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コストダウン。

先日、友達のブログが更新されていました。
そのタイトルが、値上げのお知らせ。

原油高に影響されているのが良く伝わってきます。
また、価格改定と同時に、集配のエリアも狭めるらしく、コンパクトにまたコストをなるべくかけないようにとする企業努力がうかがえました。

一口にコストダウン、企業努力と言いますが、お客様にはどの辺でコストダウンしているのか?なかなか伝わりませんね。
質の悪いものを使っているんじゃないのか?そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、使っているものの質を下げるのもコストダウンには必要なのですが、品質を下げても影響のないもの、下げると影響の出るものと言うのがあります。

まず資材の調達でコストダウンを図ります。
当店の場合、洗いに関するものは一切変えておりません。
原油高の影響でじりじりと値段ががって行くんですが、ここはぐっと我慢。
資材を安易に変えてしまうと、クリーニング自体に影響が出るからです。
その代わり、買う時期等、注意をしています。
私たちが仕入れているメーカーさんや、資材商さんも一般と同じようにセールをやります。
そのときを狙ったり、また大量に購入する事で値引きをしてもらうなど、コスト削減をしているんです。

包装の類は、逆に簡単に破れたりしなければ、コストダウンの対象にしています。
確かに、透明性の高いきれいな包装の方が良いんですが、見た目にこだわれるほど、今は余裕がある時期でもない。
当店のお客様は、包装とか見栄えよりも中身をしっかりして欲しい、とはっきりおっしゃってくれる方が多いので、そういう意味ではこちらも割り切りやすいんです。

次に考えるのが洗い関係。
一回に洗うときの洗剤の量とかは減らせませんので、他の対策を取ります。
たとえば、
洗うときにはボイラーが必要です。
ボイラーを炊くと言うことは燃料代がかかります。
ここで、なるべく減らすために、仕事を一度に集約させるようにしています。

洗うときは、同時に仕上げもします。
そして、終わるときもほぼ一緒に。
逆に言うと、仕上げが残っているのなら、なるべく洗うようにしますし、洗いものが残っているなら洗い終わるまで仕上げを次々としていくんです。
こうして、なるべく無駄な燃料をかけないようにしています。

ドライクリーニングでは、なるべく脱液するように心がけます。
と言うのも、衣類に溶剤が残ると、それらは乾燥したときに全部外へ行ってしまうんです。
脱液が甘いと、それだけ外へ溶剤を捨ててしまう事になります。
絞りを強力にかけることは一概に良いことではないのですが、しわの様子を見ながらなるべく搾り取るようにしています。

そしてここがジレンマなのですが、出来るならなるべくまとめて洗いたいんです。
所が、まとめて洗わない方が良い商品が多く、ここが悩みどころ。
品質と、コストと天秤にかけますがどうしても品質は落とせません。
いずれここも見直しを図るときが来るんでしょうかね。

他にも包装をまとめてするようにしたりしてコスト削減を図っています。

他のクリーニング屋さんでも、このほかまだまだいろいろと対策を取っているはず。
それでも、吸収しきれないほど値上がりしているんですね。

今日来た溶剤屋さんは、そろそろ何かしら動きが出そうですね、なんていっていましたが、どうなるのやら。
期待もしますけど、出来る事からこなしていくのが早そうです。

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