説明要らず。
クリーニングの仕事は、説明が必要な事が多いんです。
最近はデリケートな素材がとても多く、変化が大きかったり、着用中の注意が必要だったりと説明もいろいろ。
本来なら、買うときにショップで説明をしたほうがいいのでは?ということも、伝わっていないことが多々あります。
先日、国立に友達の業者さんからお客様のご紹介を受けました。
自分の集配エリアからちょっと離れているので、当店をご紹介してくれたようです。
お伺いすると、品物がどっさり。
しかも、素材的にもちょっと気を使うようなものが多かったんです。
いつものように、伝票に記入しながら説明を始めます。
ところが、どうも説明をしていると全部ご存知の様子。
そう、友達がお伺いしていたときに、全部説明をしてくれていたんですね。
私がする説明と同じなので、こちらもとてもやりやすく、非常に助かりました。
クリーニング屋さんの中でも、勘違いしている人や間違って解釈している人はいますので、間違ってお客様に説明をしているケースもよくあるんです。
パートさんやアルバイトさんなら仕方がないかなと思いますが、本職の人間が変な事を言っていたりして、お伺いして説明をしたときに、前のクリーニング屋さんにはこうして説明をしてもらったといわれ、こっちがびっくりする事も。
ですから、お客様がきちんと理解しているのを見ると、いいクリーニング屋さんをご利用していたんだなあと思うんです。
ここ数年、素材に関する知識も、徐々にですがお客様に浸透してきた感があります。
今は特殊品に限りということですが、いずれ大まかな素材の特徴が皆さんに浸透して行ってくれるといいなと思います。
昔は自分で服を作っていたので、皆さん経験から知識があったのですが、今はなかなか知識が得られない状況です。
学校ででも、しっかりと教えてくれるといいんですけどね。
生活に必要な知識と認定してくれるといいんだけどな。
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