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誰のためなんでしょう?

先週末、お休みに入る前にお客様が夜ご来店くださいました。
ご夫婦ともに当店をかわいがってくださるんです。


ご主人が、いきなりこう切り出したんです。


「奥さんが亡くなった。」と。


あまりに突然の訃報にびっくりしました。
たしかにここ最近は調子が悪いといううわさを聞いていたので、心配をしていたのですが、まさかそこまで悪かったとは。
しかし、お話を伺っているとどうも話がおかしい。
というのも、ほんの二週間ほど前まではそこまで悪くなかったというのです。
ご主人が熊本へ法事に出かけている間に急変したというんですが、どうも変なんですよね。


確かにご高齢ですし、急変ということはあると思うんです。
ところが、実はその病院(名前は伏せさせてもらいます)、同じような処置で亡くなっている人が多いんです。


ご飯を食べさせなくなるんです。


のどに詰まって窒息すると困るからと、すぐ点滴に変えてしまうんですが、本当に食べられないのか?と思うと、病院側は変な事いうんですね。
病院では食べさせてあげられませんが、食べさせてあげたかったらご自宅でどうぞ、というらしいんですね。
つまり、窒息の危険があるからやるなら自己責任で、ということらしいのです。


栄養って同じ成分、同じ量をとっていればいいと言うものでもないらしく、やはり食べて摂取したものの方が体にはいいらしいんですね。


もし本当に食べさせることが危険なら、自宅でもやめなさいというと思うんですよ。
ところが、ご自宅でやる分にはかまいませんって・・・・、おかしくないですか?


医療ミスとはいいませんが、同じように弱って亡くなった方を数人聞いているので、適切な方法だったのか、疑いたくもなります。
特に、知り合いとかですと思い入れもありますし。


病院に限らず、最近はリスクを避けるために、過剰に対応することが増えているように思います。
クリーニングでも同じで、最近お客様から良く聞くのが、他店で品物をクリーニングに出そうとすると、これ以上ないというくらいリスクの説明をされるんだそうです。


縮む可能性があります。
色が落ちる可能性があります。
変化する可能性があります。
落ちないかもしれません。


全部の商品がこうなるわけではないのですが、可能性がほんの数%でもあるのなら、事前にお客様に伝えて、責任の回避をしたいんだろうなと思うんです。
また、仕事自体も、深追いはせず、やめてしまうケースが多いようで、もう一回洗えば落ちたよねえ、という商品が当店に出てくることもかなりあるんです。


この変化も商品によるものだったり、お店の技術によるものだったり理由はさまざまですので、一概には言えないんですけどね。
きちんとした仕事をしているお店で起こった変化と、そこまで技術がないお店で起こった変化では意味合いも違ってきますし。

同じ説明でも、責任回避なのか、本当にお客様のための説明なのかってずいぶんと違うと思うんですけどね。
気持ちの問題だとしても、お客様に必要だと思うから話したい、そう思います。


突然の訃報にびっくりしましたが、ご冥福をお祈り申し上げます。
無念でなりません。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
集配エリアはこちら。

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コメント

突然の訃報は言葉にできないほどショックですね…

口から栄養を摂取できるのに、それをしないのはやはりおかしいと思います
点滴で生きるための栄養を摂取できるかもしれませんが、
正常に動く食道や胃や内臓機能を使わなくなるのですから、
体が生きることに消極的になってしまいます

私の知り合いが入院している病院でも、転倒して怪我をするのを回避するために積極的にリハビリをさせないそうで、余計に足腰が弱っています。他に受け入れてくれる病院もなく仕方がないそうです…

boriboriさんのお店をかわいがってくださった奥さまは素敵な方だったのでしょうね
ご冥福をお祈りいたします

投稿: 今日もイキイキ | 2009年5月 9日 (土) 11時48分

今日もイキイキさん、まいどです。

おっしゃるように、やはりおかしいと思います。
人間使わなければどんどん衰えていくもので、胃も食べないとだめになるみたいですよ。

おそらく、何か起こったときの責任の所在があるから、少しでも危ないと思うとやめちゃうんでしょうね・・・。
しかし、それで本来はもっと長く生きられたのに終わってしまうというのは無念でなりません。

早く、このようなことがなくなって欲しいと思いますね。
お気遣いありがとうございます。

投稿: boribori | 2009年5月11日 (月) 07時19分

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