洗濯やクリーニングの話しはたくさんあるんですね。
ここ最近、テレビを見ると洗濯王子こと中村君を良く見かけました。
本人も言っていますが、すでに洗濯王子というよりも部屋干し王子となりつつあります。(笑)
それだけ梅雨時のお洗濯に悩んでいる方が多いんでしょうね。
中村君の活躍とシンクロするように、ネット上でもお洗濯についての話題をちらほら見かけるようになりました。
そこで気づいたのが、結構ばらばらなんですよね、説明が。
しかも表現の違いというわけではなく、正反対の話をしていることも多々あるので不思議なんです。
これが、一般の人が言っているのなら誤解もあるだろうし仕方がないかな、と思うのですが、中には有名なサイトのライターさんだったりすると、結構いい加減?と思っちゃいます。
下調べなどしていると思うんですけどね。
目的の違いで書いていることが違うので面白かったのが、部屋干しの臭いをなくすようにする洗濯方法と、節約の洗濯方法の話。
あきらかに正反対の事を言っているので、目的が違うとこうも違うのか、と思ったんです。
部屋干し対策の説明では、こまめに洗うことと推奨しています。
ためすぎるとその間に臭いが発生するので、なるべく早めにこまめに洗うほうがいいと書いてあります。
その通り。
そして節約のほうでは、こまめに洗うと水道代がかかるのでもったいないと。
洗濯物はまとめられるだけまとめておいて、一気に洗いましょう、とあります。
しかも、その写真には、色とりどりの洗濯物が一緒に洗濯機の中へ放り込まれている写真。
そ、そうか・・・・・、節約を意識するとこうなるんだなあ・・・。
クリーニング屋さんとしては、後者はおすすめしません。
臭い対策としてではなく、洗濯の基本としてもおすすめできないなあ。
この時期まとめて保管しておくと、臭いだけではなくカビも生えますしね。
カビが生えちゃうと節約も何もあったもんじゃありません。
買い替えしなければならなくなると余計お金かかるじゃないですか。
だからおすすめできませんね。
また、色とりどりの洗濯物を一緒に洗っている写真もダメ。
洗濯の基本は品物を分けること。
家庭ではまず色で分けていただくのがいいかなと思います。
どうして色物で分けるかというと、洗っているうちに生地から色が滲み出し、他の衣類を染めてしまうことがあるんです。
そうすると、もう着れたもんじゃあない。
白は白いもの同士で、色物は色物同士で洗うのは基本なのです。
節約という目的があるので、他の事は目をつぶったのかもしれませんけど、ちょっといただけませんね。
沢山の人の目に触れるものなんですから、きちんとしたものを載せて欲しいなあと思います。
これを情報の波におぼれるというのかしら。
正確な情報をつかむって大変なことなのかもしれません。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
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