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相性の合わない衣類。

昨日、ブログを書いていて、ふと、ああ、相性の合わないという理由で一緒に洗えないものもあるなあと思い出しました。


単品で洗わなければならない物にはそれぞれ理由が存在します。


素材の風合いなどを維持するため。
他の衣類への影響を避けるため。

他の衣類への影響は、主に色移りが怖いんですね。
昔はよく言われていましたがイタリア製品は特に危ないと。
古いクリーニング屋さんなんかですと、イタリアという表示が付いていたら、預かるな、という人までいるくらいです。
一見、何事も無いような服なのに、洗ってみるとびっくりするほど色が出るってこともあるんですね。
そういう可能性のある衣類は分けて洗わないといけないんです。


もうひとつ、他の衣類への影響という事で相性が合わないということもあります。
具体的には、一緒に洗うと片方の生地から糸が飛び出てしまうとか、片方の生地に傷が付いてしまうとか。


生地にもいろいろ種類がありますが、甘く編まれているニット製品など、糸の飛び出しは多いんです。
また、織物でも糸が飛び出しやすい生地ってありますね。
当然、これらの洋服は特別扱いをするわけなんですが、さらに他の衣類との接触についても注意をするんです。


装飾品が付いているものとは当然一緒に洗うことは出来ません。
装飾品と一言で言うのは簡単ですが、本当にさまざま。
ちょっとしたものから、全体的にちりばめられているものだったり、引っかかりやすいような装飾品が付いていたりと、一つ一つ違うんです。
これらの装飾品も注意しておかないと、他の衣類へ影響を及ぼしてしまうことがあります。


これらはご家庭での洗濯にも同じことが言えます。


分けて洗うことが上手な洗濯への道なんです。
今までは、色物で分けていたと思います。
さらに、装飾品の有無、生地の具合なども絡めて、洗濯するようにすると、さらに良くなると思いますよ。
その分細かく洗うことになるので手間はかかりますが、洗い上がり、仕上がり具合は別物です。
逆に言うと、これらがしっかりと仕分けできていれば、一緒に洗えるものも増えてくる、という事。
今まで何も分からなかったから別々に洗っていたけど、実は一緒に洗うことが出来た、ということもあるはずです。


正直言えば、この判断は消費者の方には難しい面もあります。
どうしても分からないときは、クリーニング屋さんへお持ちください。
無理をするのが一番良くありません。
そして、いろいろとクリーニング屋さんと話すようにしてくださいね。
少し癖のある衣類は、クリーニング屋さんのほうで説明をしてくれたりします。


一つ一つ勉強です。
プロの話を聞いて、その積み重ねで、お客様も知識を付けていくんです。
当店には40年近くお付き合いを頂いているお客様もいらっしゃいます。
長年、いろいろお話をさせていただいてきましたが、そこら辺のクリーニング屋さん顔負けの知識を持っている方も多数いらっしゃいます。


賢い主婦ってそういう風に勉強をしていると思います。


ぜひ、私たちクリーニング屋さんを使って、どんどん勉強していってください。
当店、質問大歓迎です。

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
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