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逆汚染は分かりづらいんですかね。

クリーニング屋さんが使う言葉の中に逆汚染という言葉があります。

逆汚染とは何か。

洗っているときに、適切な状態でない洗い方をすると、落ちたはずの汚れが再付着することがあるんです。
これが逆汚染。

逆汚染が起こるには色々状況があるんです。

ドライクリーニングの溶剤が汚れているとか。
一度に洗う量をつめすぎているとか。
洗剤が極端に少なすぎるとか。

他にもあるんですが、逆汚染の特徴としては全体的に黒ずんでしまいます。

クリーニング屋さんはよく白いものがグレーになって返って来ると逆汚染している、なんていい方してお客様に説明しますけど、白って実は判断が難しいものなんですね。
以前、お伺いしていた葬儀屋さんで、白いと思ってきていたYシャツを、うちがクリーニングしたらさらに真っ白になり、以前のクリーニングでは白ではなくグレーだったと気づいた、ということがありました。
これも比較するから分かるんであって、その品物一品だけ見ると、白はわかりづらいんです。

お客様が一番分かりやすい逆汚染の説明は・・・・・いずれまたしますね。(笑)
今日書きたいのはその話ではないんです。

先日、オーバーをお持ちになったお客様がいらっしゃいました。
クリーニングではなく、袖丈を詰めたいとのご相談。
お友達から譲り受けたんだけど、袖丈が合わないので詰められないか、との事なんですね。

人の体ってなかなかぴったりいかない物で、既製品は長かったり短かったりしますよね。
ウェストや丈を詰めたりはしますが、実は袖も詰めることは十分可能なんです。
私も一昨年買ったカシミヤ混紡のダッフルコート、袖丈詰めました。
やっぱり長いとおかしいし、かといってもう1サイズ小さくなるとそれもまたおかしいし。
修理してよかったと思っています。

さて、出来る旨を説明しどの辺まで詰めるか相談していたとき、どうにも気になるんでお客様に言ったんです。

このオーバー、逆汚染している・・・。

茶色のオーバーだったのですが、見ごろに真っ黒。
これはひどいなあと、説明をするんですが、どうもぴんとこないらしいんですね。
目の前に商品はあるんですが、その汚れがわからないというんです。
これは困りました。

角度を変えて見せたりもしましたけど、やはり分からないといいます。
こういうのはやっぱり経験なんでしょうかね。

私たちは毎日衣類を見ていますし、洗ったあとのものも見ている。
すると、自然にきれいになった状態が頭の中にインプットされているんでしょうね。
だから、その頭の中のイメージと違うからおかしいと判断できるんだと思うんです。
でも、お客様はどうだろう?と考えたとき、難しいのかなあと思いましたね。

衣類によっては分かりやすいものもあるんですが、今回の商品はちょっと分かりづらかったのかもしれない。
でも、これが分からなかったとすると、逆汚染しているのに気づかないお客様も多数いらっしゃるのかなあとちょっと不安になりますね。
大丈夫かなあ。

今回は、逆汚染とは別に、表面の毛羽立ちもすごかったので、その説明も一緒にさせていただきました。
こちらは一発で分かりますね。

お客様に分かるような見方、研究しないといけないなあ。
汚れているのが分かるようになると、いいと思うんですよね。
少し考えて見ましょう。

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