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展示会へ行きましょう。

ここ、今日も洗濯日和は、消費者の皆様へ向けて書いています。
今日の内容はクリーニング業者向けに書いています。
ご容赦ください。m(_ _)m


さて、毎年この時期になると、にわかに騒ぎ出すのですが、いよいよ年に一度の大イベント、展示会が行われます。
今年は東京開催、昨年の大阪に比べても大きくなるであろう事は予想されています。


今年は、特に、建築基準法対応の機械が出るという話ですから、関係している業者さん、全員見ておきたいところ。
また、メーカーさんへ、相談などもあるでしょうし、こちらかの要望を伝える場でもあります。


ところがですよ。
不景気なのはどこも一緒、人が集まらないのもどこも一緒で、展示会に人が集まらないんです。
出展しているメーカーさんたちも頭を抱えています。

地方で営業をされている方々は、展示会へ行くだけでお金がかなりかかり、またその間仕事を休まなければならず、おいそれと出掛けることが出来ないのはわかります。
しかし、都市部の、しかも東京で営業をしているのに展示会に行かないというのは何でだろう?と思うんですね。


勉強する来ないのかしら???

昨年、大阪へ行ったとき、何でクリーニング屋さんが展示会に行かないのか、聞いたんです。
その理由に唖然。

知り合いがいないから。

子どもじゃないんだから。(~_~;)


しかも自営業者なんだから。
普段商売をしていて、知り合いだろうが知らない人だろうが、普通に話すでしょ。
商売人にあるまじき考えですね。

変わり映えしないだとか、買うものがないだとか、そういう理由も分かります。
また、メーカーさんのやる気が感じられないという話も聞きます。


でもね、展示会は行ってなんぼなんですよ。
私たちが行かなければ、メーカーさんも力が入らないのは当然だし、ひいてはクリーニング業の衰退へつながりかねない。


いま、 コスト削減により、メーカーさんがクリーニング屋さんへなかなか回ってこなくなりました。
これがどういうことをさしているかというと、私たちが欲しいものや、要望がメーカーさんへ伝わらないので、良い商品が出来にくいという事なんです。


メーカーさんも、私たちの話を聞きたがっています。
年に一度のイベント、金土日とやっていますから、どこか都合をつけて、行ってみてはいかがでしょうか?


どこか変えなきゃ、どこか変わらなきゃいけないのなら、自分たちが動きましょうよ。
クリーニング屋さんはまだまだやる気があるんだぞ、という所を見せて、メーカー、関連業者、クリーニング屋さんが協力して良いものを作り出していければ、未来は明るいんじゃないかと思います。

私も当然、展示会に行きます。
ここを見て、いらっしゃる人で会うことが出来たらうれしいですね。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
集配エリアはこちら。

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クリーニング」カテゴリの記事

コメント

はじめましてです。
展示会にGOですね。

確かに人が集まらない所に市場は生まれませんね。
出展社も莫大な費用をかけて出展するわけですし・・・

そもそもこの全国クリーニング機器展の始まりなのですが。
人から聞いた話です。<前置き>

昔、各メーカーさんが独立して展示会をやっていて、それでは集客効率が悪いから各メーカーさんがクリーニング組合さんに頼んで一か所で展示会ができなものかと持ちかけたのが始まりだと聞いております。

賛否両論がありますがこの展示会の規模=クリーニング屋さんの規模と思っても良いじゃないかと・・・
以前は海外からの見学者も大勢来ていてアジア最大のクリーニング機器展示会でした。私も子供の頃に連れられて<いっぱい外人がいる~>と思いました。
では今現在は如何でしょう?
香港のクリーニング店主に聞いても<日本の展示会はつまらん>と言っていました。
なぜ?
そもそもドライクリーニングの機械が今の世界の基準を満たした物が無いから。だそうです。日本はいわゆるコールドマシンですから・・・あれは何処の国に行ってもあり得ないそうです。

しかし近年、世界のドライクリーニングはパーク溶剤から炭化水素<石油系ドライ溶剤>に転換しているようです。すでにアメリカのカルフォルニア州はパークは×になっていますし。ヨーロッパも次に買い替えるなら炭化水素にとなっているようです。<そもそも石油系溶剤と言っている時点で世界から取り残されている気がしますが・・・>
日本ではコールドマシン+乾燥機でぎりぎり建築基準法をクリアしようとしていますが・・・炭化水素系溶剤<可燃性>で濡れた物を用器<ドライ機>から乾燥機に移す行為が×になりかけているのです。


で・・何が言いたいのか・・・
おそらく、この機械メーカーが撤退をする見極めの時期にきているのでは?
この展示会次第で次回、先々、ドライ機を国産で作ってやっていけるのか?
元気が良い<出展場所が広い>のは仕上げ機メーカーだけ?
国産にこだわらずもっと世界に目を向けて見たら?

私はそんな課題をもって展示会に行きます。

展示会に来られた方は決して損はしません。機械を購入するだけが目的ではなく今後のクリーニング業界を占う情報の収集でもいいんじゃないかと。

では展示会でお会いしましょう。


投稿: ミスターG | 2010年10月29日 (金) 10時44分

ミスターGさん、初めまして。
コメントありがとうございます。


確かに日本は独特なんですよね。
世界から見ると変わっているなあと思います。
世界で一番売れている染み抜き剤は日本ではからっきし駄目ですしね。


世界からは取り残されているのも日本ならではの事情がありますからね。
今後どう展開するのか分かりませんけど、時代の流れに沿うだけでは面白くない。
こうなりたい、こうしたいという意思があって進んでも良いんじゃないかなと思うんです。


ある人にはピンチに見えても違う人が見ればチャンスに映ります。
これも必然です。
外国の機械が入ってきたときにメーカーさんはどうするのか、興味ありますね。

課題を持って展示会へいくってとてもすばらしいと思います。
展示会であえると良いですね。
楽しみにしています。

投稿: boribori | 2010年10月30日 (土) 13時46分

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