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2008年5月

久しぶりに秋葉原へ。

夕方のこと。
突然、宮崎のしろーさんから、電話が入りました。
何事だ?と思い出てみると、たわいもないお話。
変だなあと思っていると、なんと今東京にいるといいます。

東京へ出てきているのなら、会わないわけには行かないじゃん。(笑)

と言うことで、急ぎの品物を集中して仕上げた後、秋葉原で合流することになりました。
秋葉原・・・、もう何年行ってないでしょうか。
記憶をたどると少なくても、6年近くはいっていません。
テレビなどでは様変わりしていると聞きますし、どのように変化したのか興味深々です。

お互い待ち合わせの時刻に秋葉原へ到着。
しかし、あたりを見渡して、その変化に唖然としてしまいます。
開発が進んで記憶のない高いビルが立ち並び、閉店のシャッターが下りているお店が多数・・・。
パソコンショップや家電が多かったイメージから、ゲームやコスプレなどが前面に出されてまったく別の街に着たような気さえしてしまうほどです。

少々気後れしてしまいましたが、気を取り直し、そぞろ歩きします。

しかし、駅を出てすぐさまメイドのコスプレをしている人に遭遇。
街に同化しているのがすごいですね・・・。

秋葉原の町を1時間ほど歩きましたが、二人して、圧倒されてしまいました。
目当てのものは残念ながらありませんでしたが、久しぶりの秋葉原、面白かったですね。

久しぶりなのでそのまま食事を。
私の記憶では秋葉原でご飯を食べるのって難しいイメージだったんです。
ところが、今やあたりを見渡せばおしゃれなカフェがあったり、おしゃれなレストランがあったり。
食事にも困りません。

1時間ほど食事をしながらいろいろとお話をしました。

最近の仕事のこと、家族のこと、これからのこと。
知り合ってから10年以上経っていますし、その間、連絡を取り合っていたのである程度知ってはいるものの、やはり直に会ってする話は内容の濃さが違います。

ようやく仕事の全権を任されたとかで大変とはいっていましたが、その分やりがいもあることでしょう。
顔つきに、力強さが見えましたね。

その後、ホテルまで送っていきまして、久しぶりの再会は終了です。

短い時間でしたが、とても良い、有意義な時間でした。
地方独特の事情も教えていただきましたし、狭いといいつつも広い日本、みんな境遇が違うんだなと改めて思います。

そういえば、去年のこの時期も兵庫の友達が上京してきて会いましたかね。
上京してきてくれて、こうして連絡をくれるって本当にうれしいんです。
また是非合いましょうね、しろーさん。
お体には気をつけてください。

ここを読んでいるクリーニング関係者の皆さん、しろーさんはいつもどおり元気でした。(笑)

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ブラッシングの力。

毎年カシミヤクリーニング.COMをご利用されているお客様から、今年もコートやストールなどが送られてきました。

お預かりする前に、一度メールでご連絡をお願いしているんですが、その中に、こう書かれていたんです。

「今年は着用後にブラッシングをしました。」

着用後のブラッシングはとても効果的です。
衣類の汚れって汗の汚れもありますが、埃や砂、土、そういった汚れがかなり付着しているんですね。
ブラッシングすることで、これらを落とすことが出来、きれいに着ることが出来ます。
ドライクリーニングカートリッジフィルターにも、ここ数年砂がかなりたまっていますから、いかに服にこういったものがついているか、想像できると思います。

数日後、お客様から宅配便で品物が届きました。

いつものように箱を開けまして、検品をしようと思ったところ、開けて見てまずびっくりです。
明らかに去年に比べて、表面の汚れが少ない。

私たちクリーニング屋は、表面を見ると汚れているか汚れていないか、判断がつくんです。
毎日汚れている品物ときれいな品物とを見ていますからね。
自然と見分けることが出来るようになります。

去年までは、1シーズン着用したなあと言うのが分かるほどだったのですが、今年は全然違います。
これがブラッシングの効果、なんでしょうね。

そういえば昔、こんなことをおっしゃったお客様がいらっしゃいました。

「カシミヤのコートを着るような人は、余裕がなければいけない。家に帰って、ばさっとコートを脱ぎ捨てるようではいけない。ハンガーにかけ、ブラッシングをするくらいの余裕がなければ、すぐダメにしてしまう。」

改めて、本当にそのとおりだなあと思いました。
ほんの少し余裕を持って、ハンガーにかけ、ブラッシングをするだけで、型崩れせず、きれいに着続けることが出来るんですね。

皆さん、カシミヤのコートのブラッシング、お勧めですよ。
帰ってきて面倒くさい気持ちもあるでしょうが、是非来年は、ブラッシングすることを心がけてみてください。

効果絶大ですから。

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アイロンかけないのかな?

当店は大家族なので、毎日大量の洗濯物が出ます。
下着やタオルなどが主なのですが、中には子供のズボンやシャツなども含まれているんです。

洗うときも色物と白いものとに分けて、洗う温度も分けて洗いますので、かなりきれいに上がるんです。
乾燥も、大きな機械で乾かしてしまいますから、粗じわも少ない。
普通にたたんで十分着れるんですね。

所が所が、そうではない品物もやはりあります。

生地にも寄りますが、シャツはアイロンをかけた方がやっぱり見栄えも良いし、気持ちが良い。
ズボンなども、そのまま着ることが可能な商品もあるんですが、やはりアイロンをかけた方が色も良くなりますし、着易くなります。
何よりも、目立つしわがなくて大丈夫!と思っていた品物がアイロンをかけることにより、大丈夫と思っていたものがしわだらけだったと気づいたりするんですよね。

今服をたたむのは主に私の仕事。
仕事が終わってテレビを見ている深夜に、笑いながらたたんでいるんです。

たまに、嫁さんが起きてきて、一緒に畳んでくれるんですが、違和感を感じるんですよね。
と言うのも、私は畳みながら、このシャツはアイロンかけた方が良いよな、とか、このズボンもアイロンかけないとみっともなくて着れないな、と思って畳みはするのですが、他によけておくんです。
アイロンをかけた状態を想像できるんですよね。

しかし、嫁さんはアイロンをかけた後の状態を想像できない。
すると、平気で畳んでしまうことが出来ちゃうんです。

うーん、こんなものなのかなあと思いつつ、でもアイロンかかったシャツなんか見ればその違いははっきりと分かるんだよなあと思ってみたり。

アイロンかかってないのが気にならないのかな。

昔に比べて、今は外へ出かけるときに、服装について考えることが少なくなったように思います。
おしゃれとしては考えるのですが、たとえば折り目がついているかとか、クリーニングしてあるものかとか、そういったものが減ってきているような気がするんですね。

以前書いた事がありますが、動物園でのデートに、しわくちゃのシャツを着てくる女の子、着ている服の色合いはとてもきれいなんですが、いかんせん、しわくちゃがすべてを台無しにしています。
でも、気にならないんだろうなあ。

こういうのって、気にしなくなりだすと、全然平気なんですよね。
身だしなみを整える、こんな言葉も死語になってしまうんでしょうか。

パンツまでアイロンかけろとは言いませんけど、せめてびしっとしたほうが良い物くらいは、かける様に言わなきゃいけないですね。
しわのまま着るのが癖になったらちょっと困ります。

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ぷかぷか浮いちゃうので洗えません。

お昼ごろ、コートをクリーニングにお持ちになったお客様がいらっしゃいました。
どうやら他のクリーニング屋さんで断れたようです。

表地がポリエステル、ライナーがついていまして、こちらがなんとダウン。
こりゃ、軽くて暖かいいい商品です。

ぱっと見たところ、断られた理由が見当たりません。
どうして断ったんでしょうか?

お客さまも、以前ご利用のクリーニング屋さんを気に入っているようで、残念そうでした。
ダウンのクリーニングでとてもきれいにしてくれたのに・・・、とおっしゃっていましたね。

もう少し、お客様にお話を伺ってみますと、ただ断れたわけでもなく、一応説明をしてくれたようです。
その説明ですが、生地が接着剤で貼り付けているので、ドライクリーニングすると表面がぷかぷか浮いてしまうのでクリーニングできない、そういう事のようです。

一見、すごくまともなお話なのですが、どうにも納得が出来ません。
だって、接着剤で張り合わせているようには全然見えないんですから。
洗濯表示も、ドライOKの表示がついていますし、附帯表示もなし。
通常、ボンディング加工(接着剤で張り合わせている加工)をしているのなら、その旨が書いてあります。

ただ、最近多いのですが、服を薄く作るために、生地の裏に風を通さないように、薄いフィルムを貼り付けていることがあります。
もしかすると、このことを言いたかったのかしら?

以前ご利用のクリーニング屋さんはいわゆるチェーン店とのこと。
うーん、仕方がないかもしれませんね。

なかなか服の構造まで勉強はしませんし、ましてや素材とクリーニングの関係は、実際にやってないとなかなか想像できません。
その中で、工場からの情報を頼りに、説明したことを考えると、よく出来ている方なのかなあと思います。
ただ、クリーニングできるものを断ってしまうと、お客様がかわいそうなんですよね。

クリーニングできないって、欠陥品もしくは粗悪品と言われているようで。

今回の商品は、通常のクリーニングは十分出来ます。
洗えますよっと行ったときのお客様のぱぁっとした笑顔が印象的でした。

リスク説明が多くなってくると、もしかするとこうしてクリーニングできる商品を断っているケースも非常に多いのかなあと思ってしまいます。
その都度お客様はつらい思いをしているんでしょうねえ。

受付で見分け説明をするって本当に難しいですね。
もしかすると、工場の作業よりも難しいかも。
そういえばうちの母が昔よく言ってました。
うちが支店を出さない最大の理由は、受付が出来る人がいないからだって。

今ならその理由が良く分かります。

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東京ER・府中(救急室)。

夕方のこと、子供がソファの上から落ちました。
痛がってはいたものの、見ても大丈夫そうだったので、放っておいたんです。

そして、晩御飯を食べ、お風呂に入って子供が寝てから1時間後のこと・・・。

突然、大きな泣き声と共に、長男が降りてきました。
腕が痛い!と言います。
見てみると、夕方に比べ、若干ですが腫れている様子。
骨に異常があるとまずいので病院へ連れて行くことにしました。

病院へ連れて行くといいましても、時間は深夜の10時ちょっと前。
普通はやっている病院はありませんね。
そこで、都立府中病院の東京ER・府中(救急室)へ行くことにしました。

とにかく一度電話をします。
見てくれるか、確認をするためです。

都立府中病院につながりまして、ERへ回してもらいます。

ここからじっと我慢が続きます。
向こうも混んでるんでしょうね、なかなかつながりません。
待つこと5分。
状況を説明すると、またお待ちくださいとのこと。

さらに5分・・・。
また状況を説明し、連れてきてくださいとのことなので、車を持ってきます。
電話でのお話ですと、現在かなりERが混んでいるので、待つことになるかもしれませんとのこと。
今この周辺の緊急病院は、数が少ないんですよね。
確か、府中に集約されてしまったので、都立府中病院へ集まってくるんです。

ERへ着くと、中には人がたくさん。
こりゃ、電話もつながらないわけだ。

受付を済ませ、30分ほど待ちます。
その間、私はというと、どうも他のことが気になる。
看護婦さんの制服、お医者さんの白衣、深夜の動き方などなど、気になることだらけで、そわそわしてしまいます。
骨折か捻挫かと言う程度の話なので、気もそぞろだったのかもしれません。

まず気になったのが白衣。
襟がきれいにプレスされているんですよ。
おお、かっこいいなあと思うんですが、残念、色が悪い。
くすんだ汚い色になっちゃっているんですね。

うーん、これは洗い方が悪いんだな・・・。
クリーニング屋さんか自分か、どちらにせよ、いい洗いはしていないようです。

次に目に付いたのが、看護婦さん。
こちらはアイロンがかかっていない様子。
おそらくご自分で洗われているんでしょう。
しかも色が悪い。
家庭での洗濯の限界かなあと思ったり、これだけハードな職場の制服は病院側でクリーニングを持たないとかわいそうだよなあとしみじみ思ったり。

次に、病院内をうろうろしてみます。
やはりER。
自動販売機があるのですが、ジュースの自動販売機の横に、パジャマを売っている自動販売機があります。
急な入院など、必要なんでしょうね。
残念ながら私が着れるサイズは売っていませんでしたので、私が駆けつけるときはパジャマを持参しなければならないようです。

そして、一番気になったのが、スタッフの皆さんの疲れた顔でした。
集中しているのもあるんでしょうが、皆さん疲れがたまっている様子。
仕事とはいえ、このハードな状況は過酷過ぎる気がしました。
適切な治療を行うためにも、職場の適正化は必要なんではないでしょうか。

そんなこんなをしているうちに長男が呼ばれます。
お医者さんの見立てでは、骨に異常はなさそうだとのこと。
でも万が一があると困るので一応レントゲンは撮っておきます。

こんな深夜にどこでレントゲンを撮るんだろう?と思っていると、普通にレントゲン室が開いているんですね。
先客さんもいましたので、やはり必要なんでしょう。

レントゲン撮影の後、再度お医者さんの下へ。
結局、骨に異常はなく、お風呂に入ったせいで熱を帯び、痛みが出てきたのではないか?と言うことでした。
湿布を張って安静にしておけば治るとのこと。
一安心です。

会計を済ませ、待合所を見ると、まだまだ人がたくさんいます。
この状況、何とかして欲しいですよね。
安心して暮らせないです。

お子さんをお持ちの方、夜急に具合が悪くなった方、東京ER・府中(救急室)に行ってみてもらうことが出来ます。
ただし、行く前に一度電話をして症状を説明し、それから伺う方がよさそうです。
覚えておいて損はないと思います。

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雨の後の晴れは注意が必要です。

先週は雨が降りましたね。
そして、明けてからが暑かった。

今日もかなりの気温でしたし・・・。
今年初めて、お客様に暑い〜と言われました。
もうそんな時期になったんだなあと、こちらはしみじみ、お客様はとてもつらそうでしたけど。

実は雨の後は、注意をした方が良いことってあるんですね。

通年と言うわけではないのですが、衣替えの頃、特にこの時期が危険なんです。

すでにクリーニングに出されたり、洗濯された方は問題ありません。
問題があるのは、クリーニングに出そうと溜めている方々。
大抵、玄関脇に袋にぎゅうぎゅう詰めにしておいてあったりするのですが、これが雨で湿気てしまい、その後の晴れで気温が上がり、カビが生えてしまうんです。

うそー?と思うかもしれませんが、実際、当店へお持ちになって、袋から取り出したときに、カビだらけ・・・、と言う状態のときが結構あります。


カビは条件さえ整えば生えてしまいます。

栄養分があること。
適度な湿度があること。
適度な温度があること。

栄養分は、汚れがありますのでクリアー。
湿度は雨でありますよね。
温度も、この時期の気温は結構高いですし、袋の中の密閉された空間ですと、熱もたまりやすい・・・。

生える条件、十分ですね。

回避するには、早めにクリーニングに出してしまうか、袋に入れっぱなしにしておかないことでしょう。

家によっては、袋に入れておかなくても、クローゼットに入れておくだけでもカビが生えるお宅もあります。
除湿剤を入れておくか、栄養分をとる=クリーニングしてしまいましょう。

入梅する前にクリーニングは出しておきたいですね。
出し忘れ、皆さんないでしょうか?

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四川の地震への募金

当店の二軒隣はセブンイレブンです。
暑いとき寒いとき、いつもお世話になっています。

先日、子供をつれて買い物へ行くと、レジの横にある募金箱になにやらお金がたくさん入っています。

いつ行っても募金箱があるので、普段、気にも留めていませんでした。
そういえば、日本テレビの24時間テレビ 愛は地球を救う でも募金活動をやっていましたね。
毎年、放送が終わってしばらくすると、今年はいくら募金が集まりました、ありがとうございました、と言う張り紙が出ています。

しかし今は24時間テレビの時期じゃあない。
なんだろう?と思ってよく見ると、四川の地震災害の募金でした。

よく見ると、100円札がたくさん入っています。
レジの人に話を聞くと、お年寄りが入れていくんだとか。
しかも、こういわれるって言うんですね。

中国の地震をニュースで見て、募金をしようと思ったんだけどどこでして良いか分からなかった。
でも、セブンイレブンさんでやってくれていて、募金することが出来た。ありがとう。

毎日見るニュースでは物凄い状況が映像として流れてきます。
悲惨な状況が一目で分かる。
日本も、地震の災害は数多く経験していますから、放っておけないのかもしれません。

建物の倒壊など、かなりひどいようですからね・・・。

日本人のやさしさを感じると共に、この悲惨な災害から早く復旧できるように祈っております。

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住吉小学校の運動会

今日は長男の運動会がありました。
雨が降りそうだったので心配していたのですが、午前中は何とか持ったようで・・・。

集配がありますので、ちょっとだけ見て、残りは帰ってきてから駆けつけようと思い、早めに学校へ到着。
いつ来ても懐かしさで一杯です。
私が通っていた住吉小学校、当時のままですからね。
門も同じだし、校舎も同じ。
用具入れなんかも当時のまま。

唯一違うところと言えば、生徒数でしょうか。
当時は今の生徒さんの3倍はいましたからね。
各学年40人6クラス。
運動会なんかは、生徒だけで埋まってしまうほどのマンモス校でした。

入場が始まり、最初の玉はこびまで滞りなく進んでいきます。
しかしここで若干の違和感が。
年代が違うと言うとそれまでなのですが、流れている曲が運動会らしくないんですよね。
JPOPが流れているのを聞くと、ハイカラだなあとかモダンだなあなどと思ってしまいます。
私が子供の頃も、親がそういっていたのを思うと、いつの時代もそんなものなのかもしれませんけどね。

そして、玉はこびが終わったところで、私は集配へ行きます。

午前中、無事に集配を終えまして、お昼を食べ終わる頃に行くと、なんともう競技が始まっている。
先ほどぱらぱらと雨が降ってきたので、予定を早めたんでしょう。

ここで誤算が生じます。
午前中のかけっこは仕方がないと諦めていたのですが、午後の玉入れは間に合うと計算していたのに、予定が早まったおかげで私が到着した頃にはすでに終了。
うーん、見たかったなあ。

その後は子供が出る競技はなく、運動会をただ楽しんでまいりました。

最後の高学年によるリレー、見ているだけでも燃えますね。
思わず力が入ってしまい、抜かせー!などと熱くなってしまいました。
ただ、やはり残念なのが、音楽に緊張感がないこと。
やはり走るような競技のときは、それなりの曲や緊張感がある曲を選定して欲しかった気がします。
定番の天国と地獄なんてかかりませんでしたからね。

運動会会場には、懐かしい顔ぶれもありました。
中学の頃の先輩や、同級生なども見かけることが出来ました。
でもみんな年をとっているし、自分の子供を追っかけるので精一杯見たいでしたけど。
お客様もちらほら見かけ、ご挨拶をするも、こちらもそれ所じゃない様子。
子供の晴れ舞台ですからね。

運動会、かなり楽しむことが出来ました。
雨も何とか乗り切ることが出来ましたしね。
また来年が楽しみです。

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千客万来

商売をしていると、お客様がやってきますが、いつも品物を持ってきてくれるお客様とは限りません。
いろいろなお客様がやってきます。

午前中、配達し、帰ってきてからご飯食べてさー仕事をやろうかな?と思ったときのことです。
お店のチャイムが鳴ります。
お客さんかな、と母が受付に行くと、なんだか下から聞こえてくる声が違います。
誰だろ?と思い、私も下へ降りてみると、八王子で竹の子掘りのお世話になっているお客様。
クリーニングの品物を持ってきつつ、なにやらお土産まで持ってきてくださいました。

せっかくなのでお茶でもどうぞと、居間へ上がっていきます。
長年のお付き合いですから、お互いの家の事情、最近の話などいろいろ話が出るんですね。

とらやのようかんを頬張りつつ1時間ほど経った頃、またお店のチャイムがなります。
お客さんだな、とまた母が降りていきますと、今度は私を呼ぶんです。

誰だろ?と下に降りてみると、なんと大田区鵜の木のサンヨークリーナースの社長の小幡さん。
近くにきたのでと寄っていただいたのでした。
私とはちょっと年が離れていますが、いつもかわいがって頂いています。
一緒に遊んだり、飲んだりと、良いお付き合いをさせていただいているんですよね。

繁忙期に入ってから、ちょっと電話をするくらいしか話していなかったので、最近の近況を報告します。
今年の商況、トラブル、業界の展望など、いろいろと話をさせていただきました。

外に目をやると、小幡さんが乗ってきたらしい黄色のかっこいい車が。
うーん、こういう車が似合うって良いなあ。
6月には鎌田で太鼓の演奏会をやるらしく、誘っていただきました。
1500人の予定がほぼ埋まっているほど盛況のようです
面子も物凄いようですし。
時間が取れたら是非行きたいですね。

小幡さんと話をしていると、お客様がご来店。
引き取りにこられたお客様でした。
ここで小幡さんはお帰りになられまして、通常の仕事に戻ります・・・、と言うかその予定だったんですね。

次の仕事は、ズボンの仕上げをやろうと思っていたんですが、またチャイムが。
おっと、今度はチョウさんだ。
明日の築地の仕入れの話にやってきたのでした。

最近、チョウさんに刺激されいろいろと欲しいものがあります。
先日も、バターメーカーがあるぞ、といわれ、私もつい購入。(爆)
バター不足を補うべく、せっせとバターを作っています。
これがまたうまいんだ。(笑)

明日買って来て貰うものをお願いしたところ、干物を買いたいんだ、とおっしゃいます。
しかし、そこは築地、買う量も半端ではないらしい。
躊躇していると言うのです。

そういう時は是非お任せを。(笑)
うちは育ち盛りを含め、大家族ですから、そこら辺の業務用ならすぐ消費してしまいます。
安心して買ってきてくださいと伝え、明日はチョウさん一押しの干物がやってくることとなりました。

八王子のお客様が着てから、チョウさんが来るまでこの間2時間半くらいでしょうか。
千客万来とはこんなことを言うんでしょう。
中身の濃い、有意義な時間でしたね。

その後、順調に仕事を終えまして、いつもどおりに仕事が終わりました。

商売をやっていて、人が集まるってとてもいいことです。
特にうちはですね、クリーニングがなくても寄って頂く事があります。
今日はちょっと寄っただけなの、と申し訳なさそうに寄って頂く事がありますが、遠慮などしないでくださいね。
気軽によって頂けるって、それだけ安心していただいている証拠なんですから。

本当うれしいです。
遠慮なく寄って声をかけてください。

さて、明日になると、チョウさんお勧めの干物がやってきます。
もしご興味のある人がいましたら、お店に寄ってみてください。
原価でお譲りいたします。
もちろん、一匹からでOKです。
当店のご利用したことないお客様でも大丈夫ですよ。

チョウさん忙しいといっていましたから、月曜の方が確実かもしれません。
ご興味のある方、是非ご来店ください。

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お渡しするまでは気が抜けません。

昨日のブログで、量が多いほうが助かる、そう書きました。
しかし、たくさんクリーニングが集まると大喜びしているのか?というと実はそうでもないんですね。

商売ですから多く集まった方が良いというのはありますが、それだけでは済まない理由もあります。

ご来店くださったお客様が、天井を覆い隠すほど仕上がった品物や、何袋もたまった品物を見ていると、繁盛してるわねえとおっしゃってくださるんですが、内心は神経が磨り減っていたりします。

ただ機械を通して、洗ったよ、というお店なら関係ないんでしょうが、当店の場合、汚れを落とし、柔らかさや色合いもなるべくそのままで、と目標を持って仕事をしています。
すると、品物一点一点、注意しないといけないんですね。

しかも、集まってくる品物が大変なものが非常に多いんです。
他のクリーニング屋さんで洗えなかったものや、きれいに仕上がらなかったものなど集まってきます。
他店で洗えなかった品物って大概難しいものが多いんです。

無事にクリーニングし、お客様にお渡しして初めて仕事が完結します。

品物が集まっただけではまだ序の口で、きちんとクリーニングし、お客様にお渡しして初めて仕事が終わります。
そこで初めて良かったねといえるんです。

まだ、お預かりしている品物がたくさんあります。
そして今、冬物のクリーニングを待っていただいているお客様がいらっしゃるので、これからも当分緊張は続きます。

良かったねえといえるのはまだ当分先になりそうです。

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多くてすいません。

この時期、お問い合わせを頂きまして、集配にお伺いするとこう言われる事が多いんです。

「多くてすいません。」

品物が多くて大変でしょう?って言うことだと思うのですが、逆に恐縮してしまいます。
といいますのも、品物は多くあった方が集配にお伺いしやすいんです。

以前なら、ガソリンも安く、集配にお伺いしても影響があまり出なかったんですが、ガソリンの高騰により、集配に影響が出始めているんですね。
以前書きましたが、クリーニングの集配は二往復で始めて仕事が完結します。
自然とガソリンも倍食うわけです。

当店の集配エリアは結構広いので、場所によってはお預かりしお渡しするのに、ガソリン代だけで1000円をゆうに越えてしまうこともあります。

こうなってしまうと、少ない量では逆に赤字になってしまいお伺いできなくなってしまうこともあるんですね。
ですから、品物の数が多いというのはこちらからすると非常に助かるんです。

お客様ご自身がクリーニング店へ持ち込むのも大変なくらいの量ですから、すいませんという言葉が出てしまうんでしょう。

この時期ですと、お伺いしてお預かりする品物の量が、30点を超えることも少なくありません。
中には50点お預かりするお宅もあります。
量が多くても大丈夫!お任せください。

逆に、少ないときは他の集配に合わせてお伺いするようになることがあります。
ご都合のお時間にお伺いできないときもありますが、どうかご容赦ください。

ガソリン、80円の頃が懐かしく感じます。

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外から見てはじめて分かるもの。

去年、クリーニング屋さんをやめた友達から電話がかかって着ました。
やめた後もこうして交流を図れるって良い関係ですよね。

やはりクリーニング業界のことが気になるようです。

忙しくなる時期、電話をもらい、今年の商況はどんな感じ?とか資材の値上げがあるとどれくらい上がった?何て話をしています。

先日もらった電話の内容は、結構衝撃的でした。
クリーニング屋さんをやめたので、今は一般の方と同じようにクリーニングを利用しています。
ところが、まともなクリーニング屋さんが一軒もないというんです。

ご自宅の周辺にはチェーン店含めクリーニング屋さんがかなりの数あります。
中には、クリーニング業団体の会長さんが営業されているお店も。
ところが、どこへ出してもまともな仕上がりをしてこないと言うんですね。

スーツを出しても、きちんと仕上がってこない、Yシャツもしわしわ。
結局、クリーニングから返ってきた商品を自宅で再度アイロン掛けをして、着ているそうなんですね。

そこでおっしゃっていたんですが、ここまでひどくなったのかなあと。
今までは自分のお店のことしか見ていなかったから、周りのクリーニング屋さんの仕事内容なんて気もしなかったというんです。
所が、いざ自分が消費者になってみると、まともなクリーニング屋さんを見つけるのが難しいとおっしゃいます。

クリーニング屋さん、大丈夫なのか?そう言われました。

クリーニング屋さんは個人事業主です。
ですので、どうしても業界とかそういうくくりに反応が薄いんですね。
厳しい時代ですし、自分たちの生活で手一杯だ、その気持ちも分からんでもない。
でも、お客様には、ひどいクリーニング屋さんも、丁寧なクリーニング屋さんも区別がつかないんです。
ひとくくりでクリーニング屋さん。

クリーニング屋さんの悪い噂が立てば、その影響は必ず出てしまいます。

まだ職人気質のところもあるんでしょうね、いい仕事をしていれば分かってくれるって思っている人もたくさんいますし。

昨日も書きましたが、修正のお問い合わせを頂くのが多いので、クリーニング屋さん不信をたくさん聞いています。
何とかしなきゃなあと思いますね。

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硬い衣類が増えています。

ここ数年、毎年毎年傾向が違うんです。
おととしと去年は、ネットから来るお客様がずいぶん変わりました。
そして、今年。

今年の傾向として、一番多いのが、実は修正のご依頼です。
直せますか?と言うお問い合わせが非常に多い。

カシミヤクリーニング.COMを展開しているので、カシミヤ製品に関するものがほとんどなのですが、そのほとんどが風合いの変化を訴えています。
大阪からお問い合わせいただき、送っていただいた商品を見ると、表面は毛羽立ち、硬くなってしまっています。
しかも前のクリーニング屋さんにやり直しをしてもらったら、どうもカシミヤタッチにする加工剤を使われたらしく、表面がすべすべ、芯が硬い、不思議なカシミヤが出来上がるわけです。

こんな商品、今とても多いんですよ。

修正のお問い合わせは、おそらく福永さんの影響もあるんだろうなあと思います。
修復師と言う事業を確立し、消費者の方に認知させたわけです。
今まで諦めていたものを、修復できるかも?と思うようになったという事なんでしょう。

実際、硬くされてしまったカシミヤを元に戻すのはほぼ不可能です。
まれにクリーニング屋さんで加工剤をつければ・・・、なんていう人もいますが、そんなごまかしではまともになるはずがありません。
やはり、洗いの段階から丁寧に扱うことが一番重要なのです。

昔、某業界紙のクリーニング屋さんからの投稿でカシミヤに関する話が出ていました。

カシミヤは商品の段階で加工剤が使われているので、クリーニングした後に加工剤を使ってあげないと元の風合いにならない。
そういう事情も消費者に分かって欲しい。

本当か?
それは自分たちのクリーニングに問題があるんじゃないのか?
柔らかく仕上げてさらに加工剤を使うのなら納得です。
しかし、硬くしてしまったところに加工剤を使ってもそれは違うものなんですよね。
少し加工剤に頼りすぎなんではないかな、そう思います。

カシミヤクリーニング.COMを立ち上げた当初、困っている人もいると思い始めたわけなんですが、ここにきて困っているお客様が非常に増えているようですね。
硬くなりませんか?とか、柔らかいままですか?と言うお問い合わせを頂くたびに、クリーニング屋さん、まずいんじゃないのかなあと思います。

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どっどっど!

先日、仕事をしていると、なにやら聞きなれない音がします。

どっどっど!

定期的に刻むそのリズムは、聞きなれない音だけに物凄く嫌な感じがしました。
しかも低音で、耳を澄まさないと分からないような感じ・・・。
母に、音が聞こえない?と言うと、お前調子悪いのか?と人のせいにするし・・・。
こんなことで病人扱いされても困っちゃいます。(笑)

他のクリーニング屋さんはどうか分かりませんが、自分は音と臭いにはかなり敏感です。
と言うのも、扱っているものが委託品であり、またドライクリーニングで使われている溶剤は引火性ですし、機械の爆発事故もあります。
そんな万が一を常に頭の片隅に入れているので、異音がすれば機械がおかしいのかな?と思いますし、変なにおいがすれば、どこかショートしていないかな?と思うんです。

たまに外から臭いがすると、いったん機械を止め、大丈夫なのを確認してから仕事をしたりしますしね。
常に、自分たちの周りに危険なものがあると言う認識を持っていないと、重大な事故につながってしまうんです。

変な音がしていたとき、ドライクリーニングの機械と乾燥機が回っていました。
定期的に刻んでいましたので、この二つからかもしれないと思い、機械の近くに行き耳を済ませますが、どうも機械とは同調していない様子。
もしこの二つの機械から音がするのなら、動きと何らかの連動をするはずです。

他には、怪しいものはないし・・・。

もしかしたらお隣のマッサージ屋さんかも?とも思ったのですが、壁から音が漏れるほど叩いていたら、お客さんが悲鳴を上げるだろうし、ましてや今日は休みだし。
うーん、原因がつかめません・・・。

そのとき、ふと私の脳裏にあるものが浮かんだんです。
それは、台所にあった、とんかつ用の豚肉。
今日はとんかつなんだ〜、と思って、仕事場に下りてきたのを思い出し、すぐさま二階にいる嫁さんに声をかけます。

僕 「もしかして、筋切りしてた?」

嫁 「そうだよ?何で?」

犯人はお前かい〜。
無事、音の出所をつかんだので安心して仕事が出来ました。
お隣の壁に反射して、仕事場まで音が聞こえてきたんでしょうね。
びっくりさせやがって・・・。

しかし、あの音の大きさ、ストレスでもたまっているんでしょうかね?
僕の名前は聞こえてなかったと思うんですが、もし聞こえていたら別の意味でショックだなあ。

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洗い方で違いが出ます。

ずいぶん前に、ここでモミダッシュという商品のことを紹介しました。
チョウさんから教えていただいたのですが、この商品、物凄く優れものなんですね。

髪の毛を洗うときに使うものなのですが、物凄く気持ち良いんですよ。

頭を、モミモミ洗ってくれます。

この商品を使うとですね、不思議な事に頭が軽くなる。
翌日、朝起きたときに、リンスなど使ってもいないのに髪の毛がサラサラになっているんです。

不思議な商品でしょう?

頭を洗うという意味では普通にシャンプーで洗うのと大差ないように見えます。
自分の手でも、ゴシゴシごしごし洗っていますしね。
でも、翌日のさらっさらな感じは出ないんですね。

シャンプーは同じ、洗う時間帯もほぼ同じ。
でも、なぜか洗いあがりに差が出る。

洗い方が違うんでしょうね。

これはクリーニングでも同じことが言えるんです。
よく同業者の方や、機械屋さんなどにいわれるんですが、同じ機械、同じ洗剤を使っていて差があるわけないだろうって。
どこもそう変わりないよっていわれることがあります。

本当にそうなんでしょうかね?
モミダッシュで体感したように、洗い方でずいぶんと変わってくるのが普通だと思うんです。

クリーニングの場合、ゴシゴシ洗えば良いというわけではないので、繊維に合わせて、洋服に合わせて洗うんですが、この合わせて洗うって非常に重要です。

クリーニング屋さんよりも、消費者の方がこの違いに気づいているんじゃないでしょうか。

これはご家庭での洗濯でも同じです。
洗剤の良い物、洗濯機の良い物も確かにありますが、それらを使いどう洗うか?ここが一番重要です。
上手に使うことが出来れば、上手な洗濯が出来ます。

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丁寧にやってくださいね。

先日、インターネットを見てきたと言うお客様がご来店しました。
どうもいいクリーニング屋さんが見つからないと言う話。

最近この手の話、多いですね。

カシミヤ混紡のコートをお持ちになったのですが、うーん、硬くなっている・・・。
しかも、某有名企業のクリーニング屋さんの仕事。
いくら混紡でも、こんなにしちゃいけませんね。

しかし問題なのがお客様が分かっていないことなんですね。
有名どころのクリーニング屋さんですから信頼を置いているというのもあるんでしょうが、変化に気づいてもいいんじゃないかなあと思います。

さて、いつものように説明をしていると、店の中をぐるりと見渡して、こうおっしゃったんですね。

「ずいぶん品物が多いわね。丁寧に仕事やってくださいね。」


昨今、品物が多いクリーニング屋さんは、もしくは忙しい時期はいいクリーニングをしてもらえない、と言うのがあるようなんですね。
確かにどんな仕事でもその傾向はあると思います。
手を抜いているつもりじゃないけど、見落としはおきやすくなる。

でもたくさんの品物を見てこういったお客様は初めてですね。
大抵、衣替えの時期ですねえとか、いつも繁盛してますねえとかなんです。
そういう意味では、とても新鮮でした。

でもこの時期のクリーニング屋さんはどこへ行っても同じような光景だと思います。
衣替えの繁忙期ですから、いやでも品物は集まってしまいます。
たまに、集まった品物や仕事場を見せないようにしているクリーニング屋さんもありますけどね。
そんなお店でも今の時期はひっちゃかめっちゃかのはず。

もう少しずらせば良いかというと、汚れは染み付きますからね。
難しいところです。

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代がわりしましたか?

電話が鳴りました。
集配のご依頼だったのですが、いつもとちょっと様子が違います。

どうもうちの事を知っているようです。

集配のご依頼では、以前ご利用のお客様なら名前をおっしゃっていただければ大体分かります。
また、ご利用されていなかったお客様は、いろいろと質問を頂くので、すぐ分かるんです。

ところが、今回のお客様、その中間と言いますか、うちの事を知っているんですが、どうもブランクがあるような、そんな不思議な話だったんです。

詳しく話を聞いて見ますと、どうもずいぶん前に当店をご利用されていたようなんですね。
それも、20年も前の話。

そこで、いろいろとご質問を頂きました。

集配の依頼はどうやってすれば良いんですか?
来て欲しい日に電話しても良いんですか?
お支払いはどうすれば良いんですか?

などなど。

そして次の質問になったとき、こんな質問は初めて!と言う質問を頂いたんです。

代がわりされましたか?

これはですね、非常に奥が深い。
いろいろな意味で取れる表現なんですね。
良いようにも悪いようにも取れる。

そこで、後日集配に行ったときに、あの質問の意図はなんですか?ってきいて見たんです。
するとこうおっしゃっていました。

代がわりすると、仕事ががらっと変わることがある。
以前、一伸さんを利用していたとき、とても上手だったので、もし世代交代をしていたら仕事の内容が変わっているかもしれないと思い、質問をした、とおっしゃいます。

物凄く的を得ているんですよ。
と言うのも、私の知り合いにも、親父さんから店を継いだときに、仕事の仕方をがらっと変えた人はたくさんいるんです。
昔は機械がなかったですから、どこのお店でもきちんと仕事が出来ました。
ところが、今は機械化が進み、どちらかと言うと、量で商売をする人が増えています。
料金も昔に比べれば安いですしね。

職人になってあくせく働くよりも、社長になって社員やパートさんを使い大きくしたい、そういう人が増えているんです。

それも商売の形ですからね、良いと思うのですが、そればっかりと言うのも問題があります。
とくに、二代目って反発から入りますから、どうしても親父の仕事を否定しがちなんですよ。

そんな事情を知っているかどうかは定かではありませんが、このお客様、非常に的を得ていると思いました。

そこで、うちの現在の状況を説明しまして、社長もまだ健在ですし、私もやっていますと伝えます。
仕事も、品物にあわせてやっていますから、昔とがらっと変わっているような事はないと思いますとも伝えました。

どうも、社長が外交で回っていたお客様らしく、そのときの社長の仕事がとても印象深かったようなんですね。
預かるとき、お渡しするとき、いろいろと説明をし、アドバイスをする。
そういったことをしてくれるクリーニング屋さんがいないらしいんです。

うちでは、今も同じようにしています。
私も同じように説明しています。

私も二代目ですから、反発がなかったかといえばもちろんありました。
理解できないことも多々ありましたし、理解できたとしても納得できないと言う矛盾も抱えたこともあります。

しかし、現在同じように説明をしているのは、それが一番お客様に必要だと思っているからなんです。
社長たちの後を追っているかと言うと、そういうわけで説明をしているわけではないんですね。
自分なりにクリーニングと向き合い、仕事をしていく中で、クリーニングの説明、衣類の説明の重要性を痛感しました。

その結果、初代の両親の仕事と同じような道を歩んでいる、ただそれだけなんです。

今でこそ、説明するのが法律で義務付けられていますが、両親がやっていた頃なんて、そんな事をするクリーニング屋さんはいませんでした。
同業者に笑われたこともあると聞いています。

それでも、自分たちの信念を曲げず、やり続けてきたと言うことは凄いことだと思うんですね。
見習わないといけないな。
自分も同じような事をやりだすと、どれだけすごいか分かるんですよね。
一番すごいのは続けていくことです。

自分も、今の社長たちの年になって、初めて評価されるのかな。
それまで、頑張らないと。

同じようなところに行き着くってやっぱり親子なのかなあと思います。

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チョウさんのブログ

最近、ここによく登場する、築地へ買出しをしてくれるお客様がいらっしゃいます。
その方もブログを書いていまして、これが非常に面白い。

築地へ行って買ってきたものを写真に収め、自分で捌き、料理する・・・。
素材もこだわり、調味料も厳選されています。
見ているだけで、うまそ〜と思わせてくれる、そんなブログなのですが、先日来店してくださったときに、紹介してもいいですか?と聞いたら、OKの返事をもらいました。

ぜひぜひ、読んでみてください。

チョウの檻

ここで食べ物の話を書くと、美味しそう〜と反応を聞かせてくれるお客様が増えてきています。
もしよろしければ、皆さんも一緒に食べて見ませんか?
食べてみたい!と言う人がいらっしゃいましたら、メールください。
人数しだいで企画立ててみようかと思います。

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何でこんなに寒いの???

いやー、寒すぎます・・・。
連休明けてから、暑い日が続き、もう決して寒くはならないだろうと思っていたのに。
この寒さ、身にしみますねえ。

日曜日の寒さはまだいよかったんですよ。
まれに、一日だけ急激に寒くなることってありましたし。
でも、この寒さが数日続くなんて、考えたこともありませんでした。

店の前を通る人も、コート着ているし・・・。
この寒さじゃ当たり前ですね。

配達に行っても、クリーニングしたものを急遽出してきたと言う人もいます。
中には、クリーニング自体を先延ばしにしようとする人も。

この時期、寒くなるとクリーニングにはまだ早いかな?と思うんですよね。
でも、早いことなんてないんです。
寒い時期があるかもしれない、と言うのは分かりますが、だからと言って冬物を全部取っておいても意味はありません。

薄手のコートなど、一着か二着ほど残しておいて、残りは洗ったほうが断然良いんです。
梅雨明け後に、残りのものをクリーニングすれば、一時期の寒い日も無事に乗り越えられます。

確かに全部出してしまえば楽チンなのですが、お天道様のことですから、そう簡単にはことは運びません。

出し分けるのが一番利口です。

冬物のクリーニング、躊躇していませんか?
ここで迷うと、次のシーズンまで洗わないなんて事にもなりそうです。
それは絶対避けなければ。

迷わず、クリーニングしましょう。

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洗剤を知っているから。

最近、わたし良く洗い物をします。
クリーニング屋だから当たり前じゃん?って思いますよね。
違うんです、洗うのは食器。

仕事が終わり、みんなが寝静まった頃に、ひっそりとお風呂に入り、上がってきたらすぐさま台所で食器の洗い物をするんです。

別に趣味とかそういうわけではないんですが、食器を洗うのはわりと好きな方でしょうか。
ここ病人が出たりけが人が出たりしていたので、家族みんなが疲れている。
しかも、幼稚園へ入園したのと小学校へ入学したのと、環境が変わり、慣れさせるまでみんな神経使っているんですよね。

すると、夜になると、みんな寝ちゃう。

母はお店を閉めるとすぐお風呂へ入り、あっという間に寝てしまいます。
今は忙しいですから、仕事が終わったら体をなるべく休ませるのが一番の仕事です。

嫁さんは子供たちを寝かせに行くと、そのまま朝まで寝てしまいます。
こちらも、相当疲れている様子。

お風呂から上がると、台所に食器の山があれば、やるしかないじゃないですか。

職業が洗濯屋ですから、洗剤のことは良く知っています。
すると効果的に洗剤を使うんですね。
こうやれば油汚れが落ちるとか、洗剤が足りなくなってきたなとか、感覚で分かるんです。

もしかすると、うちで一番食器洗いが上手かも。
言いすぎですかね。(笑)

それが終わると、今度は洗濯物のたたみです。
大家族ですから、毎日の洗濯物も大量。
そのまま放置しておくと、足の踏む場もなくなってしまうんです。
そこで、髪の毛が乾くまでの間、さっさとたたんでしまいます。

これまた、仕事柄、たたむのは嫁さんより早い。
毎日やっていますからね、こんなもんです。

私、パッと見何もやっていないように見られるんです。
実際、今のパパさんたちの中ではほとんどやっていないと思うんですが、やる時はやりますよ。
たまにはね、活躍しないと家の中で居場所がなくなる。(笑)
頑張りどころですな。

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減速。

今日は朝から大忙し。

まず朝5時におきまして、恒例の富士山への水汲み。
前日、午前2時まで所要でおきていたので、かなりつらい状態です。
この時期は疲れもたまっていますし、仕方がないんですけどね。

雨も降っているので、ゆっくりと出発。
中央高速をひたすら富士吉田まで走ります。

道路は比較的空いていまして、運転自体はとても快適です。
あとは着いてから、水汲む場所に人がいなければ良いんですけどね。
こればっかりは分かりません。

大月ジャンクションから支線に入って、数キロのところで、事故を目撃!

最初私の視界に車はなかったはずなんです。
所が、急に左からぎゅんっ!と車が出てきます。
あれ?おいら左車線走っていたんだけど、寝不足で記憶でもとんだのかな?と少し不安に。
もしそうなら、一度どこかで休まないといけません。

ところが、すぐさまそんな心配は吹っ飛んでしまいました。

横から出てきた車、ふらふらとしているんです。
まるで何かをあおっているような感じ。
でも、そこを走っているのは私の車とその車の二台だけ。
はるか後ろにもう一台走っていますけど、関係ないですしね。

車もいないし、タイヤ滑らして遊んでいるのかな?と思った次の瞬間、明らかに挙動がおかしくなり、そのまま右車線に入り込み、ガードレールに激突!
そして、くるっとスピンを一回転したところで、止まりました。
バンパーから右のところまでえぐれています。

その瞬間、速度を落とし、まずは車をよけます。
生きているかな?と思い、覗き込むと、どうやら大丈夫そう。
倒れこんでいるようでもないですし、ひとまず安心です。

まるでテレビの衝撃シーンのようなものを目の前で見てしまったら、そりゃ速度も落ちますよね。
それから富士吉田までの数キロ、むちゃくちゃ安全運転で走っていきました。

雨の日は飛ばしちゃいけないなあと思っているうちに、水汲み場へ到着。
霧雨のような雨に変わっていたんですが、ほとんど人がいません。
ラッキーと、早速水を汲みます。
これまた思いのほか早く汲めまして、15リットルタンク15本、12リットルタンク2本、10リットルタンク1本、およそ20分ほどで汲み終えました。

時間は7時ちょいまえ。
そのまま帰りたいのですが、今日は富士吉田で買い物があります。
社長の好物の馬刺しを買って来い、と命令されまして、9時まで待機しなければいけません。

車の中を寝れるようにして、仮眠を取ります。
しかし、なかなか寝付けない。
疲れているはずなのになあと思っていると、ぞくぞくするんですよね。
風邪引いたのかな?と思ってみたんですがどうもそんな風でもない。
おかしいなあと思い、外気を見てみると、なんと3℃。
そりゃ、寒いはずです。

車には、毛布のようなものも積んでいないし、エンジンかけたままにしておくのはもったいないし。
仕方がないので、もっていったカッパを羽織り、ひたすら寝ていました。

この時期に、3℃なんてありえません。
結構シビアです。

ようやくお店が開く時間になりまして、無事に馬刺しを購入。
家路に着きます。

9時を回ると高速も混みだすんですね。
明らかに下り車線の車の量が多いんです。
のぼりは全然空いていますけど、やはり早く来ないとダメなのかなあ。

家に着いたのが10時過ぎでしょうか。
水をおろし、今度は品物を積み始めます。

そう、今日忙しいもうひとつの理由は、配達があるからでした。

埼玉のお客様から、お届けのご依頼がありまして、それが今日中だったんです。
社長が、自分が行くから言ってね、とお客様と話をしていまして、本来なら社長が行く予定のものだったんです。

ところが、社長、土曜日の朝に目を怪我しまして。
子供とじゃれている時に、目に子供の指が入ったとかで、黒目に傷がついたとか。
土曜日はほとんど仕事が出来ず、眼帯をして寝ていたんですね。

眼帯して、車運転できないじゃないですか。
必然的に、私がお客様のところへ行くことになるわけです。

午前中はお伺いできないことをメールしておいたので、荷物を積み込んでいざ行こうとすると、社長が外に出てきます。
あれ?おかしいなあと思っていると、眼帯もはずれ気分揚々。
どこかへ遊びにいっちゃいました。
深く考えても仕方がありませんから、こちらは配達に集中です。(笑)

府中から埼玉方面は、距離こそ短いのですが、混みやすいんですね。
距離にして、20キロあるかないか位ですから、走る道路なら1時間もあればゆうについてしまいます。
ところが、そうは問屋が卸さない。
結局、1時間半ほどかけましてようやく到着。
無事に納品することが出来ました。

帰りも早めに移動できたので渋滞に巻き込まれず、ゆっくりと帰ってくることが出来ました。

いやー、ハードです。
距離にして、240キロほど走りましたかね。
200キロほどは高速ですからそれほどでもないんですけど、一般道はやはり気を使います。

一日寝ていたい・・・、という希望はあるんですが、来週も予定があるので、おそらく無理でしょう。
しばらくはハードな休みが続きます。

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デパートのクリーニングを利用するわけは・・・。

先日ご来店くださったお客様、なにやら相当怒っておりました。
どうもクリーニングに物凄く不満がるようです・・・。

当店では初めてのご利用でしたので、いつものようにお預かりします。

ちょっと癖のある、丁寧に扱わないといけないセーターが出たので、その旨説明をすると、こんな説明してもらったことが無いとおっしゃいます。
そして、おもむろに今までのクリーニングでの不満を話し始めたんです。

クリーニング屋さんを結構渡り歩いているようで、有名どころのクリーニング屋さんもご利用されていました。
しかしどこのクリーニング屋さんも満足できず。
セーターが縮んでしまったり、毛布が縮んでしまったり、色が悪くなったりなど、いろいろ経験されたようなんですね。

そこで、デパートのクリーニング屋さんを利用してたとおっしゃるんです。
その理由とは?

何かあったときに確実に弁償してくれるからなんだとか。
普通のクリーニング屋さんにはクレームを言っても弁償してもらえないんだけど、デパートなら確実に対応してくれるので、高くても利用してたとおっしゃいます。

先ほど聞いた事故の話も、弁償しなければならないものなのか、許容範囲なのか、判断つかないので一般のクリーニング屋さんの対応の話は、なんともいえないのですが、デパートの対応はある意味理解できるんです。

デパートさんは、商品に問題なくても交換や返金に応じることが多いんです。
理由はいろいろあると思います。

以前こんなことがありました。

デパートの商品試験室の方に友達がいまして、お話を聞いたことがあるのですが、綿のポロシャツで、襟の色が紺色の商品があったんだそうです。
お客様が一ヶ月着用し続けたら、襟が白くなってしまったとおっしゃいます。
商品に問題があるのではないだろうか?とのお問い合わせ。

綿のポロシャツでひと月も着続ければ、当然襟のこすれるところが毛羽立ちシロっぽくなります。
汚れていればなおさらで、定期的なクリーニングや洗濯で、防ぐことは十分可能です。

お預かりしたときに、心の中では商品の問題ではないと言うことは分かっていましたが、お問い合わせを頂いた以上、試験するしかありません。
染色堅牢度のテストをするも、商品にはやはり問題はなし。

説明して、お返しする・・・・・、と思うでしょ?

ところがデパートの取った行動はこうでした。
商品に問題はありませんが、新品のものと交換しますって。

さすがデパート!と思うか、それはやりすぎ!と思うか、どちらでしょうか。

私は後者です。
最初に買ったときに、こういうことも念頭において料金に上乗せされているのなら分かるんですけどね。
行き過ぎはよくないなあと思います。

クリーニングの弁償の話、私たちも迷うところではあります。
商品に欠陥があっても、着用方法に問題があっても、保管方法に問題があっても、変化がおきるのはクリーニングのときが圧倒的に多い。
そして、どこが原因か追究するのがとても難しい。
中には、誤解だったりということもあると思います。
きちんと対応するのはすばらしいのですが、せめて、事実関係をはっきりした上でやってもらいたいなあと思います。

分からないけど、弁償します、って言うのはやめて欲しいですね。
便乗する人が増えますし、何より原因を追究しておかないと次の事故を防ぐことが出来ませんから。
起こしてしまった事故を糧にし、次ぎ起こさないように生かしていくように、そこが結構重要です。

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まだ使えるのに・・・。

集配に出ていると、いろいろなごみを見かけます。
府中市はゴミ箱がありますが、近隣の市では個別回収が基本。
大きなごみも各家庭の前に置いてあることが多いんです。

ここ最近、衣類がよく捨てられているのを目にします。

衣類はリサイクル出来ますから、そういった用途で置いてあることが多い。
衣類の次に多いのが布団類ですね。

本当にここ最近、布団を捨てているのをよく目にします。

衣類や布団を捨てるのってどこで判断しているのでしょうか?
今回見かけた布団は明らかに、まだ全然使えます。
捨てる理由が見当たらないんです。

汚れがひどいのか?
傷んできたのか?

最近は汚れがひどくて捨てるという人がかなりいらっしゃるんですよね。
生地も薄切れていないし、確かに汚れてはいるけど洗濯やクリーニングで十分きれいになる。
しかし、おそらく捨てている人からすると、きれいになるとは到底思えないんでしょう。

なんかねえ、非常にもったいない。

別に使い捨てをしている訳ではないのでしょうが、再生すると思ってもらえてないのがね。

最近、本当に多いんですよ、お客様からのクリーニング業に対する不満が。
不満をぶつけてきてくれて、クリーニング屋さんを探してくれている人は全然良いんです。
まだ、ほんの少しでも希望を持っていてくれるんですから。

しかし、中には諦めている人も多数いらっしゃいます。

資源が少なくなっている現代で、クリーニング業ってそれ自体、社会貢献になるいい仕事だと思うんです。
それが、諦められたり、信用されなくなったりなんて、困った話ですね。
どうしても職人ですから、お客様にアピールしてこなかった側面があります。
自分から宣伝するなんて、恥ずかしいって。
きちんとした仕事をしていれば、分かってもらえるって、みんな信じていたんです。

しかし、現実はそうはならなかった。

ちゃんとやっているクリーニング屋さんはここでお客様に伝えないといけないと思います。
お客様も皆さんのことを探しているんです。
でも、なかなか見つからなくて困っている。

自分たちの仕事に誇りを持ってもいいんではないかなとおもいます。
商売ですが立派に社会貢献をしている、そう思います。

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床にごろん。

だんだんと暖かく・・・、いや私たちにとっては暑くなってきました。
汗ばむと言ったものはとうに過ぎ、汗が滴り落ちるようになってきています。

今年は例年よりも早く品物が動き出したので、すでに疲れのピークが来ています。
そこへ暑さも加わりますから、どうしても途中休憩を挟みたくなります。

この時期、休んでいて気持ちいいのはお店の床。
板張りなのですが、ごろんと寝転ぶとひんやりとした冷たさと板の硬さが妙に気持ち良いんです。
おそらく、空気も上よりも涼しいと思うんですよね。

あまりの気持ちよさについうとうととすることも。

15分の休憩にごろんとなったが最後、そのまま休憩中寝てしまうなんてこともあります。
本当にね、体中の疲れが床に吸い取られるようで気持ち良いんです。

休憩が終わればそのまま仕事を始めるのですが、ごくたまにごろんとしているところをお客様に発見されることもあります。(笑)

お客様、びっくり。

ごろんと寝転んでいる場所はお店の奥、階段の下辺りなのですが、寝ているというよりは倒れているように見えるんでしょうね。
大丈夫?とよく言われるんです。

みっともない姿をお見せして申し訳ない。

階段下の床、物凄く気持ち良いんですよ。
魔のスポットです。
今年はまだこれからも出ると思っています。
適度な休息を取りつつ、頑張らねば。
夏の楽しみの一つ、ですかね。

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タイミング。

ここずーっとタイミングを計っていました。
なにをって、短パンに履き替えるタイミングです。(笑)

3月は一気に暖かくなりましたが、その後暖かい日と寒い日が交互にやってきまして、また暖かいといってもそれほどでもなかったんですね。

しかし、今日は違いました。
一気に気温が上昇し、お店の中の気温もぐんぐん上がります。
30度を越すくらいでは穿き替える気もしないのですが、今日は40度近く行っていたんじゃないでしょうか。
これなら穿き替えることが出来ます。

短パン解禁です。(笑)

まだ交互に穿き続けるとは思うのですが、一回はいちゃえば次ぎはくときも躊躇しません。
一番怖いのは、躊躇して暑い格好をしてしまうこと。
これから品物が占拠していきますからただでさえ空気の流れが悪くなります。
出来ることから改善していかないといけません。

私が穿き替えるのと同時に、お店に入ってきたお客様が、暑い!とおっしゃっていました。

いよいよ、この時期がやってきましたね・・・。
今年は負けないぞー。

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高齢化の波

先日、当店の裏の方にある床屋さんがいらっしゃいました。
ちょうど月曜日で床屋さんはお休み。
お休みで良いですね、なんて話していたところ、休みなんかじゃないんだよ、とおっしゃいます。

そりゃまた忙しいのはいいことで・・・、なんていってみても微妙な返事。
どうしたのかな?と思うと、出張で床屋さんをしに行ったとのことでした。

お客様がどんどん来れなくなっているようなんです。
歩けなくなったりと言うことらしいのですが、歩けなくても髪の毛は伸びますしひげも生える。
本人も気持ち悪いと思います。
そこで、床屋さんが出張でお伺いし、きれいにしてあげるんだとか。

良いことじゃないですか、だんだんとそういう仕事も増えてきますよね、なんて言っていると、やはり浮かない顔。
どうしてかな?と思うと、どうやら、元気なときは安い床屋さんを利用していた、と言うことなんですね。
お伺いしたときに、いつも利用しなくてこんなときだけ頼んでごめんなさい、と言われたと言うんですが、複雑な気持ちだったとか。

困っているのはお互い様だと言う気持ちもあるのですが、今まで利用してもらってなかったということを考えると、貴重なお休みをつぶしていくのにどうしても抵抗があるんだとか。
今まで使っていただいたなら、感謝の気持ちも込めて喜んでお伺いしますけどね・・・、なんて言っていました。

複雑ですねえ。

どうしてもお得意さんという意識から抜けられないのかな。
贔屓する訳じゃないけど、長いお付き合いをしているとそうなってしなうのかな。

昔はよく自転車屋さんでありましたよね。
パンクしたので持っていくと、うちで買ったのじゃないから修理してあげない!なんてよく言われました。
ちょうど自転車がホームセンターなどで安く買えるようになり始めた頃の話です。

私たちクリーニング屋さんでも、似たような事はあります。
普段は他で洗っているんですが、しみがついたり大事な服が汚れたりしたときだけお持ちになる。
ここで紹介した、「他人の垢」の中でも同じような話が書かれていましたね。
これをどう思うかはやっているクリーニング屋さんしだいですが、中には困ったときだけ・・・なんて面白く思わない人もいるかもしれません。

逆に、信用して持ってきてくれたんだなと喜ぶ人もいるかもしれません。
自分たちの技術は評価されている!と喜ぶかも。

うちはどうでしょうか。
よそで洗ってきて落ちなくて、当店へ持ち込まれても別に平気なんですが、メンテナンスと言うことで考えるとアドバイスした方が良いかなあと思います。

たとえば、生地の柔らかさや色合いなどをみて、最初から気を使った方が良いという商品の場合は、きちんとお店を選ぶようにお勧めします。
全体的に汚れが吸着してしまう、逆汚染が起こってしまって手遅れになっている商品も実際にあるので、アドバイスをしますかね。

また、物によってはどうでもいい商品というのもあるのも事実。
そういうのは、自分で洗っても平気だよ、と言いますし。

やはり、商品を見て、その人がどういった着方をしたいのかを見て、それから、ですね。
そこからどういったメンテナンスを選ぶかはお客様しだいです。
予算もあるでしょうし、思いいれもあるでしょう。
これくらいなら全然平気、と言う方もいらっしゃるかもしれない。
だから、お客様次第、なんですね。

ただお客様が選ぶためにも情報は必要。
そのためにアドバイスをしている、と言うわけなんですね。

これからどんどん高齢化していきますし、どの商売もこのようなことは起こりうるでしょう。
人事ではないですね。

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上りと下り

こどもの日、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?
府中でこどもの日といえばくらやみ祭り。
新聞で見たのですが、3大奇祭のひとつだそうで、結構有名みたいですね。

そんな日に我が家は、例のごとく、聖蹟桜ヶ丘まで、ウルトラマンの握手会に参加です。
今年の休みは、ウルトラマン漬けだ。(笑)

中河原駅で、お客様とばったり。
とは言いましても、向こうは上り、こちらは下り。
お子さんに向けて手を振ったり会釈をしたり。
こういう挨拶が出来るって、うれしいんですよ。
お客様の中にも、お店の外で出会ったら挨拶をしてくれないという人もいらっしゃいます。
挨拶してくれるお客様って本当にうれしいんですよね。

上りということは、もしかしたらくらやみ祭りかなあ?
楽しんできてくれたらいいんですけどね。
お祭りの日は府中は物凄く混んでいるので、その辺がちょっと心配です。

昔子供の頃、妹とくらやみ祭りに行って、旧甲州街道を渡ることが出来なくて、府中本町から南武線を使って帰ってきたことがあります。

お客様と別れ、ウルトラマンにあうべく、電車に乗ります。
しかし、ここ数日とはちょっと様子が違いまして、下りのホームにそれらしき親子連れが見当たらない。
みんなくらやみ祭りへ行ったのかな?

いざ会場へつくと、今までのように混雑していません。
その理由は、おそらく握手すウルトラマンのせいかなあと思うんです。

今日握手したのは、ウルトラの父。

珍しいでしょ?
他のウルトラマンは、主役を張っていましたし、各々の作品で人気が出るのは分かるんですね。
でも、ウルトラの父って、いわば脇役で、設定上のものじゃないですか。
それが握手会だなんて、思い切ったことをしたなあと思います。

自分でも相当マニアックだなあと思いますしね。
ウルトラの父と握手なんて、これから先あるかどうかも分からないですから、写真に収めなくては!と思い、デジカメも持参です。

今までの握手会と違い、わりとのんびりです。
一人一人丁寧に握手をしてくれて、しかも写真まで取ってくれる。
一回一回、違うポーズをとってくれますしね。

やっぱりマニアックだ。(笑)

今日は徹底的に下り方面です。
その後、妹がやってきたので、夕方から多摩方面のカラオケ屋さんへ。
散々歌わせた後、家に帰ってご飯食べさせて、連休は終了です。

子供たちは満足してくれたのかな?
もうちょっと他のことをしたかったとか無いのかな?
そんなことを思いつつ、明日からの仕事のことを考えています。

やっぱりG.Wは雨が降りましたね。
あければ暑い日がまっています。
頑張りましょう。

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迷子二連荘。

4,5とお休みを頂いております。
6日から通常営業です。

さて、当店のG.W初日。
どこへ行こうか、ずーっと迷っていました。
八景島の方に、無料の潮干狩りが出来るところがあると聞いたり、ズーラシアでズーラシアンブラスのコンサートがあると聞いたり、昭和記念公園の無料開放日があると聞いたり、どれも魅力的です。

土曜日の夜に子供たちに聞いたところ、昭和記念公園が良いというので、初日は決定です。

昭和記念公園の周辺にお住まいのお客様から、かねてよりG.W中は激混みだから早めに行動しなさいと指南を仰いでいましたので、早めに家を出ます。

無料開放日は駐車場に入れないほどだと聞いていましたので、開園時間ちょうどで間に合うだろうと思っていたんです。
ところが、駐車場近辺に来ると渋滞し始めます。

嫌な予感・・・。

信号の関係で混んでいたようで、無事に駐車場にとめることが出来ました。
しかし、開園5分過ぎについたのにすでに3分の2は埋まっています。
早めに出て正解でした。

ところが、不測の事態はその次に起こるのでした。
今日は無料の日じゃない・・・。

29日と5日は無料なのですが、4日は無料じゃないんですね。
無料じゃないのにこの混みようはなんだ?と一瞬思ったのですが、まあ入れたから良しとしましょう。

ちなみに、明日の無料開放は、子供さんだけです。
大人はしっかりと取られますからお気をつけください。

ぞろぞろと人が歩いていく方へ私たちも歩いていきます。
園内は以前来たときよりも、花がきれいに咲いていて、ただ歩くだけでも気持ちが良い。
お散歩には最適の場所です。

さーどこへ行こうか?と聞くと、子供の森へ行きたいと言うので、直行します。

ついてすかさず、シートを敷き、子供はゴー!、大人は休みます。(笑)
回りも同じような感じです。
考えることは一緒ですね。

30分ほど経った頃でしょうか、アナウンスが流れまして、なんとうちの娘の名前が。(爆)
迷子になったようです。

確かにね、どこもかしこも子供だらけ、シートだらけ。
親がどこにいるかなんてわからないかもしれません。
嫁さんも、しっかりしているからと安心していたらしく、アナウンスを聞いて飛んでいきました。

すると、娘がこういったんだそうです。

「お母さんとお父さん、どこへ行ってたの?」

おいおい、迷子は俺らの方か?(爆)
一歩も動いてないのに。(爆)

気を取り直しまして昼食を取ります。
おにぎりを食べ、お菓子を食べたところで、今度はパターゴルフをしようと移動しました。

パターゴルフ、物凄い混んでいるんですよ。
ゴルフボールの数が少ないらしく、ボール待ちなんです。
誰かが上がってこないと、次の人がプレーできない。
それが1時間以上の待ちになっていたんですね。

長男がどうしてもしたいと言うので、私と長男で並びます。
40分ほど並んだ頃でしょうか。
もう少しで順番が回りそうだ・・・、と言うときに、嫁さんから電話。

次男が迷子になった・・・。

瞬間、動揺が走ります。

上の二人は小学生と幼稚園児。
迷子になったとしても、自分の名前はしゃべれますし、人にたずねると言うことも出来ます。
ところが、次男はまだ二歳になったばかり。
しかも、今日の昭和記念公園の混み方を考えると、近くにいても気づかないかもしれない・・・。

嫁さんはすぐに迷子センターへいきまして、私たちはしばらく待っていました。
しかし、どうも落ち着かない。
結局、もう少しと言うところで列から出て、子供を捜しに行きました。

15分ほど探したでしょうか。嫁さんから電話。
無事に見つかったとのこと。
泣いているところを保護されたんだそうです。

洒落になりませんね。

結果として見つかったから良いようなものの、二手に分かれたのがいけなかったのかなあと反省です。
今が一番難しい時期で、上と下の年が離れていますから、同じことが出来ないんですね。
結果、お父さん組みとお母さん組みに分かれるんですが、片方に子供が偏ると目が行き届かなくなる。
事故が起きる前に何とかしないといけないなあと痛感しました。

その後、ぶらぶらと歩きまして、結局もとの子供の森にて一時間ほど子供たちを遊ばせ、G.W初日は終了です。

親からすれば大変な一日だったのですが、子供にとってはなんとも無い日だったようで、けろっとして飯食って寝てしまいました。
親の方がぐったりだ。

まだ明日が残っています。
どうしようかなあ・・・。
聖蹟桜ヶ丘で、ウルトラの父の握手ショーがあるらしいので、それにしましょうかね。
今度は手を離さないぞ。(笑)

明日、昭和記念公園へ行かれる方、どうぞお早めに行動を心がけてください。
また、中の施設も早めに行く方がよさそうです。
食事は園内いたるところに屋台が出ていますから、大丈夫。
トイレも十分あると思うのですが、女性のところは混んでいましたね。

お気をつけて行ってきて下さい。

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美味しい料理に舌鼓・・・。

今日は祝日ですが、お店は営業。
明日明後日と連休させてもらうために、一生懸命働いていました。

実は今日の夕ご飯、ちょっとしたイベントを企画していたんです。
それは、いつも築地へ買出しに行っていただいているお客様にお願いして、お刺身などの料理をお願いしたんです。

毎週築地へ通って一年余り。
買ってきた魚を見事におろし、とても美味しそうに料理されるんですよね。
いつもブログにその写真が載っていまして、いつか食べてみたいなあと思っていたんです。
そこで、この連休に乗じて、お願いしてみたところ、OKを頂き、今回のイベントになったわけであります。

魚は前日築地にて仕入れてきてもらいまして、捌いてもらいます。

そして、夕方。
お気に入りの包丁や調味料etcと一緒に来ていただいたんです。

調理開始。

私たちは下でまだ仕事をしていたんですが、そばで見ていた嫁さんの話だと実に手際が良いらしい。
次々と料理を作っていきます。
お刺身なんかも、きれいに包丁を引くんですよ。

お刺身って切るんじゃなくて包丁で引くものなんですね。
長い柳刃包丁を使い、刃全体を使いまして、引いて切っていきます。
すると、とても美味しいお刺身が出来あがる。

ところが、言葉では簡単なんですが、いざやろうと思うと結構大変なんです。
それがきちんと出来ている。
相当やりこんでますね。

そして、これは私からのお願いで、お魚をフライにしていただきました。
いつもブログを読んでまして、からっと揚がったこだわりのフライが物凄く美味しそうに見えるんです。
どこにこだわっているかってそりゃもうすべてに。

お魚は築地で仕入れた刺身でもいける新鮮な魚。
パン粉は、有楽町で買ってきた物凄く美味しいパン。
わざわざパン粉にしているんです。
そして、揚げるための油には贅沢にも、エキストラバージンオリーブオイルを使用。
6リットルで1万円もするんだそうですよ、皆さん。

油が違うとそんなに違うの?と思うかもしれません。
これがまた全然違うものなんですね。

まず香りが違う。
そして、揚がり具合が全然違います。
からっとしていて実に軽い。
食べ終わった後も、胃にもたれるなんてことが無いのが不思議です。

香り付けに少量使うことはあるらしいのですが、今回は贅沢にエキストラバージンオイルだけで揚げるというこだわりっぷり。

いったい、今回の料理をお店で食べるとしたらいくらになるんでしょ?

出来上がったところで夕食スタートです。

お刺身新鮮!!
フライはめっちゃ美味しい!
魚の煮付けもよく味がしみこんでいる!!

本人は謙遜していますが、間違いなく料理上手です。

かなりの料理があったのですが、大人だけで見事に完食。
子供は少し前に何か食べちゃったらしいので今回はお腹に入らなかったみたいです。
こんなに美味しい料理を食べないなんて、まだまだお尻が青いのぉ。

食った食ったといっていると、なんとデザートを作ってきたと言うではありませんか。
至れり尽くせりとはまさにこういうこと。
しかも我が家に来て作っていただいているんですからね。

デザート、おいしゅうございました。m(__)m

今回の収穫は、エキストラバージンオイルでしょうか。
うちも探してこようとおもいました。
こんなに味が変わるのなら、多少高くても購入に前向きになれます。
聞くと、値段も味もピンきりらしいので、自分にあったものを探すと良いとのこと。
リーズナブルで良い物が見つかると良いんですけどね。

話だけではなんなので、今晩の料理の写真をどうぞ。
お魚の名前ですか?すいません、食べることに夢中で忘れてしまいました。(笑)

IMG_2715.jpg

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さくらんぼの木

先日、ご来店くださったお客様とお話をしていたときの事。
たまたま、お葬式があったときで、お客様の方でも不幸があり、そんな話をいろいろとしていたんです。

私たちは近いところだったから大変だったと言ってもたかが知れているのですが、田舎から出てきている人で、田舎に住んでいる身内がなくなったとなるとさあ大変です。

何回も田舎へ帰り、亡くなってからも3年間はちょくちょく帰らないといけません。

でも、やっている間は不思議と苦痛ではないんですよね。
帰ることで故人にあいにいっている、そんな感覚なのかもしれません。

このお客様、ご出身が山形と言うことで、山形と言えばさくらんぼが美味しいですよね、と食べ物の話に移っていきました。

山形のさくらんぼ、食べたことありますか?
もうね、スーパーに並んでいるのはなんなんだ?と言うくらい、むちゃくちゃ美味しいんですよ。
形は同じさくらんぼ、でも、味は全然違います。
1パックの中に、山形のさくらんぼと同じくらいの甘いさくらんぼは片手ほど入っていませんから。

お客様いわく、木で熟してから取っているから味が違うんだとか。
熟す前にとってしまったらそりゃ美味しさ半減ですよね。

田舎でさくらんぼを作っているなんてうらやましいですね、と言うと、なんとこのお客様、自分のさくらんぼの木を持っているんだそうです。
自分の木、うらやましいと思いませんか?

昔、テレビかなんかで、子供が生まれたときに木を植えるなんてやっていましたが、子供の頃は全然興味も無かったんですが、今になってみると、自分が所有している木があるってすごい事だなと気づきまして。
しかも、それがさくらんぼの木で、毎年自分のさくらんぼが食べられる。
これ以上の贅沢はありませんよね。

聞くと、なかなか田舎に帰ってこれないとお兄さんに言ったら、じゃあお前の木を植えてやるから一年に一回位は見に来い、と植えてくださったんだそうです。

お兄さん、粋だなあ。

田舎へ帰りやすくするために木を植える。
もうね、これ聞いたら涙止まりません。
お兄さん、最高!

僕も木が欲しくなりまして、いろいろ考えてみたんですが、植える場所がまず無い。
また生り物のなる木だと、世話する人がいないと育たない。
私の周りには木を所有する環境が整っていないみたいです・・・。

でも本当にうらやましいなあ。
いつか自分の木を持ってみたい。
だれかに、これ俺の木、って言ってみたいなあ。

欲しいものリストに入りました。(笑)

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開店祝い。

先日、友達が家を新築しまして、新規オープンをしました。
友達数人で、お祝いを贈ろうと言うことになり、代表して私が届けに行くことに。
途中、近くの友達の店へより、二人で行ってきたんです。

お店に着くと、以前のお店とは比べ物にならないくらいきれいなお店。
新築だから当たり前か、などと自分に突っ込みを入れたところで、お祝いのご挨拶です。

ここでも紹介した、オゾン脱臭機をプレゼント。
使い方によってはかなり良い物なんだけど、どうでしょうか?
まあ、気張って使ってもらいましょう。

挨拶もそこそこに、今度はお店の中を見学です。
本人いわく、狭いでしょう?なんていっていますが、十分な広さです。
機械もきちんとそろっていますし、配置もきちんとしている。
店舗デザインがしっかりしているからでしょうね。

いったん外に出ると、なにやら興味を引く看板が。

ハーブドライクリーニング。(こんな名前だったかな?)

聞いたことない名前でびっくり。
私が知らない新しい溶剤かな?と思い、質問をすると納得の解答が。
まだまだ色々なものが世の中にはありますね。
これと似たようなやり方で、宣伝しているところがまだまだあるような、そんな予感がしました。

一通り見たところで、一緒に夕食をとりに。
近くのネパールインド料理で食事です。

ナンって物凄い美味しいんですね。
柔らかいし、美味しいし。
なんかはまりそうです。

新規開店で、今までは忙しかったでしょう。
しかし、これからまだまだ忙しくなります。
新規のお客様も増えていきますし、それに伴い問題もいろいろ起こっていきます。
十分気を引き締めて、軌道に乗るまで頑張って欲しいものですね。

一番の敵は、自分の心かな。
新規オープンをすると、黙っていても新規のお客様が増えます。
変な錯覚を起こすこともあるんですね。
新規のお客様が増えると同時に、問題も多発するんですが・・・。

慢心は禁物です。

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