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何で畳んだのよ?

先日、なじみのお客様がご来店くださったのですが、話しているうちにこんな事を言い出したんです。

『この前のトレーナー、何で畳んだの?吊っておいたほうがよかったのに。』

お客さまのお話、よく分かります。
畳んで仕舞うと折りじわがつきますから、それを嫌がる人は当然吊って返してもらったほうが良いんですね。

私たちも、吊ってお返しするか、畳んでお返しするか、いつも悩んでいるんです。
分かりやすいものでしたら、悩むことなんてないんですが、最近の衣類は微妙なものが多く、いつも頭を悩ませています。

吊ったほうが良いもの、畳んだほうが良いもの、ある程度基準があるんです。

たとえば、畳んでも吊るし直せばしわが取れるもの。
ニットなど柔らかい衣類がこれに当てはまります。
これらは畳んでお返しするほうが良いんですね。
ハンガーアップしてしまうと、衣類の重さで伸びてしまいますし、畳んだほうが無視の対策にもなりますし。


逆に、畳んで仕舞うと折りじわが目立ってしまい、よくないものもあります。
どちらかというと、びしっ!としたものがこれらに当てはまります。
こういうときは、吊るしてお返しするようにしているんです。

ところが、これらの中間的な衣類があるんです。
ニットではないんだけど、やわらかい。
でも、畳むとそれなりにしわがよる。
しかし、虫に食われそう・・・。

いつも悩むんですよ。

また、衣類だけでなく、お客様のライフスタイルなども当然考慮します。
どうやってしまうか、どのように着ているか、いつ着るか、お住まいはどの辺か。
どういう風に着たいかもとても重要です。

これらを考慮しまして、吊ってお返ししたり、畳んでお返ししたりしています。

場合によっては全部吊るしてお返しすることもあるんです。

今回の場合、なぜ畳んだのかを説明したところ、お客様は大変びっくりされていました。
そこまで考えているの?とも言われましたね。

他のお店でもそうかは分かりませんが、当店ではこれがスタンダード。
昔からの仕事の一環です。

ライフスタイルの変化、住宅事情の変化により、仕舞い方にも変化がおきています。
しわに対する考え方も変わってきていますから、難しいところですね。

好みの仕上がりを期待するのなら、やはりある程度クリーニング屋さんと親密になる必要があると私は思います。
衣類はその人の生活やライフスタイルを継承していますから、クリーニング屋さんにお客様の情報が伝われば伝わるほど、好みの仕上がりになるんです。

最近は、個人情報に厳しくなってきたので、あまり話しをしてくださるお客様も減ってきましたが、上手にご利用いただいているお客様は、皆さん、いろいろ話をしていってくれています。

時間をかけて好みのクリーニング屋を作ってみてください。
そのうち、何も言わなくてもお任せできるクリーニング屋さんが出来るはずです。

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