展示会の中身は?
展示会の話を書いておきながら、くじで当たっただの中身とは関係ない話ばかりでしたので、クリーニングの展示会とはどんなものか?少しご紹介してみようと思います。
クリーニング関係の方は、今日はごめんなさいね。
展示会は主に、機械と資材が出てきます。
今回は機械が主でした。
新しい機械が出てくることもありますが、ほとんどがすでに出ている機種の展示です。
ただ並べられているものから、電源や溶剤、蒸気が通っていて稼動しているものもあります。
昨日は一通り動いていましたね。
Yシャツを仕上げる機械、ズボンの腰周りをプレスする機械、ズボンをプレスする機械、上着を仕上げる機械、ドライクリーニング機、水洗機、乾燥機。
こんな感じでしょうか。
流れで動いていると言うわけではなく、全部が独立して動かされています。
見る側も、Yシャツの機械だけを見たり、回収乾燥機を見たりと、そんな感じです。
機械を動かすわけですから、そこには当然メーカーの人間がいます。
実際に品物を仕上げたり洗ったりしながら、その機械の特徴を売り出していくわけです。
最近は、展示しているだけでメーカーさんと話すことは少なくなってきましたが、昨日の展示会では、お付き合いのある資材商さんや機材商さんがいて、いろいろなところで話をしていました。
昔は、こういう場所で情報収集をお互いしたものなんですけどね。
今ではちょっと珍しい光景。
そのまま、購入の商談を進めるブースもあったりします。
最近、こういった展示会で人気があるのは、Yシャツの機械です。
これは推測ですが、yシャツを仕上げる機械が出てきてから10数年経っています。
そろそろですね、買い替えを検討するような時期が来ているんですよね。
大きくやっているところはすでに何回も買い替えをしているんでしょうが、こじんまりとやっているところはそろそろなんです。
しかも、一昨年に、かなり評判のいい機械が出ておりまして、皆さんそこのブースに寄っていました。
他にも、ズボンをプレスする機械なども、人だかりが出来ていました。
この手の機械に注目が集まるのも、パートさんに仕上げをさせているところが多くなってきているからでしょう。
少しでもいい機械を入れたいと思いますしね。
去年は、Yシャツを20分で洗える水洗機が注目の的でした。
水洗いって、実はかなり時間がかかります。
汚れを落とすためにはある程度仕方がないのですが、汚れ落ちを良くし、なおかつ20分で洗いあがると言うのは驚異的です。
もちろん、からくりはあるのですが、お店によっては入れるメリットは十分あるんでしょう。
そして、去年、回収乾燥機にも人が集まっていましたね。
今年はなぜか集まっていなかったんですが・・・。
溶剤の値段がまた上がったのにね。
回収乾燥機とは、今まで乾かしたときに外に出ていた溶剤を、回収し、再度使うことが出来る乾燥機です。
溶剤の値段が高騰し、環境問題の面からもこれから注目される製品ですね。
しかし、お値段が・・・。(-_-;)
回収した溶剤が普通の溶剤として使えるのか?と言う疑問もありますし、もう少し様子見が必要かなあと言った感じです。
あくまでも個人的見解ですが。
昨日はありませんでしたが、POSレジなどが出ていたりすることもあります。
また、資材が出ているときは、洗剤や仕上げ剤、染み抜き剤なども売り出されているんです。
また、新しい洗濯方法を洗剤セットで売り出す、何てこともしています。
溶剤を売ることもあるんです。
同じ石油系と呼ばれる溶剤でも、メーカーによって種類があるので、特性や値段を考慮して皆さん選んでいます。
ハンガーや、品物につけるタックも売っています。
タックとは名前を書いてある札。
汎用品から、注文で作る物までさまざまです。
なんとなくご想像できますでしょうか。
会場自体はわいわいがやがやとにぎやかなところです。
他の業界の展示会とは若干違うでしょうか。
ご興味ある方いらっしゃいますか?
クリーニング展示会ツアーなんて面白いですかね?
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