夏物と冬物で違うんですか?
先日、ゼネコンの現場事務所さんへ作業着を取りにお伺いしたときのことです。
入った途端に、声をかけられました。
Aさん「洗濯屋さん、作業着の夏物と冬物って、料金違うの?」
私「違いませんよ。同じです。」
Bさん「大きさでは?」
私「変わりません。大きさで値段違ったら私のが一番高くなります。」
事務所内、大爆笑。
とまあ、コントのようなやり取りで場が和んだわけですが、夏物冬物、大きさなどで料金は変わらないですよね。
変わるところもあるのかな?
細かく言ってしまえば、物によっては夏物と冬物では手間が違います。
作業着は工程が同じなので変わりませんが、Yシャツなどは夏物のほうが手間がかかります。
半袖のほうが楽でしょ?なんてよく言われるのですが、逆に手間がかかることもあるんですね。
大きい品物は、それだけでとても扱いづらいものになります。
同業の友達に話を聞いても、大きな品物はやりづらいといいますしね。
どういう所がやり辛いのかと言うと、まず機械に入らないんです。
クリーニング屋さんの仕上げの機械は、どのサイズにもあうように設計されているんですが、大きいものはその許容範囲を超えてしまうんですね。
すると、機械で仕上げても逆に変なしわがついてしまい、手仕上げをせざろうえなくなります。
じゃあ、手仕上げをすればいいじゃん?と思うかもしれませんが、大きいとこの手仕上げがまた大変。
アイロン台に入りきらないサイズもありますので、そうなってしまうと、仕上げながらずらしていかなければならず、ずらした所からしわがついていくんです。
正直言いますと、自分のシャツを仕上げるのが、うちの店で扱っているものの中で、一番厄介だと思っています。(爆)
一番大きいですから。
自分ので苦労しているので、大きいシャツなどが出てきても、あまり気にならないんです。
慣れちゃってますから。
数をこなせないのも、仕上げづらい要因のひとつなんでしょうね。
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