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水洗いできそうだから洗ったんだけどね。

お昼頃、いらっしゃった馴染みのお客様。
娘さんが嫁ぎ、最近はその娘さんの品物を持ってご来店くださいます。

こういうケースが最近は増えてきました。
一人暮らしを始めたり、結婚して別に暮らし始めたはいいけど、近くにいいクリーニング屋さんがなく、実家へ送っていつも利用しているクリーニング屋さんに出してもらう。
当店だけでなく、多いようですよ。

娘さんのジャケットを取り出したときに、洗ったんだけどねえ、と切り出されました。

裏地もついていないし、見た目簡素な作り。
表示を見ても水洗いOKとあるから自分で洗ってみた、とおっしゃるんですが、洗っていざ乾いてみてびっくり。
腰がなくなりへたへたになってしまったとの事。
何とかしてくださいというご依頼です。

以前もここで書いた事があると思うのですが、洗えるのと着る事が出来るって意味が違うんですね。
水洗いをする事は出来ても、洗いあがった服が着られるかどうかは別物なんです。

気にしないで着る事が出来る人ももちろんいらっしゃいます。
しかし、腰がなくなってこれじゃあ着れない、と言う人もいるんですね。
自分はどういった状態で着たいのか、よく把握しておく必要があります。

基本的に、水で洗うと腰が抜けます。
よく言えば柔らかくなっているんですが、悪く言うとだらだら。
服としての形を維持しづらくなります。
人によっては古着みたい、と言う表現をする人もいますね。

今回は、素材も綿の混紡で、裏地もついていないので、簡単に洗ってぱぱっと干せばそのまま着れると思ったようでした。

裏地がない衣類は難しいですよ。
シルエットが出にくいですからね。

ホームクリーニングと言うらしいですが、洗うときはよく素材を見て、またどのように着たいかもはっきりと想像出来るようにしてから洗った方がいいと思います。

服を着る、と言うことはただ汚れが落ちていればいいというわけじゃないはず。
デザイン、色など、必ずどこか着る目的のようなものがあると思います。
それらを損なわないようなお手入れ方法を選んでくださいね。

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