最近、ちょっと時間が出来ると携帯電話をいじくるようになりました。
パケ放題に入ったのがきっかけですが、携帯電話のサイトなど、ちょっと勉強してみたくなったんです。
そこで衝撃的な投稿を発見しました。
クリーニングする意味があるのか?というもの。
内容はこんな感じですね。
一度しか着ていないYシャツを、クリーニング屋さんに持って行ってクリーニングしてもらい、その後半年ほどしまって置いたんだそうです。
そしていざ着ようと思い、出してみるとなんと襟がまっ黄色になっているのでびっくり!
汚れたから、洗ってから仕舞おうと思いクリーニングに出したのに、こんな状態では・・・。
これなら自分で水洗いして、着るときにクリーニング屋さんに出してプレスしてもらえばよかったと、書いてあります。
これを読むと、大抵のクリーニング屋さんならほぼ見当はつくと思います。
汚れが落ちていなかったんですね。
で、落ちない原因はいくつかありますが、洗いの工程が悪かったのかもしれないし、汚れの具合がひどかったのかもしれません。
ただ、これって実はすごく問題だと思うんですね。
でも、クリーニング屋さんはそこに気づいていない人が多い。
ここ、『今日も洗濯日和』は、本来はお客様向けへ書いているものですが、ちょっと同業者へ向けて書きたいと思います。
この手の話し、実は最近よく耳にするんです。
クリーニング屋さんに出しても意味がない、きれいにならない、と。
でも、同業者はその手の話を聞くと大体決まって言うのが、どんなクリーニング屋さんを使っているんですか?ってことなんですね。
クリーニング屋さんは千差万別で、安くそれなりのところもあれば、料金はかかるけど仕事はしっかりしているところがある、お店をきちんと選ばないからいけないんだ、そんな風にも取ることが出来ます。
でもね、消費者からすれば、きちんと仕事をしているクリーニング屋さんを探すって大変なんですよ。
逆に、安いクリーニング屋さんはそこら中に出店しているし、宣伝もしている。
必然的に、消費者の目に留まり易くなります。
私が思うのは、いつまでも、使ってもらえれば分かるとか、違いは分かるものだとか、そういうものにすがるのはどうかなと思うんです。
だって、現実に、消費者の多くは安売りのチェーン店がクリーニングだと思っている。
利用しやすいというのもあるかもしれませんが、逆に考えると、こうも考えることはできませんか?
きちんとしたクリーニング屋さんの宣伝不足。
これって多大にあると思うんです。
消費者はいい仕事をしてくれるお店を探しています。
でも、なかなか見つけることが出来ないんです。
選ばないから悪いんじゃなくて、クリーニングで困っているお客様に、きちんとしたクリーニング屋さんもあるんだという情報がいきわたってないんだと思います。
そろそろね、皆さん声を出してもいいんではないでしょうか。
染み抜き王子や洗濯王子がマスコミに広く登場して、クリーニングや洗濯の普及をしてくれても、クリーニング業が安くても質が悪いと言った情報が独り歩きし、せっかくの彼らの活動が逆に仇となってしまいます。
それは、彼らの望むところではないはず。
クリーニング屋さんなら、分かるでしょ?
きちんとしたクリーニング屋さんがもっともっと、自分たちをアピールすることが、イコール消費者の利益を守ることになります。
そんな安いところで洗うから・・・、なんていう前に、きちんとした仕事をしているともっとアピールしましょう。
全国に、まだまだたくさんちゃんとしたクリーニング屋さんはあります。
みんながいっせいに声を上げれば変わると思いますよ。
クリーニングに希望を持ってもらうことが大事だと思います。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
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