« きれいな富士山でしょ? | トップページ | 厳しい中にも頑張る仲間。 »

忘年会

忘年会
今日は同業者仲間との忘年会です。
元住吉のマグロのお店、オリエンタルさん。
美味しそうでしょ?(笑)

|

« きれいな富士山でしょ? | トップページ | 厳しい中にも頑張る仲間。 »

コメント

クリーニングの参考に拝見させてもらっています。
わからないことがあって質問させてもらってもよろしいでしょうか?

少し前にミリタリーのウールのニットを購入しました。おそらく毛本来の油だと思いますが、カウチンセーターのように油分を残して編まれたものといわれました。
 ウールは水洗いやクリーニングのしすぎは油分が抜け風合いがなくなるから良くないと聞きます。油分があったほうが風合いが良く、洗うたびに油分が抜けていくのならなぜ普通のウール製品は編む前に油分を抜き取るのでしょうか?
 それと、動物の脂ということは人間でいえば脂汚れになると思いますが、油分があるウールの衣類を他のものと一緒に保管してもいいのでしょうか?

投稿: hikari | 2009年12月 7日 (月) 09時07分

hikari さん、初めまして。
一伸ドライクリーニング店 工藤と申します。
よろしくお願いしますね。


さて質問の件、現物を見ていないのでなんともいえないのですが、本来の油のケースもあるでしょうし、後から加工されたケースもあると思います。

で、幾つか気になる箇所があるんですね。
一つ一つ、答えてみましょう。

まず、ウールは洗いすぎると油分が抜け風合いがなくなるから良くない、とのこと。

これは出すね、そういうケースも確かにあります。
でも、洗わないとそれはそれで困りますよね。
ドライクリーニングは油で洗うのですが、油脂溶解力という汚れを落とす目安のようなものがあるんです。
で、それの強いもので洗うと、確かにパサパサになるんですよ。
これは風合いがよろしくない。
でもそれを防ぐために、一緒に油分を補うようなものを添加して洗うんです。
するとパサパサしなくなるんですね。

またドライクリーニングにも種類がありますから油脂溶解力の弱いものでしたら、パサパサになることはありません。
この辺の情報は、たぶんお客様の中で体験談として語られているので誤解も多いんじゃないでしょうか。


次に、ウールの油分の話。
件のセーターに油分を残すのは、風合いではなく別の目的があるものと類推します。
カウチンセーターと同じ目的だったら、撥水性や防寒性を高めるのが目的ですね。
このときの油分は少し大目の状態だと思うんです。

通常、動物の脂って、きれいじゃないんですよ。
色も悪いし、においもするんです。
ですから、脂分を適度にとらないと、くさくて色も悪くて着ることが出来ないんですね。
だから脂を抜くのは必要なんです。

ただし、抜きすぎは禁物。
抜きすぎると、hikariさんがおっしゃるように風合いが悪くなってしまいますから。
この辺は極端な話ではなく、程度の問題だと思います。
程よく抜けばいい、ということですね。


そして、最後、保管について。
油分がついていて、それが他の衣類と接触しているだけで脂分が移るというのなら大問題ですね。
それはおそらく無いとは思うのですが、他にも気になる点があります。
やはり匂いです。
匂いは密閉していると充満し移ることがあります。
そうなると他の衣類と一緒に入れておくのはどうかなあと思うんです。
気になるようでしたら念には念を入れて、分けて保管されて見てはいかがでしょうか?
保管って、実は条件によっていろいろなことが起こります。
普通の衣類でさえ、安全と言い切るのが難しいのです。

もし、万が一が起こってしまったら悲しいですからね。
気になるようでしたら、分けることをお勧めします。

投稿: boribori | 2009年12月 7日 (月) 10時43分

ありがとうございます。
油分を残したウールは都市の生活では必要ないですね。でも一緒に着たコート等にまで油が移ったらいやですね。
購入する時、軽くオイルがしてあると言われたので、オイルと聞くと人工的な油という感じもします。未使用でしたが古いものだったので悪い油が使われてないかも気になります。
一度クリーニングにだしましたが、油分の変化よくわかりません。油分を抜く方法はありますでしょうか?

投稿: hikari | 2009年12月 8日 (火) 23時43分

hikariさん、まいどです。

ずいぶん気にされているんですね。
現物を見ていないので、それほど状態が悪い商品なのでしょうか?


この手の品物は、作られた目的と、現在着る目的とずいぶんかけ離れています。
日本では必要が無いと思うのですが、すでにそれもひとつのファッションとして扱われていることを考えると、当初の目的の性能が過剰かどうかはあまり考えなくてもいいのかなあと思うのです。


着用していて、油が他に移るなんてことはまず無いと思います。
もしそのような状態でしたら、触っていてべたつきがあると思うんです。そのような兆候は見られますか?

得体が知れないと、恐怖感が襲ってきますよね。
もし、そこまで気になるようでしたら、売却も検討して見た方がいいかなあと思うんです。

油を意図的に付けているのだとすると、現在の表面の風合いもその油によるものと考えていいと思うんです。
もしその油をとれば、まったく別物になる可能性もございます。
また、簡単に取れるような加工では、hikariさんが心配するようなほかの衣類への移りもありますから、通常は移らないような加工をしてあるものです。
つまり、簡単には落ちない工夫がされているのが妥当と考えます。


あくまでも推論ですので、現物を見て、実際にやって見ると以外に簡単に落ちるかもしれません。
これは品物を見る、もしくはやって見ないとわかりません。


またクリーニング屋さんにただ出しただけでは、腕のいいところほど変化はありません。
変化をなるべく起こさないように洗っているんですから、当然ですね。
ですから、今回のように、匂いや油が抜けないか?という事をちゃんと伝えないと、それにあわせた仕事はしてもらえないんです。


残念ながら、クリーニングは万能ではないんですね。

気になるから洗う、という方が多いのですが、どのように気になるかきちんと伝えてあげないと、お客様のお望みのクリーニングはしてもらえないことが多いのです。


どうしても着用したい、というのであって、油が付いていると言うのが気になって仕方が無いというのであれば、もう一度お近くのクリーニング屋さんへ持ち込み、きちんとどうして欲しいか伝えてクリーニングしてもらうのがいいと思います。
出来るかどうかはわかりませんが、出来る限りの手は尽くしてくれると思います。
また、プロの目で見て、その衣類の説明をしてくれるお店もあるでしょう。

そういう意味では、クリーニング店ならどこでもいいというわけにはいきませんね。

こういう質問を頂き、アパレルさんの説明を聞くたびに、衣類の説明はクリーニング屋さんのほうが上手だなと本当に思うんです。
やはりメンテナンスを仕事としているわけですから、メリットデメリットを分かっているというのが一番強いんでしょうね。
改めて、ひいきのクリーニング屋さんを抱えることをお勧めします。

投稿: boribori | 2009年12月 9日 (水) 01時19分

忙しいなか本当に詳しくありがとうございました。
どうしてみようかまだ決まってませんが、考える材料を沢山もらえたので良い判断ができそうです。
今度からウールの服を買う時の参考にもなりました。

投稿: hikari | 2009年12月 9日 (水) 23時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 忘年会:

« きれいな富士山でしょ? | トップページ | 厳しい中にも頑張る仲間。 »