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2007年7月

コインランドリー

日曜日、お墓参りの帰りに、八王子でコインランドリーを見つけました。

コインランドリーと言うと、昔は銭湯の横にあって、家庭用の洗濯機が何台かあって、乾燥機があって、テーブルに漫画雑誌があって・・・、と言うような感じでした。

ところが、最近のコインランドリーは、ぜんぜん違います。
駐車場も広いし、お店もきれい。
テーブルもゆったりと作られていて、そこでお話しが出来るように作られています。

そして、変わったものの一つに、ドライクリーニングの設備がある、と言うのもありますね。
どこのコインランドリーにもあるわけじゃないのですが、設備されているところも結構あります。
また、そういう所は仕上げの設備も完備していまして、指導してくれる従業員の方も時間が決まっていますが常駐しているようです。

今回見たコインランドリーもドライクリーニングの設備があり、仕上げの設備がある今時のものでした。
その時は子供が寝ていたので寄る事が出来なかったのですが、ホームページのアドレスを発見。
帰ってから検索をしてみたんです。

機械設備の説明がされているんですが、私たちが使っている設備そのもの。
ドライクリーニングの機械も、シリコンドライでしたし、本当に今時でしたね。
ここの機械を使って仕上げると、チェーン店での仕上げとなら遜色ないものが出来上がるはずです。
チェーン店で仕事している人もパートさんですしね。

しかし、ここでちょっとだけ首をかしげる事に。
料金が結構するんですよ。
ドライクリーニング自体も、そんなに安くないのですが、仕上げにかかる費用がちょこまかとかかる。
これだとトータルして、チェーン店とそんなに変わらないんじゃないかなと思うんですよね。

自分でやるのに変わらないんじゃねえ。

まあ、クリーニング屋さんもそうですが、クリーニング関係の機械設備はものすごく高い。
これをペイしようとすると、どうしてもこの価格設定になっちゃうのかなあと思います。

自分でやってみると言うのはいいことだと思います。
クリーニングの流れも分かるし、意外と地道な作業の繰り返しというのも分かると思います。

こんど自分のものを試しに洗ってみようかな。
どのレベルで落とせるのか、興味深々です。
ちなみに、以前コインランドリーを利用したときは、水洗いでしたが、汚れ落ちは悪かったです。
単純に、洗浄時間が短すぎたせいだと思いますけど。

今回はどうなるかな?
やってきたら、レポートしますね。

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この雨じゃ。

物凄い雨でしたね。

昨日、お墓参りで高尾へ行った時も、同じくらい物凄い土砂降りにあいました。
そして、今日。
午前中、少しくらいだなとおもっていると、だんだんと雨が強くなり、終いには先が見えないほどの雨に。

なんだか以前はこんな雨は少なかった気がするんですけどねえ。

この雨じゃ、明日の仕事は大変になると思うんです。

うわ!書いている最中にまた大雨だ。

この急な雨で、濡れちゃった人もかなりいるんでしょうね。
作業着なんかもびしょびしょなんだろうな。

明日から、暑くなるらしいし、臨戦態勢です。
早くお預かりしてきて、すぐさま洗わないと。

急な雨などで濡れたときの対処法、もう一度おさらいしますね。

雨で濡れてしまった場合、そのままビニールの袋などに入れてはいけません。
一旦、干して乾かした後、保管をしてください。
濡れたまま、ビニールに入れておくと、この時期ですとかなりの高確率でカビが生えてしまいます。
また、濡れたままの状態でたたんでいると、生地の色が他に移ることがあります。

これらを避けるために、濡れたままにしておかないでくださいね。

明日は忙しいだろうなあ。

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アイロン掛け日本一

午後、お墓参りを終え、高尾から帰ってきていたときに、カーナビのテレビでアイロン掛け日本一の方が出ていました。

私ってついているんですよね、なぜか渋滞真っ只中で(笑)見る事が出来たんです。

その人は、初出場で日本一になられたとかで、白洋舎の方でした。
風見しんごさんがレポーターになり、自分でいろいろ注意を受けながらYシャツにアイロンをかけていってましたね。

風見しんごさんが驚いていたのが、アイロンの温度の計り方。
使っていたアイロンが、こてアイロンと呼ばれる熱だけのアイロンで、抵抗を上げ下げするつまみをいじる事により温度の調節をするタイプ。
つまり、その都度自分で温度の具合を見て、調節しなければならないタイプのものだったんです。

どうやって温度を測るかといいますと、手にちょっと水をつけて、アイロンにさっとつけます。
その時の、じゅっ!と言う音の違いで温度を測るんです。

これには風見さんもびっくり。
やけどするじゃないですか!なんて言っていましたけど、そんな事はないので大丈夫です。

今は、サーモつきのアイロンが多いですから、このようなやり方で温度を測ることは少ないかもしれません。
でも、クリーニング師の試験では、今でもこのやり方をしなければならないので、資格を持っている人たちは皆さんやった事はあるんです。

プロのアイロンの違い、重さの違い、かけ方の違いなど非常に面白く伝えていました。

ちなみに、アイロン掛けの大会、どの大会か見当はつくんですけど、確証がもてないんです。
以前、染み抜きコンテストをやっているとかいうので、見てみると、自社基準でのコンテストで、しかも、仕事が雑で仕方がないところでしたから、見ていてがっかりしたことがあったんです。

実は、今クリーニング屋さんの中で、コンテスト企画なんかが持ち上がったりしています。
先日の、エアアイロン競技会もその一部ですね。

実現するためにはいろいろな問題が多くありますが、見ている人も楽しく、競技者も切磋琢磨できるような競技会があると面白いと思います。

いつかここで紹介できる日が来ると良いですね。

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ノックアウト!

午前中配達を終えまして、お店に帰ってきました。
むちゃくちゃ暑かったですよね、今日。

ちょうどお昼になったのですが、この暑さで子供たちもかわいそうだろうと思い、急遽プールを作ったあげようと思い立ったんです。

早速着替え、プールの用意をします。

倉庫からビニールプールを出し、ホースを取り出し、ポンプを取り出し準備は終了。
後は膨らまして水を入れるだけ。

早速膨らませます。

すごい日差しも強いんですよね。
まあ仕事で暑さには慣れているし、昔は炎天下の中で運動をしていましたから、この位屁でもないと思っていました。

膨らまし始めて数分後、だんだん日差しにやられ始めます。
日差しってすごいですよね。
頭がぐわんぐわんしてくるんです。

やっとの思いで膨らまして、水を入れます。

そこで子供たち登場。
大喜びで、遊んでいるのですが、他のものも膨らませろと騒ぎ出します。

かもめや虹など他にも付属品でついているんですが、それらを全部膨らませて遊びたいらしいんです。

水にもつかれず、ただ炎天下で膨らませていると、次第にボーっとしてくるんですよね。

その後、嫁さんが来るまで子供たちを監視。
30分後ようやくバトンタッチをしまして、お昼ご飯になりました。

ところが、不思議な事に、ご飯がのどを通りません。
休憩しながら何とか済ませ、次は仕事に取り掛かります。

アイロンの熱を入れ、コンプレッサーの電源を入れ、落ち着くまで待っていると、息が荒くなるんですよね。

うーん、日射病かな?

数分もしないうちに、クラクラと来てしまい、結局横になって休むことに。

完全にノックアウトです。

暑さに慣れているからとなめてかかってはいけませんね。
普段日に当たっていないので、余計辛かったんでしょう。

その後1時間ほど水分を取りながら休憩をし、無事仕事に取り掛かることが出来ました。

次やるときは、防止や日よけなどの完全武装をしてから望みたいと思います。

来週には梅雨明けらしいですね。
皆さんも、日射病にはお気をつけください。

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カビだ!

先日、病院から血のついたタオルシーツを預かってきました。
ビニールの袋に入っていまして、かなり大きく血のしみがあるとの事。
その場で広げず、持ち帰って処理する事にしたんです。

袋から出すと、確かに血のしみがあるのですが、その周りに黒っぽいしみがたくさんあります。
しかも結構広範囲に。

うーん、カビ、ですね。

すぐさま電話をするも、病院は休みに入ってしまって連絡が取れませんでした。

どちらにせよ、このままですと使えないので、血の染み抜きとカビ抜きです。
無事に抜く事が出来たんですが、それとは別に伝えなければならないことがあります。

それは、しみのついた衣類の保管の仕方。

今年のように、湿気があり、なおかつ気温が高いと簡単にカビが生えてしまいます。
今回は、しみがついて、そのままビニールの袋に入れて二日間ほど置いておいたらカビが生えてしまったようなんです。

いじらないでそのまま渡してください、と最初にお伝えしてあったんです。
しかし、それだけでは言葉足らずだったんですね。

私にも責任があります。

しみはそのままの状態で渡していただいた方が落ちる確率が上がります。
下手に手を加えると、よりしみが頑固になったり、範囲が広がったりして、かえって落ちなくなる事もあるんです。

ですから、そのまま預けてくださるのがベター。

しかし、濡れているものをビニールの袋に入れてしまうと、カビが生える条件が整ってしまいます。
ビニールの袋では、乾かずに水分が残ってしまうからなんですね。

ですので、濡れたい類を保管するときは、いったん干して乾かしていただいてから保管していただくのが良いと思います。

濡れた衣類は確かに気持ち悪いかもしれません。
でも、二次被害を出さないためにも、ここはきちんとしていただきたい。

乾かすために乾燥機を使うとかはだめですよ。
熱をかけると、しみが頑固になってしまいますので。

もっとしっかりと説明をする必要がありますね。
私も反省です。

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カブトムシ

午前中、お客様でもあり中学の同級生のお友達から電話が入りました。

『カブトムシ、いらない?』

突然の話なのに、即答で、いる!と答えた私。
子供がカブトムシを育てているので、ありがたい話だったんです。

さて、どうして突然そんな話になったのかと言いますと、今朝出社すると、同僚の方がカブトムシを拾ったらしいんですね。
飛田給の駅で。
で、それを会社まで持ってきたんだそうです。

生きているし、そのまま捨てるわけにも行かないし、と言う事でもらってくれる人を探していたんですね。

ムシキングなどのブームでカブトムシを飼う人が結構いるようです。
昔はここ府中でも捕ったり出来ましたけど、今は野生のものはほぼ無理じゃないでしょうか。
おそらく今回のものも、どこかで飼われていた物が逃げたんじゃないかと思うんです。

その証拠かどうかは分かりませんが、拾ったときはずいぶん弱っていたらしいんです。
で、バナナを与えたら見る見る食べて少しずつ元気になっていったんだそうです。

実は、半月ほど前にコクワガタのメスがお店の中に入ってきました。
そのときもやはりかなり衰弱していまして、程なく死んでしまったんです。

もしかすると、今の府中では、カブトムシやクワガタが食べる樹液なんかないのかもしれませんね。

だんだんと都会化してきたんだろうな。
昔は捕れたんだけどね〜、なんて話を友達としていました。

あの頃を思い出すと懐かしい、でも今と比べるとちょっと切ない、不思議な感覚です。

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クリーニング屋がニュースに!

夕方、YAHOOのニュースを見ると、知的障害者に賃金未払いと言うニュースがありました。
気になり、クリックしてみてあらびっくり。
なんと、クリーニング屋さんのニュースだったんです。

一番長い方で1年8ヶ月も未払いがあったとか、合計で2500万も未払いがあるとか書いてありました。

クリーニング屋さんがニュースに載る事自体まれな事ですし、どうやらテレビでも放送されたようなんですね。

ちょっと調べてみたところ、岩手の業者で、HPもあるんですよね。
しかも、YAHOOではテレビのニュースが動画で見れるし。

うーん、同情するわけじゃないですが、かなり厳しかったんじゃないかなあと感じました。
払うつもりがなかったと言うよりは、払う事が出来なかった、ような気がするんですよね。

このクリーニング屋さん、リネンも扱っておりまして、リネンとはいわゆるシーツとか枕カバー、浴衣などをクリーニングしながらレンタルする仕事です。

このリネンが、かなり厳しいんですよ。

競争が激しく、急に半額で競り合うときもあるようです。
しかも、量も減っている事を考えると、かなり辛かったんでしょうね。

表ざたになってないだけで、結構似たような話はごろごろ転がっていますし、大きく商売をしていても消費税が何年も払えない業者さんもいます。

この手のニュースを聞くと、そこまでして儲けたいのか?と言う事を言う人がいるんですが、実際は違うと思うんです。
そりゃ、中にはそこまでひどい事して儲けている人もいるとは思いますが、ほとんどがそうでもしないとやっていけないのでやってしまった、と言うようなのが多いと思うんです。

商売人は、そこまで腐った人ってなかなかいませんよ。

もちろん、かばう気は毛頭ありませんので、払えなくなる前に何らかの手を打つべきです。
事業の縮小、方向転換、もろもろありますよね。
長い間払わないと言うのは従業員の方がどれだけ不安だったか。
事業主として、やってはいけない事だと思います。

今回のニュース、いろいろなことが想像できて、とても微妙な印象を受けました。

クリーニング業界が悪徳な業者の集まりだ、と言うような方向には行かないでほしいと思います。

ニュースに出るならいいニュースが良いですよね。

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ポケモンは凄いですね。

今週から夏休みに入りまして、子供たちがもてあましています。

この時期になると、配達に連れて行けといわれ、一緒に行く事が多いんです。
今日の配達もついてきました。

今日の目的は、セブンイレブンを回る事。
今、セブンイレブンでスタンプラリーをやっているんです。
4件回ってスタンプをもらうと、ポケモンのシールをくれ、さらにもう4件回ると全ポケモンが載っているポスターがもらえます。

配達でぐるっと遠くまで行くので、ついでにセブンイレブンによってよ、と言う事らしいんですね。

午前中の配達は、かなりシビアに動いているんですが、その合間を縫いまして、セブンイレブンを見つけるたびに寄って行きます。
反対車線にあるところは無理なので飛ばしましたが、8つくらい簡単に回る事が出来ます。

ちょうど多磨霊園のところのセブンイレブンで、8件目が終了したのですが、ここでアクシデント発生。

なんと、ポケモンのポスターがないらしいんです。

スタンプラリー、まだ始まって間もないのですが、ものすごい勢いで8件周り、ポスターをゲットする人たちが続出。
セブンイレブンの想像をはるかに超えた出来事のようですね。

話を聞くと、27日にはポスターが入荷するとの事なので、それまで待とうと話をしたのですが、子供は釈然としません。
仕方がないので、他のセブンイレブンを回ってみるも、どこも同じく品切れ。
ないものは仕方がないよね、ということで話がついたんです。

ところが、運良くポスターをゲットする事が出来ました。

なんと、お隣さんのセブンイレブンにポスターがあったんです。
どこも品切れで、謝っていたのに、まさか隣にあるなんて。

ポケモンスタンプラリーをしている子供たち、内緒だけど、24日の夜9時の段階で、お隣のセブンイレブンにまだ2つポスターが残っています。
早い者勝ちだよ。(笑)

27日には入荷するので、それからでも良いと思うけどね。

いやー、ポケモンは凄いですね。
この人気、大人には分かりません。
そのうち、ゲームとかほしがるかな。

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この湿気はまずいですね。

今年の梅雨は空梅雨かと思いきや、一転して梅雨らしい梅雨となりました。
そして、例年ならそろそろ梅雨明けしてもよさそうなんですが、関東はまだ梅雨明けのめどすらたっていない状況のようです。

今年の傾向として、湿度が高いと言うのが上げられるのではないでしょうか。
気温がそんなに高くもないのに、湿度が高いために汗が吹き出る事が多くありました。
不快指数は高かったのではないかと思われます。

これだけ湿度が高いと、かなり気を使わないと、カビなどの被害が出そうです。

実際、すでに何人かのお客様がカビのご相談にいらっしゃいました。
しかも、去年とまったく同じように管理していたのに、今年はカビが生えた、そんな話ばかりです。

皆さん似たような状況なんですが、脱いだ服を洗濯籠に丸めて入れておいたんだそうです。
そしてしばらく放置した後に、洗濯しようと思ったら、カビが生えていた、そういう感じらしいんですね。

今年のような感じですと、洗濯籠にそのまま入れるのはかなり危険です。
汗も例年以上にかいていますし、濡れたままの上体で入れておくと乾かないんですよね。

対策として、そのまま洗濯籠にいれずに、脱いだら一度干してからかごに入れるようにするか、脱いだらそのまま洗ってしまうかでしょう。
一番良いのは、そのまま洗ってしまうのがいいのですが、なかなかそうもいきません。

また、洗って脱水した後、脱水層にそのまま放置しておいても、カビが生えてしまいます。
脱水が終了したら速やかに干すようにしてくださいね。

まだしばらく、湿度が高くじめじめした陽気が続くようです。
除湿剤などクローゼットに入れてありますか?
湿気対策、重点的にお願いいたします。

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重くなったな。

午前中、仕事の仲間と買い物へ。
薬品関係を入手しようとしていたのですが、残念ながら売り切れでした。

二時ごろ友達と別れ、家に帰ると、子供たちがじじばばと温泉へ行くといっています。

ちょうどパソコンの調子が悪かったので、温泉へ連れて行ってもらうことにしました。

パソコンを格闘する事、数時間、気がつくともう時計の針は8時近くをさしています。
ずいぶんと長く温泉へ行っているな?と思っているとふと電話が鳴りました。

帰りの車の中で、子供たちが寝ちゃったようなんですね。
で、私に下まで連れに来い、と言う電話だったんです。

それから数分後、車が来ると、なんと寝ているのは上のお兄ちゃんだけ。
娘は元気に飛び起きて、そのままばばとライフへ買い物へ行ってしまいました。

私個人の予定として、お兄ちゃんをとりあえず起こし、歩いて上がってもらい、娘を抱きかかえていくつもりだったんです。

予定は未定。
重いほうが残ってしまいました。(笑)

それでも、所詮、幼稚園児、軽いだろうと思って、抱きかかえると、ずっしりと肩に乗っかってきます。
お、重い・・・。
いつの間にこんなに重くなったんだか。
まだまだ小さいと思っていたんですけどねえ。

起こすわけにも行きませんし、お父さん頑張っちゃいました。

本当に子供の成長って早いですね。
先週末、幼稚園のお泊り保育が終わり、月曜日から本格的な夏休みです。
もう、去年まで見たいにごまかしはきかないでしょうね。
今年はどうしましょうか。

何か、記憶に残るような事をさせてあげたいな、と思います。

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クリーニングの説明

法改正により、どういったクリーニングをするのか?説明をする事になっています。
ところが、先日届いた業界紙によると、クリーニングの説明をしている所が少ないらしいんです。

しかし、実際現場の立場から言わせてもらいますと、何でもかんでも説明をしなさいというのは、少し無理があります。

毎週決まった曜日に、決まった品物をお持ちになるお客様に、その都度同じ説明をしていてはお客様も、嫌だと思います。
また、クリーニングにお持ちになるお客様って、意外と時間のない人が多いんです。
電車に乗るちょっと前に寄ったとか、そういう人に細かい説明をすると、乗り遅れるなんてことになりかねません。

すべてに説明をするというのは非現実的です。

以前、スチュワーデスさんに(今はキャビンアテンダントでしたっけ?)お話を伺う機会があったのですが、飛行機に乗ると必ず説明がありますよね?
避難器具の使い方や避難経路の話などあるのですが、あれも、当日のお客様の顔ぶれを見て微妙に変えているんだそうです。

平日サラリーマンが多いなと感じると、すでに何回も聞いている話なのではしょるらしいんです。
しかし、観光客が多いなと感じると、しっかりと詳しく説明をするんだとか。

実際、クリーニングの説明も同じようでいいと思うんですね。
Yシャツやスーツなど普段から出るもので、特に問題がない場合、説明は簡素でいいと思います。
しかし、特殊な素材、しみなどがある場合、どういった処理をするのか、説明は必須でしょう。
当然、その説明にはリスクの事も含まれます。

当店ではクリーニングの説明に加え、素材に特徴があるときはその説明もしています。
素材の特徴を知る事で、無理な着用をしなくなり、長持ちするようになるからなんですね。

しかし、説明しろといいますけど、パートさんやアルバイトを雇って受付をさせているところはどう説明をさせているんでしょうか。
出来るとしても、マニュアル化した教科書のような説明で、実際その衣類の処理の仕方とは違うと思うんですよね。

クリーニングの現場では、衣類に合わせてクリーニングしていると思うんですね。
場合によっては、ドライクリーニングだけでなく、水洗いもするはず。
でもそれは現場で、判断が求められるもので、受付ではなかなか判断できないと思うんです。

法律って厄介です。

もっとも、この法改正自体、既存のクリーニング店を対象というよりは、新規に参入してきているデリバリー対策とも取れます。
クリーニング屋さんではない人たちが、安易にデリバリーで集配をし、トラブルが増えていたためです。

デリバリー業者さんもちゃんとしているところがあるんですが、一部のきちんとしていない業者のために法律まで改正されてしまった背景があります。

皆さんお使いのクリーニング屋さん、説明してくれてますか?
一度、どんな風にやっているのか聞いてみてください。
面白いと思います。

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消える洗濯屋

実は、今年に入ってから、集配のお問い合わせをいただくときに、こういわれることが増えていたんです。

今まで利用していたクリーニング屋さんがやめちゃうので来てくれませんか?

ここ最近ですね、洗濯屋さんがやめているんですよね。
やめる原因はさまざまですが、主に二つ。

高齢で後継者がいない事。
機械の入れ替えなど費用がかさむ事。

昔ながらのいい仕事をしている人たちが、どんどんやめて行っています。

クリーニングってかなり重労働なんですよね。
暑いし、立ちっぱなしだし、薬品を使うし。

若いうちはなんともなくても、年を重ねるごとに辛いとよく聞きます。

丁寧な仕事をしているところはなおさら、アイロンがけが大変だったろうと思うんですね。

どんどん、技術が薄らいでいきます。

また、昔の仕事はとても丁寧ですが、それがそのまま今も通用するかと言うとこれもまた厳しい現実があったりします。
昔に比べ、糸が細くなり、デザイン性が高くなった事により、洗いも気を使うようになりましたし、仕上げも変わって来ました。

今必要とされている技術は、昔から受け継がれているものと新しいものとの融合でしょう。

きっちり糊を効かし、アイロンをかけた方が良い物と、糸の柔らかさを重視しふんわりと仕上げるもの。
まさに品物によって、技術は選択されるのです。

若い人がね、年配者から技術を学び、今の時代にマッチさせていければこれほど良い事はないと思うんですが、後継者がいないんじゃ話しにならない。

クリーニング屋さん、本当に面白い仕事なんですけどね。

一人、また一人やめていく話を聞くと、さびしく感じます。

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軽い。

先日、スーツのクリーニングをお持ちになったお客様とお話をしていたときの事です。

実はそのスーツ、ちょっと問題がありました。
調布方面のクリーニング屋さんで洗ったらしいのですが、身頃のお腹のあたりがぷくぷくと生地が浮いてしまっていたんです。
それを直してほしい、と言うご依頼でした。

ぷくぷくは、原因も分かっていますし、直すのは難しい事ではありません。
しかし、ぷくぷくが出ているということは、他にも問題があるんです。
それは、全体的に汚れている、と言う事。

結局、そのスーツは再度クリーニングをして、仕上げなおしてお渡ししました。

そして、そのスーツを着たご主人が、軽い、と言ったそうなんですね。
奥様は軽い、と言われてもどう違うのか分かりませんし、クリーニングで重い軽いなんてあるのかな?と不思議に思ったそうで、水分の差じゃない?と言ったらしいです。

確かに、当店で仕上げたスーツ、軽いとよく言われます。
とあるお客様は、うちで仕上げたスーツを着ると、羽が生えたように軽いんだ、とおっしゃる人もいます。
そこまで言われると照れちゃいますが、軽いのにはきちんとした理由があるんです。

スーツは実は肩で着ています。
肩がしっかりと仕上がっていないと、余計な場所に力がかかり、スーツが重く感じるんです。
肩周りが、体に合った形で仕上がると、全体的に軽く感じます。

こう書くと簡単に聞こえますが、肩の仕上げはかなり難しいんですね。
丸いですし、肩に合わせてアイロンをかけるのは至難の業。
一般のご家庭ではかなり難しいでしょう。

では、どうしてプロのクリーニング屋さんを利用しているのに差が出るのか?

それらは仕上げの方法に違いがあるんです。

大量に仕上げをしようとするお店では、仕上げと言うよりはしわを伸ばそうと言う仕上げになりがちです。
肩の形なんて整形しようとしていると、時間もかかりますし量も上がりませんから、必然的に肩周りは仕上げなくなります。
身頃の大きなしわをとるような機械を使い、仕上げていきます。

これはチェーン店だからこうなる、と言うわけでもないんです。
大きな工場でも、アパレルさんで使う機械を導入し、肩周りや襟などをきちんと仕上げているところもあります。
逆に中堅以下でも、簡素な仕事をしているところはたくさんあります。

衣類の着心地って何でしょうか。
今は、着心地のいい服とは、肌触りのいい服の事を指します。
しかし、これは体に合っていないので疲れる服が多いんですね。

ところが昔は体に合わせた服が良いとされていました。
結果、変なところに力がかからず、着ていてとても楽な服になったんです。

昔はクリーニング屋さんも整形に力を注いでいたんです。
ところが、衣類に求められる変化に伴い、次第に、整形よりも肌触りや生産性に重点が置かれるようになりました。
肌触りを求め、特殊な加工剤を使うようになりましたし、仕上げも簡素になっていっています。

クリーニングの違い、なかなか分かりません。
スーツが汚いのはご主人が汚いからだ、そう思っている奥様は本当に多いんです。

でも、それじゃ、ご主人がかわいそう・・・。

本当にご主人が悪いんでしょうかね?
スーツが安いからですかね?
どこにクリーニングを出してもそう変わらないんでしょうか?

一度ね、クリーニング屋さんを変えてみて、ご主人に感想を聞いてみてください。
意外と、着やすいと着づらいといった感想を聞く事ができると思いますよ。

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続く。

仕事をしていると、不思議に感じる事がたまにあります。
どんな事かと言いますと、似たような事が続くんです。

たとえば、ちょっと難しい品物が来るとします。
特徴的な衣類で、しかも汚れている。
どうやって洗うか?問題なく洗えるのか?ものすごく悩むような衣類が来ると、なぜか同じような衣類が来るんです。

しかも、ほぼ同じ日に。

とても不思議な出来事です。

また、急ぎの品物が来るときも大抵そうです。
単なる急ぎではなく、わけありで急いでいると言うご依頼が来たとき、まもなく同じように急いでいる品物が来るんです。

どうしてなんでしょうね。
最近では、こういったことがあると、同じような商品が来るな?となんとなく思うようになりました。
そして、そのとおり来るからまた不思議。

衣替えのように、私たちのうかがい知れないところで、共通して感じることがあるんでしょうか。

いいことも、悪い事も、同じように続きますね。

今日は急ぎが続きました。
明日は何が来るんでしょう?
何がきても負けないぞ。(笑)

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ビシッとしない。

夜お伺いしたお客様にこう言われました。

何回かクリーニングに出してはいるんだけど、だんだんとよれよれになってきている。
新品とまでは言わないけど、もう少しビシッとならないか?

確かに、見てみるとどこかよれっとしている。
そこに気づく、と言う事はこのお客様、どこかできちんとしてクリーニングに出会っていたんでしょう。

今までどこのクリーニング屋さんをご利用していたのか聞きまして、納得。
すぐに、どうしてこうなるのか?説明させていただきました。

クリーニングの仕上がりも、好みがあると思います。
ビシッとするのが良いのかと言うと、そうでないお客様もいらっしゃいますよね。
よれよれというと表現が悪いですが、自然に感じられて良いという方もいらっしゃるかと思います。

私はクリーニング屋ですから、アイロンがかかっている方が好きですね。
これはかかってないものだけ見ていると別に普通に見えるんですが、アイロンがかかっているものとかかっていないものを両方見比べると、感想が変わって来ると思います。

しかし、今、ビシッとアイロンをかけないクリーニング屋さんが多いですからね。
なかなかご希望のクリーニング屋さんは見つからないかもしれません。

今、クリーニング業界でも職人が消えつつあります。
技術の伝承・・・と言う話ではなく、過当な料金競争により職人を使う事が出来なくなったためです。

低料金を維持するため、誰でも使えるように機械化し、パートやアルバイトで仕事をしている、そういったところは非常に多いですね。

こう考えると、料金と品質にはそれなりに関係性がありそうです。

今回のお客様、当店の仕上がりをどう判断していただけるでしょうか。
ご満足いただけるよう、がんばらないといけませんね。

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地震大丈夫ですか?

午前中、仕事をしていまして、まったく気づかなかったんです。
で、途中、トイレへと上へ上がったときに、地震のニュースを知りました。

地震の被害にあわれた皆さん、大丈夫でしょうか?

すぐさま、知り合いのところへ電話。
前回の新潟のときと違い、今回は携帯電話がすぐつながります。
出なかったので、こちらの誰かが連絡を取っていないか、確認の電話をします。

その後、まもなく新潟の本人から電話を頂き、無事に確認が取れてほっとしました。
どうも今回は、メールの送信が出来なかったようです。

地震の範囲が広いので、石川の友達にも電話をかけました。
こちらもとりあえず大丈夫。

安否確認が取れるとほっとしますね。

地震や災害のときって、なかなか連絡を取れないんです。
電話していいのかな?自分よりもっと身近な人と連絡を取り合っているんじゃないか?そう思ってしまい、なかなかアクションが起こせないでいることが多いんですよね。

でも、アクションを起こせなくても、みんな心配している。
これは事実だと思います。

誰かが連絡を取ったら、すぐ回してあげましょう。
安否確認が分かるだけで、どれだけほっとする事か。
また、もし何かあったときも一人よりも何人か集まった方がいろいろとやれる事が増えます。

普段はね、別に連絡を取り合わなくてもいいと思っています。
でも、こういうときは別。
いざと言うときに動ける、そういう人でありたい、そう思います。

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台風過ぎて

大きいと言われた台風が何とかそれたようです。
一時は関東上陸か?なんて言われていましたが、弱まりながら海の方へそれたみたいですね。
丸一日雨を覚悟してましたが、夕方にはやんだようです。

実は今南武線に乗って川崎へ向かっています。
カリスマ染み抜き師こと福永さんが来ているんですね。
先週エアアイロン選手権の審査員にきていましたから二週連続です。

横浜の友達と食事をするらしいと聞いていたのですが、私にも声がかかりまして向かっているところなんです。

台風来ていましたからね、最初は諦めていたんですが、過ぎちゃえばなんて事ないですからね。

あ、今稲田堤です。

さて福永さん、なんで今回来たのかといいますと、トークショーやるんですね。川崎の住宅展示場で明日16日にやります。

染み抜きでトークショー、興味津々です。
染み抜きやクリーニングの話しは結構マニアックで難しいですから、そこをどう伝えるか腕の見せ所です。染み抜きの実演もやるらしいですよ。

明日は台風一過できっと暑いと思います。みなさん、くれぐれもお体にお気を付けください。

トークショー、熱いだろうな。

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降水確率100%

台風が近づいているらしく、今日は一日雨。

午前中はそれほどでもなかったようですが、午後に入り、雨足が強くなってきました。

かなり大きい台風らしいですね。
各地で被害も出ているようですが、大丈夫でしょうか。
明日から明後日にかけて関東にも接近するようです。
中河原は多摩川がすぐ近くにありますので、河川の増水など十分ご注意くださいね。

天気予報を見ていて、久しぶりに降水確率100%と言う数字を見ました。
明日は絶対降るだろう、と思っていても、なかなか100%は見る事が出来ません。
気象予報士さんが、自信を持って降る!と宣言しているんですから、明日はおとなしくしていましょうね。

ただひとつ気になるのが湿気。
これだけ降っていれば家の中の湿気も相当なものです。
雨が上がったら湿気対策だけは怠らずにお願いします。
この後、梅雨が明けて夏が来ると、この湿気が事故につながる可能性もあります。
お気をつけください。
戸締りして、今日は早く寝ましょう。

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アイロンがけの手順は?

先日、いらっしゃったお客様が、Yシャツをかけていた私の手元をじーっと見ているんです。

アイロンがけって皆さん興味あるんでしょうね。
よく視線を感じます。

そこで、アイロンがけの話になったのですが、どこから先にかけるか?と言う話になったんです。

アイロンがけには手順があります。
しかし、それは絶対ではないんですね。
そのお客様いわく、新聞にかけ方が載っていて、そのときは襟からかけていたらしいんです。

うーん、襟からかけるのはちょっと・・・。(^_^;)

襟って一番かけやすいんでしょうね。
ご家庭で使っているアイロン台にも全部乗っかりますし。
でも、シャツの中で襟ってびしっとさせたいところじゃないですか。
そこを一番最初にかけると、動かしているうちにしわがよると思うんです。

Yシャツは綿やポリエステルが使われています。
せっかくアイロンをかけても、ちょっと動かすとしわが出来たりするんですね。
ですから、なるべくびしっとさせたいところは動かさないようにするんです。

つまり、一番最後にかける。

絶対と言うわけではないので、そこだけは注意していただきたいのですが、わたしなら袖からかけます。
次に・・・・・、悩みますが襟かな。
最後に身頃。

どうして襟をかけるかと言いますと、この時点で襟をかけても次の身頃のときは襟を触らないからです。
触らなければ無駄なしわはつきにくくなります。
身頃と襟の順番は場合によっては変えることもありますね。

袖を一番最初にかける理由ですが、一番動かすところでしわが一番発生するところだからです。
多少のしわは、着用中のしわと重なるので、見栄えにはあまり影響しません。

Yシャツのアイロンがけの順番、ご主人がどこを良く見せたいか?で決めるといいと思います。
皆さん、こだわりがありますからね。

ビシッとかけて気持ちよくご主人を送り出してあげましょう。

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ごみが増える。

ダストボックス廃止の話が出てきて、いたるところでごみの話が出ます。
mixiの中のコミュニティでも、ダストボックス廃止についての議論がほぼ毎日行われていたり、関心の高さがうかがえますね。

近隣の市町村が、ダストボックスを廃止し、ごみの量が減っていていかにも効果があるように取り上げられていますが、果たして本当なのでしょうか。

ごみを気軽に出せなくなる事により、ごみになりそうなものはなるべく減らすように心がけるようになるようです。
クリーニング屋さんでも、お持ち帰りようのバッグが極端に減るらしいですから、一定の効果はあるんでしょう。

しかし、反面、データに出ないところでごみが増えていると言う実態もあるようです。

たとえば、コンビニのゴミ箱。

ご近所さんに話を聞いてみると、明らかにごみが増えているようです。
家庭用のごみもあるらしいですし。

ダストボックス廃止により、ごみを出す時間にあわない人も出てくるんでしょう。
そういう人は、通勤の途中なり捨てていく事になるんだと思います。
現在、府中市のダストボックスには、近隣市のごみが多数入っているようなのですが、こういうことなのかもしれませんね。

ごみは絶対出ます。
それをどうするか?そこで皆さんいろいろと話し合っているんですね。

減らす努力も必要。
これらは、メーカーさんや商売をしている人の協力も必要でしょう。

また今のところ、ごみの量もそうですが、一番の悩みは分別がしっかりとされていないところのようです。
これは使用者のモラルの問題でもあります。

今の世の中は、生活のパターンが皆さん違います。
集配のご依頼も、深夜遅くの人から朝早くの人までまちまちです。
昔と違い、これだけいろいろな生活をしている人がいる事を考えると、ダストボックスはとても便利なものだったと思うんですね。

なんとか維持しつつ、ごみの分別も解決できるようなアイデアはないでしょうか。

やっぱりね、私思うんですよ。
市民が生活しやすくするのが政治ではないかと。
となると、ゴミ箱を廃止するのではなく、存続させつつ、何か対策を考えてほしい、そう思うんです。

難題だと思いますけど。

他の人に捨てさせない、それも良いかもしれませんが、そこに捨てる事が出来なければ、別のところに捨てに行くだけで、全体としては変わらないと思うんですよね。
自分たちの目の前のごみが減ったと喜んで、目の届かないところにごみが捨てられるのは良いのか?そう思うんです。

やっぱり、近隣市との協力が必要かな。

ごみの分別も、専門にそういう人を雇うとか出来ないですかね?
もちろんお金はかかりますから、そこもクリアしないといけません。
雇用も促進させる事が出来るんではないかと思ったりして。

ダストボックス廃止まであと一年。
真剣に考える必要がありますね。

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エアアイロン選手権、終わる。

先週の土曜日、以前ここで紹介した、エアアイロン選手権が開催されました。

場所は横浜、大桟橋ホール。

私は残念ながらいけなかったのですが、後で聞いてみると、会場は大盛り上がりだったそうです。

今後、更なる大きな大会へとつながるかな?

初めての大会と言う事もあり、時間の関係上、演技者は3名。
まだ、誰もやった事のないエアアイロンですから、どのようなパフォーマンスが出てくるのか?みんな興味深々でした。
出演者も、戸惑った事と思います。

しかし、ふたを開けてみるとみんなの予想を裏切るパフォーマンスだったようです。

皆さん、クリーニング師の有資格者ですからパフォーマンスの中にもきちんと技術が入っているんです。

笑いながらも、今身頃かけてるな、とか、襟元を調えているなとか、そういったものが伝わってきます。

しかし、一般の人が見て伝わるか、いまいち微妙なところ。
私たちは毎日の作業ですから、想像出来るんですけどね。

じつは、ここに動画がアップされています。
興味ある方見てみてくださいね。

ちなみに商品はエアーサロンパスだったとか。
体にも優しかったようです。

クリーニング屋さん、面白い人たくさんいます。

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高架化の効果は?

すいません、駄洒落から入ってしまいました。

中央線の下りが高架化されましたね。
片方だけでも高架化されると、いったいどうなるのか?
非常に興味深々でした。

いつものように集配に出かけますと、小金井周辺で妙に道路が空いていると感じます。
一番空いているのが線路を渡る道路。
そういう意味では、片側だけでも相当な効果があったと言っていいのではないでしょうか。

しかも、その周辺の道路まで影響が出るんですね。
迂回する車が減り、周辺の道路もすんなりと通る事が出来ます。

集配が楽になりました・・・・・、と思っていると、なかなか現実は甘く無い様で。

最初の数日は空いていたんですが、徐々に皆さん考えて通るようになるんでしょうね、決まった道路の交通量が増えてきます。

通りやすい道、便利な道です。
当然私も通りますから、それなりに影響が出る。
それでも、かなり時間は変わっているんですけどね。

これで完全に高架化されたらどうなるんでしょうか。
周辺の道路から、渋滞はなくなるかな?

今から期待しちゃいます。

中央線沿線のお住まいの方も、全然変わってきているんじゃないですかね。
早く完全に高架化しないかな。

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光っても良いですか?

先日、調布からいらっしゃったお客様と話しをしていたんです。

最近調布方面から、お持ちになるお客様が多いんですよね。
そこでふと気になったので、調布の方のクリーニング屋さんの話を聞いてみたんですが、びっくりしてしまいました。

そのお客様、普通のスーツをクリーニングに出そうとするとこういわれたんだそうです。

『光っても良いですか?』

スーツが光っても良いですか?って、どういった返しでしょう?
光るってクリーニング業界では『アタリ』と言うんですが、要はアイロンなどで光って見える、と言うことらしいんですね。

しかし、普通はそんな事はありえない。

確かにアタリの出やすい生地というのはあります。
しかし、そういった商品は出ないように気を使って仕上げをします。

しかし、今回の商品は普通のスーツ。
受付時にわざわざ断りを入れなければならないものとは違います。

考えられる原因は主に二つ。

一つは、色が濃紺系でアイロンをかけるときに当て布を使ってないとき。

アタリは濃紺系に良く出ます。
これを防ぐ手立ては一つ、あて布をする事です。

もう一つは、汚れが落ちきっていないので、黒光りしてきた。

これは実際当店の近くでも確認が取れました。
クリーニングをして汚れが落ちきらないで、プレスをしていくと、だんだんと光ってくるんです。

素材もみず、いきなり光っても良いですか?なんて聞いてきたそうですから、このアタリがかなりクレームで寄せられているんでしょうね。

原因がどちらにせよ、早く手を打った方が良いでしょうね。

今まで受け付けて言われた話はたくさん聞いてきましたが、光っても良いですか?って言うのは初めてです。

びっくりしててはいけませんね。
本当に世の中いろいろな事があります。

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クリーニング事故?不良品? 最終夜

皆さん、長い間お付き合いいただきましてありがとうございました。
さて、今回の話の結末です。

メーカーさんから電話をいただいてから数ヶ月の後、先日お客様が前を通られたんです。

いつもの様にご挨拶をし、いつものように世間話をしていると、そうそうと思い出したように話が始まりました。

『例のコート、結局全額返金と言う形になりました。』

全額返金と聞いて、正直言いますと、メーカーさんよく返したなあと思ったんです。
最初の電話の話のときに、製品の問題は認めたくなさそうだったのと、返金を提案したときにずいぶんと悩んでいたので、返金は難しいのかな?と思っていたんです。

しかも全額、でしょ。

お客様からお話を聞くと、同じ製品をもらってもまた同じように事故になるならいらない、そう思ったんだそうです。
代替品も、気に入ればいいんでしょうが、気に入ったものがあるかも分かりませんしね。

個人的に、落ち着くところへ落ちついたなと思います。

安い衣類が売られる中、高額な商品も多数売れています。
ファッション性が高く、素材も特殊なものがあり、扱いが難しいものも多数出ていますね。

売る側もこれからは変わって行かなければならないでしょう。

10万もするものが吊って売られていて、その説明は何もなし。
問題がなければそれでもいいのですが、扱いに癖がある商品までそのままでは、お客様が困ってしまいます。

また、アフターケアの勉強もした方が良いですね。
いまだに、洗ってはいけません、濡れたタオルで拭いてください、と言うメーカーさんが多いのですが、この日本の気候でそれでもつ衣類がどこにあるでしょうか?

高温になりつつあるし、雨が降ると土砂降りで湿度も高い。
そんな状態で着て、汗もかいているのに、タオルで拭くだけでは何の解決にもなりません。

現状の衣類はいいのか?もう一度検証する必要もあるでしょう。
柔らかさの追求の果て、洗うと変化がおきてしまうようではいけませんね。
場合によっては、柔らかさの追求を諦めなければならないかもしれません。

この問題は、私たちクリーニング業にも当然問題があるんです。
一緒になって解決していかなければなりません。

そして、いい物を作っても売れないと言う話。
これもある意味現実なのでしょうが、それに負けてもらっても困ります。

確かにね、安いと言うのは購買意欲を最も掻き立てるといえるでしょう。
また、高額な商品は、どんなにいい商品でも売れるようになるまで時間がかかってしまいます。
中には、最後まで売れない事もあります。

安く作る事はお客様の利益につながりますが、何でも安ければ良いと消費者は言ってないはず。
きちんとつくり、耐久性もあり、メンテナンスもしっかり出来る、そういう商品をなるべく安く買いたい、そういっているのではないでしょうか。

消費者は専門家ではありません。
だからこそ、その道のプロが作るものはしっかりとしてもらいたい、そう思うと思うんですね。

プロとして。

私たちクリーニング屋さんにももちろん言える事なんですが、越えちゃいけない一線はあると思います。

このメーカーさん、次はいい商品作ってくれるかな?
期待しましょうね。

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クリーニング事故?不良品? 第六夜

集配から帰ってきて、お店に前に立っていると、駅の方からなじみのお客様が歩いてきました。
いつものようにご挨拶をすると、お店の方に寄ってきます。

何か品物があるのかな?と思っていると、開口一番、この度はご迷惑をおかけいたしました、との事。

最初は何の事だか分からなかったんです。
すると、コートの件だとおっしゃいます。
3日も経っていますし、まさかなじみのお客様だとは思いもせず。

それからしばらくお店の前でお話。

やはり、メーカーさんの一言が気になったようで、クリーニングがおかしいのではないか?と言うのが一番気になったらしいんですね。

私たちとの話の翌日、メーカーさんからお客様のところへ電話が入ったらしいのですが、なんとも煮え切らない返答に、困っていました。
どう解決していいか?分からないらしいんですね。

こういったケースでは、メーカーさんが取る行動は大体二つ。

同じ商品もしくは代替品を渡す。
商品購入代をお返しする。

非を認めたがらないメーカーさんと話し合う事を決意したようです。

昔は、こういうことは少なかったんですね。
お客様があきらめてしまうケースが非常に多く、またメーカーさんは悪くない、クリーニングが悪いんだ、と言う事も非常に多かったんです。

本当に、時代は変わったんだなあと思います。

そして、先日、このお客様が再びご来店されました。
その結果は?
その理由とは?

最終夜に続きます。

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クリーニング事故?不良品? 第五夜

今回の件について問題があります。

まず、劣化が起きる素材が使われているコートが販売されている事。
ここはこのメーカーさんだけでなく、販売している人たち皆さんに少し考えていただきたい事なんです。

劣化すると分かっていたら、お客様は購入をしたのか?

ここ、買う側にとってはかなり重要ですよね。
ポリウレタンを使った製品は、結構高額な商品が多いんです。
買う側の心理としては、高額な商品だから、丈夫で長持ちするだろう、と思う人がたくさんいると思います。

しかし、実際は時間とともに劣化が起きてしまう。

この説明をきちんとしているか?と言う問題がありますよね。
私が今まで聞いた中で、ポリウレタン製品を買った人で、この説明を聞いた人は皆無でした。
そして、劣化すると聞いた後に皆さん同じ事を言うんです。

それなら買わなかった、と。

この劣化はデメリットではなく、商品の特徴だと思うんです。
その特徴をきちんと説明をしないと、いざ事が起こったときにお客様は事故だと思います。
すると、クレームになってしまう。

きちんと説明をするよう、アドバイスしました。

そして、もうひとつ疑問があったので聞いてみたんです。

なぜ合成皮革を使ったのか?
合成皮革には問題があるのは分かっていたはずです。
当然、劣化が起きることも予想されたわけで、それなら劣化が起きない製品を使う選択もあったはず。
具体的に言いますと、今回は皮を使えば何の問題もなかったんです。

その辺を突っ込んで聞いてみると、意外な答えが返ってきました。

『うちのような小さいアパレルメーカーでは、そんなコストがかかるような商品は作れません。一番売れている有名なメーカーさんの服を真似て、コストを削減して早く作って売らないと商売にならないんです。』

言っている事はなんとなく分かる気がします。
でもね、コスト削減が、品質の劣化になり、クレームになっていたらどうしようもないと思いません?

いい素材を使って高い商品になると、お客様が買ってくれない、そうおっしゃっていました。

確かにね、安いって人を動かす力があります。
反面、丁寧な仕事や良いものって言うのは値段が高いですし、簡単に売れてはくれないんですね。

認知されるまで相当時間がかかってしまう。

うーん、考えちゃいますねえ。
なんかどっかのコロッケの話みたいで。

実は今年に入ってからこのような話を数件聞いているんですよ。
もっとお客様を信じても良いと思うんですけどね。
安いものを欲しているのと同じようにいい物を欲していると言うのもあります。
信じて、作れば良いと思うんだけどな。

いろいろと話をしていると、どうやら母からも同じ話をされたそうで、考え込んでいましたね。

私たちクリーニング屋からすれば、きちんとした商品を作ってもらわないと困るんですけどね。

でも、私たちが困る前に結局お客様に全部返っていっちゃうんですよ。
長持ちしなかったり、問題がおきて困るのはお客様。
プロだから、ちゃんとしたものを提供した方が良いと思うんですけどね。

と、コスト削減から、そういった商品は変化がおきやすい、というような話になったときにこんな事言うんですよ。

『だから私たちはお客様からお電話を頂いたときには、服は洗わない方が長持ちするんです、と言っているんです。洗うと変化しますからって。』

おいおい、根本的に間違っているぞ。
もう少し、メンテナンスの事考えた方がいい気がします。
こういう方、アパレルさんには多いんですけどね。

長々と電話をしてきましたが、ひとまずこの辺で終了と相成りました。
最後に、お客様へ、伝言を。

『私たちはどんな話をされても大丈夫ですから、遠慮なく来て話をしていってください、とお伝えください。今回の事も全部ご説明をします。お気軽にご来店ください、とそうお伝えください。』

それから3日後、お客様がご来店しました。

つづく。

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クリーニング事故?不良品? 第四夜

大体の説明が終わった後、コートの持ち主のお客様の話になりました。

やはり、メーカーさんの方では誰だか名前を教えてもらえず・・・。
では、どうしてうちに電話をかけてきたのか?
そのお客様は当店に問題があると思っているんじゃないですか?と質問したところ、意外な言葉が返ってきます。

『それがですね、お客様は今回のことに関しては怒っているわけではないんです。どうしてこうなったのか?きちんと説明をしてほしいといいっているんです。』

なるほど、そういう事でしたか。
当店のお客様らしいなと一瞬思いました。

とりあえず怒鳴る、と言う人が多い中、どうしてこうなったのか?まずそれを教えてほしい、と言うのはこれから話をしていく段階でとても重要な事だと思います。

クリーニングで変化がおきると、クリーニングが悪い!と思う人がほとんどだと思います。
しかし、実際はそうでもないのが難しいところなんです。

クリーニングをして変化が現れる事は多いのですが、原因は別のところにあるケースってたくさんあります。

製造に問題があるケース。
着用の仕方、もしくは保管の仕方に問題があるケース。
クリーニングに問題があるケース。

ひとまず、どこが原因でこのような事が起きたか?調べる必要があるんですね。
保障などその後の対応はそれから後の話です。
原因が分からないまま、怒鳴ってしまっては満足な対応を得られない事もあります。

話を元に戻しましょう。

そこでメーカーさんのほうでは、クリーニングに問題があるのでは?と言う事をお客様にお伝えしたそうなんです。
石油系とパークを間違えたんじゃないかと。

すると、このお客様、大変怒ったそうで、こうおっしゃったらしいんですね。

『私が使っているクリーニング屋さんはとても丁寧で、そんな初歩的な間違いをするはずがない。私は信用しているし、私の方からそんな事聞きたくないから、もし疑っているのなら自分で聞いてみてください。』

なるほど、それでメーカーさんから電話があったわけだ。

メーカーの担当者さんも、これにはびっくりしたらしいです。
で、実際電話をしてみて、納得したらしい。

メーカーさんから言うと、クリーニング屋さんの対応も困った人が多いようなんですね。

質問に答えられない、説明が出来ない、すぐ怒鳴る。

こんなのでは、クリーニング屋さんとアパレルメーカーさんが手を組めるはずもない。

担当者さんいわく、きちんと説明をしてくださったのは、お宅を入れて二件目だ、そうです。
ほんと、説明って大事です。

さて、今回の件については先が見えてきました。
しかし、問題がないわけではありません。
ここからは、クリーニング業者としてアドバイスを送る事にしました。

えー、まだまだ続きます。

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クリーニング事故?不良品? 第三夜

配達から帰ってきたばかりなので、とりあえず車を駐車場に止めにいき、帰ってきてすぐにメーカーさんへ電話を入れます。
担当者の名前も控えてあったので、割とスムーズにつながりました。

相手が電話口に出ると、いささか緊張した様子。
すぐさま違う人間が電話をかけてきたので、警戒したのかな?と思いました。

とりあえず、今回の事情を一から説明していただきます。

合成皮革のついたコートの合成皮革の部分がぱらぱらとはがれてきているということ。
買ってまもなく、クリーニングしてしばらく来ているうちに気づいたとの事。
製品は製造されてから1年しかたっていない。

担当の方も、母から説明を受けているので、同じ質問はしてきません。
こちらもそれは分かっているので、単刀直入にこういいました。

『それ、ポリウレタンの劣化でしょ?』

ポリウレタンの劣化、ここ数年でよく耳にする言葉ではないでしょうか。
ポリウレタンは、繊維の中でもちょっと特殊なもので、繊維が製造されてから、3年から5年ほどで劣化が起きてしまうんです。
これは、着用していなくても関係なく起こります。

すると、担当の方がこう切り替えしてきました。

『合成皮革としか書かれていませんから、クリーニングの間違いでこうなったんじゃないかと・・・。』

合成皮革にも種類がありまして、どの繊維で作られているかによって扱いが変わってくるんです。

ポリウレタン以外に、塩化ビニルという素材で作られることもあります。
これは、俗に言う塩ビ。
水道管のパイプを思い出していただくと分かりやすいですね。
あれを、特殊な薬品で柔らかくし、繊維として使用します。

この塩化ビニル、そもそもドライクリーニングが出来ないんです。
ドライクリーニングをしてしまうと、柔らかくしていた薬品が抜け出してしまい、元の硬いパイプに戻ってしまいます。
ぱらぱら、なんて物じゃなくてバリバリ。

先にも説明したとおり、当店のドライクリーニングの設備は石油系しかありませんから、そもそもパークロルエチレンでのクリーニングは出来ません。
もし、塩ビで出来た合成皮革だったとするならば、ドライクリーニングOK、石油系に限る、といった表示自体、間違いということになります。

私はこの手の話をするときに、責任は誰にあるのか?ということよりも、まずどうしてこうなったのか?ということを解明しようとします。
お互い、原因が分かれば、その後の対応は自ずと見えてくるからです。

素材とクリーニングの関係を説明し、ポリウレタンの劣化と考えるのが普通だと思うけど?と再度話をします。
すると、こういうんですね。

『でも、この服は製造されてから1年しかたっていないんです。劣化には早すぎます。』

確かに私、先ほど書きました。
ポリウレタンの劣化は3年から5年で起こる、と。

では、ポリウレタンの劣化ではないのか?
ここで、メーカーさんは大きな勘違いをされているんです。

それは、服の製造と繊維の製造は違う、という事。

確かにコートは一年以内に製造されたかもしれない。
でも、その服に縫い付けられている合成皮革も同じ時期に作られているというわけではないんです。

アクセントでつけられているものほど、大量に生産されていてストックされています。
3年前に製造されているものが混ざる可能性はかなりあるんですね。

喧嘩をするわけじゃないので、丁寧にその説明をしまして、納得していただきました。
メーカーさんもね、本当はちゃんと分かっているんです。
でも、クリーニングをした後、と言うとどうしてもクリーニング自体を疑いたくなるんですね。

この電話、実はこのままで終わりませんでした。
さらに、いろいろな話に移っていくんです。

と言うことで、さらに続きます。

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クリーニング事故?不良品? 第二夜

昨日の続きです。

さて、どのようにクリーニングの説明をしたかといいますと、大体以下のような話をしたらしいんです。

当店のドライクリーニングは、石油系のドライクリーニングを使っている。
どのお客様のものか分からないが、素材にあわせて洗っているので、合成皮革がついている衣類なら扱いはほとんど同じはず。
聞いた話から総合すると、汚れ具合にも寄るが、洗う前に局所的に汚れている箇所を、重点的に汚れを落とす。
そして、洗い自体は短時間洗浄をして、衣類に無駄な力をかけないようにする。
乾燥工程は、熱を加えると良くないので自然乾燥をしている。
ただ、そのままではクリーニング溶剤が完全に飛んでくれないので、人体仕上げ機で数回仕上げを行っている。

この説明の間、さらに素材の特徴を説明し、このような工程を選んだ旨も説明しています。

そもそも、どうしてクリーニング事故を疑ったのか?
アパレルメーカーさんはどこに疑問を持ったかというと、絵表示にはドライクリーニングは出来るとあるのですが、石油系のドライクリーニングを指定してあったのです。

ドライクリーニングの溶剤には種類がありまして、石油系は油脂溶解力が弱くデリケートな物を洗うのに適しています。
これとは別に合成溶剤というのがあります。
パークロルエチレンといいまして、こちらは油脂溶解力がとても強く、洗浄力が強いのが特徴です。

今回の変化を、ドライクリーニングの溶剤を間違って使っていないか?そこを疑ったようなんですね。

となると、先ほど説明した話は過剰すぎると思います。
どの溶剤を使っているか、それさえ分かればメーカーさんはいいわけです。
それに、詳しい工程を説明しても、あまり伝わらないという事もありますし・・・。

これで一件落着したのかな?と思うと、なぜか母は不機嫌そうな顔。
説明しても、まだ疑っているような印象を受けたんでしょう。

母から電話の話を全部聞いても、途中分からないところもありましたので、私が追っかけ電話してみることにしました。

さらに続きます。

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クリーニング事故?不良品? 第一夜

春、とても忙しい時期でした。
私が配達から帰ってくると、母が不機嫌そうな顔で話しかけてきます。

『合成皮革のついたコート、誰から出たか覚えてる?』

突然こう切り出されたので、初めは何の事だかわかりませんでした。
タグが取れて誰のか分からなくなったのかな?と思っていると、こう続けます。

『つい今しがた、アパレルメーカーから電話があったんだけど。合成皮革のついたコートがぼろぼろになったとお客様から電話がメーカーに入ったらしい。』

『どんなクリーニングしているか、聞かれたの。』

こう言います。

私たちも人間ですからミスをしないわけじゃありません。
でも、ぼろぼろの状態のものを見逃すなんて事は考えられないし、もしクリーニング事故でそのような状態になったとしても、そのまま何も言わずにお返しするなんてありえないんです。

きちんとお客さまに説明し、その後の対応も説明します。

いろいろな事が頭の中を駆け巡りますが、とりあえず冷静に、一つ一つ確認することにしました。

私 『で、そのコートは誰のものか聞いたの?』

母 『それがね、誰のものか絶対言わないのよ。』

誰のものか分からなければ、私たちが本当にクリーニングしたのか?分かりません。
でも、メーカーは決してお客様の名前を教えてくれないんです。

私 『教えてくれないんだ。困ったね。じゃ、具体的にどんな素材?』

母 『綿なんだけど、合成皮革が部分的に使われているもので、ボタンの周辺にアクセントとして使われているものみたい。自分のお客様の中で心当たりある?』

全部を覚えているわけじゃありませんが、特徴のあるものは大体覚えているもので、今回のような商品、合成皮革が使われているようなものは、クリーニング自体気を使うので忘れるはずがありません。

今年出た品物の記憶をたどってみますが、私がお預かりした中では該当する客様はいらっしゃらないようです。

私 『こっちにはいないみたいだな。お店のほうに心当たりは?』

母 『それらしいコートは今年何着か洗っているけど、事故を起こした事はないんだけど。』

素材を聞いたところで、大体ある程度予想はつきます。

どうしてぼろぼろになったのか。
どこに責任の所在があるのか。

これは母も同じです。
問い合わせのお電話をもらって、お話を伺ったときに、大体察しが着いていたようでした。

私 『で、どう説明したの?』

母 『そりゃ、全部話したわよ。うちで使っているドライクリーニングの溶剤、クリーニングの手順、乾燥工程、そしてなぜそのような扱いをするかも、ね。』

うちは、働いている人間、全員がクリーニング師の資格を持っています。
説明はきちんとしていますし、間違った話はしません。

ちなみに、どのような話をしたかといいますと・・・・・。

明日へ続きます。

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エアアイロン

先日、深夜テレビを見ていると、またエクストリームアイロニングをやっていました。
ここのブログにコメントをいただいた方でしょうか、その方も出ていましたね。
非常にまじめで一生懸命なのが伝わってきて、面白さの中に好感が持てました。

クリーニング屋さんの中でも話題になっていまして、もしかしたらそのうちプロの参戦もありえるかもしれません。

それとは別に、七夕の夜に横浜で新しい競技が始まります。

その名も、エアアイロン。

エアーギターはご存知でしょうか、あれのアイロン版ですね。
あたかもアイロンを握っているかのように、シャツを仕上げているかのように、見せる競技です。

クリーニングフレンドシップサミット07’神奈川というのが横浜で開催されまして、その中のイベントのひとつで催されることが決定しました。

そもそもこのクリーニングフレンドシップサミット07’神奈川というのはどういうものかといいますと、全国のクリーニング屋さんが一堂に集まりまして、選ばれた組合青年部が研究発表を行い、その後交友を深める、そういった集まりなんです。

そのイベントの今年のテーマが、「VOYAGE(出航)」。

日本初、いや世界初の新しい競技、エアアイロンの開催はまさにテーマにふさわしいといったところです

参加者は皆さんクリーニング師の資格を持ったプロばかり。
そんな彼らがやるエアアイロンですから、一味もふた味も違います。

プロならではの、アイロンの温度を確かめるところや、本カフスを取るところ、蒸気のリアリティなど、マニア受けしそうです。

願わくば、今回限りでなく、毎年開催され、全国的な大会になってほしいと願っています。

プロによる、エアアイロン、見てみたいと思いませんか?
私も見てみたい。

どこかテレビ局、取材しないですかね?

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