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2007年8月

バッテリーが上がっちゃった!

配達の途中に突然車が動かなくなってしまいました。お客様の所で品物をお預かりし、さー次の所へいくぞとキーを回したんですがエンジンがかからない。
いつもの音と違い、ガリガリガリと鳴るだけでかからないんですね。

とりあえず一番遠い所までは配達に来ていましたからあとは帰りながら配達するだけ。
しかも、時間に厳しい配達ではなかったのでJAFを呼んで待つことにしました。
今は便利なんですね。#8139と押すとすぐ繋がります。症状を伝え、大体の場所を伝えまして、お姉さんが一言。

『40分ほどお待ちください』

慌てても仕方ありませんし、待つことしか出来ませんから、預かってきた品物に名前をつけます。

大体時間通りにJAFのお兄さん登場。

手際よく作業を始めます。やはり一番怪しいのがバッテリー。
電圧をチェックすると少し電圧が残っているようです。再度キーを回しながら見てみると一気に電圧低下。どうやらバッテリーの寿命のようです。

バッテリーを直で繋げればエンジンはかかります。しかし、また車を止めるとエンジンはかからなくなってしまいます。

どうしようかと困っていたらJAFのお兄さんから一言。

『バッテリー換えますか?』

なんとこう言うときのために色々な車用のバッテリーを積んでいるらしいんです。

まだ配達がありましたし、どうせ換えなければいけないのなら早いに越したことはありませんから換えてもらっちゃいました。

動かなくなってから50分。思っていたよりも早かったですね。

作業中、色々お話を聞きましたが、JAFって本当に凄いですね。忙しさも半端じゃないようです。

私の作業をちゃっちゃと終わらせて次の現場へ行ってしまいました。

プロフェッショナルだな。
思わぬトラブルでしたがいい出会い、いい経験でした。JAF、入ってる方がいいですよ。

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半ズボン

クリーニングも、流行のようなものがありまして、その年毎に出るものが違ったりします。

今年に気になったのが半ズボン。
今年の暑さを象徴しているような感じです。

今までは夏と言っても半ズボンが出ると言う事はまれでした。
しかし、今年は別。
仕上げていまして、男女変わりなく結構半ズボンが出ています。
ハーフパンツといった方が良いかな。

今年も異常に暑いと言われていましたが、ここ数年記録的な暑さが続いていました。
38度を記録するのが毎年ありましたし、そろそろ変化が出てきているんじゃないでしょうか。

クールビズが出来たように、自然と暑さに対する衣類に変わってきているように思います。

今後も気温が上昇し続ければ、ハーフパンツがかなりの量を占めるようになったりするのかしら。
私も集配のときは長ズボンをはいていますが、お休みに入ったらハーフパンツで過ごしていました。
あの軽さ、涼しさを感じると、夏はこの格好しかないなと思ったほどです。

クーラーなどを使うのも環境にやさしくないですし、ハーフパンツにしたりする事で涼しさを求めるのはいいことだと思います。

これ以上暑くなるのは正直勘弁ですけどね。(笑)

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荷台に積まれていく洗濯機

昨日、川崎街道を稲城から桜ヶ丘方面へ走っていた時のことです。
国立のお客様のところへ〜♪なんて鼻歌歌いながら運転していると、斜め前を走っているトラックの荷台に、業務用の洗濯機がありました。

おっ!この時期入れ替えするなんて、景気が良いなあ、なんて思って走っていると、どうも違うようなんですね。

そのまま併走する事数分、次第にどのような状況か分かってきました。

トラックに積まれていたものは洗濯機だけではなく、ボイラー、プレス機、ドライクリーニング機、他クリーニング屋さん一件分の機械。

やめちゃったのかな。

見ると、機械もかなり古いもの。
全部入れ替えするなんて事は、よほどの事じゃない限り出来ません。
考えられることがあるとすると、体のいい中古が入ったので入れ替えしたとか。
閉店するクリーニング屋さんの機械を丸ごと買い付けて入れ替えするなんて事はたまにあります。

でもボイラーまで積んでいましたからねえ。
やっぱり入れ替えは考えにくいかなあ。

どんなものでもそうだと思いますが、やっぱりやめるってさびしいもんですね。
その人のことは知らないのに、機械を見ていると長く使っていたのが分かりますし、同業者がやめるってなんだかさびしいです。

でもやめるところって意外と多いんですよね。

世の中では少しずつ景気のいいところも出てきているようですが、クリーニング業界はまだもうちょっと先になるかな。
少し遅れて景気の波が来る業界ですからね。
景気が悪くなったころも、他の業種に比べて悪くなるのが遅かったんです。

もうちょっと頑張れなかったのかなあ、と思いつつ、ご苦労様でしたと言う気持ちもあります。

ちょっとしんみりした出来事でした。

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再度、借り物には注意。

以前、ブログで取り上げた話なのですが、再度取り上げさせてください。

この時期、結婚式などでドレスやスーツなどを借りる人が増えてきます。
レンタル屋さんではなく、友人や知り合いから借りるケースですが、借りた後問題になるケースが結構あります。

ほとんどの人が礼儀として、借りたものはきれいにして返す、と言うのがあると思うのですが、ここでトラブルが起きることがあるんですね。

と言うのは、クリーニングして返したときに、仕上がりがひどくてトラブルになったりします。
自分では普通だと思ったのに、相手から見るととんでもないと言った具合です。

クリーニングって、意外と人それぞれ感覚が違うんです。
クリーニング屋さんに出してあればいいという人から、ちゃんとしたものはちゃんとしたところで、と言う人までさまざま。
善意のつもりで、クリーニングして返したら、ひどくされたと怒られた、と言うケースも良くあります。

実際、当店のお客様でも、人に服を貸すときは、そのまま返してくださいというらしいです。
クリーニングして返されて、とんでもない古着のようにされたと泣いて来た方もいらっしゃいました。

このようなトラブルを回避するためには以下のことを確認するようにしましょう。

借りるときに、クリーニングして返して言いか、確認しましょう。
黙ってクリーニングして返すとトラブルになりかねません。
きちんと確認をとることが重要です。

また、確認が取れなかったときは、借りた人にクリーニング代を渡して返すようにするといいと思います。
クリーニング屋さんもいろいろなので、気に入ったところに出してください、と言うのが一番無難。
自分が普段使っているクリーニング屋さんですから、仕上がりも大体見当がついているはずです。
これが一番安心ですね。

ここ最近、お電話でクリーニングの集配のお問い合わせをいただくと、借り物のクリーニングが非常に多いのです。
そのままお預かりしてもいいのですが、クリーニング代をお渡したらいかがですか?とご提案しています。

日常の些細なトラブルなのですが、衣類の借り物で友人関係が壊れると言う話しはよく聞きます。
そんなのもったいないですよね。

服を借りたとき、ちょっとだけ気にしておいてくださいね。

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洗えますよぉ♪

服を買いに行くと、よく言われる言葉だそうで、ご家庭で簡単に洗う事が出来ます、と言った話らしいですね。

以前このブログでも洗えるのと着ることが出来るかどうかは別物だと書きましたが、ここ最近そのような事例が増えてきました。

当店に持ち込まれたのがパンツだったのですが、二件ともしわくちゃで元に戻らない。
そのしわが細かくて、伸ばしてものりをつけても伸びないんです。
ゆっくりアイロンを滑らせてもどうにもならない
両方とも素材は似たような感じです。

お客様にお話を聞くと、やはり買うときに店員さんに、ご家庭で水洗いできますよ♪と簡単に言われたらしいんですね。

当店をごひいきにしてくださっているお客様です、衣類の難しさを良くご存知のお客様が多いので、こう言われると逆に不安になったようなんですね。
で、とりあえず言われたとおり、洗ってみるととても着られた物じゃないほどしわが。

洗えると言ったのにこれじゃあ着れないと言っておりました。

ご家庭で洗える、この言葉はアパレルの販売さんにとって魔法の言葉のようですね。
これをいうと受けがいいのでしょうか、どこへ行っても連発されるようです。

確かにご家庭で洗う事が出来ればクリーニング屋さんに行く手間も減りますし、何より節約になります。
アパレルさんも作るときに、家庭で洗えるのを前提にして作る事も増えてきていますし。

洗う、と言う事だけ考えると、実はそう難しい事ではないんです。
ウールも水洗いできますし、作り方によってはレーヨンだって出来るものもあります。

でも、洗う事が出来ると言うのと、着ることが出来るかどうかは別物、だと言う事がまるで分かってないようなんですね。

これは私たちクリーニング屋さんにもいえることなのですが、洗ったから着れるか?と言うとそうではないんです。
洗っても着たくない状態、と言うのがあります。

色がくすんだり、しわになったり、なんとなく古ぼけたり。
劇的な変化と言う事ではないので、許容の範囲内と言う事なのでしょうが、人によってはこれじゃ着れない、と言う人もいます。

そして、その判断基準が高い人は結構いらっしゃるんです。

衣類は人の趣味趣向が非常に強く影響してくるものだと思います。
あなたが良くても私は良くない、こういう状況が結構あるものだと思うんですね。

せめて販売員さんも、洗えると言うのなら、形態安定のシャツのように数回の洗濯では微塵も影響がない商品に言ってくれればいいんですけどね。
そこまで求めるのは厳しいでしょうか。

夏場は特に、汗をかくのですぐ洗いたい人が増えてきます。
このようなトラブルが非常に増える時期でもあります。

どうしたもんでしょうかね。

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競馬場の花火とお祭り

昨日今日と各地でお祭りがあったようです。

朝早くから子供たちをつれ、じじとばばはお祭りへ出かけてしまいました。
なにやら八王子へ行くとか。

お昼過ぎに、梨を買って帰宅。
まだ暑いですが、もう秋になったんだなあと、ちょっとだけ感じます。

トラブル発生で動けない私を尻目に、夜になってから今度は住吉住宅のお祭りへ行ってしまいました。
この辺はお祭りが多いんです。

町内のお祭り、都営住宅のお祭り、住吉住宅のお祭り。
他にもあるかもしれません。

子供の頃はこの時期になると、小銭抱えてよく行きました。
あの頃はまだ子供たちもたくさんいまして、お祭りも華やかだったもんです。

子供も楽しんでいるかな?と思っていると、花火の音がします。
そう、今日は競馬場の花火だったんですね。
7時半から8時までと30分ほどの花火ですが、うちから良く見えまして、天気も良かったせいかとてもきれいでした。
そういえば、競馬場の花火を見るときって、割と涼しかったなあ、などと思い出し、ここでも夏が終わると思ってしまいます。

しばらくして、子供たちが帰宅。
手にはいっぱいのおもちゃと焼きそば。
顔はご機嫌。
今日一日お祭り回ったんだから大満足でしょう。

ごめんね、今日は何もしてあげられなくて。
子供たちと遊んであげられなかったのと同時に、ちょっとだけ自分もお祭りへ行きたかったのでした。

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洗いに適していない時期

クリーニングは結構繊細な部分を持っています。
よく簡単に言う人がいるんですけどね、ぱっと入れてボタン押せば洗えちゃうんでしょ?確かに動きとしてはそうなんですけど、そんな簡単なもんじゃあない。

テレビの洗濯のCMの延長で考えられているんでしょう。
でもね、ご家庭での洗濯もきちんとすれば結構繊細な作業になるんです。
皆さん、してないか気づいてないだけなんですよね。
ご家庭の奥様方が汚れを落とすために、どれだけ苦労している事か。
びっくりするような作業をしているもんなんですよ。

クリーニングに適さない時期、と言うのもあります。
今年は、今の時期がちょっとだめかなあと思うんです。

水洗いはさほど問題ないのですが、問題があるのはドライクリーニング。
ドライクリーニングの溶剤の温度が上がってしまうんです。
日中、すごい温度になってしまいます。

温度が上がるとどんな影響が出るか?と言いますと、まず樹脂が溶け出しやすくなります。
プリントされているものなどは、温度の高い溶剤で洗ってしまうとほぼ取れてしまいますね。
また、色が出やすくなります。
他にもいくつかあるんですが、要は事故につながる可能性が高くなってしまうんです。

例年ですと、この時期でもここまですごくはなかったと思うんですよね。
今年は、気温が高いのと風の向きが変わったために、工場内の温度が下がらないんです。

これは結構痛い出来事でした。

溶剤の温度が低いうちに洗おうと朝早く仕事をしたりもしていましたが焼け石に水。
朝から気温が高いので洗える量も少なくなります。

デリケートな衣類はまだ洗えないでいます。
気温が落ち着くまで指折り数えている毎日です。

他にも適していない時期として、梅雨時などもありますね。
湿気が高いとドライクリーニングの溶剤の中に水分が入り込みまして、縮み色泣きの原因になります。
この時期も、注意しながら洗わないといけません。

溶剤の温度を下げるためにチラーと言う冷やす装置をつけると言う手もあるんですが、スペースの関係上、簡単に設置できない歯がゆさもあります。

設備はしたい、でも設置場所がない、そんなクリーニング屋さんは結構多いと思います。

まあないならないなりに知恵を出せば良いわけなんですけどね。

とりあえず、早く涼しくなるようにまずは神頼みですね。(笑)

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コメントの投稿について。

いつも『今日も洗濯日和』を読んでいただきまして、まことにありがとうございます。

このブログのコメントについて、お問い合わせが多いのでここで少し説明をさせていただきます。

このブログにはコメントをつけることが出来るのですが、その際アドレスを入力するようお願いしております。
そして、コメントを入力すると、アドレスも公開されるようなシステムになっております。

この部分で、投稿しづらいといったお言葉を頂戴しております。

なぜ、アドレスを要求するようになったかと言いますと、このブログが始まった頃、およそ3年ほど前、クリーニング屋さんのブログでは嵐、と言う行為が結構あったんです。

嵐=不適切なコメントを投稿し場を荒れさせる

これにより、閉鎖に追い込まれたブログも数多くありますし、私の友達にはメールで脅迫めいた事をされた方もいらっしゃいました。
当時は、ブログに対するモラルのようなものもまだなかったような頃でしたし、クリーニング業界でもいろいろな意味でざわついていた時期でありました。

そこで、ここのブログでは、嵐対策として、アドレスの入力をお願いしてきました。

始まってから今まで、アドレス入力のおかげか分かりませんが、スパム以外あらされるようなことは一度もありません。

今後、アドレスの入力について、システムを構築してくれた友人と相談していく事になると思いますが、結論が出るまではこのままアドレスの入力をお願いしていく事となります。

コメントを残したい、質問がしたい、でもアドレスは公表されたくない、という方がいらっしゃったら、私宛へメールをください。
ブログで取り上げる事もありますし、返信もいたします。


何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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よく見つけました!

私たち、プロとしてクリーニング屋を営んでおりますが、たまにお客様に驚かされる事もあります。

プロなんだから私たちの方が知っている、とか、一般の人たちは洗濯について知らない、なんていうのは間違った感覚ですね。

確かにプロとして知っている事は多いのは確かです。
しかし、家庭の洗濯を一手に預かり、毎日洗っている人たちには現場の知恵と言うものが存在します。
間違ったものも多くありますが、とても理にかなったびっくりするような手法に驚いたりもするんですね。

今日ご来店くださったお客様と話していたときの事です。
もうお子さんたちは大きくなって、社会人になったなんていう話から、昔は制服も自分で洗っていたと言う話になったときの事でした。

お子さんの制服、紺と白の縞のセーラー服で、どうしても白の部分が黄色く変色してしまうんだそうです。

そこまではよくある話。
原因も分かりますし、家庭では難しいよなあ、と思っていたところ、奥様から裏技が出てきたのでありました。

その裏技、とても面白い手法なのですが、ここで書くのは控えさせていただきます。
と言うのも、その方は日々の現場の中で養った感覚があるからこそ出来たことだと思いますし、簡単に書いて真似されると、一歩間違うと事故になりかねません。
紙一重と言うほどではありませんが、場合によっては事故につながるような話なのです。

ですからもし聞きたい方がいらっしゃれば、メールをくださいね。
ご説明差し上げます。

その裏技、聞いたときに、一瞬考えてしまいました。
そんなので?とよく考えてみると、とても理にかなっている。
白が白く映えるのは当たり前なんですよね。

染み抜きなどではたまに使う手法なのですが、そこに気づくと言うのがすばらしい。

すばらしい感覚の持ち主です。

この手法、私たちクリーニング屋さんは気づく事が出来たかな?そう考えてみると、ちょっと難しいかもしれません。

やっぱり、いろいろな人の話を聞くのは面白いです。
アイデアを持った人はたくさんいますよね。
家庭の主婦はすごいな。

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休み明けの楽しみ

休み明け、楽しい事が待っています。
それは、皆さんの旅行の話が聞けること。

みなさんね、休みの間にたまった衣類と楽しんできた話をたくさん持ってきてくれるんですね。

これが結構楽しみなんですよ。

山へ行く人、海へ行く人、新しく出来た観光施設へ行く人、海外へいく人。
田舎へ帰る人もいますよね。
ほんの一週間ほどの出来事ですが、その間の話は非常に面白いんです。

今年もいろいろ合ったようで、海外に出かけて珍しい体験をされたお客様にお話を聞くことが出来ました。
日本では見れないようなとてもきれいな建築物。
芸術といっても良いくらいで、圧倒されたそうです。
さらに、海外で初めて置き引きに合ったとか。
こういう表現も変ですが、置き引きの技術にびっくりしていました。

こちらは固まっているし、荷物も真ん中だし、取られないだろう、と思っていても、向こうはそんなの関係なく上手に取っていくんだそうで、今から思うと不審な人物が数人周りにいたらしいです。
ファーストフードで商品待ちしていると、後ろから手が出てきたコーラをとられるとか。

日本では考えられないような体験だったとおっしゃっていました。

こういう体験から、地方の涼しさを聞いたり、その土地の話を聞くのは非常に楽しいんです。
まるで自分たちも行ったかの様に錯覚します。

何より、休み明けに来てくださって、こうやって話をしていってくれる、その気持ちが嬉しいんですよね。
今は買い物をしてレジを通っても、会話をまったくしないでもすんじゃうことのほうが多いです。
昔のように、会話をする事が少なくなってきていますし、そういうことを望むお客様も増えてきました。

でも、それじゃちょっとさびしい。

やっぱり、コミュニケーションをとるって嬉しい事ですからね。

子供たちは、地方の珍しいお菓子を買ってきてもらえるのが嬉しいようです。
一介のクリーニング屋にお土産を買ってきてくれると言うのも嬉しいですね。

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安いから使っているんじゃないんだけどなあ。

夜、日テレの某番組で、お客さんがほとんど来ていないクリーニング屋さんはどこで儲かっているのか?と言う内容の放送をしていました。

ちょうど配達の最中でしたので、一旦車を止めて、見ていました。

周辺の聞き込み調査、3日間の定点観測などをして、本当にお客さんの来ないクリーニング屋さん。
普通の人は不思議に思うのも理解できます。

なぜつぶれないのか?解説が始まったのですが、その説明にむむっ!と違和感が。

そのお店、使っている溶剤が違うんですね。
今では珍しい、フッ素系の溶剤を使っているんです。
他のお店では使わない、フッ素系の溶剤を使っているので、同業者からの依頼がたくさんあるとの事。
それはまあなんとなく分かるんです。

番組の説明では、他のクリーニング屋さんでは安くクリーニングするために、値段の安い石油系の溶剤を使っていると言うんですよ。
フッ素系の溶剤は高いのでこだわっている、と言うような言い回しです。

確かにフッ素系の溶剤は高いんです。
でもそれには理由があります。
フッ素系はすでに生産されておらず、希少性が高まっています。
流通しているものも非常に少なくて、どこかのお店が買い置きしていたものを取引されているものがほとんどです。

ですから本来の価格に比べて数倍の値段になっている事もあります。

高いんですがメリットも。
完全クローズドな機械を使っているので、使った溶剤もちゃんと回収できます。
ですから、ほとんど溶剤が減らないんです。
初期投資がかかりますが、ランニングコストは低くなりますよね。

ではなぜ他のお店がこのお店にクリーニングの依頼をするかというと、フッ素系の溶剤は、油脂溶解度が低く、沸点が低いため、デリケートに洗う事が出来るからなんですね。

油脂溶解度が低いと言う事は、樹脂などを溶かしにくいと言えます。
沸点が低いと、温度を上げなくても乾燥が出来、衣類に負担をかけないでクリーニングする事が出来るんです。

良い所だらけのような気がするフッ素系をつかないのは高いからか?と言うとそうでないんですよ。
溶剤選びは他の要素も考えながら皆さん選んでいます。

ドライクリーニングの溶剤は他に、石油系溶剤、パークロルエチレンとありまして、各々特徴があります。

油脂溶解力が強いのはパークです。
こちらはフッ素系の3倍、石油系のほぼ2倍ほど。
油汚れなどを強力に落とすことが出来るんです

ここでふと疑問が出るんではないでしょうか。
先ほど私はフッ素系のところで、油脂溶解力が弱いと言う事は樹脂などを溶かしにくくすると書きました。
パークのところでは、油汚れを強力に落とすと書きました。

相反する事を書いているようですが、ここが選択の微妙なポイントなんです。

つまり、油脂溶解力と言うのは油汚れを落とすために必要なんです。
ところが、強力すぎると衣類によっては、素材によっては事故が起こる原因にもなります。

そういう意味では、フッ素系やパークと言うのは対極に位置しているといっても良いかもしれません。

そこでその間を取ったのが石油系。
油脂溶解力もちょうど中間で、取りすぎず弱すぎずといったところでしょうか。

じゃあ石油系が良いのか?と言うとこれもまた難しいところで、石油系は溶剤管理が非常に難しい。
フッ素系やパークは、乾燥時に溶剤を回収するので、蒸留されたように溶剤がきれいになります。
ところが、石油系は回収乾燥機などを使っていれば別ですが、ほとんどがそのまま。
溶剤管理にかなり気を使わないと事故が起こりやすくなってしまうんです。

どれもこれも一長一短ですね。

さらに、洗いあがるまでの時間もまちまちでして、一番時間がかかるのは石油系。
洗いから乾燥まで含めると1時間弱かかってしまいます。
早いのはパーク、フッ素。
速いと言うことは生産性が高いと言う事ですから、大量に捌くようなところでは重宝しますね。

このように、溶剤を選ぶときは、溶剤の値段どうのではなく他の事を十分に考えながら選んでいるわけです。

クリーニングのことをまったく知らない人たちが、専門用語を聞いて、作ったんでしょう。
誤解が生じるのは当たり前でしょうね。

でも、他のクリーニング屋さんに影響があるような表現はいかがなものかと思います。
もうちょっとうまく表現してほしかったな。

さて、このように一長一短があるドライクリーニングの溶剤。
クリーニング屋さんではいろいろ試行錯誤しながら使っています。
デリケートなものを外注にまわすと言うのも一つの手ですし、機械を二台入れるというところもありますね。
また、溶剤の特性を利用して、油脂溶解力を調整しながら洗う、なんていうお店もあります。

各々特徴があるからこそ、そこに試行錯誤が生まれるんですね。
その試行錯誤の結果が、洗いあがりの差につながっています。

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効果があったかな?

休み明け、初日です。
毎年の事ですが、休み明けは体にも機械にも辛い事が多いんですよね。

人間の体って不思議なもんで、ほんの一週間ほど前は耐えられていた暑さが、身にしみるようになります。

今年は機械の方は順調でした。
とりあえずほっとしています。

後は人間が早くこの暑さになれないといけませんね。
予報では月末までこの暑さが続くらしいですから。

さて、お休みの間に新たにつけられた窓のサッシ。
上を開閉できるようにしたのですが、その効果を試すときが着たんです。
とりあえず開けて見ること1時間。
涼しくなっているのか?いまいち分かりません。
今日は風が強かったので、いい風が吹き込んできたと言うのもありました。
また、気温自体も結構高く、よく分からなかったんです。

もし、サッシの効果で風が入ってきているのなら、かなり嬉しいですね。
気温が高くても風が吹くだけで体感温度が下がりますから。
それだけで仕事がはかどりますし、何よりご来店くださったお客様が少しでも楽になるでしょう。

やはり、この時期は悪いなあといつも思っているんです。

もうしばらく様子見ですね。

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アパレル仕上げって何だ?

休みの間に、タウンページを開くことがあったんです。
滅多に開けない物ですし、暇だったのでついいろいろと調べてみたんです。

こんな職業があるんだ、こんなお店があるんだ、と楽しんだ後に、クリーニングのページへ。

ここ数年、クリーニング屋さんの広告が増えてきました。
でも、大きい広告はないんですよね。
その理由もなんとなく分かるんですけど。

その中でひとつ気になるものを発見。

全品アパレル仕上げ、と広告をしているクリーニング屋さんがあるんですね。
アパレル仕上げ?いったいどんな仕上げなんでしょう・・・。
そのクリーニング屋さん、どういった仕上がりをしているか知っているので、考えちゃいました。

最近、テーラード仕上げと言うものがクリーニング屋さんの中でも勉強されています。
でもそれは、機械で仕上げると言うものではなく、ハンドアイロンで丁寧に立体的に仕上げていくと言うもの。
一着のスーツを仕上げるのに1時間ほどかかってしまう大変なものなんです。
料金もそれに比例して高価格になっていまして、お店によってはスーツ上下で1万円する所もあります。

アパレル仕上げとは、テーラード仕上げのことを言うのか?
うーん、どうも違いますねえ。

アパレルさんがすべてテーラード仕上げのような事をしているかといえば答えはノー。
縫製の際などに出来たしわを簡単に取るような簡単なアイロンだけで済ませているところも結構あります。
プレス屋さんと言うのがありまして、出来上がった衣類にアイロンをかけていくんですが、以前テレビでその様子が放映されていたんです。
その時の仕上げに、しばし呆然としました。
単価ももちろん安いのですが、なでてるだけです。

アパレル仕上げというのをこのような仕上げだと言うのなら、残念ですね。

テーラード仕上げとクリーニング屋さんの仕上げはアイロンの使い方が違うんです。
テーラードの方は、アイロンを上から押し付けるようにかけていきます。
かたやクリーニング屋さんの方は、伸ばしながら仕上げていきます。

この違い、仕上げる前の処理で変わっていると思います。

クリーニング屋さんはずーっとアパレルさんに引け目のようなものを感じていたんですよね。
だから、アパレル仕上げとか言うといいと思っているところがあるように感じます。

なんだかすでに時代遅れのような気がしないでもないですね・・・。

本物のテーラード仕上げをするならともかく、そうでないのにイメージだけでアパレルと言う名前を使うのは良くないですね。

これもどうしてこういう仕上げをしているのか?と説明できない事も原因の一つのような気がしています。

クリーニング屋さんの仕上げにも、きちんと理由があるはず、ですよね。
もうちょっと、クリーニング屋さんの技術を前面に出しても良いような気がします。

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生きが違うね。

実は昨日、子供たちはじじばばと田舎へ行ってきました。
群馬の赤城と言うところなのですが、えー、徳川埋蔵金と言えば分かるかな?
ちょうど掘っていた所のお隣さんなんです。

最初お泊りで行って来ると聞いていたので、私一人、優雅な?夏休みを満喫〜って思っていたんですが、夜10時前に全員帰宅。
予想通りでしたね。(笑)

返ってくると、虫かごにいっぱいのカブトムシがいます。
しこたま取れてきたようです。

子供たちも興奮状態でにんまり。

さっそく、捕ってきたカブトムシを飼育している箱に移します。
すでに4匹飼っているのですが、動きがまったく違うんですよね。
とってきたカブトムシの動きが早い。
やはり、自然の中で育ってきたからでしょうか。
生きる!と言う生命力がみなぎっています。

カブトムシだけでなく、苗なんかも東京で買うのと地方で買うのとでは生きが違うんですよね。

当店の前で毎年店頭栽培しているのですが、富士山のふもとで買ってくる苗だと、伸び方育ち方がぜんぜん違います。
東京で買うと、大きく育てるまでに、結構気を使うんです。

この違いは何なんでしょうね。

空気の違いか?
水の違いか?

これでうちはカブトムシだらけとなりました。
また幼虫から育てるとか言い出すのかな?
飼育するスペースがなくなりそう・・・。

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市役所のレストラン

今日は、午前中市役所へ行ってきました。
今年の休みは日々用事を片付けています。

行ったと言いましても、半分付き添いですから、時間がどうしても空くわけです。
そこで、子供と二人で市役所探検に。(笑)

うろうろと歩く事数分、売店に到着。
市役所の売店は、結構小さいのに驚きました。
しかも売っているのは、お菓子や雑貨など。
場所も5階ですしね。

私の勝手なイメージだったんですが、市役所にある売店は、コンビニ見たくなっていて、府中市のお土産なんかも扱っているのかな?って思っていたんですね。
そして、府中市と書いたのぼり?やステッカー、キーホルダーなんかもあるかも?なんて淡い期待をしていったんです。

よく考えたら、あるわきゃないんですけどね。
市役所に何を期待してたのかいまいち自分でも良く分からないんですけどね。

さて、子供も飽きてきたし、時間もつぶせなくなっていたので、売店前にあるレストランへ。
府中市の市役所にあるレストラン、どんな感じかな?と思っていると、中はかなりきれい。
レストラン!て感じで良いですね。

メニューも結構種類がありまして、しかも安い。
で、メニューを見て、思ったんですが、このレストラン郷土の森の博物館にある喫茶店と同じだと思うんです。
だとすると、期待大ですね。

早速中に入りまして、ドリンクを注文。
あら、残念なことにソフトドリンクは種類はありません。
コーヒーと紅茶、コーラくらいでしょうか。

周りを見渡すと、食事をしている人が結構います。
のぞいちゃ悪いですが、気になるのでチラッと見ていました。(笑)

やはり想像通り、しっかりとしたメニュー。
あの量でこの値段はやはり市の施設だからでしょう。

今度は食べに来なければ。

郷土の森の喫茶店に比べて、食事にメニューは豊富です。

めったに市役所には行きませんけど、いつか食べにきたいですね。
しかし、府中市役所はちょっと複雑です。
売店探すにも一苦労でした。

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休みでよかった。

※ 12日〜19日までお休みしております。


今年のお盆休みは本当にナイスタイミングだったと思います。
何がって、この暑さ、ですよね。
例年、梅雨明けの物凄い暑さが終わったあとにお盆休みが来て、これなら仕事が普通に出来るな、って休みながらやきもきしていたりしていたんです。

ところが、今年はお休みに入ってからの気温が物凄い。
今日も、日本最高気温が出ましたよね。
府中市も37.3度もありましたし、こんな日に仕事をしていたら・・・、と思うとぞっとします。

今、仕事をされている人たちには申し訳ないと思いますが、本当にそう思うんですよ。

去年も、暑い日に機械の調子が悪くなりました。
機械の調子が悪ければ当然人間もその暑さについていけなくなります。
暑いと言うだけで機械も人間もやられちゃうんですよね。

この暑さですから、外に出かける事も当然出来ませんので子供たちはかわいそうだなとは思いますけど、子供たちはまだまだお休みありますからね。
どこかで穴埋めしましょう。

熱中症、日射病のニュースが入ってきています。
部屋の中でも危ないらしいですから、ポカリスウェットやアクエリアスなどのスポーツ飲料をとるようにしましょうね。
水だけだと返って危ないらしいです。

もう南国扱いにしてもよさそうな気がしてきました。

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カブトムシに触れるぞ!

夏休み4日目でございます。
4日目ともなりますと、多少休み疲れも出てまいります。
本当なら、休みのうちにしか出来ない仕事などを片付けたいのですが、子供たちがなかなか許してくれません。
今日も夕方まで私が子供を連れ出す役で、残った母は仕事をゆったりとこなしておりました。

で、実はその後、じじばばが今から富士山へ水を汲みに行くと言い出しまして、子供たちを連れて行ってくれたんですね。
これ幸いと、いろいろ片付けている最中でございます。

さて、午前中、郷土の森へ行っていました。
目的は、カブトムシに触る事。

実は今、郷土の森では、世界の昆虫博2007と題しまして、いろいろな昆虫が展示されているんです。
郷土の森への入場料とは別に別途かかってしまいますが、払った分確実に元を取れる内容となっています。

プラネタリウムと同じ建物でやっているんですが、これがなかなかなのですよ。
第一展示室では、昆虫の標本が数多くおいてあります。
子供の顔くらいある虫、きれいなちょうちょ、目を見張るものばかりです。

そして、ほしいなあと思ったのが、虫の標本をきれいにディスプレイしていたもの。
まるで絵画のようにアートされていまして、これはぜひ飾りたいな、と本気で思いました。
もちろん売り物ではないので購入は出来ないんですけどね。

そして今日の目的、第二展示室へと向かいます。

こちらでは、なんとヘラクレスやネプチューンといった大型のカブトムシ、ギラファノコギリクワガタなど直に触る事が出来るんです。
中は6畳ほどの部屋でしょうか。
入ると、木が何本か立っていまして、うじゃうじゃいるんですよ、大型のカブトムシやクワガタが。

で、一応注意がありまして、虫同士、喧嘩はさせない、無理に引っ張ってとらない、とおおむね二つ。
無理に引っ張ると足がもげてしまうからなんだそうです。

最初はおっかなびっくりでなかなか触れなかった子供たちが、そのうち触れるようになり、最後は平気で掴み取るようにまでなるんですよね。
コツをつかみまして、簡単にとって私たちに見せてきます。

小さい子の掌ほどの大きな昆虫を、嬉しそうに捕っている子供たちを見ていると連れてきてよかったかなと思います。

9月2日まで展示されているようです。
お子さんをお持ちに皆様、ぜひ連れて行ってあげてくださいね。
いや、大人が行っても楽しいかな。

しかし、注意も必要。
展示会場は物凄く冷房が効いていまして、快適なんです。
その反面、外に出たときの反動が激しいんですよね。

今日は物凄く暑かった。
外に出たとき、本当にくらっときましたもの。
お気をつけください。

さー、子供たちがいない間にいろいろ片付けなきゃ。

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意外なところでネット談義

さて、本日はどこへ行ったかといいますと、嫁さんの実家。
午前中、早い時間に伺いました。

行くといってもうちから車で5分。
すぐそこですし、子供たちは毎週一回生協の牛乳を取りに行っているので、いつものことなんです。

ついてすぐに、部屋中走り出します。(~_~)
広いですしね、回り廊下になっているので、走りやすいんだと思います。

私はただ、クーラーの効いた部屋でじーっと座るだけ。
その周りを子供立ちは走り回ります。
まるで競技場のようですね。

おそらくここだけでトラック一周分、400mは走っているんじゃないでしょうか。

程なくお昼になったんですが、私仕事していないとおなかが空かないんですね。
で、あまりにも快適なのでご飯食べずにお昼寝させてもらいました。
気づくと、また子供たちが走っている・・・。
ご飯食べたら、また走り始めたんだそうです。

子供ってタフですね。

そのあと、 義理のお父さんとひょんなことからネット談義。
数年前まで学校の先生をしていたので、理解力がすごいなと思っていたんですが、今回さらに驚く事になりました。

以前は、ネットのことはぜんぜん知らなくて、興味もなかったようなんですが、今日の話では、ブログの話やHPの話し、仕組みの話など、物凄く知識が増えています。
定年した後の話ですからね。
しかも、慣れない人には分かりづらいネットの話をここまで理解するなんて・・・、と正直びっくりです。

いやー、人間やる気になれば何でもできるんでしょうね。

そこで一ついわれて気になったことがあったんです。
打てない漢字、印刷されない漢字がある、と言う事。

私、無類の検索好きなんですよ。(笑)
調べても見つからない、とか、分からない、と言われると無性に調べたくなるんです。

で、帰ってきてから早速検索。
原因もすぐ分かり、納得でした。

なんとなく今日は知的な一日になりました。

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暑さでゆがむ

※ 12日から19日までお休みしています。

実は、日曜私たちが横浜ズーラシアへ行っている間に、お店では工事が行われていました。

どこを工事していたかと言いますと、お店のドアの部分、サッシなんです。

お店へ来られた方はお気づきだと思いますが、当店のドア、引っかかって開きづらかったと思うんですね。
今回、そこを修理する事になりました。

最初はとてもスムーズに開くドアだったんです。
ところが、いつの間に引っかかってあかなくなり、終いにはきちんと閉まらなくなっていたんです。

原因は、暑さでした。

アルミが熱で膨張し、土台につけられていたサッシがはずれ、下が浮き上がってしまい、ドアが引っかかっていたんです。

サッシ屋さんも、これにはびっくりしてました。
ここまで暑いなんて・・・、なんて言われましたけど、こればっかりはどうしようもないですしね。

そこで、もう一度下を掘り、再度付け直しをする工事をしたんです。
そして、どうせ工事をするならと、一部窓をつけたりしてました。

今まで店頭のガラスはドア部分以外は開かなかったんですが、ドアの上の部分を開閉するように変更。
お店の中の暑い空気を外へ逃がすようにしたんです。

これでどこまで効果が上がるか?
休み明け、効果が分かりますね。

暑いと言う事は、いろいろなものに変化を与えるようです。
熱って怖いなあと思います。

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ナイトズーラシア

お盆休み初日です。

以前から子供たちと約束していた、横浜動物園ズーラシアへ行ってきました。
子供がばばにズーラシアンブラスの演奏を聞かせたい、と言う事で、この日に決まったんです。

前日の疲れを引きずりつつも、朝5時に起床。
先週からずっとこの時間帯に起きているので、だんだんと体が慣れてきますね。

7時過ぎにうちを出てついたのが8時半ちょっと前。
開園時間までは1時間ほどあります。
駐車場でボーっとしていると、開園15分前に、ウェルカムコンサートが始まりました。

朝だというのにとても陽射しが強く、着ぐるみ着ながらの演奏は大変だったでしょうね。

いよいよ開園。

やはり夏だからでしょうね、人もまばらで中はとても見やすいんですよ。
入ってからすぐにインド象のパフォーマンスがあり、象って賢いな、なんて思いつつも、あまりの陽射しの強さに入ってから200mほどで一旦休憩。(笑)
本当にとろけちゃいそうです。

そのまま、園内をうろつくも、やはり暑さで休憩しながら見ていますから、先に進まない。

動物たちも、ばて気味です。

レストランで食事を済ませた後、少しお昼寝をして、みんなの原っぱへ。
今日の目的、ズーラシアンブラスの演奏が始まります。

ここズーラシア、つくりが上手なのか、結構風が吹いているんです。
日陰になっているところのベンチに座っていれば、涼しくて心地よいんですよ。

いつものように、演奏が始まるんですが、今回はちょっと気になった事が。
指揮者のオカピさんのタキシードのズボンが、ものすっごい汚れているんですよ。
あれ、塩吹いてますね。

芸能関係の衣装って、実はかなり汚れているものなんです。
テレビで見ていると華やかに見えますが、マジかで見たら物凄い汚れています。

地方公演もありますし、この暑い中での外での演奏などもありますし、あの汚れは仕方がないんでしょう。
洗う時間もないのかもしれませんね。

洗いたいな・・・、なんてこんなところでも仕事の事が頭をよぎります。

何とか、3回すべての公演を見て、今日は終わり・・・・・、と思いきや、なんと土日限定のナイトズーラシアと言う企画があるんだそうで。

要は夜の動物たちを見せます、と言う事なんですよね。

時計の針は5時ちょっと前。
あたりはまだ明るいので、少し車に戻って休憩することにしました。

私以外、爆睡していたんですが、横で一人起きている私が見た光景は、物凄い車と人。
昼間はほとんど人が来なかったのに、ナイトズーラシア目当てのお客さんが大量に駆け込んできます。

あわてて子供たちを起こし、園内に戻ると、昼間の数倍の人がいるんです。
これにはびっくりしました。

外の気温が落ち着いて、すごしやすくなったなと思ったのもつかの間、今度はごった返す人の熱気で汗ばんできます。

夜の動物園、これかなり面白いと言うことが分かりました。
暑い日中と違い、 動物たちの行動が早いし範囲も広い。
スマトラトラなんか、もう凄いですよ。
夜にトラと出くわしたら、気絶しちゃいそうです。
迫力満点ですね。
昼間寝ていたライオンも、夜は活発に動いているし。

一通り、園内を見た後に、最後みんなの原っぱに行きました。
実は、昼間のズーラシアンブラスの公演の後、お絵かきをしたんですが、それをテントに映し出してくれていたんです。
テントの中には、雑巾で出来たでっかい枕がありまして、寝転んで見ることができます。

映し出される映像をしばし鑑賞・・・。

いろいろな絵を描く子がいるなあと思っていると、娘の絵が登場。
本人も満足げです。
さー次はお兄ちゃんの絵だ、と待っていたんですが、一向に映し出されない。
見逃したかな?と思い、再度最初から見るも、娘の物は分かるのにお兄ちゃんのは分からない。

3回目。

やっぱり見つからないので、もう帰ろうか?と声をかけると悲しそうな顔でこっちを見ます。
そりゃ、見たいよなあ・・・、と思っていると、スタッフの方が声をかけてくれました。
そして、自分が書いた絵を一緒に探してくれて、特別サービス!隣のテントの一番大きなプロジェクターで、子供たちの絵を写してくれたんです。
これには子供も大喜びでした。

優しいスタッフさん、本当にありがとうございます。
ズーラシア、本当にすばらしいな。

大人はくたくたを通り越して、ぐったりしています。
もう帰りたい・・・、と退園ゲートに向かうと、なんと野菜が売っているではありませんか。
私はそのまま素通りしようとすると、ばばが急に立ち止まり、先ほどまでのぐったりっぷりはどこへやら、急に品定めをし始めました。

女の人はこういうところが強いですな。

そして、一個のスイカを購入。
ずっしりと重たい、とてもいいスイカでした。
一個800円。
激安でしょ?

時計の針は8時半・・・。
私が駐車場に入ったのが、4番目だったんです。
もう、私より先に入っていた車はみんな帰っていました。

多分、私たちが今日一番長くズーラシアにいたと思います。

子供たちは満足だったから良いかな。
でもまだ初日・・・。
先はまだまだ長いです。

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やむなく終了・・・。

ようやく仕事が終わりましてほっとしています。
今年は、暑さのせいかお休みに入る前にスーツのクリーニングがたくさんありまして、かなり忙しかったんです。

これだけ暑いと洗わないわけにはいかないですよね・・・。
なんと言っても汗を大量にかいていますし、気持ち悪い。
臭い消しなんかでは到底この気持ち悪さは取れませんから。

この前書いたように今日は一日洗って仕上げての繰り返しでした。
その間、集配にも当然行きまして、預かってきた品物も当然クリーニング。
出来る限り洗う、と言う事を前提にやっていたんです。

ところが、連日のこの猛暑。
外に出ても暑いですが、店の中も暑い。
二階の居間に行っても、床が暑いんですよ。
こりゃ中の鉄骨が熱くなっているんじゃないでしょうか。

この暑さのせいで、ドライクリーニングの溶剤も温度が上がってしまいました。
ドライクリーニングの溶剤は、油脂溶解力と言う油を溶かす能力に長けているのですが、溶剤の温度が上がるとさらに効果が上がってしまいます。

上がるなら良いじゃんか?と思うのですが、やはり適度に上がれば問題はないのですが、過剰に上がってしまうとぐっと危険度が増してしまうんです。

夜の7時。
残った品物はカシミヤなどの高級獣毛品。
しかも、一枚30万はくだらない高級カシミヤ毛布ものこっている。
いろいろな条件を加味して下した判断は、今日はこれでお終い、と言う事でした。

洗いたいですが、事故を起こすわけには行きません。
何が大事って、服が一番大事ですから。

と言う事で、その後は洗った品物の仕上げに奔走するのでした・・・。

暑さでぐったりです。

明日から、一週間お休みをいただいております。
皆さんも良いお休みをお過ごしください。

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お休み中に汚れたときは?

午前中、集配に出かけていたのですが、町の中が微妙に変化していました。
走っていていつものようではない・・・。
すでに休暇モードなんですよね。

いつも混むところが混んでいない、ところが公園付近や下り斜線が異常に混んでいる。
もう夏休みなんですね、世間では。

クリーニング屋さんもお休みに入ったところがあるようです。

さて、連休中に汚れてしまってクリーニングに出せない場合、どうすれば良いでしょうか。

汚れの質にも寄りますが、いじらないで保管する方が望ましいと思います。
早く処理した方が良いので、ご自分で出来るものもありますから、出来るのなら洗濯しちゃった方が良いですが、出来ない、分からないときは手を出さない方が無難。
下手に手を出す事で、かえって落とせなくなることもあります。

濡れている場合は、一旦干してそれから保管するようにしてください。
濡れたままビニールに入れるとこの時期は間違いなくカビが生えてしまいます。
しみがついたときは、拭かないでタオルなどで叩きます。

なるべく汚れを広げない、でそのままの状況で持ち込む方がクリーニング屋さんにとってはやりやすいんです。

濡れたままにしておかない事と、ビニールなどに突っ込んでおく事だけは避けてくださいね。

そしてお休み明け後に、クリーニング屋さんに持っていって相談してみてください。

お出かけでお気に入りの服が汚れてしまう事が多いと思います。
あわてずに、冷静に対処するようにしましょうね。

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なるべく早めにお願いします。

先週から品物の量が増えてきています。
今年は暑いのと湿気があったのとで、スーツのクリーニングが多いようです。

集まってくる品物も汗が大量についているものが非常に多い。
プラスして、襟元の汚れも凄いようです。

当店でも、日曜日から翌日曜までお休みをいただいているのですが、休み前は物凄い忙しさになってしまうんですね。

衣替えの頃に比べれば量は少ないのですが、洗わないで保管をしておく事が出来ないこの時期、休みに入る前は必ずお預かりしたものは洗いきってから休むようにしているんです。

これが結構厄介で、土曜日夜にお持ちになった品物は、深夜遅くまで洗っていたりします。

でも洗っておかないと、いろいろとまずいですし・・・。
汚れがたまっているものを、夏場長期で保管するのはとても怖いです。
お店も開けないですから熱もこもりがちですしね。

しかし、実は一番厄介なのが、お休み前日の夜にお持ちになって、休み明けに取りに来るというお客様、。
お休み中は当然工場も休んでいますので、一週間先の仕上がりといっても急ぎと同じなんですね。

ぎりぎりにお持ちになられると、対応できないことがあります。

すいません、休み明けすぐにほしいお客様は、なるべく早めにお持ちください。
土曜日は出来る限り洗って仕上げていきます。

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災害時の損害賠償

今日、業界紙が届いていたんです。
毎月3回発行の業界紙を取っています。

新溶剤の話や、先日行われたクリーニングフレンドシップサミットの話し、エアアイロンの話など、いろいろな事が載っています。

今回気になった記事があったんです。

それは、災害にあったときの損害賠償。

地震などの災害にあわれた時に、クリーニングにお預かりしている品物に対する補償の話なんです。
実は今までこんな事は考えた事もありませんでした。
被災して、復旧する事で頭がいっぱいで。
でも、よく考えれば、仕事が出来ないほどの被害を受けていると言う事は、お預かりしている衣類にも問題が発生していることがある、と言う事なんですよね。

たとえば、地震後の火災で燃えてしまうとか、倒壊した建物の下敷きになり破損をしてしまうとか。

阪神淡路大震災のとき、クリーニング屋さんが燃えていたのを覚えているんです。
消防隊に危険物があるからと声をかけても、ガソリンなどに比べると危険度が低いからと言う事で後回しにされたって言う話です。

あの時、燃えた衣類はどうしたんでしょうか。

今日の業界紙にその答えとなるような記事が載っていたんです。

びっくりしたのが、災害が起こると、クリーニングの組合から災害時の損害賠償についてのポスターが配られるんだそうです。
厚生労働省から出ている文書を大きくしたものらしいのですが、内容は以下のとおりです。

・ 預かり品の損害賠償=地震災害などクリーニング店に責任がない理由で、預かり品が減失・毀損し利用者に返還できなくなった場合、店は預かり品の損害を賠償する必要はない。ただし、保険などにより店が補償を得ているときは利用者はその譲渡を請求できる。

・ クリーニング料金の取り扱い=店は洗濯物を返還する必要はないが、クリーニング料金を受ける権利を失う。受領しているときは返還しなければならない。ただし、催告したのに利用者が受け取りに来なかった洗濯物は減失した場合は返還義務を免れ、毀損した場合は毀損したものを返還すればよい。利用者はクリーニング料金を払う必要がある。

ちょっと難しく書いていますが、こんな感じらしいですね。

実際、被害にあわれた現場ではどのような対応をとられたか、気になるところです。
みんな大変な時期ですし、一着でも自分の服を戻したいと思うでしょうからね。
クリーニング屋さんもそこは分かっていると思うので、最善の努力はしてくれるものと思います。

阪神淡路大震災で被災した同業の友達がいましたが、被災してすぐに品物を取りに来るお客様が多かったといっていました。
そして、クリーニングも出たそうです。

当時、困っている人のためにと、一生懸命やっている話を聞いて、胸が熱くなりましたね。

預かり品ですから、どうしても損害賠償の話は出てきます。
でも、それは最後の手段であって、そこに行くまで、一生懸命みんなやっていると思うんですよね。
何とかして返したいと。
特に災害時ですしね・・・。

想像もしなかった問題を提議してくれた今回の業界紙は非常に良かったです。
でもクリーニング屋さんは、業界紙とってない人がかなりいるんですよね。
こういう問題定義をしてくれるんだからとったほうがいいと思います。

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子供が増えたと実感。

毎年の事なんですが、お店の前で野菜を栽培しています。
栽培と言いましても家庭菜園の小さいやつで、ミニトマトやナスやきゅうりなどを植えているんです。

去年はミニトマトが大当たりの年でした。

今年は、なっているものの、去年よりは若干少ないかな?
同じようにやっているのに、なり方にこう違いが出るってい面白いものですね。

今年に入ってから、人が変わったなと思うことがあったんですよね。
店頭菜園に寄って行く人たちが変わっていったんです。
去年までは主に高齢の方々が多かったんですよ。
実がならなくても、葉っぱを見るだけで何の野菜か一目で分かってしまう、そんな人が多くきていました。

ところが、今年に入ってからは、店頭菜園出足を止める人たちはほとんどが小さなお子さん。
ミニトマトを見ると、喜んでとまってなにやらお母さんと話をしていきます。

トマトの赤ってインパクトありますからねえ。

こんな小さなトマトで、親子の会話が生まれるって良いですよね。
少しは役に立っているんでしょうか。

来年も何か植えないといけませんね。
驚くようなものを、植えてみたいな。
夏だったら・・・・・、スイカとか?(笑)

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不定期ですいません。

今日は、早起きして仕事をしていました。
6時ごろにお店を開け、せっせとアイロン掛け。

毎年の夏の光景ですね。

暑いからと言うのもあるのですが、日中ちょっと時間がほしかったので早く仕事を始めたんです。

毎年の事ですが、早起きして仕事をするといい事が多いんですよね。
涼しいので仕事がはかどりますし、汗をかく量が段違いで少ない。
交互に仕事をするので、日中も暑くならない。

しかし、気になる面も出てきました。
それは、ボイラーのガス代などがかかると言う事です。
原油高の影響からか、いろいろなものが値上がりしてきましたからね。
ここまで上がってくると、なるべくなら一緒に仕事をした方がコストが抑えられます。
ですから、冬などはアイロン掛けと他の仕事をなるべく一緒にするようにしているんです。
同時に行えばボイラーの燃料も少なくてすみますしね。

暑さを取るかコストを取るか、微妙な感じです。

そんなこんなで夕方仕事をしていますと、お客様からご質問をいただいたんです。
明日の朝は何時からですか?って。
そのお客様、私が今日早くお店を開けていたのを見ていたらしく、明日も同じ時間にあいていたら品物をおいていきたかったんだそうで。

うーん、残念ながら明日は開けてないんですよねえ。
早起きしてあける時は、お店で仕上げをするときが多いんです。
明日は、午前中配達が入っていますから、仕上げは午後から。

ほんと、不定期ですいません。

今年はなるべく早起きしてあけるようにしましょうかね。
健康的だし。(笑)

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クーラーつかっちゃった。

土曜日、物凄く暑かったですね。
夜になっても、気温が下がらず・・・。

いつものように、窓を全開にし、余計な電気を全部消して、真っ暗にしたんですが、子供たちが暑がって寝てくれません。

風もないし、いったい何度あるんだ?と現在の気温を調べてみると、10時を過ぎても、まだ29度を下回らない。

このままでは、子供たちが寝てくれなくなる、と思ったあたしはとうとう、禁断のクーラーに手をつけてしまったんです。

文明の利器ですよね、クーラーって。
入れるととても涼しく、とても快適。
あっという間に涼しくなって、これ以上ないほどいい空間が出来上がりました。

当然、子供たちはまもなくい爆睡。
いつもならあっちこっち動き回っているのに今日はぴくりとも動きません。
いつもは暑くて動いていたんでしょうね。

あー、とうとうつかっちゃった。
一度使うと、もう体が要求し始めます。
月曜日、大丈夫かなあ。

今日もちょっとした用事で半日ほど病院へ行っていました。
またその病院も、快適に温度管理されていまして、外が36度あるなんて微塵も感じさせません。

夕方外に出たとき、信じられないほど暑く感じてしまいました。

いかん、やっぱり体が涼しいのに慣れ始めている・・・。

月曜が怖いです・・・。

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洗濯方法ありきでは落とせない

二日間かけて、書いてきましたドライコースの話し、なぜか自分でも釈然としない部分があったんですが、それがくまさんのコメントで分かったんです。

今回の話し、最初に洗濯方法ありきで話が始まっていたんですよね。
くまさんはそういうつもりではなかったと思うのですが、私がそう捉えてかき出したのが、書いてて違和感があった原因だと思ったんです。

ドライコースで本当に落ちるのか?と言う問いに、いろいろなケースがあるので、落ちる落ちないと言う二択では答えられないんですが、そっちの方に意識が行ってしまったようです。

そもそも、洗濯とは何を目的にするのか?そう考えると答えは簡単でした。

汚れを落とすためにやっているのであって、洗濯方法はそのための手段でしかないんですよね。

ドライマークのついた衣類だからドライコースで洗うのではなく、その衣類を結果としてどうしたいか?という視点から、洗濯方法を選ぶ必要があるわけです。

たとえば、おしゃれなTシャツがあったとします。
この時期、ものすごく汗をかいてしまいますよね。
それを洗濯するときに、どういう風にしたいか?で洗濯方法は変わってくると思うんです。

多少毛羽立ってもかまわないので、ジャブジャブ洗って汗を抜きたい、そう思うのであれば、通常の洗濯方法で良いでしょう。

毛羽立ってしまうとこのTシャツが古ぼけて見えるから、なるべく毛羽立たないように洗いたい、そう思うのであればこすらないようにドライコースで洗った方が良いと思います。

やっぱりね、最初に洗濯物ありき、なんですよね。

その汚れを落とすために、洗剤を選び、洗濯方法を選ぶわけです。

この二つ、結果として最後はずいぶんと差がついてしまうんですよね。
洗濯方法ありき、でいると、一回の洗濯で落ちなかった場合、簡単に諦めてしまいますが、洗濯物ありきで考えると、落ちるまでいろいろと試したりします。

実は、この問題、クリーニング業界でもありまして、結構問題かな?と思ったりもします。
ドライクリーニングに入れてしまえばいいや、とか、一回で落ちなかったら無利だとか、そういったことが非常に多いんですよね。

何のために洗っているのか?そこをもう一度考え直す必要があります。

また、洗剤や染み抜き剤をプロに紹介するときも、これなんでも落ちるの?なんていうばかげた質問をする人がいるんですが、何でも落ちるものはほとんど落とせるはずがないんですよ。
よく落とせるものは、くせもあるし偏っています。
それを理解して上手に使いこなすのがプロなんですが、何でも使えるの?なんて簡単に考える人がまだたくさんいるんですね。

で、話を元に戻すと、ドライコースは落ちるの?と考えるとどうも腑に落ちないんですが、その衣類の汚れを落とすためにさまざまな条件を加味して選んだ洗濯方法だと考えると、納得できたりします。
この衣類の条件では、こういう洗濯方法を選らばざろうをえない、と言うのが分かりますからね。

しかし、それが分かっているのなら、たとえば下処理をして汚れを落としやすくするとか別の方法も付け加える事が出来たりします。

ね、幅が出てくるでしょ。


やっぱり、洗濯物ありき、なんですよね。

あー、やっと自分に納得が出来ました。
すっきり。

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ドライコースの洗濯 後編

さて、昨日の続きです。

ドライコースの洗濯がなぜゆったりとしているのか?なんとなく分かっていただけたかと思います。
素材の特徴に由来されていたんですね。

さて、今日は洗いのメカニズムの話をしましょう。

洗うと言う事はどういう事かといいますと、簡単に説明するならば、汚れを溶かして落とす、これに尽きると思います。

汚れを溶かすためには、溶媒と呼ばれる溶かす物が必要。
これが、水や溶剤にあたります。
さらに、より解けやすくするために、洗剤を使っているんです。
洗剤には他に汚れが再付着させないような働きもあるのですが、ここでは触れないでおきますね。

水に洗剤が混ざり、ぐんと表面張力が落ちます。
すると、汚れが溶けやすくなるんです。

しかし、汚れも全部が溶けてくれる訳ではありません。
かき出すための機械力が必要。
揉んだり、叩いたり、こすったり。
これらの機械力を加える事で、さらに汚れを落とす事が出来ます。

だいたい、水洗いはこんな感じですね。

さて、本題に戻しましょう。

ドライコースで洗うような品物は、そもそも、機械力を加えるのに適さない衣類が多いんです。
ですから、押し洗いをしたり、ゆすったりして、なるべく動かさないで、洗おうとしています。

機械力を使わず、溶け出す力のみで落とそうとしているんですね。

では、これで汚れが落ちているのか?

結論を出しますと、これでも落ちる汚れはあります、でも、機械力をかけないで洗っているので落ちない汚れもかなりあります。

一言、汗といっても全部同じではありません。
めっちゃ汗かいて、汗染みがひどいものもあるでしょう。
また、ほとんど分からないくらいの汚れもあるでしょう。
ついてすぐ洗うときもありますし、時間がたってしまう時もあると思います。

汗は確かに水で落ちますが全部落ちてくれるわけではありません。
その証拠に、ご家庭で洗ったTシャツは確実に時間の経過とともに黄ばんできます。
これは、汗や皮脂が残留し黄変を起こすからなんです。

つまり、同じ汚れでも、いろいろな条件で、水で落ちてくれるものもあるし、他の作業を必要とするものもあるんです。

洗濯は、いろいろなものの駆け引きなんですね。

生地の強さ、染色の強さ、汚れの強さ、もろもろが絶妙に関係しているんです。
生地や染色が強ければ、強力な薬品を使い、機械力をかけて落とす事も可能です。
しかし、生地が弱かったりすると、とたんに汚れを落とすのが難しくなります。

問題は、どこに合わせて洗濯をするか?

そう考えると、ドライコースの洗濯が汚れを落とすために作られたものかどうかというのはおのずと答えが出てくるんではないでしょうか。

過度な期待は禁物です。

個人的には、汚れ落ちよりも別な事の方が気になります・・・。

さて、せっかくなのでもう一つ。

押し洗いとゆすっているだけでは落ち方が違うのではないか?というご質問。
メーカーによって違いますが、押し洗いをほぼ実現しているメーカーもあります。
上から水を落とし、その水圧で衣類を押し洗いするんです。

押し洗いは実際とても弱く洗います。
やはり、衣類をなるべく動かさないと言う事を目的にやっていることなので、押すといっても力強く押すわけではなく、そーっとやさしく押して洗います。
押して洗うと言うよりは、押す事で洗浄液を通過させていると言う感じだと思うんです。

厳密に考えれば、多少効果に差が出るかもしれません。
でも、その差は劇的に変わるということのものではないと思うんですね。
そこまでの洗浄力は求められるものではないでしょう・・・。

こう書いていると、あまり良くないと言う表現に見えてしまいますが、そうでもないんですよね。
ご家庭でのドライコースの水洗いが、クリーニング屋さんの洗いを凌駕する事も多々あります。

使い方次第、って事なんですね。

うーん、今回は非常に難しい話でした。
読んでくださった方、分かりづらかったかと思います。
いつか整理して、再度アップしたいですね。

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ドライコースの洗濯 前編

いつもコメントをくださる、くまさんからのご質問です。

ドライコースの洗濯、本当に落ちてるの?

もっともなご意見です。
普通の洗濯と違い、かなりゆったりしていますし、洗濯機によってはほとんど動かないものもあるでしょう。

洗濯機メーカーや洗剤メーカーは落ちるといっているけど、本当のところは?と誰もが思うはず。

まず、根本的なことから知っておいた方がいいと思うのですが、ドライコースはなぜあんなゆったりと洗濯をしているのかと言いますと、きちんと理由があるんですね。

それは素材の特性に由来しているんです。

たとえば、ドライマークのつく衣類の代表は、ウールでしょう。
ウールは水で洗う事も出来るのですが、一つ重大な問題があるんです。
それは、水で洗うときに揉むと縮んでしまう事。
ウールが縮むのには、3つの条件がありまして、水分 温度 揉む この三つが重なると縮みを起こしてしまいます。

逆に言うと、どれか一つでもはずせば縮みが起こりにくくなるわけです。

そこで、ドライコースでは、揉まないように動かさないんですね。

では、綿などなら大丈夫か?と言うと、そうでもないんですよね。
おしゃれ着などは糸も細いですし、荒く扱うと毛羽立ってしまいます。
普通の攪拌式の洗濯機は、衣類同士をこすり合わせて洗っているので、どうしても毛羽立ってしまうんです。

これを回避するために、こすらずに洗う、となります。

また、ドライクリーニングを指定するような衣類は、洗いざらしのまま着るのが難しいものが多いですね。
どうしてもアイロンをかけないといけない。
しかし、しわくちゃではアイロンはかけられない・・・。

しわを減らす方法、それは洗うときになるべく動かさない事なんです。

つまり、ドライコースは上記のようなさまざまな要因をクリアーするために、動かさないで洗濯をしているんです。

では、ドライコースの洗濯とはどういったものかといいますと、単純に言うと、押し洗い。
たらい一つあれば誰でも出来ます。
こすらない、揉まない、しかし、上から衣類を押して洗う、その作業を機械化したものなんですね。

以上のことからも、ドライコースといいつつも、手洗い可のものでないと洗えないといった理由はなんとなく分かるのではないでしょうか。
水につけるだけで色が出るといったようなものは無理ですよね。

本来、洗濯は、素材や染色、作り方などを考慮し、洗濯方法を選ぶのですが、これらを一般の人でも分かりやすいようにと、洗濯機メーカーや洗剤メーカーがシステム化していったんです。

誰でもやりやすい反面、元が複雑ですから、簡素化したところで事故が増えてしまいます。

ここが難しいところですね。

ちょっと、仕組みを知っていれば事故はぐんと減るんですけど、なかなか一般の人にそこまで知らせるのは難しいでしょう。

明日は、後編、洗いのメカニズムから本当に落ちるのか?を書いてみようと思います。

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2007年夏季休業のご案内です。

とうとう梅雨も明けましたね。
午前中は、からっとして、それでいてそれほど暑くもない上々の出だしでしたが、午後から夏本番!とばかりに日が照っていました。

これから、暑い夏が来ますよー。

さて、今年の当店の夏季休業のご案内です。


8月12日(日)〜19日(日)

この間は、集配業務もお休みさせていただきます。
お急ぎの品物などありましたら、お早めにお持ちください。
また、礼服など、急を要するものも念のため早めにお引き取りください。
自宅兼お店なので、在宅していれば急なお話でも対応は出来ますが、出かけてしまう事もあります。
ご協力よろしくお願いいたします。

今週末あたりから夏休みに入る人も出てきますね。
中河原も、だんだんと人が少なくなってくるんだろうな。

梅雨明け後は急に暑くなりますから、くれぐれも体調にはお気をつけくださいね。

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