定年退職。
毎週土曜日、定期集配でお伺いしたいたお客様が定年を迎えられました。
数年前から、定年のお話は聞いていたのですが、こうして実際に定年を迎えられると、また感慨深いものがあるもんなんですね。
私が、クリーニング業に入った頃からのお付き合い。
もう14年近くになりますでしょうか。
それまでは、国分寺にお住まいだったので、当店の集配が間に合わず、季節ごとにお電話を頂いてお伺いするパターンだったようなんです。
そして、私が仕事に入ったのを機に、毎週土曜日にお伺いする定期集配に切り替えたのでした。
クリーニングの事を何にも知らないころからいろいろと教えてくださり、感謝の気持ちで一杯です。
結婚が決まったときや、子供が生まれたとき、物凄く喜んでくださってお祝いも頂きました。
とてもまめな方で、季節ごとにスーツなどを洗うのはもちろん、ご自分でも洗濯しますし、衣類のお手入れやメンテナンスに関しては非常に長けているプロ並みのお客様だったのです。
ご主人も、すらっと身長が高く、いわゆるスーツ体系。
既製品のスーツを着ていてぴったり来るので、スーツが全然傷まないんです。
思い返すといろいろと思い出されますが、本日お伺いしたときに、また以前のようにお電話を頂いてからに切り替えて欲しいと、いわれました。
定年退職後も、今までの会社にお勤めしているのですが、以前のようにクリーニングに出すような品物はないんでしょうね。
まだ見た目は全然お若いので、定年と聞くと物凄い違和感があるんです。
小学生だったお子さんがもう大学生、そろそろ就職活動を始める・・・なんて時期ですから、確実に時は経っているんですけどね。
今まで本当にお疲れ様でした、そして、今までご利用いただきましてありがとうございました。
またお電話をいただければ喜んでお伺いいたします。
遠慮なくお申し付けください。
来週、最後の定期集配です。
今までの感謝とお祝いの気持ちを込めて、お祝いを持っていきましょうかね。
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