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衣類は語る。

衣類を見ると、大抵の事は分かります。
まさに、衣類は語る、というやつです。

一見、何の変哲もなさそうなものでも、ちゃんとその痕跡は残しています。
私たちはその痕跡と、お客様の言葉から、類推して状態を見極めたりしているんです。

汚れ具合もそう。

汚れのつき方、汚れている箇所で、分かるものがあります。
しみの種類もそうですが、他にもどのような状態でその汚れがついているのか?ここは結構重要なんです。

というのも、お客さまにその説明をすることで、次回着用するときに注意していただけるからなんですね。

もう少し早めに洗ってほしい品物もありますし、バッグや靴、財布など他の要因で衣類に汚れやダメージを与えていることもあります。
お客様ご自身が気づかなかったことも、私たちが気づいてアドバイスすることができれば、不要な汚れや傷など回避できるんです。

また、他店でのクリーニングの状態も衣類から分かります。

これは、汚れよりもはっきりと現れるかもしれません。

どうして分かるのかというと、どういう風に扱うとおかしくなるか私たちが知っているから、なんです。
私たちがクリーニングをするとき、現状を維持しようと常に意識しています。

現状とは、サイズや風合い、色合いなどのこと。
絶対元と同じようにとはさすがに行きませんが、色あせないようにとか、縮ませないようにとか、風合いがおかしくならないようにとか、常に気を配って仕事をしているんです。

こうすれば縮んでしまう、こうすれば色合いがおかしくなる、こう扱うと風合いがなくなる。

衣類によって、素材によって、扱い方は変わってしまいますが、それらを知っているので、他店でどうクリーニングしたか、わかるんです。

まさしく、衣類は語る。

ネットからクリーニングのご依頼をされるお客様には、お預かりしたときに気になるところや見立てなど細かくご連絡しています。
すると、ほとんどの方にこういわれるんですね。

まるで、衣類のお医者さんみたいですね。

この言葉はおそらく、衣類の状態を見て、診察しているように見えているって事なんじゃないかと思うんです。
見立てってとても重要ですからね。

しかし、クリーニング屋さんの中には、この見立てができない人もいるようです。
おそらく、見ているポイントが違うと思うんですけど・・・。
普通は、汚れやしみのチェック、穴や破れがないか、ボタンはちゃんとついているか、位なんでしょうね。
それももちろん大事ですけど・・・・・、本当はもっと別の事を見て、お客様に伝えないといけないと思います。

衣類の見立ては奥が深いですよ。

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