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ドライクリーニング中止。

ここにきて、数人の友人のところでドライクリーニングの機械が故障。
やむなく仕事を中断すると言った事態になりました。

修理したり、買い換えたり、対応は様々ですが、ドライクリーニングの機械が壊れると、ほぼ工場の中の仕事は止まってしまいます。
代わりが効かないんですよね。

ドライクリーニングの機械のほかにも、これが壊れると代えが効かない、と言うものがいくつかあります。
逆に、壊れても何とか対応できるものも。

この時期はまだ寒いので品物の数もそれほどでもないですから、大変でしょうが何とか対応が出来ているようです。

機械の故障以外に、ドライクリーニングを中断せざろう得ない状況と言うものがあります。
それは、溶剤に色が出た場合。

ドライククリーニングしている最中に、洋服から色が出て、溶剤が染まってしまうと言う事があります。
普段は透明から日本酒の間くらいの色なのですが、それに色が付いてしまうことがあります。

こうなるともう大変。

以前も書きましたが、ドライクリーニングは洗濯液(溶剤)をろ過しながら使っています。
使い捨てしないんですね。
ですから、ろ過しきれないで汚れていたり色がついている状態で洗ってしまうと、服に汚れや色がついてしまうんです。

色が出やすい服ってあるんですよ。
また、色が出やすい溶剤と言うものもあります。
いろいろなメーカーから溶剤が出ていますから、各々の店でそれをチョイスしているわけです。

さて、溶剤に色がついてしまうと、その時点で仕事は中断です。
そのままじゃ使えない。
どうするか?

溶剤を丸ごと交換と言う手もあるのですが、他の手を使います。
設備にも寄るのですが、

一つは真新しいカートリッジフィルターで、更に強力にろ過する。
もう一つは、溶剤を蒸留する。

蒸留器を備えている所は蒸留してしまうでしょう。
これがいちばん簡単です。
出てきた時には、まっさらな溶剤が出てきます。

真新しいカートリッジフィルターを使うと、これも恐ろしいほどに汚れや色を吸い上げてくれるんです。
色は抜け、ほぼ真ッさらな状態の溶剤に近くなりますね。
ここまでくれば洗ってもOK。

ですが、カートリッジフィルターの場合、このままでは終わらないんです。
カートリッジフィルターを交換しなければいけません。
カートリッジフィルターには汚れや色を吸い取る限界があります。
溶剤が使えないほど汚れているものを綺麗にしたのですから、当然カートリッジフィルターも性能が落ちているわけで、そのまま使っていると汚れを吸着せず、溶剤がまた汚れてしまいます。

ですから、非常にもったいないですが、交換。

ほこりとかならまだ取れるんですが、思い切って交換です。

カートリッジフィルター、結構高価なものですから、懐もちょっと痛い。

色が出る服をちょっとだけ恨めしく思うときもありますね。

このように、クリーニングってコストかからないような印象が強いのですが、実は様々な所でコストがかかっていたりしています。
更に産業廃棄物ですから、処理費用がかさみますしね。

クリーニング屋さんが、きちんとした衣類を売って欲しい、と言う願いにはこうした苦労が裏に隠されています。

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