クリーニングする時についているタグ、どうしてるの?
昨日の夜、仲の良いお客様がご来店くださいました。
お盆休みが近くなってきたので、休みの前にとクリーニングする物の調整に入っているようです。
色々とお話をしていた時に、ふとこんな質問をされました。
クリーニングする時についてくる名前の書いてある紙、あれは洗う時に外しているの?
洗っているのにぐちゃぐちゃになってないけど?
私たちはお客様から品物を預かると、タグをつけます。
どの品物がどのお客様の物か、分かるように、名前をつけるんですね。
それをつけるので、大量にある品物の中から、お客様へお渡しすることが出来ます。
このタグ、紙で出来てるんですよ。
普通に考えれば、紙で出来た物を洗えばぐちゃぐちゃになる・・・・・、そう考えるのが普通です。
でもクリーニングから返って来てもそうはなっていないので不思議に思われたんでしょう。
このタグ、クリーニング用に出来ています。
つまり、水で洗ってもドライクリーニングで洗っても変化がおきないようなもので作られているんですね。
ですから、私達が洗っても、きちんとついているので、お客様にお返しできるんです。
でも、紙は平気でも名前を書いたときに使ったインクはにじまないの?と思うでしょ?
これもね、実はクリーニング専用のペンと言うのがありまして、それで書いています。
ドライクリーニングですと、インクなどは落ちてしまう事があるので、普通のペンでは書くことが出来ません。
ドライクリーニングをしても平気なペンで書けば大丈夫、名前も消えたりしないんですね。
なぞは解けたでしょうか?
洗って帰ってきた後も、ぐしゃぐしゃにならないから、洗う時に外しているの?と言うのは良く分かります。
まさか専用の物があるとは思わないですしね。
以前ここでも話しましたが、ドライクリーニングの特性も関係していると思うんですよ。
ドライクリーニングは原形をとどめたまま洗う事が出来るんです。
どういうことかというと、ティッシュなどをドライクリーニングの機械に入れて洗うと、そのままの形で出てきます。
これが水洗いでしたら、ぐちゃぐちゃになってしまい広げる事すら出来ません。
これがドライクリーニングの特徴なんですね。
そのままの形で洗う事が出来る、だから、紙で出来たタグも影響なく出てくるんです。
やはり専用に出来たタグも、水洗いとドライクリーニングとでは、若干違います。
やはりドライクリーニングのほうが、より新品に近い状態で出てくるので、間違っちゃうんでしょうね。
まだまだクリーニングのためにだけに作られた商品があるかなあ。
気付いたらご紹介していきましょう。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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