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カシミヤの偽装が後を絶ちません。

先日、東京都からこんな発表がありました。


インターネット通販のカシミヤ商品の3割が偽装表示。

主にセーターやストールらしいのですが、しかし、ひどいものです。
でも調べて見ると、インターネット通販だけでなく、ここ数年、店舗で販売されている商品も偽装表示されていたケースがあります。

カシミヤは、もの凄く貴重なものなんですね。
本来、そんなに取れるものじゃないんです。
だから高価なわけですよ。
どこでもカシミヤが普通に売られているのは確かに違和感を覚えます。


中には、アクリル100%の商品をカシミヤと表示していたとか。
ここまでくると本当に悪質ですね。

化学繊維って、何かをまねて作られることが多いんです。
シルクに似せて作られたり、カシミヤに似せて作られたり。
ですから、消費者が誤解してしまってもある意味し方がないんですね。


実際、クリーニングにお持ちになるお客様の中で、3分の1くらいのお客様が誤解をしています。
シルクだと思っていたり、カシミヤやアンゴラだと思っていたりと言うことは本当によくあることなんです。
それだけよく出来ているってことなんでしょうね。


化学繊維だけではありません。
ウールも織り方、糸の撚り方で風合いがぜんぜん違ってくるんです
私たちプロが見てもカシミヤが混ざってる?と思うほど、よく出来ているものもあります。


また実は便利な薬品もあるんですよ。
カシミヤタッチに仕上げる、仕上げ剤と言うものも存在するんです。
これは私たちクリーニング屋さんにも入ってくるのですが、本当によく出来ていて、普通のウールがカシミヤのような感触に代わってしまうんです。
これはね、もう本当に驚き。

クリーニング屋さんの中では、洗ったあとに固くなってしまったカシミヤの風合いを元に戻すため、使用するお店もあります。
カシミヤクリーニング.COMとしては、それっておかしいんじゃないの?と思うんですが・・・。
カシミヤは洗うと固くなるもの、と思っているお店ありますからね。
洗浄方法、乾燥工程、ともに見直したほうがよろしいんではないですか?と言いたくなります。

ま、それはさておき、そんな便利なものもあるので、一般のお客様は生地を見て見分けるのは非常に難しいと思います。
表示を信用するしかありません。
仕入れた業者もだまされたんでしょうが、何とかしてこれは解決しないと衣類への信用問題になりかねませんよね。


カシミヤ製品をお買い求めになる皆様、買うときは十分お気をつけください。

東京都のサイトはこちらです。

インターネット通販を集中調査「カシミヤ製繊維製品」の商品テスト実施

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
集配エリアはこちら。

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