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プロの言葉はきついです。

私たちクリーニング屋さんが普段使っている言葉と、お客様と話している言葉は若干ですが違うんですね。
同じ説明でも、消費者へするのと、プロ同士でする会話とでは、雲泥の差があるんです。


現場の言葉って結構きついんですよ。

毎日のことですし、仕事場は戦場ですからね。
喧嘩しているわけではないけど、端から見ると物凄く言い合っているように聞こえたりするんです。(笑)

プロ同士が使っている言葉は、時にどぎついので、お客様の前では使わないように、分かる言葉で話すようにしているんですが・・・・・、先日の話。(笑)

お客様から呼ばれました。
ダウンがどうもぺったんこになってしまった、との話。
行って見ると、別のクリーニング屋さんでダウンジャケットをクリーニングしてもらったところ、どうも薄っぺらくぺったんこになったような印象を受ける、との事。
元に戻せませんか?との話でした。

現物を見せてもらうと、確かにどことなくふくらみが足りないような感じ。
ただ、最初のものを見ていませんから、どれくらいふっくらしていないのか、判断できません。
最近は、ダウンでも薄めのものも出ていますからね。
お客様のお話を信じ、もう少し触っていると、ある事に気付きました。

このダウンジャケット、なんとなく湿気ってる。

もしかすると、乾燥が足りなかったのかもしれません。
ダウンの乾燥って実はかなり時間を要します。
ドライクリーニングの溶剤のにおいがしなかったところを見ると、水洗いをしたんだと思うんですが、もう少し乾燥をするとふわっとなったんだと思うんですね。

お客様に乾燥不足の説明をし、どうしますか?と言うと、もう一度洗うと高いですよね?との事。
確かに洗い直しをするのなら普通のクリーニング代がかかってしまいます。
このダウンジャケット、全然綺麗になっていなかったんですよ、実は。
だから本当は洗い直しをしたほうが良いと思うんですが、お客様はふわっとすれば良いというので、別の案を提案したんですね。


コインランドリーで、乾燥してみてはいかがですか?と言うところで、つい出てしまった言葉がこれ。

乾燥機で叩いたらどうですか?


お客様、叩くと言う言葉にびっくり。
イメージが悪いんでしょうね。
最近、皆さん特に衣類が傷むということに敏感ですから、ダメージを与えるような言葉はご法度なんです。
ところが、うちでは叩くと言う表現は普通の言葉なんですね。
特に深い意味はなく、昔からそう表現しているだけなのですが・・・。
乾燥機と言う言葉を使わなくても、叩くと言う表現を使えば、乾燥することだなってすぐ分かる。
いわゆる業界用語みたいなものですね。
他で使っているかは分かりませんけど。

びっくりしたお客様に気づき、すかさず説明をしなおしたんですが、いやー、これはいけなかったと反省しました。
プロが使っている言葉をお客様に使うのは刺激的過ぎますからね。
お客様にはお客様に分かる言葉で話すようにしないと。


反省しないといけませんね。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
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コメント

こんにちは、バタン♪Ю―(^O^ )おじゃましマース。
クリーニングチーム+50ではお世話になっています。

そういえば、「叩く」って言葉、
私も思わず使ってしまってますわ~
気をつけなくては!!( ̄ー ̄; ヒヤリ

投稿: 福ねこ | 2010年3月31日 (水) 21時41分

福ねこさん、まいどです。
こちらこそよろしくお願いしますね。

叩くって表現は他でも使ってるんですね。
よかったあ・・・・ってよくはないか。(笑)
きっとこの表現は、クリーニング屋さんならではの感性なんでしょうね。

ただ誤解を受けやすい表現である事は間違いない。
お互い気をつけましょう。

投稿: boribori | 2010年4月 1日 (木) 14時53分

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