マグロのせりは圧巻でした。
昨日は携帯からでしたので、昨日のことを書いてみようかと思います。
築地には、何度か連れて行ってもらっているんですが、心残りがあったんです。
それはセリを見る事。
どうしてもいく時間が築地では遅い部類に入りますから、買い物をするには問題がなくても、セリを見る事が出来ません。
お客様のチョウさんに相談をすると、電車では厳しいとの事。
じゃあ、時間が出来たら車で一緒にいきましょう、と去年のうちからお願いをしていたんです。
先週、ようやくお互い時間が合いそうなので、土曜日の早朝お願いしました。
朝3時過ぎに起床。
ほとんど寝ていないので、ボーっとしつつ用意をし、チョウさん宅へ向かいます。
チョウさんと無事に合流し、4時過ぎに府中を出発。
高速がすいすいと走れたので、ついたのが4時半過ぎでした。
駐車場を探し、運良く築地に一番近い駐車場にとめて、いざ場内へ。
面白いもので、セリの前の築地は今までとっちょっと違います。
なんといいましょうか、準備をしつつも、どこか緊張感が漂っていると言う感じ。
場内は車も多く、ターレと言う運搬用の車もひっきりなしに通過していきます。
マグロのセリ場に到着。
冬なので、上からシャッターが閉まっているんですが、下から少し覗く事が出来ます。
いきなり飛び込んできたのが、めちゃくちゃでかいマグロ。
有に200キロは超えているんじゃないかと思うほど大きかったですね。
周りを見渡してもそれだけ別物って感じでしたし、築地の人たちもでかいなあとつぶやくほどでしたから、大きかったんだと思います。
そこで、なんと藤田さんと遭遇。
藤田さんとは、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀 と言う番組で、築地の仲買人として登場した人なんです。
産地にとらわれず、その日一番良いマグロを仕入れる、と言うポリシーの持ち主。
逆に、自分が認めたものでなければ仕入れないと言う頑固さも持ち合わせているんです。
テレビですから、脚色されていると思ってはいても、凄いなあこの人、って思ってたんですよ。
見かけないかなあと思っていた矢先、ばったりと会うことが出来ました。
その距離、およそ2m。
隣のチョウさんは、気付いておらず、また顔も知らなかったらしいのですが、気付いた私はどきどき。
声かけようかと思ったんですけど、向こうは仕事中でしょ。
しかも、これから大事なマグロのセリが始まるわけです。
顔つきも真剣でしたしね。
ええ、やめておきましたよ。
仕事の邪魔するほど野暮にはなりたくありません。
その出来事だけで、気持ちはヒートアップしましたが、なにぶん早くつきすぎたため、マグロのセリにはちと早い。
すると、その前に活魚のセリが見れると言うので先に見に行きました。
階段状の段に仲買人がぞろぞろ集まっています。
ベルが鳴り、始まったと思うと、ぱっぱと進んでいくんですよね。
もっと、時間がかかるのかと思いきや決まるのはほんの一瞬です。
オークションのように、じりじりと競りあがるものでもなく、引く見極めも早いんでしょうね。
さー、次はマグロのセリです。
大きなマグロの、頭のところに台が置かれ、その横に鐘が置かれます。
鐘が鳴ったと思ったら、こちらも一瞬、すぐ競り落とされました。
さすがに大きく注目のあるマグロでしたので、人だかりも多く、いくらで落札されるか皆さん興味津々と言ったところ。
でも早かったなあ。
マグロのセリは、活魚に比べると、物凄く威勢がよろしい。
イメージは、一般の人が思うような威勢の良いイメージと合致しますね。
逆に活魚の方は少しイメージと違います。
割とおとなしめ。
築地には青果の市場もありますが、そちらはまたもっとおとなしいらしいです。
大きなマグロが競り落とされると、台を持って、次のマグロのところまで行き、セリが始まります。
すのこの上に乗っているマグロの前で、セリをするんですね。
で、そこが終わると次のすのこの前へ行き、またセリをはじめるわけです。
面白いのが、セリで売れると、すぐ魚を持っていくんですね。
その慌しさといったら、びっくりします。
落とした人が、箱にいれて、台車に乗せてもっていったり、ターレを持ってきて、積んでいったりと様々。
奥の方でセリをやっているのに、手前ではどんどん魚を持っていく。
面白い光景でした。
見学者は、残念ながら中に入る事は出来ません。
外から遠巻きに見ているんですが、外国の方が間違って中に入ってしかられてましたね。
でも、中に入りたい気持ちはよく分かる。
ちょっと離れたところで見ても凄い迫力ですから、近くで見たらもっと凄いんだろうなあと思います。
持っていかれるマグロたち。
魚体を見ると産地が書かれた紙が張ってある。
見ると海外産のものがかなりあるのに気付きます。
日本産のマグロって貴重なのかもしれませんね。
20分ほどで終了。
セリも満喫したし、朝食です。(笑)
朝食は、ブログでアップしたように、八千代のスペシャルメニュー。
あんなにボリュームのあるメニューを頂いておきながら、ぜんぜん胃にもたれないんですよね。
本当に不思議。
この時間なら、割と空いていて食べやすいんです。
でもね、おすし屋さんだけは別。
最初、これだけ早けりゃおすし屋さんに入れるかなあ?って言ってたんですが、店の手前20mであきらめました。
だって物凄い長蛇の列だったんですもの。(爆)
いったい、この人たちは何時から並び、何に食べる事が出来るんだろう?そんなことを考えてしまうくらい並んでいるんですね。
築地でおすしを食べるのは、かなり大変だとつくづく思います。
朝食後、場内の築地三代さんでお買い物をし、団子三兄弟でおなじみの茂助団子にてイチゴ大福を購入、チョウさんが野菜などを仕入れ本日のお買い物は終了です。
時計を見ると7時半ちょっと前。
帰りの高速もそんなに混まないので、家についたのが8時ちょい過ぎでした。
その後、一息ついて、いつものように配達へと出かけたのであります。
買い物だけなら、仕事に間に合うように行って帰ってこれる事が分かりました。
でも、セリは見たし、藤田さんも見かけたし、次は何があるだろう?
どうも築地に行くと、見たいもの会いたい人、すべて満たされるんですよね。
不思議だなあ。
また今度言って見ようと思います。
一緒に行きたい方いらっしゃいますか?
行きたい方は、一声おかけください。(笑)
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