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紙一枚で。

当店のクリーニングには、これを優先!と言うような事があるんです。


それは、衣類のためになること。

これが最優先なんですよね。
数年前から、セーター類に紙を一枚入れるようにしています。
それまではそのまま畳んでお返ししていました。


何で紙を入れるようになったのか?
それは、畳んだときに、紙一枚あるだけで崩れなくて済むようになるからなんです。
丁寧に扱っていても、保管をしていても、どうしても崩れがちなんですよね。
柔らかいセーターになればなるほど、それは顕著に現れます。
いい素材の証明なんですが、やはりせっかく綺麗にしてアイロンかけているんだから、次着るときまではそのままの状態を維持してもらいたい。
そこで、紙の登場といったわけです。

その紙もね、厚い紙ではなく、ぺらんとした本当に薄い紙。
これで十分なんですよね。

昔、友人の一人と紙のことで言い合いになったことがありましてね。
高級クリーニングを謳うなら紙くらい入れろ、と。
どうして紙を入れなければいけないの?と言うと、見た目の問題だ、と言うんですよ。


その瞬間、即、却下。


見た感じ高級そうだからと言う理由ではうちでは採用されません。


その服にとって必要な重要か、そこが一番大事なんですよね。
その言いあいから数年後、うちの中でプチ会議が開かれ、崩れてしまうのを防ぐために採用となりました。
きちんとした理由があるなら、採用するのに躊躇しないんです。

外見、見た目にこだわるのも必要なのかもしれません。
そっちの方が主流なんでしょうね。
でも、クリーニングを真剣に考えたとき、何のためにやっているのか考えたとき、答えは意外なほどシンプルになるんです。

服のため、それ以外ないんですよ。


だからうちの包装紙には色気も何もありません。
印刷されていたとしても既成のもの、自社のロゴなど入っていません。
畳み物などは無地です。
透明性の高い物を使うわけでもないし。


そこにお金をかけるのなら、もっと別の所にお金をかけよう、となるんですね。

いまだに試行錯誤しています。
もしかすると、紙もそのうち変わるかもしれません。
今はこれが一番いいと思ってやっていますが、いいものが出てきたり新しい方法を考え付いたら別のものに変わるでしょう。
入れることをやめることもありえます。

全ては衣類のために。
うちの力の入れどころ、ですね。

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
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工藤隆史
TEL 042-362-6470
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