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荷台に積まれていく洗濯機

昨日、川崎街道を稲城から桜ヶ丘方面へ走っていた時のことです。
国立のお客様のところへ〜♪なんて鼻歌歌いながら運転していると、斜め前を走っているトラックの荷台に、業務用の洗濯機がありました。

おっ!この時期入れ替えするなんて、景気が良いなあ、なんて思って走っていると、どうも違うようなんですね。

そのまま併走する事数分、次第にどのような状況か分かってきました。

トラックに積まれていたものは洗濯機だけではなく、ボイラー、プレス機、ドライクリーニング機、他クリーニング屋さん一件分の機械。

やめちゃったのかな。

見ると、機械もかなり古いもの。
全部入れ替えするなんて事は、よほどの事じゃない限り出来ません。
考えられることがあるとすると、体のいい中古が入ったので入れ替えしたとか。
閉店するクリーニング屋さんの機械を丸ごと買い付けて入れ替えするなんて事はたまにあります。

でもボイラーまで積んでいましたからねえ。
やっぱり入れ替えは考えにくいかなあ。

どんなものでもそうだと思いますが、やっぱりやめるってさびしいもんですね。
その人のことは知らないのに、機械を見ていると長く使っていたのが分かりますし、同業者がやめるってなんだかさびしいです。

でもやめるところって意外と多いんですよね。

世の中では少しずつ景気のいいところも出てきているようですが、クリーニング業界はまだもうちょっと先になるかな。
少し遅れて景気の波が来る業界ですからね。
景気が悪くなったころも、他の業種に比べて悪くなるのが遅かったんです。

もうちょっと頑張れなかったのかなあ、と思いつつ、ご苦労様でしたと言う気持ちもあります。

ちょっとしんみりした出来事でした。

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