« クリーニング屋さんと集配エリア。 | トップページ | 雪が積もりましたね。 »

正しい知識を広めましょう。

クリーニングの知識は意外とお客様に伝わっていると思うんです。

昔なら専門用語といっても良いような言葉を、今はお客様の口から聞くことがあります。
それだけ、情報が出回っているんでしょうね。

クリーニングのことを知っていただくのは良いことだと思うんです。
事実、私たちクリーニング業者も、10年ほど前から消費者啓蒙という事で、クリーニングのメリットデメリットなど、伝えるようにしてきましたし。
ただ、それが裏目に出ているかな?と思うこともしばしばあります。

不思議なものでメリットはあまり伝わらないんですね。
デメリットの方がよく伝わる。
しかも、誇張されて伝わるから始末が悪いんです。

たとえば、傷むという言葉一つとってもそうなのですが、最近は少し過剰なきらいがあるんじゃないか、そう思うこともしばしばあります。
物ですから、製品によって、また各お店の扱いによって仕上がりは変わってきます。
中には新品の頃と比べて明らかに変わってしまう、というケースもなくはない。
しかし、こういうケースはまれなケースなのですが、そういう事もありえるという話を消費者に伝えると、衣類は洗うと傷む、というような話が広まってしまうのです。

また、ドライクリーニングでは汗の汚れは落ちない、というような話が広まっています。
これをはじめて聞いた消費者の方は、クリーニング屋さんは綺麗にするために洗うのに綺麗にならなかったら意味がないじゃないか、というんです。


これだけ聞けば、私もそう思います。
出さない方がましじゃないか、と。

しかし、実はこの話には続きとちょっとした間違いがあるのです。
間違いと続きはこちら。


ドライクリーニングは油で洗うので、水で洗うよりは汗の汚れは落ちづらい特徴があります。
また水洗いは水で洗いますから、油汚れは落としづらい特徴があります。
汚れや素材を考えて適切な洗い方を選びましょう。


つまりですね、この話の最初は、ドライクリーニングも水洗いも一長一短がある、という事をお客様に伝えたかったんですよね。
また、落ちないではなく落ちづらいんです。
洗剤を入れていますから、水洗いでも油汚れは落ちますし、ドライクリーニングでも汗などの汚れは落ちます。

それがいつのまにやら落ちないという表現に変わり、お客様の間で伝わり始め、ともすればクリーニング業者さんの中でも、落ちないとはっきり言う人も出るような状態に。
クリーニング屋を名乗っている人が言えば、消費者が信じるのは当然です。


最初はお客様に知ってもらいたいと思ってやってきていたはずの、消費者啓蒙活動が、おかしな事になっているなあと思うんですね。
本当はクリーニングをもっと知ってもらって上手に使っていただきたい、衣類を長く、綺麗に着ていただきたい、それが発端だったんですけどね。


ちょっとした勘違いから、今やびっくりするような事をやるお客様まで出てきているようです。
先の、ドライクリーニングで汗は落ちないという事を踏まえて、自分で水洗いをし、その後クリーニング屋さんへ持っていく、という人もいるようですよ。


クリーニング屋さんなら、分かりますよね?
これは逆の発想ですし、これじゃ綺麗にならない。


気付かないうちに広まったこの問題、どうやって解決していきましょうか?
間違った解釈はお客様を不幸にします。
正しい事を教えてあげられるのはクリーニング屋さんだけですよね。
どうすればいいかなあ。


まずは受付での説明をきちんとする事が一番でしょうか。
どうも、適当な話をする受付の方が多いみたいです。
従業員教育をしっかりする必要があると思いますね。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
集配エリアはこちら。

|

« クリーニング屋さんと集配エリア。 | トップページ | 雪が積もりましたね。 »

クリーニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 正しい知識を広めましょう。:

« クリーニング屋さんと集配エリア。 | トップページ | 雪が積もりましたね。 »