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負けず嫌い

改めてクリーニング屋さんって、なんだかんだ言っても職人なんだなあと思うことがしばしばあります。
技術職なので当たり前といっちゃあ当たり前なのですが、意外とクリーニング屋さんってそうは思っていない人が多いのです。

職人よりも、経営者を好むような気がしますね。

でも、実際は洗いもするし染み抜きもするし、仕上げもする。
立派な職人なわけです。

つまり、負けず嫌いなんですね。(笑)

自分の腕が優れていると思うし、他のクリーニング屋さんよりもいい仕事をしていると思っている。
なので、所々負けず嫌いが顔を出してきます。

染み抜きで有名な友達がいますが、普段彼と話をしているととても勉強家なんですね。
アンテナを広く張っていて、なんでも吸収しようとしている。
でも、そんな彼でもふとした事で負けず嫌いが出てきたりするんです。

ずーっと前に、今までは取れないと言われてきた特殊な染み抜きの染み抜き方法を教えてもらったことがありました。
クリーニング屋さんでは分からないことなのですが、そのシミが付く業界では経験上分かっているという技術。
ものすごく面白い話だったので、染み抜きが得意な友達に話したんです。
するとですね、興味を持つかと思いきや、突然不機嫌になり、そんなものは関係ないと言い出します。

最初は、この行動が不思議だったんですが、今ならなんとなく分かるんですよ。

彼以外でも、みんなどこかそういう意識がありますから、クリーニング業界、実は派閥のようなものが多くあるんです。
私はそれが業界がまとまりきれないネックになっていると思うんですね。

業界がまとまる時、クリーニングに著しい危機が迫っているときなどといえばいいですかね。
大げさですが、今のクリーニング不振などは危機と言ってもいいほど影響を及ぼし始めています。
本来なら業界で取り組んでもよさそうな話なのですが、ここで余計な考えが出てくるようです。

どこかで、クリーニング業を心配している人はいて、こうしたほうがいいんじゃないか、もっと良くして行こうじゃないかと言い出すんです。
ところが、そういう話が出ると大抵、そこかしこからこんな言葉が出てきます。

お前は誰だ?
何でお前が言い出すんだ?
誰が言い出したんだ?

これじゃあ、話は先に進まない。
問題は誰が言い出したとかそういうことではないんですけどね。
おそらくみんな問題の本質は分かっているはずなんですが、職人気質なところが邪魔をしているように思うんです。

技術職だから、どうしても優劣をそこにもって行ってしまうのは分かるんですけどね。
負けず嫌いの気持ちは必要です。
意志の強さがいい影響を与えるのは周知の事実。
でも、それも時と場合によりにけり、ですね。

いつか冷静にみんなで話をすることが出来れば、いろいろな問題に立ち向かっていけると思うんだけどなあ。
そんな時期が来るような予感がするんだけど、微妙な感じなんですよね。

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