さないといけない。
ジレンマでしょうね。

アパレルさんには、できる事なら付帯表示の方で細かい注意を書いていただき、洗濯表示の方は出来るか出来ないか、シンプルにありのまま表示して欲しいです。
そうすれば、汚れ具合や汚れの質など総合的に判断して、洗濯方法を選ぶ事が出来ます。

クリーニング事故や洗濯事故も減ると思うんですけどね。
いかがでしょうか?

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クリーニング屋さんの閉店は大変。

最近、ここ中河原でも閉店が続いています。
竹水堂さん、高野苑さん・・・。
他にも、やめるらしい、と言う噂が出ていますね。

やめる時は、どこも閉店セールをやっているようです。
通常価格の半額とかで在庫を捌いているようです。
そのまま持っていてもどうしようもありませんからね。

物販業と違い、クリーニング屋さんの閉店は手間がかかります。

閉店セールなどは出来ませんし、その代わり閉店の告知を時間をかけて行わなければいけないんです。

その理由は、品物を持っていってもらうため。

物販業なら、閉店セールという形でお店に残る商品の在庫を減らす事が出来ます。
ところが、クリーニング屋の場合、お店に残っている品物は全部お客様のもの。
売ることも出来ませんので、取りにきていただくしかないんです。

シーズンごとに来るお客様もいらっしゃるので、閉店すると決めたら、数ヶ月前から品物を取りにきていただけるように告知をするんです。

それでも、取りにきていただけないこともあります。

難しいもんですね。

クリーニング屋さんの閉店は、品物を取りに行く事すら出来なくなる恐れもあります。
潰れるかもしれないから・・・、なんて事は言いませんが、品物を早く取りに行く事に越したことはないようです。

一昨年だったでしょうか、突然の倒産でお店が閉店してしまい、自分の品物が見えるのに引き取る事が出来なかったという事もあります。

今年は暖冬ですので、春のクリーニングも少し早目かもしれません。
出来上がったらなるべく早めに取りに行くようにしましょうね。

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絶対綺麗になると思って無かったですよね?

先日、建築工事の現場に出入りしていた所、私物を頼まれました。

頼まれた品物は白いカーディガン。
でも、物凄い汚れています。
そうですねえ、白のはずなのに黒くて所々茶色に変色しているという感じでしょうか。

想像するだけでもかなり汚れていると分かって頂けると思います。
預かる時に、何となく直感で感じたんです。
綺麗になるとは思ってないな、と。

そこの建築現場さんは、物凄い忙しく、近年まれに見るほど人が多くいるんです。
噂じゃ24時間対応していて時期もあったとか。
そこまで忙しい現場さんにいるので、きっと洗うことが出来なかったんだと思います。
そのままですと臭いますしね。
綺麗にならなくても、においが取れればいいかなって感じだったのでしょう。

おそらく期待されて無いだろうなあ、と思うと、無性に驚かせたくなります。
白くなってたらびっくりしますよね。

といってもいつも通り綺麗にしていくだけなんですが、持ち帰ってとりあえずクリーニング。
汚れのつき具合や時間経過が分からない以上、1回クリーニングして落ち具合を見なければいけません。

案の定、表面の汚れは落ちますが、まだ所々黒っぽい。
茶色の汚れもついています。

これで他のクリーニング屋さんですと、別の洗いにさっさといっちゃうんですよね。

確かに別の洗い方にすると落ちるんですが、そこで落ちきらないともう落とす事が出来なくなってしまうんですよ。
もしかすると一回目のクリーニングでは洗浄時間が足りなかったという事も考えられますので、再度クリーニング。

うん、一度目よりも綺麗になってる。

残っている汚れは、頑固なものばかり。
ここで別洗いに変更です。

ちょっと手間をかけましてクリーニングすると・・・・・、ほら、綺麗になる。
真っ白になったし、これで普通に着ることが出来るようになります。

ここまでするのに、一週間ほどかかってしまいました。

次の日、納品したのですが、本人がいないので感想を聞けず。
びっくりする顔が見たいなあと思っていたんですが、仕方ありません、品物を置いて次の配達先へ行きました。

それから、一週間後、通路でお客さんとすれ違ったんです。
ご挨拶をした後に、カーディガンの話になったら、物凄い興奮した様子で、こんなに綺麗になるとは思いませんでしたって言うんです。

もう、嬉しくて嬉しくて。(笑)

びっくりしているし、喜んでくれているし、言う事ありません。

最近クリーニング不信の話をちらほらと聞いていたんで、ちょっとすっきりしました。
クリーニングに諦めている人に、少しでも伝われば、ね。

クリーニングでも、綺麗になるんですよ。

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