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汚れが付いているとなんでいけないのか?

汚れが付いているとなんでいけないのか?
汚れがどんな影響を及ぼすのか?
ちょっと考えて見ます。

汚れと一言で言っても色々ありますよね。

汗の汚れ。
体の脂、皮脂と呼ばれるもの。

外的要因のものもあります。


しょうゆやケチャップ、ソースにマヨネーズ、ペンキやインク、ほこりや排気ガスなども汚れといっていいでしょう。

これらのものが衣類に付くとどういったことが起こるのか?
ちょっと考えて見ましょうね。

汚れの中で一番多いのが、汗や皮脂の汚れだと思います。
体にまとっている服ですから、触れている分だけ、汚れが付きやすくなります。

着用中に、この汚れが付いていて困るのが、雑菌の繁殖によるにおいの発生。

いわゆる、汗臭い、という奴です。


昔は香水で、今は消臭剤でごまかしているんですよね。
でも、大元の汚れが残っていると、雑菌は次々発生してきますので、その都度臭いが出てくることになります。
クリーニング屋さんが洗いましょうと言うのは、この発生源である汗や皮脂を洗い流しましょう、といっているんです。


臭いの発生源だけでなく、汗や皮脂の汚れが付いていると生地が固くなります。
すると、すれるたびに、固いものどうしてこすれますから、表面が毛羽立っていく。
結果、傷みやすくなっていきます。

今度は保管中の話。


保管中に、汗や皮脂の汚れが残っていると、今度は変化を起こし、変色を始めるんです。
いわゆる、黄色くなる、そういったものですね。
襟や袖口などにこの汚れが残っていて、洗わないでしまうと、こういったことが起こりやすくなるんです。

また、これらの汚れのほかに、食べこぼしの汚れなどが付いていると、そこが原因で、虫がよって来て穴があくことがあります。
虫は、ある意味とてもシンプルなので、食べやすいもの、おいしいものの方から食べていくんです。


つまり、やわらかい繊維で出来ていて、味が付いているのも。
言い方を変えると、高級な商品でしみが残っているもの、を好んで食べていきます。

他中は、これらのほかにも、カビが生えやすくなるなどの影響が出ます。


外的要因の汚れの場合、一番は、その汚れが目立ってしまい、見た目が悪いことでしょうか。
シミは傾向的に。ついてから時間がたつと落としにくくなります。


どんなにいいブランドの服を着ていたきれいな女性が歩いていても、かっこいい男性が歩いていても、目立つところにシミがあれば、幻滅するじゃないですか?

服はやはりファッションですから、どう見られているか?もとても重要だと思うんです。


外的要因の中で最近気になってきているのが、埃や排気ガス。
これらは、細かいものですから、ぱっと見て影響がなさそうなんですが、全体的に色がくすんで見えてしまいます。
外から帰ってきて、ブラッシングをするだけで、劇的に効果が上がるので、ぜひブラッシングはまめにやってあげてください。


男性よりも女性が着ている服のほうが影響ありそうですよね。
きれいな発色のコートなどは、色が悪いと着ていくのも嫌になるでしょうし。


以上、思いつくままに書いてみましたが、やはり汚れが付いていていいことはありません。

見た目のため、悪臭を出さないため、次のシーズンもきれいに着るため、汚れを落とすということはとても重要なんです。

一つ注意して欲しいのが、汚れ具合とクリーニングのバランス。
いま、これが極端すぎる気がします。

とても大事なのは分かりますが、定期的に着ていくものを一度着ただけでクリーニングするとか、また逆に一年以上一度も洗わないでいるとか。
なんかね、このバランスが良くないなあと思うことがしばしばあります。

そこそこ着用し、定期的にクリーニング、これが一番だと思います。


一伸ドライクリーニング店 
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