やっぱり寒が戻ってきましたね。
予想通りといいましょうか、やはり寒さが戻ってきました。
私は確認をしていませんが、昨日は朝方雪が舞っていたとか。
本当にこの時期は困ります。
しかし、寒いからといって、気温通りというわけでもない。
気温だけ見れば、冬のようですが、日中の日の当たるところでは暖かかったりする。
本当にわけが分かりません。
人の記憶はあいまいなもので、毎年この時期になると、いつごろ冬物クリーニング出したかなあ?と皆さん思い出せない様子。
洗うほうの立場としても、いつごろ忙しくなったかなあ?と毎年思うのです。
いや、一応忙しくなりそうな目安はあるのですが、それも毎年微妙に違うので、当てにはならないんですね。
これもまた毎年のことですが、暖かい日が続くようになると、お客様からそろそろ冬物は要らないよね?とご相談を受けるようになります。
そして、私からの答えもこれもまた毎年同じなのですが、もうちょっと待った方が良いかもしれません、というんです。
人間って正直なもので、暖かい日が続くといっせいに脱ごうとします。
春を感じ出すんでしょうね。
でも、暖かい日が続いたからといって、本当に春かというとそうでもない。
実際は、温かい日と寒い日が交互にやってきて徐々に春に移り変わっていくんです。
この交互というのが曲者。
一気に温かくなれば、今の日中の気温なら、皆さん厚手の冬物は脱いでも平気なはずなんですよ。
ところが、一旦暖かい気温に体が慣らされると、そんなに気温が低くもないのに、体は寒く感じてしまう。
一月前ならこの気温だと一枚脱いでいるのに、今は返って着込んだりしている、なんていう状況が出来てしまいます。
これが、衣替えを決断するのを鈍らせる原因のひとつですね。
体感で寒いと思いますから、このような状況が続くといつコート類を出して良いのかわからなくなります。
昔の人の知恵はやはり凄いと思うのは、ここで、暦により時期を見極められたことです。
暦を見ていれば、いつ衣替えすれば良いかわかる。
寒く感じているけど、もうそろそろ平気だということが暦で分かるんです。
で、今年の衣替えはどうでしょうか。
今日も寒かったですが、これからしばらく気温の低い日は続きそうな感じです。
ただ、そろそろ厚手の冬物を着こんで歩くには正直気恥ずかしい。
でも、全部洗ってしまうには、万が一寒かったときに着るものがなくなってしまうので、それはリスキーだ。
と、なると、ここは一、二枚残しておきましょう。
これも、この時期の定番ですね。
厚手のものを一枚しかもっていないという人は少ないと思います。
何着か着まわしていたでしょう。
その中の一着を残して、残りはクリーニング。
冬の間の汚れは早いうちに取るほうが良いですからね。
そして、本格的に暖かくなってきてから、残りの厚手のものをクリーニングに出す。
こんな作戦はどうでしょうか?
このとき、残す衣類にも注意をしてくださいね。
ウール、それもカシミヤやアンゴラなどはこの作戦には向きません。
急に暖かくなったりすると、汗をかいて汗染みを作ってしまいます。
化学繊維の方がよさそうですよ。
季節の変わり目、上手に乗り切ってくださいね。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00〜夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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コメント
>厚手のものを一枚しかもっていないという人は少ないと思います。
少ない人の1人>自分
一張羅のコートを3連休の前日に一伸さんにだしてしまった。背広の中にセータとか着ればいいじゃないかとお思いでしょうが、今のトコ背広がちょっと?きつい(ダイエットのゴールは遠いでし)。
会社までの行き帰りがさぶいよ〜
投稿: junjun | 2009年3月27日 (金) 07時29分
junjunさん、まいどです。
コート、仕上がっております。
いつでもお持ちください・・・・・、もしかして今日持っていかれましたかね?
でも、今度はせっかく洗ったのに着るかどうかで迷ってしまうことと思います。
この時期のもうひとつの悩みですね。
これを機に、もう一着買ってみてはいかがでしょうか?
代えも必要ですし、交互に着ていると傷みも少ないですよ。
寒くて花粉がひどいとなると厳しいですねえ。
投稿: boribori | 2009年3月28日 (土) 01時55分