今日は今年から開催される事になった、テーマ展示会2008」と言うものを見てきました。
“環境対応とクリーニング経営”をテーマにした、と言うクリーニング業界では初めてではないか?と言うような絞った企画。
しかも、平日開催と言う、今までのクリーニング業界ではなかった思い切った展示会のようです。
他のお店では分かりませんが、なぜか今年はこの時期品物が大量に集まっています。
衣替えがこの時期に集中したような感じです。
行くためには、仕事をある程度片付けなければいけませんから、今週頭から少しずつ仕事を進めておいたんです。
場所は平和島にある東京流通センター、通称TRC。
冬の時期にもここで別の展示会がありますから、慣れたもんですね。
久しぶりにあっちへ行くとなると、ただ行くというのはもったいない。
豆大福も買って帰りましょう。(笑)
と言うことで、少し早く家を出て、以前ここで紹介した事があるお店へ。
かれこれ二年ほどいっていなかったのですが、ようやくテレビの影響がなくなったのか、落ち着いていました。
お店のおばさんも、にこやかでしたし。
ただ、豆大福がお一人様6個までとなってしまい、うちではちょっと足りません。
うーん、仕方ないかな・・・。
他のお菓子を混ぜる事でこちらは解決です。
前に写真が見たい、とあったんですが、すいません、帰ってきたら物凄い勢いで食べられてしまいました。
なかなか写真公開できませんね。
と言うことでそろそろ落ち着いたであろうと言う事でお店の名前などを公開します。
和菓子処四代目松川
豆大福の写真は、あちこちのブログで載せられているようです。
ご興味のある方、検索してみてくださいね。
豆大福も買ったし、いざ展示会へ向かいます。
まず興味があったのが、平日開催でどれだけ人がいるのかどうか?と言うところ。
入ってみると、それなりに人がいますね。
しかも、割りと皆さん話をしている。
展示会ですと、冷やかしに来る人もいますから、ただボーっと歩いている人が多いんですが、わざわざ平日に来ると言うだけあって、目的があって来ているのかも知れません。
染み抜きの実演、機械の販売、洗剤の販売など、今までもあるようなものなのですが、それでも結構面白く、個人的に収穫がありました。
ちょっと気になった機械もありましたしね。
ただ、以前もここで書いたと思うのですが、クリーニング屋さんの機械の展示はちょっとおかしいんですよ。
仕上がり具合を見てもらいたいと言っているのに、きちんとした工程を踏まないで適当な品物を適当に見せるだけ・・・。
あれでは、機械の性能により仕上がりが良くなったかどうかなんて判断がつきません。
そもそも、入っている衣類が事故品のようなものなので、かえってダメなんじゃないの?と疑ってしまうほど。
今回もメーカーさんにその辺をきつくいったんです。
見せたいものとやっている事に隔たりがあるでしょう?って。
口では品質の良さを見てくださいっていいながら、やっている事はお粗末過ぎます。
これは、クリーニング屋さんみんなが声を出していかないと変えられないのかもしれません。
せっかくお金をかけて展示会をしているのですから、メーカさんにとっても、私たちにとっても有意義にした方が良いと思うんです。
ここをご覧のクリーニング屋さん、次の展示会で、おかしいなと思ったら是非メーカーさんに突っ込んであげてください。
みんなの声が変化の第一歩になるはずです。
半分くらい見た頃でしょうか、友達を一人見つけました。
以前なんでも鑑定団に出ていた、福島の(株)セルクル社長、鈴木さんです。
そういえばこの前クレームの番組にも出ていたらしいです。
鈴木さんとは会うのは久しぶり。
クリーニング業界にメーリングリストと言うものができて、お互い創生期のメンバーだったので、いろいろと話に花が咲きます。
今でもメーリングリストや掲示板など、情報交換するツールはあるのですが、最近はちょっと扱いづらくなっているようで、嘆いておられました。
昔は良かったね、なんていいたくはありませんが、今よりも建設的な意見をお互い出し合っていたあの時期のようにならないかな?何て話していましたね。
ネットはとても便利なので、慣れてくるとあれやこれや裏で話が回ってしまうようで、展開しないんでしょうね。
その後、番組に出たう粗話などを聞き、改めてクリーニング業と言うもののイメージがどういう物かなど面白いお話をたくさん聞かせていただきました。
こういう話を聞くたびに、早く手を打たないとまっとうなクリーニング屋さんも同じに見られてしまうんだよなあと思います。
自分だけは他とは違うと思っていても、お客様kら見ると、どこもクリーニング屋さんでしかないんですよね。
この危機感、どれだけのクリーニング屋さんが感じているんでしょうか?
30分ほどお話をしているうちに、たくさんの人が鈴木さんの所へ集まってきます。
さすが有名人と言った所ですね。
一緒に展示会を回り、興味あるものの情報交換をした所で今回は別れました。
やっぱりいろいろな人と展示会を回ると楽しいですね。
見る所が違いますから、面白い発見があります。
ひとつ面白いブースがあって、中国人留学生の斡旋をすると言うブースがありました。
どういうことかといいますと、中国人を雇いたいんだけどどうしたら良いか分からないという人へ、斡旋しているらしいんです。
クリーニング業界も人手不足で、大きな工場では本当に困っている様子。
パート代も年々上がっていまして、日本人を雇えなくなっていると聞きました。
そこで、中国人を雇う会社がちらほらと出てきたんですね。
もしかすると数年後にはクリーニングの工場には、中国語が飛び交っているかもしれません。
業界紙も、一部中国語だったりしてね。
初めての試みのテーマ展示会、おおむね良かったではないでしょうか。
来年はさらに絞った形で提案してくれると面白いと思いました。
12月には大きな展示会が控えています。
去年一昨年は、あまり評判が良くなかったですから、今年の冬の展示会は期待しています。
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