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石油の臭い

三鷹の方のお客様から集配のご依頼がありました。
日中はどうしても仕事をしなければならなかったので、夕方お伺いする事に。

ご依頼の時に、クリーニングをすると石油の匂いがするんです、と言う話。

お伺いしまして、詳しくお話を伺いますと、どうも以前ご利用されていたクリーニング屋さんから品物が返ってくると、全部石油の臭いがするらしいのです。
しばらく干しておくと匂いは消えるらしいのですが、すぐ着たいときでも着る事が出来ずに困っているとか。

以前ご利用されていた所のクリーニング屋さんの名前を聞きまして、さっそく調べてみると、直接知り合いではないのですが、集配の途中にお店の前をちょくちょく通っているんですよね。
工場の中の機械も大きいなあ、なんて思っていたのを思い出しました。

HPも持っていらして、拝見させて頂くと、仕事にこだわっているようです。

そんなお店が何で石油の匂い?と、ちょっと不思議な感じです。

石油の臭いがすると言うのはほぼドライクリーニングの溶剤の残留です。
石油の臭いがした時は絶対着てはいけません。
まずやる事は、干す事。
できれば、風通しのよいところで干して頂くか、扇風機などを当ててもらい、強制的に乾燥させてしまいます。

その時に、必ず換気はしてください。

残っているのが揮発性の溶剤ですから、干しておけばそのうち消えてしまいます。
ですが、残留したまま着ると、科学火傷を起こしてしまう可能性もあるんです。
ですから、臭いがするなと思ったら着るのはやめてくださいね。

どうして溶剤が残留してしまうか?色々と原因はありそうです。
乾燥する時に詰め込みすぎているとか、自然乾燥をしているんだけど乾燥時間が足りないとか。
ドライクリーニングをしている横で乾燥をしていますので、そこで働いている人は匂いに鈍感だったりします。
それで気付かずにお返ししてしまっている可能性もあるでしょう。

お預かりした商品を見てみますと、乾燥に不向きな商品が多かったので、もしかすると自然乾燥の時間不足かなと思います。
自然乾燥はよほど気を使わないと、溶剤の残留が起こりやすいですからね。
納期優先の仕事では、とても出来る仕事ではありません。

教えて頂いたクリーニング屋さんのHPを見て、ちょっと考えてしまいました。
クリーニング屋さんのHPの宣伝って、どこも似たり寄ったりですよね。
うちでも同じような表現を使っています。
でも、中身は全然違う。
お客様はどこで判断していいのか?分からないなあと思うんです。

また、このお客様から聞いてびっくりしたのが、最初は近くのクリーニング屋さんをご利用されていたらしいんです。
そこは受け渡しだけのクリーニング屋さんだったらしいのですが、大量に持ち込むと嫌な顔されるんだとか。
お返しの時も大量にあると面倒くさいみたいな事を言われたらしく、集配して頂けるクリーニング屋さんを探したんだそうです。

確かにね、クリーニングって実は物凄い手間がかかります。
人のものをあずかって商売をしているのと、同じ物があるわけではないので管理はかなり大変。
しかも、出来上がりにも差が出てくるので、まとめるのは非常に手間がかかるんです。

本職のクリーニング屋さんなら当たり前でなんとも思わない事も、他業種の人が片手間で出来るような商売ではないんですよね。
大体面倒くさくなってしまうと思います。

クリーニングの受付なら誰でも簡単に出来る、なんていう思い込みでやる人かなりいるんですよ。
そうじゃないんですけどね。

また、集配クリーニングを探そうと思ってもとても苦労されたらしいです。
インターネットで調べてもなかなか出てこない。
当店も集配の範囲内ですから、HPには乗っているんです。
でも、ヒットしないのでお客様が困ってしまうんですよね。

どうも検索エンジンにヒットし辛いんでしょう。
クリーニング屋さんが出る前に大体ハウスクリーニングが先ですから。

検索エンジンの担当者様、せめてクリーニングとハウスクリーニングの検索結果は別にしてくださいまし。m(__)m
お客様が本当に困っています。

パッと検索したらすぐ見つからないとダメですよね。
なんだか、いろいろ考える事ができた一日でした。

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