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アパレル仕上げって何だ?

休みの間に、タウンページを開くことがあったんです。
滅多に開けない物ですし、暇だったのでついいろいろと調べてみたんです。

こんな職業があるんだ、こんなお店があるんだ、と楽しんだ後に、クリーニングのページへ。

ここ数年、クリーニング屋さんの広告が増えてきました。
でも、大きい広告はないんですよね。
その理由もなんとなく分かるんですけど。

その中でひとつ気になるものを発見。

全品アパレル仕上げ、と広告をしているクリーニング屋さんがあるんですね。
アパレル仕上げ?いったいどんな仕上げなんでしょう・・・。
そのクリーニング屋さん、どういった仕上がりをしているか知っているので、考えちゃいました。

最近、テーラード仕上げと言うものがクリーニング屋さんの中でも勉強されています。
でもそれは、機械で仕上げると言うものではなく、ハンドアイロンで丁寧に立体的に仕上げていくと言うもの。
一着のスーツを仕上げるのに1時間ほどかかってしまう大変なものなんです。
料金もそれに比例して高価格になっていまして、お店によってはスーツ上下で1万円する所もあります。

アパレル仕上げとは、テーラード仕上げのことを言うのか?
うーん、どうも違いますねえ。

アパレルさんがすべてテーラード仕上げのような事をしているかといえば答えはノー。
縫製の際などに出来たしわを簡単に取るような簡単なアイロンだけで済ませているところも結構あります。
プレス屋さんと言うのがありまして、出来上がった衣類にアイロンをかけていくんですが、以前テレビでその様子が放映されていたんです。
その時の仕上げに、しばし呆然としました。
単価ももちろん安いのですが、なでてるだけです。

アパレル仕上げというのをこのような仕上げだと言うのなら、残念ですね。

テーラード仕上げとクリーニング屋さんの仕上げはアイロンの使い方が違うんです。
テーラードの方は、アイロンを上から押し付けるようにかけていきます。
かたやクリーニング屋さんの方は、伸ばしながら仕上げていきます。

この違い、仕上げる前の処理で変わっていると思います。

クリーニング屋さんはずーっとアパレルさんに引け目のようなものを感じていたんですよね。
だから、アパレル仕上げとか言うといいと思っているところがあるように感じます。

なんだかすでに時代遅れのような気がしないでもないですね・・・。

本物のテーラード仕上げをするならともかく、そうでないのにイメージだけでアパレルと言う名前を使うのは良くないですね。

これもどうしてこういう仕上げをしているのか?と説明できない事も原因の一つのような気がしています。

クリーニング屋さんの仕上げにも、きちんと理由があるはず、ですよね。
もうちょっと、クリーニング屋さんの技術を前面に出しても良いような気がします。

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