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出店しないんですか?

昨年、チョウさんから「築地魚河岸三代目」をお借りし、今出ているものすべて読み終わったんです。
とてもいい作品で、読みながら感動して涙をこぼす私。
いいもの読んだなあと、チョウさんに、良いもの教えていただいてありがとうという感謝とともに、本をお返ししたんですね。

すると、チョウさんからこんなお言葉が。

チョ 「次は、『美味しんぼ』があるだよ。」

ということで、分割にて、美味しんぼをお借りしてきたんです。

美味しんぼ、高校生のころに、うちの学校の図書館にあったんですよ。
もちろん生徒が入れてくれと頼んでも、入るわきゃありません。
なんと、社会科の先生の一人が美味しんぼの大ファンで、その先生たってのご希望により、図書館に入ったんです。
半年足らずで全部どこかへ行ってしまいましたけどね。(笑)

で、ちょうど10巻ほど読んだのですが、ほとんどが私の記憶にあるので、懐かしさでこれまた面白い。
なんというか、あの当時を思い出すような、面白い感じですね。
落ちも大体決まったパターンで、これもあの当時ならではかなあと思います。

その中に、老舗のせんべい屋の話が出てくるのですが、それがまた面白くて。

せんべい屋さんの二代目と結婚した花村さん。
新婚旅行からかえってくると、デパートから出店しないかというお誘いがあり、花村さん、ぜひするべきと鼻息が荒くなります。(笑)
ところが、二代目の主人とそのお母様は乗り気ではなく、花村さんともめてしまうんですね。

そこへ山岡さん登場。
せんべい屋さんがお客様に愛されていることを花村さんに見事伝え、円満に解決する、といったような話。

これ読んでましてね、今から20年以上前の作品だと思うのですが、そういえばうちも似たようなことがあったと聞いたなあと思ったんです。

うちにも、出店しないかといいお誘いがあったんです。
デパートとかではなく、某洗剤メーカー。
お店や機械、資材、資金など面倒見るから出店してほしいと打診を受けたといいます。

折りしも、そのころはクリーニング屋さんも出店ラッシュが続いている時代。
受け渡しのお店や、新規で店舗を出店したほうが良いといわれていた時代でした。
まさにノリノリだったわけです。

うちの社長、大いに悩んだそうで。
当時私はまだ学生でしたので、この話を聞いたのはお店に入ってから数年のこと。
もちろん私には何の相談もなかったんです。

出店の話を、もって来てくれたのはとてもうれしい。
それだけ評価してくれているということですから。
しかし、新しく出店するということは、人材も育てなければいけない。
品質を維持できるかの不安もある。

悩んだ社長、当時のお客様に聞いたんだそうです。
出店の話が来てるんだけどって。

すると、お客様、こういったんだそうです。

出店なんかしなくても、みんながこの店に来て、食わせてあげるから。
こんなお店が日本に一店くらいあっても良いんじゃない?

まさに美味しんぼと同じような状況。
いろいろなお客様から励まされ、出店のお話はお断りしたんだそうです。

うちは老舗というわけではないですから、余計うれしいんです。
必要とされているって実感できますしね。

お店にとって幸せの形っていろいろとあると思うんですよ。

売り上げが上がることも幸せの形だと思います。
新しい工場を建てるのが幸せの形かもしれない。
大手と呼ばれるほど大きくなることも幸せだろうなあと思います。

それと同じくらい、お客様に必要とされるのも、幸せなんですよ。
こういう仕事についていられるって、本当に幸せです。

美味しんぼを読みつつ、そんなことを思っているんですが、何せ美味しんぼ、全部で100巻を越えるらしい・・・。
最後は海原雄山と山岡さんが仲直りするらしいし、今後の展開に期待大です。
読んでいると、時代の流れも感じ取ることができるかなあ。
読み終わるのはいつになるやら・・・。

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コメント

やっぱり「美味しんぼ」行きましたか?
これで恐怖の漫画無限地獄(笑)

投稿: ぬま | 2009年1月27日 (火) 07時41分

ぬまさん、まいどです。

はい、ぬまさんもお勧めしてくれた美味しんぼ、やってきました。
まだ序盤ですけど、幾分か読みやすいです。
築地魚河岸三代目は、後半文字が多くて読むのが大変でした。(笑)
がんばって読破します。

投稿: boribori | 2009年1月28日 (水) 08時44分

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