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服を着るのは理由があります。

クリーニング屋さんは洋服を綺麗にする仕事です。

汗の汚れや、食べこぼし、しみや不意についた汚れなど、きれいにします。
次に着るため、なんですね。


しかし、この汚れを落とすと言う事に集中するあまり、本質を見失いがちなのも事実なんです。


何で服を洗うのか?と言うと、先ほども書きましたが、汚れたから、次に着るから、ですね。
これは間違いじゃあないんです。
じゃあ、その服を着ると言う事は、どういうことなんだろう?と考えると、デザインや色柄などが気に入っているから、と言う理由が見えてきます。


消費者にとっては、ここが一番重要なんですね。


しみや汚れが落ちたとしても、なんとなくくすんでしまったら、もう着たくありません。
その服を買ったとき、このデザインを着たい、この柄がお気に入り、この色が大好き、など皆さんその服に対する着たい理由が必ず存在しているはずなんですよ。

そこを外してはいけないんですね。

ところが、クリーニング屋さんは汚れを落とす事、値段を下げる事に特化するあまり、洋服を着る意味を考えなくなりました。
考えているクリーニング屋さんもいもちろんいましたが、それは主にブランド物などファッション性の高い物が中心。

でも、安いからどうでもいいなんて事はないはずなんですよね。

服のお値段の高い安いはお客様の主観に依存します。
数万円もするものを安物だからと言うお客様もいらっしゃいますし、数千円の物でも高かったんだからと言うお客様もいらっしゃいます。


クリーニング屋さんは、値段で物を見るのではなくて、その服をどうして着たいのか?そう言う視点が欠けていたんだと思うんですね。

クリーニングへの不満のアンケートなどを見ると、以外に汚れ落ちの悪さよりも、全体的な商品の変化を不満に挙げる方が多いんです。
これは、自分が思い描いていた服のイメージが壊されているからなんじゃないか、と思うんです。

この服をどう着たいのか?そう言う視点でクリーニングをしようとすると、仕事も当然変わってきます。
家庭での洗濯と競うなんて事もありません。

クリーニングはクリーニング、と別の物になるはずなんですね。

何でカシミヤ製品を着たいのか。


やわらかさや、肌触り、独特のヌメリ感、光沢、これらがカシミヤを着ているって感覚なのです。
ウールのセーターも一緒。
ふわふわ感、肌触り、体へのフィット感、諸々を好んできているんですね。


いくら汚れが落ちていても、これらがなくなってしまえば、お客様はその服を着る理由がなくなってしまうんです・・・。


クリーニングに満足しないのにもきっと理由があると思うんです。
色々な理由があると思いますが、消費者の求めている物はなんだろう?ともう一度よく考えてみる必要はあると思います。

たんに、汚れ落としだけではない、クリーニングの別の価値が見えてくると思います。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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